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夢忘れ編
再会の宴
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【ファスク城 謁見の間】
「新魔王メイビー様から遣わされた御三方よ。明日は、その御力(オチカラ)をアテにさせていただきます」
「遠慮などは要りません。しかし、私は夕刻から執り行われるメイビー様の生誕祭までには、アレクス城に戻らなくてはなりませんので…3-4時間の助力となりますし、任務完了後にはスグに戻らなくてはならない事を理解くださいね」
フュールは、魔王専属の魔女である自分のチカラを借りるのに遠慮しなくてよい事と、任務完了後に【勝利の宴】などに参加出来ないことを前持って伝えた
「そうですか、ソレは残念でなりません。ですが、代わりと言っては何ですが…今夜は街にでも、お出掛けになられては如何(いかが)ですかな?」
マナティート地方の魔族を束ねるファスク家の頭首であるヴァルから、決戦前夜の息抜きを提案されたフュールたち
「…お言葉ですが…20年以上も戦争が続いているこの地方で、羽目を外して楽しめる程の街があるのですか?」
魔族側か?人族側に強く支配されていない(安定した平和が訪れていない)地域の街は繁栄するのが難しいので、魔王の居城でもある現アレクス城に仕えるフュールからすれば、くつろげる程の街が有るのか?気になるのは当然だった
「渇望の魔女フュール様。20年以上も戦争が終わらぬこのマナティートですが、【スエス】という中立の町が在りまして、そこでならそれなりに楽しんでいただけると思いますよ?」
城主であるヴァルの娘【オボロ】が父の意を汲み、中立の町での娯楽を提案したのだが…
「なるほどね…しかし。私は魔王メイビー様からの勅命を受けて来訪した身ですから、明日の侵攻作戦に備えて周辺地域の偵察を行います。なにしろ限られた時間の中で、この国に勝利を確約させる1激を焼き入れねばなりませんからね♬私の代わりに、長らく魔族に仕えていただいておりますシャオシュウ様に、今夜くらいは羽を伸ばしてもらうのはどうですか?」
「そうじゃのう…ワシは街に出掛けるよりも、旧知の仲であるディーと展望室で久しぶりの夜を、2人きりで呑んで楽しませてもらえると嬉しいのぉ♪」
「おやおやおや。た~しかに、吾輩が居ては一般人の集まる場所でくつろぐのは不可能ですからなぁ…同志シャオシュウに気を遣わせてしまいましたなぁ(笑)」
最古の魔女シャオシュウは、惑星神エリスアに傷の手当てをしてもらっていたが…それでも迫り来る寿命の刻は、確実に彼女の心に恐怖を刻んでいる。なので、親しい唯一の異性であるディーと一緒に居たかったのだ。それに…
かつて一軍団でマリニウムの侵攻を食い止めた不死軍団を統率するディーが現れたら、町中大パニックになるので、呑み屋でくつろいだりするのは不可能な事が簡単に予想出来る
「元々、あんまり騒がしい場所は苦手じゃからな。同志ディーと静かに呑んでる方が気が安らぐのぅ…そうじゃ!オボロ姫は城や砦以外を訪れたことはなかろう?今夜は姫こそが出掛けてはどうじゃ?」
最期の刻が近いと感じているシャオシュウは身近な者と過ごす時間を望んだが、反対に若くして立場に縛られ自由に外出など出来なかったオボロ姫に、街への外出を提案してみた
「私が、ですか?…まだ戦争も終結していないのにですか?…でも。もし、許されるのならばプライベートを楽しんでみたい。とは思いますけど…」
シャオシュウとは反対に、姫の立場に拘束され続けてきたオボロは、街への外出に心躍っているようだ
「良いだろうオボロよ。魔王メイビー様から送られた増援の数は少ないが、戦力としては破格の強大さだ。ツバキとモメントを護衛に付けるので、安心して行ってくるが良かろう」
「有難うございます。お父様!」
「……ミアナよ。貴女も姫に同行してください。中立地帯とは言え、危険な場所には違いないでしょう。大切な姫の身体に万が一があっては…私の名にも貴女の師匠の名にも、大きな傷が付きます!しかし、消去の魔女の弟子である貴女が付いていれば、強い安心を得られますからね(笑)」
「……分かりました。御期待に添えられるように頑張って参ります…」
(まだ不死の魔女エーデ様に、キツイ言い方をしたのを根に持っておられるのでしょうか?…そう言えば、お師匠様は私を村の副村長と紹介してましたし…それも関係しているのでしょうか?…お師匠様。早く戻って来てください~)
ミアナとしては、元魔王(ザッド)の一大事を伝える為に足を運んだだけなのに、次から次へと頼まれ事が増えていくので、早く村に帰りたくて仕方ないようだ
【展望室】
それから数分後
「マナティートの地形を自分の目で調べておく」
と言ったフュールを見送ったシャオシュウ・シーシアスとディー・アモンは、ファスク城の最上階に位置する展望室に入り、城の者たちが用意してくれたアルコールとデザートがたっぷり置かれたテーブルを挟むように座り、優雅な夜を楽しんでいた
「なかなか良い部屋ではあーりませんか?」
「そうじゃな。静かに呑むには最高じゃの…」
久しぶりに2人きりで飲酒を嗜むディーとシャオ。しかし、シャオシュウは不安を感じているような表情をしていることに気が付いたディーは、彼女をからかうように問い掛けた
「同志シャオシュウよ。いつまで経ってもお若いですなぁ♪初めて出会ったうん百年前とまるで変わりませんなぁ…これが世に聞く【年齢詐称】というヤツですかねぇ(ニヤニヤ)」
「なっ!?バカを言うでないわっ!…久しぶりの貴様との呑み会に、いつもより若く魅せて喜ばせてやろうかと、ドレスアップに気合いを入れてやったというに…本当に貴様はデリカシーの無いヤツじゃのぅ…」
3桁年という長い月日の付き合いながら、男女の肉体関係には及んでいない【腐れ縁】の2人は明日の作戦に支障が出ない範囲で、過去の思い出話を話の肴にしチビチビと楽しんでいた
【中立の町スエス】
「ギイィ…」
「ほわぁぁぁぁ。大人のお店って感じねぇ。ワクワクしちゃうねぇ、エリエスちゃん♪」
ウエスタン風な木造建築である呑み喰い屋【ユグドラシル】を訪れたアリスとエリエスに、ホルンとヒイロ
アリスはヘルメスの街にあるスナックに去年1回だけ訪れた事があるが、それ以来の大人な店への入店にワクワクが収まらず店内を見渡し続けている
「アリスお姉様。遊びに来た訳ではないのですよ。シッカリと役目を果たしましょうね?」
アリスを慕うエリエスは、彼女の機嫌を損ねないことに気を遣いながら、浮き足立っている彼女に抑止の言葉を放って制止した
「ん~、久しぶりの休暇だな。ヒイロよ、分かっておると思うが…エスコートは抜かるでないぞ?」
「と言われましても、俺はこの国に来てまだ日が浅いので期待されても難しいですよ?」
「ふぅ…そんな事は知っている。雰囲気作りの方だ。私を楽しませる空気を作るのを怠るな!と言っているのだ」
「あ、そ、そうですよねぇ?」
天才軍師として崇められているホルンは、もちろん他国から来たばかりのヒイロ達に、街の案内を期待してる訳では無い。立場上、こんな羽を伸ばせる機会は少ないのだから楽しませてくれよ。と念押ししたのだ
店内は4人用テーブルが5つと、個人用カウンターが8席分設置されていた
サケマタが賭博場に行きたい!と、うるさいので彼女たちのパーティのリーダーであるミコが付き添って別行動になったので、残りの4人でこの呑み喰い屋を訪れていたのだが…
「いらっしゃいませ。4人ですか?……えっ!?あ!アァァァ!!貴様っ!何故ここに居る?」
「なっ!?あ、アンタこそ、どうして?」
店内のウエイトレスの女がヒイロの顔を見て悲鳴に近い、驚きの声を上げていた
「ヒイロよ。誰なのだこの女は…まさか?貴様の昔の女とか、いうヤツではあるまいな?」
見つめ合うヒイロとレキシントン。いかにもワケ有りで、過去に色々ありました!という雰囲気を漂わせている2人に、テーブルの下で拳を握りしめているホルン
「いえ、ソッチの話ではなくて…何度か剣を交えた相手なんですよ」
「何!?敵か?魔族側の者だというのか?」
お互いに初めてなハズのこの街でも偶然に出会ってしまった2人。タダの偶然なのか?運命に引き寄せられた必然なのか?
デートの場にイキナリ現れた女に驚くヒイロに対し、求婚目的だったハズのデートを邪魔されたホルンがとる行動は?
続く
「新魔王メイビー様から遣わされた御三方よ。明日は、その御力(オチカラ)をアテにさせていただきます」
「遠慮などは要りません。しかし、私は夕刻から執り行われるメイビー様の生誕祭までには、アレクス城に戻らなくてはなりませんので…3-4時間の助力となりますし、任務完了後にはスグに戻らなくてはならない事を理解くださいね」
フュールは、魔王専属の魔女である自分のチカラを借りるのに遠慮しなくてよい事と、任務完了後に【勝利の宴】などに参加出来ないことを前持って伝えた
「そうですか、ソレは残念でなりません。ですが、代わりと言っては何ですが…今夜は街にでも、お出掛けになられては如何(いかが)ですかな?」
マナティート地方の魔族を束ねるファスク家の頭首であるヴァルから、決戦前夜の息抜きを提案されたフュールたち
「…お言葉ですが…20年以上も戦争が続いているこの地方で、羽目を外して楽しめる程の街があるのですか?」
魔族側か?人族側に強く支配されていない(安定した平和が訪れていない)地域の街は繁栄するのが難しいので、魔王の居城でもある現アレクス城に仕えるフュールからすれば、くつろげる程の街が有るのか?気になるのは当然だった
「渇望の魔女フュール様。20年以上も戦争が終わらぬこのマナティートですが、【スエス】という中立の町が在りまして、そこでならそれなりに楽しんでいただけると思いますよ?」
城主であるヴァルの娘【オボロ】が父の意を汲み、中立の町での娯楽を提案したのだが…
「なるほどね…しかし。私は魔王メイビー様からの勅命を受けて来訪した身ですから、明日の侵攻作戦に備えて周辺地域の偵察を行います。なにしろ限られた時間の中で、この国に勝利を確約させる1激を焼き入れねばなりませんからね♬私の代わりに、長らく魔族に仕えていただいておりますシャオシュウ様に、今夜くらいは羽を伸ばしてもらうのはどうですか?」
「そうじゃのう…ワシは街に出掛けるよりも、旧知の仲であるディーと展望室で久しぶりの夜を、2人きりで呑んで楽しませてもらえると嬉しいのぉ♪」
「おやおやおや。た~しかに、吾輩が居ては一般人の集まる場所でくつろぐのは不可能ですからなぁ…同志シャオシュウに気を遣わせてしまいましたなぁ(笑)」
最古の魔女シャオシュウは、惑星神エリスアに傷の手当てをしてもらっていたが…それでも迫り来る寿命の刻は、確実に彼女の心に恐怖を刻んでいる。なので、親しい唯一の異性であるディーと一緒に居たかったのだ。それに…
かつて一軍団でマリニウムの侵攻を食い止めた不死軍団を統率するディーが現れたら、町中大パニックになるので、呑み屋でくつろいだりするのは不可能な事が簡単に予想出来る
「元々、あんまり騒がしい場所は苦手じゃからな。同志ディーと静かに呑んでる方が気が安らぐのぅ…そうじゃ!オボロ姫は城や砦以外を訪れたことはなかろう?今夜は姫こそが出掛けてはどうじゃ?」
最期の刻が近いと感じているシャオシュウは身近な者と過ごす時間を望んだが、反対に若くして立場に縛られ自由に外出など出来なかったオボロ姫に、街への外出を提案してみた
「私が、ですか?…まだ戦争も終結していないのにですか?…でも。もし、許されるのならばプライベートを楽しんでみたい。とは思いますけど…」
シャオシュウとは反対に、姫の立場に拘束され続けてきたオボロは、街への外出に心躍っているようだ
「良いだろうオボロよ。魔王メイビー様から送られた増援の数は少ないが、戦力としては破格の強大さだ。ツバキとモメントを護衛に付けるので、安心して行ってくるが良かろう」
「有難うございます。お父様!」
「……ミアナよ。貴女も姫に同行してください。中立地帯とは言え、危険な場所には違いないでしょう。大切な姫の身体に万が一があっては…私の名にも貴女の師匠の名にも、大きな傷が付きます!しかし、消去の魔女の弟子である貴女が付いていれば、強い安心を得られますからね(笑)」
「……分かりました。御期待に添えられるように頑張って参ります…」
(まだ不死の魔女エーデ様に、キツイ言い方をしたのを根に持っておられるのでしょうか?…そう言えば、お師匠様は私を村の副村長と紹介してましたし…それも関係しているのでしょうか?…お師匠様。早く戻って来てください~)
ミアナとしては、元魔王(ザッド)の一大事を伝える為に足を運んだだけなのに、次から次へと頼まれ事が増えていくので、早く村に帰りたくて仕方ないようだ
【展望室】
それから数分後
「マナティートの地形を自分の目で調べておく」
と言ったフュールを見送ったシャオシュウ・シーシアスとディー・アモンは、ファスク城の最上階に位置する展望室に入り、城の者たちが用意してくれたアルコールとデザートがたっぷり置かれたテーブルを挟むように座り、優雅な夜を楽しんでいた
「なかなか良い部屋ではあーりませんか?」
「そうじゃな。静かに呑むには最高じゃの…」
久しぶりに2人きりで飲酒を嗜むディーとシャオ。しかし、シャオシュウは不安を感じているような表情をしていることに気が付いたディーは、彼女をからかうように問い掛けた
「同志シャオシュウよ。いつまで経ってもお若いですなぁ♪初めて出会ったうん百年前とまるで変わりませんなぁ…これが世に聞く【年齢詐称】というヤツですかねぇ(ニヤニヤ)」
「なっ!?バカを言うでないわっ!…久しぶりの貴様との呑み会に、いつもより若く魅せて喜ばせてやろうかと、ドレスアップに気合いを入れてやったというに…本当に貴様はデリカシーの無いヤツじゃのぅ…」
3桁年という長い月日の付き合いながら、男女の肉体関係には及んでいない【腐れ縁】の2人は明日の作戦に支障が出ない範囲で、過去の思い出話を話の肴にしチビチビと楽しんでいた
【中立の町スエス】
「ギイィ…」
「ほわぁぁぁぁ。大人のお店って感じねぇ。ワクワクしちゃうねぇ、エリエスちゃん♪」
ウエスタン風な木造建築である呑み喰い屋【ユグドラシル】を訪れたアリスとエリエスに、ホルンとヒイロ
アリスはヘルメスの街にあるスナックに去年1回だけ訪れた事があるが、それ以来の大人な店への入店にワクワクが収まらず店内を見渡し続けている
「アリスお姉様。遊びに来た訳ではないのですよ。シッカリと役目を果たしましょうね?」
アリスを慕うエリエスは、彼女の機嫌を損ねないことに気を遣いながら、浮き足立っている彼女に抑止の言葉を放って制止した
「ん~、久しぶりの休暇だな。ヒイロよ、分かっておると思うが…エスコートは抜かるでないぞ?」
「と言われましても、俺はこの国に来てまだ日が浅いので期待されても難しいですよ?」
「ふぅ…そんな事は知っている。雰囲気作りの方だ。私を楽しませる空気を作るのを怠るな!と言っているのだ」
「あ、そ、そうですよねぇ?」
天才軍師として崇められているホルンは、もちろん他国から来たばかりのヒイロ達に、街の案内を期待してる訳では無い。立場上、こんな羽を伸ばせる機会は少ないのだから楽しませてくれよ。と念押ししたのだ
店内は4人用テーブルが5つと、個人用カウンターが8席分設置されていた
サケマタが賭博場に行きたい!と、うるさいので彼女たちのパーティのリーダーであるミコが付き添って別行動になったので、残りの4人でこの呑み喰い屋を訪れていたのだが…
「いらっしゃいませ。4人ですか?……えっ!?あ!アァァァ!!貴様っ!何故ここに居る?」
「なっ!?あ、アンタこそ、どうして?」
店内のウエイトレスの女がヒイロの顔を見て悲鳴に近い、驚きの声を上げていた
「ヒイロよ。誰なのだこの女は…まさか?貴様の昔の女とか、いうヤツではあるまいな?」
見つめ合うヒイロとレキシントン。いかにもワケ有りで、過去に色々ありました!という雰囲気を漂わせている2人に、テーブルの下で拳を握りしめているホルン
「いえ、ソッチの話ではなくて…何度か剣を交えた相手なんですよ」
「何!?敵か?魔族側の者だというのか?」
お互いに初めてなハズのこの街でも偶然に出会ってしまった2人。タダの偶然なのか?運命に引き寄せられた必然なのか?
デートの場にイキナリ現れた女に驚くヒイロに対し、求婚目的だったハズのデートを邪魔されたホルンがとる行動は?
続く
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