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第4章 小話
歌姫の旅①
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セナがドラニスタに到着した頃、リネア王国の王都リストニアでは…。
「すまぬが我が息子が病になり養生のため王妃は行けなくなった」
「ごめんなさいね?アリアちゃん」
リネア王国の王城内、謁見の間で王と王妃が玉座に座りながら下段にいるアリアへと謝罪した。
「いえ、ラルド王子のほうがずっと大切ですから…大事になさってください」
二人の言葉を聞き、アリアは膝をついたまま心配そうな顔で答えた。
「では、ゲオルグ王よ?此度の帝国までの旅はなしということかな?」
腕を組み偉そうにふんぞり返りながらリネア王国最高司祭のイースが言った。
「いや、先方がすでに歓迎の準備を始めてるそうでな…すまんがアリアだけでも行ってもらいたい」
「あ゛ぁ?それではアリアを敵陣に放り込むようなものじゃろうがっ!」
ゲオルグの言葉を聞き、イースがみるみる顔を赤くし、額から光沢あふれる頭皮にかけていくつもの血管を浮かび上がらせ激高しながら言った。
「国からも兵をだすゆえ、頼めぬか?アリア」
「はい…わかりました」
ゲオルグがアリアに申し訳なさそうにいうと、アリアは決心を固めたように答えた。
「くっ!アリアの人の好さにつけ込みよって!ならば儂みずからついていって…」
「爺!それはならん!」
「なぜじゃ?小僧…よもや…寝返ったわけではないだろうな?…」
イースがアリアについていくと言い切る前に、ゲオルグが強い口調で止めに入り、それをきいたイースが神官らしからぬ気迫と殺気を放ちながらゲオルグに尋ねた。
「ぬかせ!下手に向こうを刺激してはかえって危険だといっておるのだ!」
「ならばどうしろというのじゃ!」
いわれたゲオルグが心外とばかりに興奮しながらいった。
「冒険者に護衛の指名依頼を余の名義でだしてあるわ!」
「冒険者風情が!大事な大事な我が孫をまもりきれるというのかっ!?」
ゲオルグの答えにイースはいまだ納得せず怒鳴り返した
「イース様?我が国より兵もだしますし、神官騎士もお出に出すのでしょう?」
「当然じゃ!」
「今回、陛下が指名した冒険者はこの王都の冒険者ギルドの2枚看板の1人、あとはアリアちゃんのことを考えて顔なじみの冒険者パーティーに指名をだしましたの」
「2枚看板の一人?アリアの顔なじみじゃと?」
アレストラ王妃の問いに当然のようにイースが答えると、アレストラはゲオルグの指名相手を伝えた。
「あぁ、この王都にいるセナ殿以外のもう一人のS級冒険者…カインと女性B級パーティーのエリス、コニー、マインだ」
「え?エリス達がついてきてくれるんですか?」
「うむ、先ほどギルドから4人が臨時パーティーを組み、依頼を受けたと連絡がきた」
ゲオルグの言葉にアリアが驚きの声をあげた。
「それにラルドが良くなったら私も行くので安心して頂戴?」
「あ、いえ…ラルド王子にご無理をさせぬよう、御身を第一にお願いいたします」
「ありがとう。アリアちゃん」
アレストラの言葉にアリアが顔を横に振りいうと、アレストラは柔らかな笑顔をうかべ礼をした。
「では、出発は予定通りなのか?」
「うむ。予定通り3日後の朝だ。門にわが軍の騎士と冒険者がいる予定だ」
「あいわかった。では我らは準備があるでのぅ。これで失礼するぞ?」
「あ!アレストラ王妃様?」
イースが出発日時に変更がないことを確認し謁見の間を後にしようとしたところ、アリアが言いずらそうにアレストラへと声をかけた。
「なにかしら?」
「あの、もしよろしければラルド王子のお見舞いをさせていただけませんか?」
「まぁ!もちろんよ!さぁこちらへ!」
アリアの申し出に、本来、関係者以外はいれない王家の私室へと、アレストラは何の迷いもなく嬉しそうにアリアを連れて行った。
「おい?本当に大丈夫か?」
「…色々、密偵に調べさせておるが…帝国の現皇帝レオ殿がいまだ公の場に現れず、宰相のアドルフが実際の指揮にあたっているそうだ…」
「きな臭いのぉ…」
「イース殿…すまんな…」
謁見の間にはゲオルグとイースそれと宰相のエルリック以外おらず、二人はなにやら話始めた。
「表立って事を荒らげることはないと思うが…裏でなにをされるかわからん…ゆえに隠密もつける故、ゆるしてくれ」
「敵の姿がみえればよし、最悪アリアが無事で帰ってくれば問題はないわ」
ゲオルグの謝罪にイースが難しい顔をし答えた。
一方、アレストラとアリアは、4歳になったばかりのラルド王子が眠る私室へときた。
「王妃様」
部屋の前にいた騎士2名がアレストラをみて敬礼をした。
「ご苦労様、変わりはないかしら?」
「はっ!先ほど診察を終えたところでございます」
アレストラの言葉に騎士が報告をし小さくノックを2度したあとドアをあけてアレストラとアリアを室内へと促した。
「ありがとう」
「王妃様。さきほどラルド様はお眠りになられましたが…少々寝苦しいのか…このような状態が続いております」
騎士に礼をいい入室したアレストラにラルド付きのメイドが一礼し現状を伝えた。
「そう…」
メイドの話を聞き、ラルドの眠るベッドに近寄りメイドが用意した椅子へ座り、優しく頭をなでた。
「あぁ…アリアちゃんごめんなさい?どうぞ?」
「いえ…失礼します」
いつくしむような目でラルドをみて髪をなでたりしていたアレストラがアリアを視界の端に収め思い出したかのように声をかけた。
「アリアちゃん?」
「~♪」
ラルドの手を取り自身の額にあてがい祈るようにアリアが歌い始めた。
「…すぅ~すぅ~」
アリアが歌うと水色の光がアリアの額から広がりラルドを優しく包み込むと息苦しそうに寝ずらくなっていたラルドが穏やかな寝息を立て始めた。
「気休めですが…少しでも早く良くなるようお祈り申し上げます」
アリアがラルドの様子を見てアレストラにいった
「アリアちゃん…ありがとう…」
「えっ!?」
「旅の無事をお祈りするわ」
「ありがとうございます」
アリアの言葉を聞きアレストラが急にアリアを抱きしめ驚くアリアに優しい言葉をかけるとアリアも笑顔で礼を言った。
その後、謁見の間に戻ったアリアはイースとともに城を後にした。
「ゲオルグの話ではこのあと依頼をうけた冒険者が教会へ顔をだすそうじゃ」
「え?エリスさん達がくるの?」
イースの言葉をきき、アリアはうれしそうな顔をした。
「すまぬが我が息子が病になり養生のため王妃は行けなくなった」
「ごめんなさいね?アリアちゃん」
リネア王国の王城内、謁見の間で王と王妃が玉座に座りながら下段にいるアリアへと謝罪した。
「いえ、ラルド王子のほうがずっと大切ですから…大事になさってください」
二人の言葉を聞き、アリアは膝をついたまま心配そうな顔で答えた。
「では、ゲオルグ王よ?此度の帝国までの旅はなしということかな?」
腕を組み偉そうにふんぞり返りながらリネア王国最高司祭のイースが言った。
「いや、先方がすでに歓迎の準備を始めてるそうでな…すまんがアリアだけでも行ってもらいたい」
「あ゛ぁ?それではアリアを敵陣に放り込むようなものじゃろうがっ!」
ゲオルグの言葉を聞き、イースがみるみる顔を赤くし、額から光沢あふれる頭皮にかけていくつもの血管を浮かび上がらせ激高しながら言った。
「国からも兵をだすゆえ、頼めぬか?アリア」
「はい…わかりました」
ゲオルグがアリアに申し訳なさそうにいうと、アリアは決心を固めたように答えた。
「くっ!アリアの人の好さにつけ込みよって!ならば儂みずからついていって…」
「爺!それはならん!」
「なぜじゃ?小僧…よもや…寝返ったわけではないだろうな?…」
イースがアリアについていくと言い切る前に、ゲオルグが強い口調で止めに入り、それをきいたイースが神官らしからぬ気迫と殺気を放ちながらゲオルグに尋ねた。
「ぬかせ!下手に向こうを刺激してはかえって危険だといっておるのだ!」
「ならばどうしろというのじゃ!」
いわれたゲオルグが心外とばかりに興奮しながらいった。
「冒険者に護衛の指名依頼を余の名義でだしてあるわ!」
「冒険者風情が!大事な大事な我が孫をまもりきれるというのかっ!?」
ゲオルグの答えにイースはいまだ納得せず怒鳴り返した
「イース様?我が国より兵もだしますし、神官騎士もお出に出すのでしょう?」
「当然じゃ!」
「今回、陛下が指名した冒険者はこの王都の冒険者ギルドの2枚看板の1人、あとはアリアちゃんのことを考えて顔なじみの冒険者パーティーに指名をだしましたの」
「2枚看板の一人?アリアの顔なじみじゃと?」
アレストラ王妃の問いに当然のようにイースが答えると、アレストラはゲオルグの指名相手を伝えた。
「あぁ、この王都にいるセナ殿以外のもう一人のS級冒険者…カインと女性B級パーティーのエリス、コニー、マインだ」
「え?エリス達がついてきてくれるんですか?」
「うむ、先ほどギルドから4人が臨時パーティーを組み、依頼を受けたと連絡がきた」
ゲオルグの言葉にアリアが驚きの声をあげた。
「それにラルドが良くなったら私も行くので安心して頂戴?」
「あ、いえ…ラルド王子にご無理をさせぬよう、御身を第一にお願いいたします」
「ありがとう。アリアちゃん」
アレストラの言葉にアリアが顔を横に振りいうと、アレストラは柔らかな笑顔をうかべ礼をした。
「では、出発は予定通りなのか?」
「うむ。予定通り3日後の朝だ。門にわが軍の騎士と冒険者がいる予定だ」
「あいわかった。では我らは準備があるでのぅ。これで失礼するぞ?」
「あ!アレストラ王妃様?」
イースが出発日時に変更がないことを確認し謁見の間を後にしようとしたところ、アリアが言いずらそうにアレストラへと声をかけた。
「なにかしら?」
「あの、もしよろしければラルド王子のお見舞いをさせていただけませんか?」
「まぁ!もちろんよ!さぁこちらへ!」
アリアの申し出に、本来、関係者以外はいれない王家の私室へと、アレストラは何の迷いもなく嬉しそうにアリアを連れて行った。
「おい?本当に大丈夫か?」
「…色々、密偵に調べさせておるが…帝国の現皇帝レオ殿がいまだ公の場に現れず、宰相のアドルフが実際の指揮にあたっているそうだ…」
「きな臭いのぉ…」
「イース殿…すまんな…」
謁見の間にはゲオルグとイースそれと宰相のエルリック以外おらず、二人はなにやら話始めた。
「表立って事を荒らげることはないと思うが…裏でなにをされるかわからん…ゆえに隠密もつける故、ゆるしてくれ」
「敵の姿がみえればよし、最悪アリアが無事で帰ってくれば問題はないわ」
ゲオルグの謝罪にイースが難しい顔をし答えた。
一方、アレストラとアリアは、4歳になったばかりのラルド王子が眠る私室へときた。
「王妃様」
部屋の前にいた騎士2名がアレストラをみて敬礼をした。
「ご苦労様、変わりはないかしら?」
「はっ!先ほど診察を終えたところでございます」
アレストラの言葉に騎士が報告をし小さくノックを2度したあとドアをあけてアレストラとアリアを室内へと促した。
「ありがとう」
「王妃様。さきほどラルド様はお眠りになられましたが…少々寝苦しいのか…このような状態が続いております」
騎士に礼をいい入室したアレストラにラルド付きのメイドが一礼し現状を伝えた。
「そう…」
メイドの話を聞き、ラルドの眠るベッドに近寄りメイドが用意した椅子へ座り、優しく頭をなでた。
「あぁ…アリアちゃんごめんなさい?どうぞ?」
「いえ…失礼します」
いつくしむような目でラルドをみて髪をなでたりしていたアレストラがアリアを視界の端に収め思い出したかのように声をかけた。
「アリアちゃん?」
「~♪」
ラルドの手を取り自身の額にあてがい祈るようにアリアが歌い始めた。
「…すぅ~すぅ~」
アリアが歌うと水色の光がアリアの額から広がりラルドを優しく包み込むと息苦しそうに寝ずらくなっていたラルドが穏やかな寝息を立て始めた。
「気休めですが…少しでも早く良くなるようお祈り申し上げます」
アリアがラルドの様子を見てアレストラにいった
「アリアちゃん…ありがとう…」
「えっ!?」
「旅の無事をお祈りするわ」
「ありがとうございます」
アリアの言葉を聞きアレストラが急にアリアを抱きしめ驚くアリアに優しい言葉をかけるとアリアも笑顔で礼を言った。
その後、謁見の間に戻ったアリアはイースとともに城を後にした。
「ゲオルグの話ではこのあと依頼をうけた冒険者が教会へ顔をだすそうじゃ」
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イースの言葉をきき、アリアはうれしそうな顔をした。
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