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化け物たちとの遭遇編
濡れ衣
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【生命体用休憩室】
マジックハンド達に全身を弄ばれ、ヨシュアの見ている前で痙攣するアリス
「いつっ!?何だ…股の間が痛え!」
ヨシュアは初めて異性に興奮し、そそり立つキカン棒の痛みを感じていた
「何だ、この興奮は?…もしかして…父さんがミアナに夜な夜なやってる事って、この気持ちから来ているのか!?」
ヨシュアは1度2人がコソコソと何をしているのか気になって、聞き耳を立てた事があった
「あぁ!良いです!ミアナは、もう…」
真面目で優しいミアナからは想像も出来ない甘ったるい声を聞いた。その時の感情が興味なのか?恐怖なのか?理解出来なかったヨシュアは、その日以降その事には触れないで過ごしてきた
「はぁはぁ…あうぅ…震えちゃったぁ…」
しかし、その時は不意に目の前でアリスにより再現された。あの日から約3年の月日が流れていた。今のヨシュアの中では、好奇心が勝っていた
「大丈夫なのか?アリス…」
「ふぎゅうぅ…恥ずかしいよぉ…」
「あれ?いつもと違う匂いがするな?」
「ダメぇ!嗅がないでぇ!」
自慰行為を知らないヨシュアは、アリスが恥ずかしがる原因がハッキリとまでは理解出来ていない。ただ、あの行為が嗅いだことのない匂いを出している原因なのは分かった。その時【マシーン用休憩室】から声が掛けられた
「姉さーん、ソッチはどうだい?……どうしたの?何かあったのかい?返事してくれよ…」
「ヤバい!カルーア達がコッチに来るぞ!」
「えぇ!?カルーアに匂いを嗅がれたらバレちゃうよォ…どうしよぅ…」
今のマジックハンドに弄られての痙攣が、アリスから匂いをさせている事を理解したヨシュア。カルーア達が来たら、それがバレる事も…
「ど、どうするんだ?」
「ふえぇ…こんな所で何してるんだ!って絶対言われちゃうよォ…」
コッチに歩いてくるカルーア達。ヨシュアが感じた異臭は、彼女達がコッチに来たらバレるだろう…どうしたら良いか分からない。とにかくアリスが凄く困っている事は理解出来るのだが…
「ふえぇ…バレちゃうよォ!」
「ふぅぬあぁぁぁ!!」
「どうしたんですか~?さっきから呼んでいるんですよ~。ね~ヨシュア様~」
エルデス達の足音は、もう部屋のスグ外まで来た!恥ずかしさで泣きそうになっているアリスを見て、困惑しているヨシュア
「喰らいやがれっ!」
「きゃうぅっ!?」
……………………………………………
「何してるの?」
足の早いコハラコが1番にアリス達を覗き込んだ。するとヨシュアが作り出した大きな水の玉で、ビショ濡れにされたアリスの姿があった
「……ヨシュア君。キミは姉さんに何してくれてるのかな?説明してくれないかな?」
大量の水を被ったアリスの服は、スケスケになり身体のラインがハッキリと浮かび上がっている
「おや~ヨシュア様ったら~2人きりになった途端~アリスさんに欲情してしまいましたか~(笑)」
「ま、待てマテ!コレには深い訳があってだな…」
「えぐっ、ひぐうぅ…ヨシュア君がぁ…あうぅ…」
ヨシュアの無実を証明しようとしたアリスだが、寝転がったベッドでいきなり機械の手でイカされた恐怖から、上手く言葉を紡げないアリス
「キミさー……この状況で一体どんな良い訳が有るってんだい?姉さんに興奮したのか?この野郎っ!」
カルーアとしては大好きな姉が、男から興味を持たれること自体は大いにめでたい事なのだが…
「アリス、服スケスケになってるの!」
5歳児のコハラコは、見たものをそのまま表現した
「2人になった途端、こんなマニアックな責め方をするなんて…キミはサーシャの男版かい!?」
サーシャが底抜けに優しい事を知っているからこそ、彼女のド変態な行為もギリギリ見逃していられるカルーアだが……付き合いの日も浅いヨシュアが、姉のアリスにこんな事をしているのは到底我慢出来ない!
「待ってくれ!本当に……違うんだー!信じてくれー!」
アリスがいつもと違う匂いが出ている事を、カルーア達にバレないようにする為に、咄嗟に水で洗い流して助けてあげたのだが…
「えぐっ、ひぐっ、ヨシュア君があぁ…」
まともに説明する事が出来ない2人。そんな訳でヨシュアは、まさに濡れ衣を被る事になってしまった
・・・・・・・・・・・・・・
「何だ…そんな事だったのかい?だったら素直に言えば良いのにさ…」
「てっきり~ヨシュア様が~男の牙をむき出しにしたのかと~驚いてしまいました~」
「そんな事する訳ないだろうがっ!!」
結局、カルーアとヨシュアが険悪な関係になる事を恐れたアリスが、全てを正直に話したのだった
……………………………………………
「…はぁ、分かったよ。それで、マシーン用休憩室では何か分かったのか?」
小一時間かけて落ち着いたヨシュアは、エルデスの方で何か収穫があったのか?聞いていた
「奥の部屋は~この世界の環境を~再現してるみたいです~……ただ、中に居る魔物達は~私たちが知っているのよりも~遥かに強力らしいですよ~」
「つまりさ、超人類育成計画で得られたデータを元に、品種改良されて強化されたとんでもなく強い魔物達が居るらしいんだ」
どうやらこの奥の部屋と、ソコからの地下世界は【超人類育成計画】の研究成果と呼ばれる危険な者が、ウヨウヨ居る危険な場所らしい
「どうします~?私たちだけで探索しますか~?それとも~帰ってギルドに報告します~?」
「確かにな、外の魔装兵器とやらでも俺達だけじゃ苦戦したしな…中にはどんな強いのが居るか?わかんねーしなぁ…」
エルデスの発言は的を得ているのだが…ヨシュアにも、どんな選択が正解なのか?分からない
「ヘルメスの冒険者ギルドに行ったところで私たちが凄く助かる様な、ハイレベルな冒険者が居るとは思えないよね」
カルーアの意見は正解だろう
「それなら、サーシャ連れてこよう!サーシャの回復はすっごいの!」
「それが妥当か…アリスが風邪引いても困るしな…」
「キミがやったくせに…」
「だからっ!アレは仕方なくだって!」
「ヨシュア様も~いよいよ~女の子に興味を持たれましたか~♪」
「だからっ!濡れ衣だって言ってるだろお!」
とりあえず彼らは、魔装兵器2体を撃破し最初の部屋を調べた事を報告しに、1度冒険者ギルドに帰ることにした
続く
マジックハンド達に全身を弄ばれ、ヨシュアの見ている前で痙攣するアリス
「いつっ!?何だ…股の間が痛え!」
ヨシュアは初めて異性に興奮し、そそり立つキカン棒の痛みを感じていた
「何だ、この興奮は?…もしかして…父さんがミアナに夜な夜なやってる事って、この気持ちから来ているのか!?」
ヨシュアは1度2人がコソコソと何をしているのか気になって、聞き耳を立てた事があった
「あぁ!良いです!ミアナは、もう…」
真面目で優しいミアナからは想像も出来ない甘ったるい声を聞いた。その時の感情が興味なのか?恐怖なのか?理解出来なかったヨシュアは、その日以降その事には触れないで過ごしてきた
「はぁはぁ…あうぅ…震えちゃったぁ…」
しかし、その時は不意に目の前でアリスにより再現された。あの日から約3年の月日が流れていた。今のヨシュアの中では、好奇心が勝っていた
「大丈夫なのか?アリス…」
「ふぎゅうぅ…恥ずかしいよぉ…」
「あれ?いつもと違う匂いがするな?」
「ダメぇ!嗅がないでぇ!」
自慰行為を知らないヨシュアは、アリスが恥ずかしがる原因がハッキリとまでは理解出来ていない。ただ、あの行為が嗅いだことのない匂いを出している原因なのは分かった。その時【マシーン用休憩室】から声が掛けられた
「姉さーん、ソッチはどうだい?……どうしたの?何かあったのかい?返事してくれよ…」
「ヤバい!カルーア達がコッチに来るぞ!」
「えぇ!?カルーアに匂いを嗅がれたらバレちゃうよォ…どうしよぅ…」
今のマジックハンドに弄られての痙攣が、アリスから匂いをさせている事を理解したヨシュア。カルーア達が来たら、それがバレる事も…
「ど、どうするんだ?」
「ふえぇ…こんな所で何してるんだ!って絶対言われちゃうよォ…」
コッチに歩いてくるカルーア達。ヨシュアが感じた異臭は、彼女達がコッチに来たらバレるだろう…どうしたら良いか分からない。とにかくアリスが凄く困っている事は理解出来るのだが…
「ふえぇ…バレちゃうよォ!」
「ふぅぬあぁぁぁ!!」
「どうしたんですか~?さっきから呼んでいるんですよ~。ね~ヨシュア様~」
エルデス達の足音は、もう部屋のスグ外まで来た!恥ずかしさで泣きそうになっているアリスを見て、困惑しているヨシュア
「喰らいやがれっ!」
「きゃうぅっ!?」
……………………………………………
「何してるの?」
足の早いコハラコが1番にアリス達を覗き込んだ。するとヨシュアが作り出した大きな水の玉で、ビショ濡れにされたアリスの姿があった
「……ヨシュア君。キミは姉さんに何してくれてるのかな?説明してくれないかな?」
大量の水を被ったアリスの服は、スケスケになり身体のラインがハッキリと浮かび上がっている
「おや~ヨシュア様ったら~2人きりになった途端~アリスさんに欲情してしまいましたか~(笑)」
「ま、待てマテ!コレには深い訳があってだな…」
「えぐっ、ひぐうぅ…ヨシュア君がぁ…あうぅ…」
ヨシュアの無実を証明しようとしたアリスだが、寝転がったベッドでいきなり機械の手でイカされた恐怖から、上手く言葉を紡げないアリス
「キミさー……この状況で一体どんな良い訳が有るってんだい?姉さんに興奮したのか?この野郎っ!」
カルーアとしては大好きな姉が、男から興味を持たれること自体は大いにめでたい事なのだが…
「アリス、服スケスケになってるの!」
5歳児のコハラコは、見たものをそのまま表現した
「2人になった途端、こんなマニアックな責め方をするなんて…キミはサーシャの男版かい!?」
サーシャが底抜けに優しい事を知っているからこそ、彼女のド変態な行為もギリギリ見逃していられるカルーアだが……付き合いの日も浅いヨシュアが、姉のアリスにこんな事をしているのは到底我慢出来ない!
「待ってくれ!本当に……違うんだー!信じてくれー!」
アリスがいつもと違う匂いが出ている事を、カルーア達にバレないようにする為に、咄嗟に水で洗い流して助けてあげたのだが…
「えぐっ、ひぐっ、ヨシュア君があぁ…」
まともに説明する事が出来ない2人。そんな訳でヨシュアは、まさに濡れ衣を被る事になってしまった
・・・・・・・・・・・・・・
「何だ…そんな事だったのかい?だったら素直に言えば良いのにさ…」
「てっきり~ヨシュア様が~男の牙をむき出しにしたのかと~驚いてしまいました~」
「そんな事する訳ないだろうがっ!!」
結局、カルーアとヨシュアが険悪な関係になる事を恐れたアリスが、全てを正直に話したのだった
……………………………………………
「…はぁ、分かったよ。それで、マシーン用休憩室では何か分かったのか?」
小一時間かけて落ち着いたヨシュアは、エルデスの方で何か収穫があったのか?聞いていた
「奥の部屋は~この世界の環境を~再現してるみたいです~……ただ、中に居る魔物達は~私たちが知っているのよりも~遥かに強力らしいですよ~」
「つまりさ、超人類育成計画で得られたデータを元に、品種改良されて強化されたとんでもなく強い魔物達が居るらしいんだ」
どうやらこの奥の部屋と、ソコからの地下世界は【超人類育成計画】の研究成果と呼ばれる危険な者が、ウヨウヨ居る危険な場所らしい
「どうします~?私たちだけで探索しますか~?それとも~帰ってギルドに報告します~?」
「確かにな、外の魔装兵器とやらでも俺達だけじゃ苦戦したしな…中にはどんな強いのが居るか?わかんねーしなぁ…」
エルデスの発言は的を得ているのだが…ヨシュアにも、どんな選択が正解なのか?分からない
「ヘルメスの冒険者ギルドに行ったところで私たちが凄く助かる様な、ハイレベルな冒険者が居るとは思えないよね」
カルーアの意見は正解だろう
「それなら、サーシャ連れてこよう!サーシャの回復はすっごいの!」
「それが妥当か…アリスが風邪引いても困るしな…」
「キミがやったくせに…」
「だからっ!アレは仕方なくだって!」
「ヨシュア様も~いよいよ~女の子に興味を持たれましたか~♪」
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