引き籠もりVTuber 配信者編

龍之介21時

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百合カップル着替え生配信

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【亜沙美の部屋】
時間は22時を回った頃。亜沙美は生地が薄く少ないエッチぃ巫女服の前掛けと袖を外し、大事なところが見えてもおかしくない姿で配信を継続していた

✱「おいおい見えるんじゃね?」
✱「だいぶ汗かいててエッロ❤︎」

「はぁはぁ…みんなも助平なんだからぁ…」

頑張らなきゃ。という気持ちが良くない方向に出てしまっている亜沙美。恥ずかしくても人気が出るのなら。という気持ちになっていた

✱「もう少し大きく動いてよ」
✱「うお!先っぽ見えそ♪」
✱「太もも美味そうやん」
✱「オッキしてきた♪❤︎♬」
✱「お、2万5000人おめー」

「えっ!?あ、有難うございます!」

人気の低い女性配信者が、数字を伸ばす為に肌を露出させるのはよくある事だが、浅宮アミのリアル露出に登録者はイッキに増えた


「ガチャ」

「えっ!?…ロミーちゃん!?」

「ハイハイ。流石に肌を見せ過ぎよ。新しい衣装を持ってきたから、コレに着替えなさい」

自分の配信を終えたばかりのロミータが入ってくると、亜沙美の肩を掴んで上へ引っ張り彼女を立たせた(顔が映らないようにする為だ)

「で、でもぉ…」

裸のような衣装に、耳まで赤くして恥ずかしがっていた亜沙美だが…同接数や登録者数の激増に止めるのを躊躇してしまう

「このまま続けて見えたりしたら…アカウント削除されるかもよ?早く着替えなさい」

「うん…そうだねぇ…」

「アカウント削除」の言葉に冷静さを取り戻した亜沙美は、カメラに映らない部屋の隅っこで新しい衣装に着替え始めた


✱「ちぇ、ここまでか…」
✱「楽しくなってきたのに」
✱「まぁ流石にか?」
✱「ロミーちゃん ファンサよろ」

「……そうね。久しぶりにロミーもサービスしちゃおうかな?ふふふ…」

ジャージ姿で椅子に座ったロミータ。亜沙美の時と同じように首から下が映っている

✱「スタイル良」
✱「ロリ巨乳なんだ」
✱「ジャージ姿でエッチぃやん」
✱「さっきのアミにはエロさで負けてる」
✱「これはこれで有難うございます!」

民家の室内で椅子に座るロリ巨乳の外国人女子高生のロミータ。その姿の生配信ともなれば、本来はかなりレアリティの高い映像なのだが…先程までの亜沙美と比べれば、流石にエロさは減少している

「待ちなさいよ。仮によ?自分の部屋でロミーがイキナリ服を脱ぎ出したら…って考えたら興奮しない?」

✱「えっ、マジ!?」
✱「生着替えっすか?」
✱「流石ロミーちゃん」
✱「ええやん、ええやん♪」
✱「神回やで!」

「んしょ、ん、んうぅぅ…」

ロミータは椅子に座ったまま、ジャージの上着を脱ぎ始めた

「んふふふ♪どうよアミーゴのみんな。ロミーの脱ぎ掛けは…興奮しちゃわない?」

ロミーは上着を肘の辺りまで半脱ぎした。すると…彼女の白い肌と、高一にしては育っている2つの山が配信に流れた!

✱「( ゜∀゜):∵グハッ❤︎」
✱「破壊力スゲェ!」
✱「これは、なかなか…」
✱「エロ過ぎかよ」
✱「たわわなメロンが…」
✱「ロミーちゃん付き合ってください!」

「んふふふふ♪ロミーの身体にみんなヤラレちゃったみたいね~、もちろんロミーの相手はアミだけ、だけどね(笑)」


デビュー当時こそ、登録者確保の為に何回かリアル配信をしていたが、実に3年ぶりとなる彼女のリアル露出に、ロミーのファンは勿論のこと、アミのファンまでもメロメロにしてしまった


「着替えたよぉ…あぁ!ロミーちゃん、私のファンを奪ってるぅ!」

着替えを終えた亜沙美がパソコン前に戻ると、コメント欄にはロミーを称賛する声で溢れかえっていた

「あはは。アミが盛り上げらた雰囲気をしらけさせないように、と思ったんだけど…張り切り過ぎちゃったみたいね~(笑)」


半裸姿でのアミの配信で上がりまくっていた雰囲気を冷めさせたらイケナイ、という思いだったロミータたが…ソレと同じかソレ以上に盛り上げてしまっていた

「ロミーちゃんのそんな可愛い姿を魅せられちゃったら…アミーゴ達だけじゃなくて…アミも興奮しちゃうもん…」

「あ!?…アミ~❤︎」

照れ屋の亜沙美から、配信中に出た好意的な言葉にテンションがブチ上がったロミータ

「ん~(*´³`*) ㄘゅ❤︎」

「あん!?」

亜沙美をパソコン前に座らせたロミータは、嬉しさのあまり彼女の頬にKissをした

✱「(  ,,✧︎∀✧,,)ウオオォォ」
✱「百合ってますな」
✱「うっすら唇見えた」
✱「あかん!息子の制御が出来ない」
✱「そのまま合体するんか!?」
✱「保存しますた。もっとお願いします!」

ロミーとアミのダブル生配信だけでも、かなりのレアリティなのに…その2人が薄着姿でKissする場面を魅せ付けられた視聴者たちの興奮は、イッキに上限突破してしまった!



【22:33】
21時から始めたアミの配信枠は、既に予定時間を超えていたが…テンションが上がっている亜沙美とロミータは、全く気付いていなかった

「ねぇロミーちゃん。この体操服、何処で買ってきたのぉ?」

着替えて椅子に座った亜沙美は、股を閉じ腕を足の間に格納していた

「イーグルと一緒に大人の服屋さんに行った時にね。アミの為に買ったのよ。良いでしょ?」

しかし、亜沙美は巫女服を着ていた時と同じくらい顔を赤くしたまま俯いている

「こらこら…そんなに下を見たら、顔が映っちゃうわよ?」

「えっ!?あ、そうだねぇ…でも、この服も生地が少ないんだけどォ…」

「どれどれ~…ヨイショ~(笑)」

「嫌っ!?」

ロミータが亜沙美の肘上を掴んで持ち上げると…脇の部分に生地は無く、汗ばんだ亜沙美の脇が画面に映し出された!

✱「(*゜∀゜*)うひょー❤︎」
✱「アミの脇エロ」
✱「汗かいてんねぇ(ニヤニヤ)」
✱「アミ震えてるやん」
✱「イケナイ配信みたいだ」
✱「永久保存確定な」
✱「下もヤバくね?」

「うぅ、見ないでぇ…恥ずかしいからぁ…」

パンツの方も生地が少ないので、足の付け根辺りの肉が顕になっている。少しズラせば女の子の大切な部分が、スグにでも見えてしまうくらいだ


「ほらほら、絵馬にアミーゴたちの新年の抱負を書くんでしょ?スパチャで送ってくれた人の分くらいは、書いてあげないとね?」

「う、うん。分かったよぉ…」

✱「今年もエッチな配信を見せて欲しい@hatuzyou_sinsi」

「えっと…また登録者が区切りの良い数になったら、するかもねぇ。ははは…きゃうぅ!?」

「ほらほら、書くのが遅いぞ~。早く書かないと、エッチぃ悪戯しちゃうわよ~」

「もうしてるよォ…」

配信スタートから巫女服で高い露出姿で配信していた亜沙美は、長い緊張から疲労していた。そんな亜沙美の背後にまわって腕を伸ばし、彼女のお腹や胸の下をなぞるロミータの手

「マッサージしちゃおうね~❤︎」

「あん!駄目だってばァ…」

そのまま上に移動したロミータの手が亜沙美の控えめなパイをホールドし、包み込む様にマッサージを始めた

✱「刺激強過ぎるっす!」
✱「あかん、鼻血が出てきた」
✱「くうぅ、代わって欲しい」
✱「アミの身体も白くて柔らかそう」
✱「どこまでやっちゃうんだ?」
✱「百合ップル最高かよ!」

亜沙美とロミータの生配信でのイチャイチャっぷりに、終始興奮している視聴者(アミーゴ)達だった



【大黒PA】
22:48分。首都高速湾岸線をマイカーのアクアを走らせて大黒JC(ジャンクション)に到着したオリビアは、併設されているPA(パーキング)に一旦停車した

「えっと、手紙に書いてあったスナックは…」

「ブロロロロロん…」
「バッパーっ!」

車を停めて空気の入れ替えの為に少し窓を開けると…周囲からけたたましいエンジンが鳴り響いている

「走り屋たちの集会所みたいになってるのかしら?…そう言えば、ゲームでも似たようなシチュエーションあった気がするわね……コンコン♪」

「へいへい。外国のお嬢さん。そんな車でバトルに来たのかい?それとも…今夜のお相手を探しに来たのか?ウヒャヒャヒャ♪」

運転席側の窓をノックしてきた大学生くらいの男が話し掛けてきた

「あの赤いフェラーリが俺様のマイカーよ!時速200kmくらい軽く出るぜ。走りでもベッドの上でも天国魅せてあげられっけど?(笑)」

身長180くらいの革ジャンに身を包んだ、いかにもパパのスネをかじって天狗になってそうな軽い男だった

(あはは…服も車も父親のお金で買ってもらって、良い気になってる感じね。悪いけど趣味じゃないわ…)

「ごめんなさいね。そういうのじゃなくて、スナックを探して来たのだけど…【希望の華】ってお店知ってるかしら?」

「……………」

「どうかしたの?」

店名を出した途端、軽そうな男は急に真顔になって黙ってしまった。暫くして我に帰った男が教えてくれる

「あぁ、アンタ訳ありか?その店はインターを降りてスグに2回左折した先の、アパートの集まりの先にあるぜ」

「そうなの?教えてくれてありがとね」

オリビアは急に普通な態度になった若い男に戸惑ったが、店の場所を教えてくれた事に感謝の言葉を返してアクアを発進させた



【スナック 希望の華】
「ここね…カランカラン♪」

男が教えてくれたように、インターを降りて2回左折したオリビア。そこは運送会社の倉庫が乱立していた

そこで働く人達用の社員寮のような、飾り気の少ないアパートが3つ程固まっている所に、寄り添うように僅かな民家があった。そして、それらから付かず離れずの位置に1軒のスナックがあったので、そこの駐車場にアクアを停めたオリビア


「ふはは、ワラワの居城【希望の華】によくぞ参られたのじゃ。歓迎するぞ♪」

「えっ!?…何?ココ、スナックよね?…」

店内に入ったオリビアは心底ビックリした。どう見ても小学の高学年にしか見えない金髪の女の子が、小さなエプロンに隠れるくらいのショートパンツを履いてウェイトレスをしていて、出迎えてくれたのだ

(ワラワ?居城?…もしかして、危ないお店なのかしら?)

10歳くらいの女の子に、エッチな服を着せてウェイトレスをさせているのだ、誰の目にもいかがわしい店にしか見えないだろう

「あ、あの私…知り合いから紹介されて来たのですけど…」

「カウンターで宜しいですか?取り敢えず座って…飲み物でも注文してください…」

店の奥のテーブル席で接客をしている子が、オリビアに席に着くように促した

「あ、そうね…」

(奥の子、黒人かしら?それともハーフ?)

金髪幼女の次に話しかけて来たのは、肌が浅黒い中学生くらいの女の子だった


「もしかして、お腹空いてる?ウチはフードも取り揃えてるから遠慮しないで頼んでね」

カウンターの奥にはキッチンがあり、そこに立つ大学生くらいの女性がチャーハンを炒めている

「あの…そうじゃなくて…(確か2枚目の紙に書いてあったのは、店に入ったらこう言えと…)私、スノードロップを頼みたいのだけど…」

「なんじゃと!?…おい、リオン客じゃぞ!」

金髪幼女が奥に向かって声を掛けると、先程 黒人中学生くらいの子が飲み物を届けていた席に、2人の男が座って話をしていたが…その声を聞いた20代半ばくらいのアメリカ人っぽい方が、ノッソリと立ち上がった

「ヤレヤレ、俺の仕事か…付いてきな」

そう言うと男はキッチン横の扉を指差した。どうやらオリビアに、一緒に中へ入れとの事のようだ

どう見ても怪し過ぎる雰囲気のスナックに来てしまったオリビアは、この後どうなってしまうのか?



続く

最終回まで後3話(の予定)
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