僕のスライムは世界最強~捕食チートで超成長しちゃいます~

空 水城

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第5章 遠征試験編

第九十五話 「待ち伏せ」

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 試験開始からおよそ一時間半。
 私とリンドはスコーピオン地帯を抜け、波打つ砂地を探索していた。
 山なりになった砂場を上ったり下ったり。足腰に掛かる負担と暑さのせいで、私の体力はみるみる奪われていく。
 エリアが広大なため、他の参加者とはまだ出くわしていないが、皆も同じように消耗しているだろう。
 それでも私は根気強く、アイテムの採取を続けた。
 
 「ほら、またあったよ。砂地に咲く花」
 
 額に汗を滲ませながら、取った花をリンドに見せる。
 彼は相変わらず、実に興味がなさそうな表情で、「そうか」と短く答えた。
 これで入手したアイテムは八つ。
 スコーピオンの魔石四つと、綺麗な花四つ。
 いったいこれでどれくらいの試験ポイントになるのか見当もつかないけど、二人で割ってもそれなりのポイントにはなると思う。
 いや、なってくれるはずだ。なってくれるといいな。
 段々自信がなくなってきた私は、不安を抱えながらもバッグに花を仕舞った。
 その様子を見ていたリンドが、不意に自分の右手の甲を示しながら私に問う。
 
 「お前、これ以外にも変な力持ってんじゃねえだろうな?」
 
 「えっ? 持ってないよ?」
 
 突然何を言い出すのか?
 そう疑問に思いながら否定した後で、『あぁ』と納得する。
 いくらなんでもアイテムが見つかり過ぎじゃないのか? リンドはそう言いたいようだった。
 まあ確かに、スコーピオン地帯を抜けてからまだ十分弱しか経っていない。
 それなのにもうすでに四つもアイテムを見つけて、さすがに運が良すぎるのではないのか。
 基本的にエリア探索では、私が先頭になって歩いている。
 その後ろをロック、リンド、グレムという順番で歩いているのだが。
 行く先々で花が見つかれば、私に何らかの力があると疑うに決まっているか。
 ただでさえ『テイム』という怪しげな力を持っているのだから。
 しかし私は、リンドにかぶりを振ってみせた。 
 
 「結構色んなエリアを見てきたから、なんとなくわかるの。どこに何があるかとか、どんなモンスターがいるかとか」
 
 なので言うなれば、ただの”勘”だ。
 経験上、モンスターの居場所やアイテムの採取場所、エリアの構造なんかもある程度予想がつく。
 それに従って歩いていたら、たまたまアイテムが見つかっただけのことだ。
 そう伝えると、リンドは呆れた顔で呟いた。
 
 「……とんだ野性児じゃねえか」
 
 「女の子に対して、それは失礼」
 
 ジト目を向けながら立ち上がると、なおもリンドは呆れた表情でこちらを見ていた。
 ただの勘なのだから仕方あるまい。
 それにこの勘のおかげでアイテムがたくさん取れているのだから、野性児呼ばわりされるいわれはない。
 などの不満を胸に仕舞い、私はリンドに対するジト目を解いた。
 やがて彼は提案してくる。
 
 「そろそろポイントの換算に行くか」
 
 「うん、そうだね」
 
 私としては少し気が早いかもと思ったが、とりあえず頷いておいた。
 喉も乾いたし。
 スタート地点には、参加者のために用意された食糧と飲み水がある。
 今から戻ればお昼前後に到着できると思うので、混むことを考えたら今がちょうどいいわけだ。
 ということで私たちはスタート地点に向かい始めた。
 
 帰る間も私は神経を尖らせて、アイテム探しを続ける。
 砂地に咲く花、他と違って妙に光る岩の欠片、砂塵の竜巻に乗って入手困難になったちょいレア鉱石。
 私の勢いはとどまるところを知らず、ひょいひょいとアイテムを手に入れる姿を見て、リンドは呆然としていた。
 試験官は野生モンスターを討伐した方が効率がいいと言っていたが、このペースでアイテムを採取できれば同等の効率を叩き出せるだろう。
 私にはこっちの方が合っているのかもしれない。
 なんてやっているうちに、気づけばスタート地点付近まで戻ってきていた。
 あと少しで見えてくるだろう、というところで、不意に私たちに声が掛けられる。
 
 「ちょっと待ちな」
 
 「……?」
 
 辺りを見回すと、近くにあった岩の陰から、一人の青年が歩み出てきた。
 続いて彼の後ろから、三人の仲間と各々の従魔が姿を現す。
 思わず私は、軽く目を見開いた。
 どうも仲良くしようという人たちではない。
 となると、待ち伏せ?
 いったい何の目的でそんなことを?
 四人のテイマーと四匹の従魔が立ち塞がる光景は、さすがに身構えざるを得ないものだった。
 しかしリンドは、呼び止められたのにもかかわらず、まるで立ち止まる様子を見せなかった。
 なので私とロック、従魔のグレムもそのまま彼の後へとついて行く。
 青年たちの存在に気が付いていないようなリンドに、不気味な笑みを浮かべていた彼らも、さすがに怒りを露わにした。
 
 「お、おい! 待てっつってんだろうが!」
 
 横を通り過ぎる寸前で、青年がリンドの肩を掴む。
 ぎゅっと強く握ると、間近からリンドのことを睨みつけた。
 
 「耳に砂でも詰まってんじゃねえのか、このクソ金髪が……」
 
 そう言いかけた青年が、突然、目を見張って喉を詰まらせた。
 同時に彼の後ろにいる仲間たちも、何かを畏怖するように硬直している。
 ぴりぴりとした空気を感じる中で、不意に青年に掴まれたリンドの声が、重々しく零れた。
 
 「……あっ?」
 
 瞬間、後ろにいる私の方まで、刺すような殺気が流れてくる。
 青年たちは思わず飛び退り、リンドと私から距離をとった。
 今のは、リンドが彼らに対して向けた殺気……なのかな?
 そう不思議に思っていると、不意にリンドが「おっ?」と声を漏らす。
 まるで今、ようやく青年たちの存在に気が付いたようだった。
 彼は青年たちを嘲笑いながら言う。
 
 「なんだよてめえら、昨日の夜騒いでた連中じゃねえか」
 
 「えっ?」
 
 今度は私が、思わず声を上げた。
 突然現れた青年たちは、いったいどこの誰なんだろうとは思っていたけど。
 まさか昨日、男性キャンプで騒ぎを起こした人たちだったとは。
 彼らはリンドのこと……加えて彼の後ろにいるグランドゴーレムを警戒するように身構えている。
 するとリンドは、まるですべてわかっているような口調で問い始めた。
 
 「なんか用か? まさか『一緒に試験頑張りましょうね』、なんて風に激励の言葉を掛けに来たわけじゃねえだろ?」
 
 唐突な展開にさらされても、リンドはすこぶる落ち着いた様子だった。
 私はまだ若干混乱しているというのに。
 そして次第に落ち着きを取り戻していった青年は、初めと同じく余裕を持った様子で答えた。
 
 「あぁ違えよ。一緒に頑張るなんて言わねえ。試験を頑張るのはお前たちだけだ」
 
 「……?」
 
 ……おやおや。
 なんかどこかで見たような展開になりそうな。
 傍らでやり取りを見つめる私は、密かに懸念を抱く。
 するとその不安通り、青年の口からとんでもない台詞が流れてきた。
 
 「取ってきたアイテムを全部寄こしな。じゃねえと痛え目に遭わせるぜ」
 
 「……」
 
 ……うわ出たー。
 呆れた表情と共に、口も半開きになってしまう。
 アイテムを持ち帰り、それをポイントに換算するという試験上、絶対にこういう奴らが現れるとは思っていたけど。
 まさか、それが私たちの前に現れるとは。
 いや、正確に言うなら、奴らの前に私たちが現れたのか。
 ポイントの換算は試験のスタート地点で行うと試験官は言っていた。
 となると必然的に、帰還する参加者たちはこの道を通ることになる。
 そこで待ち伏せをして、アイテムを抱えた獲物たちを狩れば、わざわざエリアに出向くことなく試験をクリアできるというわけだ。
 参加者たちは野生モンスターと戦って疲弊しているはずだし、無闇に探索するより安全で確実な方法とまで言える。
 実行に移す気はまるで起きないけど。
 変わらず呆れた様子で青年たちを眺めていると、不意にリンドの声が、ため息まじりに発せられた。
 
 「だせぇな」
 
 「あっ?」
 
 「もう少し気の利いた台詞だったら、アイテムをくれてやったかもしれねえっつってんだよブサイクども」
 
 『あぁ!?』
 
 憤慨する青年たちをよそに、私は呆れた視線をリンドの背中に向ける。
 ……そんなつもりないくせに。
 リンドは気の利いた台詞一つで、アイテムをほいほい渡すような少年じゃない。
 短い付き合いながらもそれは充分にわかっている。
 そして、こういう奴らが心底許せないような人ということも。
 表には出ない怒りをリンドの背中から感じて、続く彼の言葉に耳を傾けた。
 
 「別にこの方法に文句を言うつもりはねえよ。試験官はただ、エリアからアイテムを持ち帰ってこいと言っただけだしな。エリア内で参加者同士が戦おうが、アイテムを奪い合おうが『なんでもあり』ってことだ。むしろここで他の参加者たちを待って、アイテムを奪取する方が利口だとは思うぜ。だがな……」
 
 「……?」
 
 「利口なだけじゃ冒険者は務まらねえ。ましてやそれで群れることしかできねえビビりどもは、早急にこの試験から下りることをおすすめするぜ」
 
 「……てめぇ」
 
 やけに挑発するように喋るリンド。
 いや、これはもう完全に挑発しているのか。
 それに乗せられた青年は、歯噛みしながら返し始める。
 
 「俺らが目指してんのは、そんなちんけな『冒険者』なんかじゃねえ。実力さえ認められれば、別になんだって構わねえんだ。スタンスを大事にして真面目に試験ごっこをやりてえんだったら、てめえらで勝手にやってろ」
 
 なんだか意味ありげな返しに、私は人知れず首を傾げる。
 この人たちは、冒険者になりたくて試験を受けに来たのではないのだろうか?
 恐喝をしてまでポイントを稼ぎたがっているところを見ると、目的は冒険者になることなんだろうけど。
 疑問符を浮かべてぽか~んとしていると、リンドが何かを察したように鼻で笑った。
 次いで盛大なため息を吐いて、見下した表情で返す。
 
 「だから”だせぇ”っつってんだよ」
 
 「あっ?」
 
 「冒険者試験一つもまともにクリアできねえてめえらが、目指してるものっつーのも程度が知れるな」
 
 「――ッ!」
 
 瞬間、怒りに顔を歪めた青年が、右手を前に突きだした。
 リンドを指し示し、己の従魔に命じる。
 
 「グルトングール、【立腹屍鬼マッドアンデッド】!」
 
 彼の後方にいたアンデッド種のモンスターが、凄まじい速度で走り出してきた。
 動く屍と呼ばれるグール。
 腐った肉体と驚異的な身体能力が特徴の、戦闘向きの従魔だ。
 おそらく身体強化スキルを使っただろう屍鬼が、恐ろしく迫る景色を眺めて、リンドは冷静に右手を掲げた。
 
 「グレム、【アースショット】」
 
 「ゴオォォォ」
 
 リンドの動きを真似るように右手を持ち上げたグランドゴーレムは、手を開き、そこから岩弾を射出した。
 数にして八発。
 巨大な岩が数多く飛来する光景に、さすがのグールも足を止めた。
 身体強化スキルのおかげか、紙一重ですべてを躱すと、怯えるように飛び退る。
 その姿を見て、リンドはこれまた興味なさそうに「ほぉ」と感心した。
 そんな場合でもないだろうに。
 こうなってしまっては、もう戦わざるを得ない。
 今すぐスタート地点に逃げ込むという選択肢も、まあないわけではないけど、グランドゴーレムの素早さとかを考えると現実的ではないかな。
 それにリンドが、そんな選択肢を良しとはしないだろう。
 はぁ、仕方ないか。
 そう思いながら戦いに参加しようとすると、リンドが正面を見据えながら私に言った。
 
 「ガキ、お前は後ろに引っ込んでろ」
 
 「えっ? で、でも……」
 
 「これは俺が買った喧嘩だ。我儘言わずに大人しくしてな」
 
 どうやら私を、戦いには参加させたくないようだった。
 それに心なしか、わざと喧嘩を買ったような。
 もしかして、初めからこうなることがわかっていたのかな。
 リンドに怪訝な視線を送りながら、私は返す。
 
 「我儘を言ってるのはそっち。というか、喧嘩は”買った”のでなく”売った”のでは?」
 
 「いいから黙って見てろっつーの」
 
 可愛らしくない私の返答に、リンドは呆れた様子でぼやく。
 仕方なく私は、ロックを引き連れて後ろに下がった。
 手伝いたいのは山々なれど、私には戦う力がない。
 それにまだロックと一緒に戦うのに慣れていないので、無理に参加したら二人ともやられてしまう。
 私たちはまだ、足手まといだ。
 しかし四対一、従魔も合わせれば八対二という絶望的な状況なので、当然心配の念が尽きることはない。
 いくらあの二人でも、さすがに辛いのでは?
 そう不安がる一方で私は、いったいどんな戦いを見せてくれるというのか、密かに期待を抱いていた。
 あの少年とゴーレムなら、きっとやってくれる。
 ゴーレムテイマーこと、喧嘩の商売上手リンドの戦いが、始まろうとしていた。
 
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