ようこそ幼い嫁候補たち R18-1

少女たちとの出会い

サーシャと夜の密会

【アルバート家の浴室】
カルーアは俺の背中を洗い流してくれると

「あの…あれだよ…いきなり押し掛けた私達を迎え入れてくれて…ありがとう…感謝してるよ…で、でもね！こんな事はコレっきりだよ！」


と言い、そそくさと風呂から出て行ったカルーア。アリスとサーシャと入った時からずっと居たので、のぼせそうだったのか？恥ずかしさに耐えかねてなのか？ともあれ、カルーアの悪戯に困らされてきたから、一矢報いれて満足だったヒイロ


風呂を出て自室に帰ると、シャツとパンツの姿でベッドに転がった
(幼い少女3人との同居生活…上手くいくのだろうか？)

そんな不安はあったが、出だしとしては中々順調だと思う。このまま本当の兄妹の様な生活を築いて行ければ良いのだが…
そんな事を考えながら部屋の隅に目をやると、父親の為に新しく作り上げた剣があった

(本当に死んじまったのか親父？俺は未だに信じられないよ…遺体の確認はしたが、まだ実感が湧かないな…あの3人もそうなんだろうか？)

そんな事を考えながらボーッとしていたら、「コンコン」とknockがあった

「どうぞ」

そう答えると扉は静かに開いた。静かに中へ入って来たのはサーシャだった

「お邪魔しますの…」

サーシャは静かに扉を閉めると、静かにヒイロの元まで近寄って来た


「お兄さま、夜分遅くにすみませんてすの。あの…眠れなくて…話し相手になって…欲しいですの…」

12歳の少女を前にパンツ姿はどうかと思い、腰までシーツを掛けたまま

「ソコに腰掛けると良いよ」

ベッドの縁に腰掛けて良いよ。と、言う意味で言ったのだが…驚いたことに彼女は…


「有難うございます、お兄さま…それでは失礼しますね」

あろう事かサーシャは腰掛けるのではなく、布団の中に入り込んで来た

「あ、あの、そういう意味では…」

「ピトッ」
サーシャは同じ布団に入って来ただけでなく、その小さく柔らかい身体をヒイロの身体に寄り添わせてきた

「ど、どういう意味かな？」

ヒイロは焦りのあまり声が裏返っていた。ついさっきまで、ほんの数分間とはいえカルーアと一緒に入浴してたし…今、サーシャと同じ布団に入っている
昼間カルーアに言った様に、女性の免疫が無い彼にとっては、かなり刺激が強すぎる　

「あの、お兄さまはお義父さま達のパーティが、本当に全滅したと思ってますか？」

「たった今、俺も同じ事を考えてたよ…Aランク2人とBランク2人の4人パーティが全滅するなんて、余程ありえないからな…………でも、ギルドで確認した遺体は…やはり父親だったと思う…」


ソレを聞いたサーシャは、両手で俺のシャツの袖を掴んだ

「やっぱりお兄さまも、そうですか…もしかしたら、生きてないかな？って気持ちが捨てきれなくて…」

やはり10代前半の彼女たちに、肉親の突然の死は俺以上に、受け入れ難いものの様だ
俺は右腕を回し、サーシャの頭を軽く撫でてあげた…サーシャの目は涙ぐんでいた

そのままで、静かに時間が流れた


「お兄さまも、お義父さまと近い匂いがします。少し安心しますの…」

亡き義父を思い出したのか、サーシャは小刻みに震えていた

「お兄さま、サーシャは甘えん坊なんです。少し甘えさせて貰って良いですか？」

お互い急に親を亡くした身だ。寂しい夜は寄り添って、慰め合うのも良いだろう

「あぁ、遠慮なく甘えて良いよ」

俺は妹達の良き兄であろうと思い受け入れた

「有難うございます！失礼しますね」


その後のサーシャの行動は理解不能だった。俺の右腕にしがみついていた彼女は、身体を滑らせ俺の胸の上に顔をうずめた

つまり、上下で重なり合う形になった。ピタリと密着すると、サーシャの胸は年の割りに膨らんでいた。サーシャは嬉しそうな笑みを浮かべている

「お義父さまと寝ている様で、凄く安心します。…お義父さまと少し違うけど…男の人の匂いは安心出来ます」
 

これはどういう事なんだ？……サーシャは父親と寝る時は、こうしていたのだろうか？まさか？義父と？良からぬ想像が浮かんでしまった
いやいや、ソレは無いだろう
良い歳した冒険者が12歳の…義理とは言え、娘に手を出すなど…有り得んだろ？

「もっと甘えても良いですか？」

そう聞くサーシャの顔は、俺の首元くらいの至近距離だった。サーシャの表情は、12歳の少女が見せるものとは明らかに違っていた

「失礼しますね」

そう言うとサーシャは、事もあろうに俺のシャツの中に顔を入れた。俺は少しパニックになっていた！本当にサーシャの義父は、サーシャを女として相手していたのか？

そんな動揺をしていた時だった…
サーシャの右手は俺の足を撫で始めた
更にサーシャは俺の胸板を舐め始めた

何が起きているのか、完全に脳がついて行っていない！1番年下のサーシャが積極的に、性的な奉仕をしている！？

「どうですか？お兄さま、気持ち良いですか？」

風呂場で嗅いだカルーアの甘い匂い。そして今、密着してるサーシャの幼い匂い

俺の脳は焼き切れる寸前だ！これ以上ナニかされたら、俺の理性も吹き飛んでしまう！俺はサーシャをシャツの中から引き出した


「あのな！サーシャ…そんな事はしなくて良いんだ、な？」

そう言われサーシャはキョトンとした表情で首を傾げていた

「気持ち良くありませんでしたか？」

「そうじゃない！兄妹は、そんな事しなくて良いんだよ」

俺は長い時間を掛けて、優しくサーシャに説明した………長い時間を掛けた甲斐あって、サーシャは理解してくれた

「すみませんでした。わたし、何かお返しをしないと申し訳なくて…」

どうやらサーシャは見た目より、遥かに考え方が大人じみ過ぎている。彼女もまた、色々と抱えているのかも知れない

今夜は隣で眠りたい。と言う彼女の願いを聞き、今夜は同じ布団で眠ることになった

……………………………
さっきは共同生活の出だしは順調だ！なんて思ってしまったが、そんな容易くは無いようだった。４人の同居生活はまだまだ始まったばかりだった…



続く