118 / 221
動き出す時
前世の世界
「……前世、ですか?」
ヴァイナモは怪訝そうに眉を顰めた。まあだろうね。いきなり前世とか言われてもわかんないよな。俺も『コイツ電波か?』って疑ってしまうと思う。
ヴァイナモは顎に手を添えて沈思黙考する。……少なくとも直ぐに鼻で笑われるほど、前世云々の話を馬鹿らしく思ってる訳ではないんだな。ちょっと安心。
ヴァイナモは長い思考の末、フルフルと首を横に振った。
「……わかりません。俺には前世の記憶と言うものがないので、あるともないとも言えませんから……その場や人によると思います。冗談をよく言う人だったり、明らかに嘘をついているようならば信じません」
「……なら私がここで、『私には前世の記憶がある』と言ったら、ヴァイナモは信じますか?」
「……正直、信じられないと思ってしまうでしょう。……ですが、エルネスティ様がそう仰るのであれば俺はそれを信じたいと思います」
ヴァイナモの透き通った翡翠が俺の目を捕らえた。俺はその迫力に押されて思わず唾を飲み込む。前世なんて荒唐無稽な話をしてるのに、ヴァイナモはいつになく真剣だ。俺はその態度に一抹の安心を感じ、少し強ばった肩の力を抜いた。
「……ありがとうございます。なら単刀直入に言いましょう。私には前世の記憶が……それも、異世界で生きた記憶があります」
「……いせかい?」
ヴァイナモは首を傾けた。当たり前だ。この世界には『異世界』なんて概念自体が存在しない。この世界とは別の世界があって、そこではこの世界では有り得ないような自然原理で動いている、なんて妄想もない。だから聞き覚えのない言葉だろう。
……焦って話を進めると、ヴァイナモがついて来れなくなるな。落ち着いて、ヴァイナモの様子をよく見て、ちゃんと理解してもらえるように頑張ろう。どうせ前世の話をするなら、理解してもらいたい。
俺は頭の中で言うことをまとめて、ゆっくりと確実に伝わるように説明した。
「はい。『異なる世界』と書いて『異世界』。前世の世界では、今いる世界とは別の世界線のことをそのように表現していました」
「……そんなもの、本当に存在するのでしようか」
「そうですね。前世でも、実際に異世界があるかなんてわかるはずもないので、空想の中だけの話でした。私もそんなもの、夢物語だと思っていたのですが……実際に身をもって体験してしまったので、信じるしかありません」
俺が困ったように笑うと、ヴァイナモは悲しそうに眉を下げた。……なんでヴァイナモの方が辛そうな表情をしてるのかな?俺なんて前世の記憶を取り戻して初めに考えたことなんて、『母親説得して自由を手に入れよう!』だったのに。俺ってどんだけ楽観的だったんだよ。
「……そんな辛そうな顔をしないでください。前世の世界では作り話として、異世界に転生する物語はよくあったので、前世の記憶を思い出した時、私はそこまで混乱しませんでした。逆に意気揚々と母上を脅……コホン、説得して魔法陣研究をすることを考えていたくらいです」
「……と言うことはもしかして、3年ほど前にエルネスティ様が高熱を出されて寝込まれた時に仰っていた、『世界を冒涜するような、とっても恐ろしいこと』と言うのは……」
「はい。その時に前世の記憶を思い出しました」
俺が頷くと、ヴァイナモは合点がいったように「なるほど」と呟いた。まああの日を境に俺の性格は急変したからね。ずっと気になってたんだろうな。
ヴァイナモは何か考え込む素振りを見せた後、ハッとなって顔を上げた。
「……その、もしかして『冷蔵庫』と言う魔導具はその前世の世界のもので……?」
「はい。前世には『魔法』と言う概念が存在しなかったので、正確には魔導具ではないのですが」
「……えっ?魔法がない……?」
ヴァイナモは衝撃を受けたように固まったので、俺は前世の世界では魔法は空想上のもので、現実では『科学』と言う分野が発展していたことを話した。もちろん、冷蔵庫は『家電』と呼ばれる電気によって動く機械だ、と言うことも。
ヴァイナモは理解が追いつかないようで、頭の上にクエスチョンマークをいっぱい飛ばしていた。魔法がない世界なんて、やっぱり想像出来ないか。理想を作り出すことは簡単だけど、現実を根底から覆すことは難しいよね。
案の定ヴァイナモは難しい表情を崩さなかった。俺の語彙力じゃこれ以上簡単に言うことなんて出来ないんだけど……。
「……えっと、ひとまずエルネスティ様の前世の世界には魔法がなくて、魔法の代わりとなり得る学問が発展していた、と言うことで納得しておきます」
「それで構いません。これから話す内容ではそこまで深く理解してなくても問題はないかと。『そんなものなんだ』って軽い気持ちでいてください」
この世界とは別原理で動いている世界を説明するのって、めちゃくちゃ難しいな。まあ今はそんなに重要じゃないから、ざっくり解釈してたら大丈夫かな?わからなかったらその都度説明すればいいし。
「……さて、そろそろ本題に入りましょうか。私が見ていた夢。それは正に私の前世に大きく関わることだったのです」
「……前世のエルネスティ様に、ですか」
「はい。便宜上、前世の私については『俺』と表現しますね。俺は一般家庭の長男でした。色々複雑な事情から俺には父親がおらず、母親が女手1つで俺と、歳の離れた弟妹たちを育てていました。経済的に豊かではなかったので俺は専門分野への進学を諦め、普通の社会人としてバリバリ働いて家族を養っていました。家庭事情は普通ではなかったのですが、俺自身は至って普通の一般男性でしたね」
前世の俺について簡潔に説明していると、ヴァイナモが複雑そうな表情を見せた。ん?どうした?
「……いえ、エルネスティ様が『俺』と仰るのに慣れなくて、その、凄く……違和感があります」
「そうですか?私は結構馴染みますよ。脳内ではいつも『俺』でしたし」
俺はクスクスと笑った。俺にとっては『久しぶり』な感覚でも、ヴァイナモにとっては『はじめまして』だもんね。一人称『私』の敬語を使う俺に慣れてたら、違和感しかないか。
「……さて、話を戻しますね。俺は至って普通の人間でしたが、家庭事情が複雑なので一時期少しひねくれてました。丁度私ぐらいの、学生の時です。反抗期とも言えるでしょうか。母親にではなく、社会に反抗してたようなものですが」
「えっ?エルネスティ様が反抗期?」
ヴァイナモは想像つかないと間抜けな顔で固まった。まあ今世の俺は反抗期の『は』の字も……いや、第二皇妃に対してはめちゃくちゃ反抗期か。でもあんなモラハラ教育受けてたら仕方ないよね。うん。
「はい。まあ色々と社会の恨み言とか垂れ流していた時期がありまして。その時期に出会った、俺にとって忘れなれない少女が、今回の夢に出てきました」
「忘れられない、少女?」
ヴァイナモの反芻に俺はゆっくり頷いた。ヴァイナモに対してあの子のことを話すのはちょっと躊躇するけど、言うって決めたからね。誤解されないよう、十分注意して伝えよう。
「……俺の、初恋の人です」
ヴァイナモは怪訝そうに眉を顰めた。まあだろうね。いきなり前世とか言われてもわかんないよな。俺も『コイツ電波か?』って疑ってしまうと思う。
ヴァイナモは顎に手を添えて沈思黙考する。……少なくとも直ぐに鼻で笑われるほど、前世云々の話を馬鹿らしく思ってる訳ではないんだな。ちょっと安心。
ヴァイナモは長い思考の末、フルフルと首を横に振った。
「……わかりません。俺には前世の記憶と言うものがないので、あるともないとも言えませんから……その場や人によると思います。冗談をよく言う人だったり、明らかに嘘をついているようならば信じません」
「……なら私がここで、『私には前世の記憶がある』と言ったら、ヴァイナモは信じますか?」
「……正直、信じられないと思ってしまうでしょう。……ですが、エルネスティ様がそう仰るのであれば俺はそれを信じたいと思います」
ヴァイナモの透き通った翡翠が俺の目を捕らえた。俺はその迫力に押されて思わず唾を飲み込む。前世なんて荒唐無稽な話をしてるのに、ヴァイナモはいつになく真剣だ。俺はその態度に一抹の安心を感じ、少し強ばった肩の力を抜いた。
「……ありがとうございます。なら単刀直入に言いましょう。私には前世の記憶が……それも、異世界で生きた記憶があります」
「……いせかい?」
ヴァイナモは首を傾けた。当たり前だ。この世界には『異世界』なんて概念自体が存在しない。この世界とは別の世界があって、そこではこの世界では有り得ないような自然原理で動いている、なんて妄想もない。だから聞き覚えのない言葉だろう。
……焦って話を進めると、ヴァイナモがついて来れなくなるな。落ち着いて、ヴァイナモの様子をよく見て、ちゃんと理解してもらえるように頑張ろう。どうせ前世の話をするなら、理解してもらいたい。
俺は頭の中で言うことをまとめて、ゆっくりと確実に伝わるように説明した。
「はい。『異なる世界』と書いて『異世界』。前世の世界では、今いる世界とは別の世界線のことをそのように表現していました」
「……そんなもの、本当に存在するのでしようか」
「そうですね。前世でも、実際に異世界があるかなんてわかるはずもないので、空想の中だけの話でした。私もそんなもの、夢物語だと思っていたのですが……実際に身をもって体験してしまったので、信じるしかありません」
俺が困ったように笑うと、ヴァイナモは悲しそうに眉を下げた。……なんでヴァイナモの方が辛そうな表情をしてるのかな?俺なんて前世の記憶を取り戻して初めに考えたことなんて、『母親説得して自由を手に入れよう!』だったのに。俺ってどんだけ楽観的だったんだよ。
「……そんな辛そうな顔をしないでください。前世の世界では作り話として、異世界に転生する物語はよくあったので、前世の記憶を思い出した時、私はそこまで混乱しませんでした。逆に意気揚々と母上を脅……コホン、説得して魔法陣研究をすることを考えていたくらいです」
「……と言うことはもしかして、3年ほど前にエルネスティ様が高熱を出されて寝込まれた時に仰っていた、『世界を冒涜するような、とっても恐ろしいこと』と言うのは……」
「はい。その時に前世の記憶を思い出しました」
俺が頷くと、ヴァイナモは合点がいったように「なるほど」と呟いた。まああの日を境に俺の性格は急変したからね。ずっと気になってたんだろうな。
ヴァイナモは何か考え込む素振りを見せた後、ハッとなって顔を上げた。
「……その、もしかして『冷蔵庫』と言う魔導具はその前世の世界のもので……?」
「はい。前世には『魔法』と言う概念が存在しなかったので、正確には魔導具ではないのですが」
「……えっ?魔法がない……?」
ヴァイナモは衝撃を受けたように固まったので、俺は前世の世界では魔法は空想上のもので、現実では『科学』と言う分野が発展していたことを話した。もちろん、冷蔵庫は『家電』と呼ばれる電気によって動く機械だ、と言うことも。
ヴァイナモは理解が追いつかないようで、頭の上にクエスチョンマークをいっぱい飛ばしていた。魔法がない世界なんて、やっぱり想像出来ないか。理想を作り出すことは簡単だけど、現実を根底から覆すことは難しいよね。
案の定ヴァイナモは難しい表情を崩さなかった。俺の語彙力じゃこれ以上簡単に言うことなんて出来ないんだけど……。
「……えっと、ひとまずエルネスティ様の前世の世界には魔法がなくて、魔法の代わりとなり得る学問が発展していた、と言うことで納得しておきます」
「それで構いません。これから話す内容ではそこまで深く理解してなくても問題はないかと。『そんなものなんだ』って軽い気持ちでいてください」
この世界とは別原理で動いている世界を説明するのって、めちゃくちゃ難しいな。まあ今はそんなに重要じゃないから、ざっくり解釈してたら大丈夫かな?わからなかったらその都度説明すればいいし。
「……さて、そろそろ本題に入りましょうか。私が見ていた夢。それは正に私の前世に大きく関わることだったのです」
「……前世のエルネスティ様に、ですか」
「はい。便宜上、前世の私については『俺』と表現しますね。俺は一般家庭の長男でした。色々複雑な事情から俺には父親がおらず、母親が女手1つで俺と、歳の離れた弟妹たちを育てていました。経済的に豊かではなかったので俺は専門分野への進学を諦め、普通の社会人としてバリバリ働いて家族を養っていました。家庭事情は普通ではなかったのですが、俺自身は至って普通の一般男性でしたね」
前世の俺について簡潔に説明していると、ヴァイナモが複雑そうな表情を見せた。ん?どうした?
「……いえ、エルネスティ様が『俺』と仰るのに慣れなくて、その、凄く……違和感があります」
「そうですか?私は結構馴染みますよ。脳内ではいつも『俺』でしたし」
俺はクスクスと笑った。俺にとっては『久しぶり』な感覚でも、ヴァイナモにとっては『はじめまして』だもんね。一人称『私』の敬語を使う俺に慣れてたら、違和感しかないか。
「……さて、話を戻しますね。俺は至って普通の人間でしたが、家庭事情が複雑なので一時期少しひねくれてました。丁度私ぐらいの、学生の時です。反抗期とも言えるでしょうか。母親にではなく、社会に反抗してたようなものですが」
「えっ?エルネスティ様が反抗期?」
ヴァイナモは想像つかないと間抜けな顔で固まった。まあ今世の俺は反抗期の『は』の字も……いや、第二皇妃に対してはめちゃくちゃ反抗期か。でもあんなモラハラ教育受けてたら仕方ないよね。うん。
「はい。まあ色々と社会の恨み言とか垂れ流していた時期がありまして。その時期に出会った、俺にとって忘れなれない少女が、今回の夢に出てきました」
「忘れられない、少女?」
ヴァイナモの反芻に俺はゆっくり頷いた。ヴァイナモに対してあの子のことを話すのはちょっと躊躇するけど、言うって決めたからね。誤解されないよう、十分注意して伝えよう。
「……俺の、初恋の人です」
あなたにおすすめの小説
処刑される悪役令息に転生したらなぜか推しの騎士団長がグイグイ近づいてくる
猫に小判
BL
交通事故で死んだはずの会社員・田中悠人は、気がつくとBL小説『恋と陰謀~はじまりは夜に~』の世界に転生していた。
しかも転生先は、原作で処刑される悪役令息エリオット。
当然そんな未来は回避したい。
原作知識を頼りに慎重に立ち回るつもりだったのに、気づけば王宮を揺るがす事件に巻き込まれていき――。
さらに困ったことに、原作で一番の推しだった騎士団長ガイウスがやたらと距離を詰めてきて……?
平穏に生きたい元悪役令息と、過保護な騎士団長がじれじれ距離を縮める話。
ガイウス(騎士団長)×エリオット(元悪役令息)
外れ伯爵家の三女、領地で無双する
森のカフェしっぽっぽ
ファンタジー
十三歳の少女アイリス・アルベールは、人生を決める「祝福の儀」で“ゴミスキル”と蔑まれる《アイテムボックス》を授かってしまう。戦えず、稼げず、価値もない――そう断じた家族は、彼女を役立たずとして家から追放する。さらに、優秀なスキルであれば貴族に売り渡すつもりだったという冷酷な真実まで明かされ、アイリスはすべてを失う。
だが絶望の中、彼女は気付く。この世界が、自分がかつてやり込んだVRMMORPG『メデア』そのものであることに。
そして思い出す――
《アイテムボックス》には、ある“致命的なバグ”が存在することを。
市場で偶然を装いながらアイテムを出し入れし、タイミングをずらすことで発生する“複製バグ”。それは、あらゆる物資を無限に増やす禁断の裏技だった。
食料も、装備も、資金も――すべてが無限。
最底辺から一転、誰にも真似できないチートを手にしたアイリスは、冒険者として歩み始める。だがその力はやがて、経済を歪め、権力者の目に留まり、そして世界の“仕様そのもの”に干渉していくことになる。
これは――
ゴミと呼ばれた少女が、“世界の裏側”を掌握する物語。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年の乙女ゲー転生BLです。
過労死転生した公務員、魔力がないだけで辺境に追放されたので、忠犬騎士と知識チートでざまぁしながら領地経営はじめます
水凪しおん
BL
過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。
家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。
絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。
「大丈夫だ。俺がいる」
彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。
これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。
無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!
婚約者の王子様に愛人がいるらしいが、ペットを探すのに忙しいので放っておいてくれ。
フジミサヤ
BL
「君を愛することはできない」
可愛らしい平民の愛人を膝の上に抱え上げたこの国の第二王子サミュエルに宣言され、王子の婚約者だった公爵令息ノア・オルコットは、傷心のあまり学園を飛び出してしまった……というのが学園の生徒たちの認識である。
だがノアの本当の目的は、行方不明の自分のペット(魔王の側近だったらしい)の捜索だった。通りすがりの魔族に道を尋ねて目的地へ向かう途中、ノアは完璧な変装をしていたにも関わらず、何故かノアを追ってきたらしい王子サミュエルに捕まってしまう。
◇拙作「僕が勇者に殺された件。」に出てきたノアの話ですが、一応単体でも読めます。
◇テキトー設定。細かいツッコミはご容赦ください。見切り発車なので不定期更新となります。
なぜ処刑予定の悪役子息の俺が溺愛されている?
詩河とんぼ
BL
前世では過労死し、バース性があるBLゲームに転生した俺は、なる方が珍しいバットエンド以外は全て処刑されるというの世界の悪役子息・カイラントになっていた。処刑されるのはもちろん嫌だし、知識を付けてそれなりのところで働くか婿入りできたらいいな……と思っていたのだが、攻略対象者で王太子のアルスタから猛アプローチを受ける。……どうしてこうなった?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。