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冒険と成長の三姉妹

イシスの勇者

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【濃霧の森林地帯】
「ティンクルが…あんな…恥ずかしい姿で…お、俺は…その…」

「嫌あぁぁぁ、見ないでください!」

リッチーに弄ばれてるティンクルが必死に叫んでもリアルで家族以外の裸体、ましてや性的な姿など初めて見る優輝は、他人の意思で身体を弄られているティンクルから目が離せなかった

「勇者様が貴方をガン見してるわよ♪もっと魅せて欲しいってさ…うふふ♪」

リッチーはティンクルの身体をイジりながら、大きく口を開いた

「嫌あぁ!何ですか、それ?」

リッチーの口から赤紫色したスライムが現れ、ティンクルの胸元に落ちた

「き、気持ち悪いです!あっ!?あぁ…」

そのままスライムは、ティンクルの下腹部を目指して這いずって行く

「このスライムは生命には無害よ。その代わり女性の体内に入って、玉子を産み付けるのよ」

「ダメえ!私の中に入らないでっ!!」

「良いじゃないの!どうせ初めてじゃないんでしょ?…既に開通してる匂いがするわよ」

必死に逃げようとするティンクルだが、リッチーの同化から逃げられない!リッチーの手で全身を悪戯されながら、スライムが女の子の入り口から入って行こうとしているのを眺められていた

「いやっ!嫌あ…入らないで…だめぇ…」

スライムがティンクルの女の子の入り口を、掻き分けて入ろうとした時だった

「ズパっ!」

鋭い剣戟でスライムは真っ二つに斬られ「ポトリ」と地面に落ちた

「ボクは……女の子を泣かせる奴が嫌いなんだ」

「おっ、お前はこの前の!」

スライムを斬ったのは【イシスの勇者】の名で有名なアドル・クリスニッジだった

「そのコから、ハナレなさい!」

アドルの背中に張り付いていたリリアが宙に舞い、光の魔法でティンクルを包み込むと、ティンクルとリッチーは2人に別れた

「また、あんたなの!アドル!」
  

【不死の魔女】は、またも立ち塞がったアドルに憎しみの目を向ける

「ケルベロちゃんの仇よ、現れなさい!
【死獣召喚(ヘンゲルミラー)】」

【不死の魔女】エーデは眼前に黒い球体を創り出した!そこから身を乗り出すように現れた、20mを超える巨体に大きな翼、鋭い爪に立派な2本の角を持つドラゴン

「まさか!?ドラゴンゾンビか?」

「しかもボディがクレナイイロだわ、アドル。あれはカイザークラスよ!」

博識なリリアによれば、ドラゴンの中でもかなりの上位種であるカイザードラゴンのアンデッド体のようだ
リリアはすかさず、アンデッドに群がられているドーガを中心にターンアンデッドを掛けた

「邪魔だぁ!」

群がっていたアンデッドが1部浄化された隙を突いて、チカラ任せの一閃で周囲のアンデッドを薙ぎ払ったドーガ

「分が悪いです、撤退しますよ!」

アドルは倒れているティンクルを担いだ。それ以外は自らの足で走り出した

「今度は逃がさないんだからぁ!ドラちゃん、最大級のブレスよ!」

カイザードラゴンゾンビは上空に口を開き、大気のチカラを吸い始めた

「混沌より来たれ紅き爆煙よ!圧倒的破壊力で、我の困難を吹き飛ばせ!【爆煙烈火(エクスプロージョン)】!!」

振り向きざまにスターが放った爆煙魔法は、カイザードラゴンゾンビを撃ち抜いた!その周辺に爆煙と砂塵が吹き荒れた

 ……………………………

「けほっ、けほっ、けほっ……リッチちゃん大丈夫ぅ?」

「はい、なんとか結界が間に合いました。かなりのダメージを貰いましたが…」

そして爆煙の中心地から、身体を覆っていた羽根を広げながら、ゆっくり立ち上がるドラゴンゾンビ

「カイザーちゃんも生きてた…良かった……とは言ってもボロボロね……アドルぅ!次はケッチョンケッチョンにしてあげるからねぇ!」

エーデとリッチーはドラゴンゾンビの背に乗り、アレクス城へ引き返して行った。師匠(フュール)からの任務を果たしたエーデは笑顔を浮かべながら帰って行った



【ヒイロの工房】
カルーアのお尻を気に入ったヒイロは彼女の回復を待ってから、2回戦目に突入していた

「カルーア…大丈夫か?」

「うん、らいろうぶやから…」

あまり大丈夫そうには見えないが、禁断の味を知ってしまったヒイロは欲望を抑えられずに、カルーアの排泄穴を掘り続けていた

「あひゅ、はひゅ……いひっ!」

床に這いつくばり、身動きも出来ないカルーアだったがヒイロの欲を満たそうと、痙攣しながらも健気に彼の責めを受け入れていた



【廊下】
「アリスお姉様がトイレに行くと言われて、家に戻って行ってから帰りが遅いですわ」

馬小屋でアリスと寝ていたエリエスが、戻らぬ彼女を探して室内に入って来た

「あっ!お姉様……お風呂場の前で、どうしたのかしら?」

通路の奥、風呂場の前で俯いて立ち尽くす、アリスの姿があった。彼女は扉に耳をあてて、まるで中の様子を盗み聞きしているかの様だ



続く
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