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夢忘れ編
吹雪剣王 VS 渇望の魔女
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【マナティートのとある森林地帯】
かなり上位の認識阻害(ハードゥーン)を掛けながら人知れず空を飛び、ファスク城から人族が逃げ込んでいると聞いている【ヒルドゥルブ砦】への良い侵攻ルートを探している渇望の魔女フュール・アシェスタだが、彼女は不満気な表情を浮かべていた
「ふぅ、やれやれ。言葉通りメイビー様のお口を操ってまで久しぶりに戦地に赴いたっていうのに…何だか貧乏クジを引いてしまった感が強いわね…」
生まれてまだ丸2年のメイビーだが、まだ小さくても魔王の血を濃く引くだけあり、そのヤンチャっぷりと付き合うには、かなりの体力と精神力を疲労させられ強いストレスが溜まっていた
「それにしても、ディー・アモン伯爵め…奴と同じくザッド様の片腕と称されていた私が何度呼び掛けても応答しなかったくせに、有栖の呼び出しには1度で現れるとは…」
魔族側は【5将騎6魔女制】である
城の主に1将騎と魔女が1人がセットで、余った6人目の魔女は魔王専属なので、魔女の中で1番偉い存在である
「それに、あのミアナという魔法使い…悔しいけど天才ね。将来的には私とも良い勝負が出来るくらいまで、強くなれる素質を感じたわ…」
自分(フュール)が育てているエーデが最弱と呼ばれつつも、アレクスの専属魔女をしているのだが…有栖の弟子のミアナは、既に修行期間も終えトンデモナイ強さを城内で魅せていた
「私こそが魔女の中で最高位に居ると言うのに…」
ディー・アモンの招集でも、弟子の強さでも圧倒的に有栖の方に軍配が上がっている。いかに彼女が唯一無二の親友とは言え、こうまで負け続けては流石に機嫌を損ねるフュール
オマケにそのディーは、昔馴染みのシャオシュウと良い感じの仲の良さを魅せ付けてくる。出発時に描いていた彼女の期待と現状は、大きく食い違ってきていた
「はぁ…たまには楽しいこと無いかしら?」
高い探知能力を有する者でも彼女を見付けられない程の認識阻害(ハードゥーン)を張っているのもあったし、ストレスもかなり高かったせいで流石のフュールも、周囲を警戒する意識に僅かな甘さが出ていた
【同森林地帯】
「マンマ。お腹空いた!」
「遠回りさせちゃってゴメンね~。クリストファー殿の頼みで採りにきた薬草が、なかなか見付からなくて時間掛かっちゃって…お腹空いちゃったよね~」
獣人族キツネ科の女性と彼女を母と呼ぶ狼科の少女の2人が、陽が沈み薄暗くなってきた森の中を足速に移動していた
「うん?…どうかしたのかな?」
狐科の女性が、砦を目指して一緒に小走りして狼科の少女が早歩き程度まで急に速度を落としたので、自分も速度を落とし彼女の横に並んで歩き始める
「マッマ。西の空、月の左斜め下くらい、透明な女、飛んでいる…」
少女は女性の方を向かずに、女性にしか聞こえない程度の小さな声で何かを伝えてきた
「月の左下…振り返らないと見えない位置か。メイアン、破魔の魔法を撃てますか?」
「撃てる、よ…」
早歩きしながら魔法力を貯めていく少女と、腰の剣に手を添えながら闘気を練り上げていく女性
「タイミングは任せます。撃った後は、なるべく見つからないように回避9の支援1でお願いしますね」
「うん、分かった…」
狐科の獣人族で【吹雪王剣(フブキング)】を操る剣士のブリニァン・ホワイトと、狼科の獣人族で退魔系を得意とする精霊魔法使いのメイアン・ホワイトの2人は、静かに離れてその時をうかがった
【森林地帯上空】
「はぁ、たまには楽しいこと無いかしら?……ん!?コレは!?」
「バチィィィィッン!!…パシュー…」
かなりの速さで飛んできた魔法の矢を、瞬時に防御結界を展開し防ごうとしたフュールだったが…その光の矢は結界に衝突すると、大量の粉末のような物を撒き散らした!
「私の認識阻害(ハードゥーン)が消された!?」
その大量の粉は、魔王専属魔女であるフュールの認識阻害魔法を掻き消した!更に!
「後ろからっ!?」
「喰らいなさいっ!!」
宝剣のような立派な剣を握った狐科の獣人族が、空を飛行している彼女目掛けて斬り掛かってきた!
「この私の背後を取るとか…生意気なのよ!」
振り向きざま高温の塊を放ったフュール
「なんて熱量!?防いで【吹雪王剣(フブキング)】!!」
狐科のブリニァンは、握っている剣に闘気を流し込むと…その立派な剣から大量の冷気が吹き出され、ブリニァンを高熱から守った
「迂闊だったわ。この私が奇襲されるなんて…」
一瞬で思考を戦闘モードに切り替えるフュール。彼女は「情け容赦を期待するなよ!」と言わんばかりのキツイ目付きに変わった
「あの超高熱の魔法は…炎と飛行を得意とする渇望の魔女。まさか、このマナティートに出向いて来てるなんて…」
ブリニァンは地上に降りると、大きな湖を見付けた。吹雪王剣の能力なのか?彼女自身のスキルなのか?湖の上をホバリングして高速移動を始めた
「あの熱量では迂闊に近付けませんね…だったら手数で勝負するまでです!」
ブリニァンは再び吹雪王剣に闘気を流し込むと…今度は彼女の周囲に、全く同じ見た目をした9本の吹雪王剣が現れた
「あの女がマナティート人族側最強の剣士【ブリニァン・ホワイト】か?」
(強そうなヤツと出くわしたら、明日の侵攻作戦の前に排除しておこうとは思っていたけど…イキナリ大物を引き当ててしまったみたいね)
ブリニァンの周りに現れた9本の吹雪王剣が浮き上がると…まるで1本1本が個別で意志を持っているかのように、別々の動きをしてフュール目掛けて斬りかかってくる
「くぅ!?…今夜の内に派手な戦闘をして、私たちの存在を認識されるのはマズイ…」
(それに、最初に魔力拡散魔法を撃ってきたヤツが…たぶん、この女とは別に居るハズ)
様々な角度から斬りつけてくる無数の吹雪王剣を、火炎放射のような魔法で焼き払うフュールだが…ブリニァンが吹雪王剣の本体に闘気を流し込むと瞬時に補給されてしまうので、かなりの苦戦を強いられていた
【ヒルドゥルブ砦】
「はぁ…ヒイロ…」
砦をブラブラと歩き続けるカルーア
「なぁに、落ち着かないの~?」
信じてはいるものの、自分と同じエルフ族で自分よりも大人な身体と精神を持つホルンと夜の町でデートしているヒイロの事が、気になって仕方ない様子のカルーアをからかうシャルル
「何だシャルルか…」
「何だとは何よ!?失礼しちゃうわね!」
カルーアからしてみれば、惑星神エリスア様の頼みで派遣されたサーシャを護衛する為に来たマナティートの地
そのクエストも、愛するヒイロと久しぶりに、一緒に遠出していればこそ楽しかった!というのに…その彼を、自分の叔母に貸しているので不機嫌なのだ
「私は…この星で最強を目指して生み出されたエリエスさんのツイとなる超人類の末裔。そんな私を愛してくれるヒイロが大好きなんだ、愛してるんだ…なのに、まさか自分の叔母に彼を貸すことになるなんてさ…」
「カルーア…」
いつもの様に彼女を軽くからかおうと近付いたシャルルだったが、思いのほかカルーアが悲しそうにしているので…
「大丈夫よ。ヒイロは付き合いの長い女を放っておいて、知り合って数日の女に本気になる様なケツの軽い男じゃないわ」
「うん、そうだよね……ん!?アレは!?」
シャルルの優しい言葉に笑顔を魅せたカルーアだが、何かを感知した彼女は急に立ち上がり遠くの空を見つめた
「どうかしたの?」
「トンデモナイ猛者たちが闘っている…あの魔法使いは、何処かで会ったことがあるような…」
「魔族側の魔法使いが攻めて来ているの?」
魔法で何者かを感知しているカルーアだが、まだまだ距離が遠い為なのか?A級魔法使いであるシャルルでも、その存在をまだ感知していなかったのだが…遠くを見つめているカルーアの顔がドンドン青ざめていく
「そうだ。わたしは、この魔法使いを知っている…いや、魔女だね。渇望の魔女だよ、魔王専属の魔女が西の方角で誰かと戦っているよ!」
1度だけ古代13獣神【マルバァス】と、臥龍族の猛者たちと一緒に討伐していた時、負けそうになった際に消去の魔女と共に助けてくれた魔女の片割れ【フュール・アシェスタ】を思い出したカルーア
古代13獣神【マルバァス】にトドメを刺した超高熱魔法を操る彼女が、このマナティートにやって来ている
人族側と魔族側が20年以上も戦争を続けているこの地に、魔族側で最強クラスの彼女が居て戦闘をしている事実に恐怖するカルーア
続く
かなり上位の認識阻害(ハードゥーン)を掛けながら人知れず空を飛び、ファスク城から人族が逃げ込んでいると聞いている【ヒルドゥルブ砦】への良い侵攻ルートを探している渇望の魔女フュール・アシェスタだが、彼女は不満気な表情を浮かべていた
「ふぅ、やれやれ。言葉通りメイビー様のお口を操ってまで久しぶりに戦地に赴いたっていうのに…何だか貧乏クジを引いてしまった感が強いわね…」
生まれてまだ丸2年のメイビーだが、まだ小さくても魔王の血を濃く引くだけあり、そのヤンチャっぷりと付き合うには、かなりの体力と精神力を疲労させられ強いストレスが溜まっていた
「それにしても、ディー・アモン伯爵め…奴と同じくザッド様の片腕と称されていた私が何度呼び掛けても応答しなかったくせに、有栖の呼び出しには1度で現れるとは…」
魔族側は【5将騎6魔女制】である
城の主に1将騎と魔女が1人がセットで、余った6人目の魔女は魔王専属なので、魔女の中で1番偉い存在である
「それに、あのミアナという魔法使い…悔しいけど天才ね。将来的には私とも良い勝負が出来るくらいまで、強くなれる素質を感じたわ…」
自分(フュール)が育てているエーデが最弱と呼ばれつつも、アレクスの専属魔女をしているのだが…有栖の弟子のミアナは、既に修行期間も終えトンデモナイ強さを城内で魅せていた
「私こそが魔女の中で最高位に居ると言うのに…」
ディー・アモンの招集でも、弟子の強さでも圧倒的に有栖の方に軍配が上がっている。いかに彼女が唯一無二の親友とは言え、こうまで負け続けては流石に機嫌を損ねるフュール
オマケにそのディーは、昔馴染みのシャオシュウと良い感じの仲の良さを魅せ付けてくる。出発時に描いていた彼女の期待と現状は、大きく食い違ってきていた
「はぁ…たまには楽しいこと無いかしら?」
高い探知能力を有する者でも彼女を見付けられない程の認識阻害(ハードゥーン)を張っているのもあったし、ストレスもかなり高かったせいで流石のフュールも、周囲を警戒する意識に僅かな甘さが出ていた
【同森林地帯】
「マンマ。お腹空いた!」
「遠回りさせちゃってゴメンね~。クリストファー殿の頼みで採りにきた薬草が、なかなか見付からなくて時間掛かっちゃって…お腹空いちゃったよね~」
獣人族キツネ科の女性と彼女を母と呼ぶ狼科の少女の2人が、陽が沈み薄暗くなってきた森の中を足速に移動していた
「うん?…どうかしたのかな?」
狐科の女性が、砦を目指して一緒に小走りして狼科の少女が早歩き程度まで急に速度を落としたので、自分も速度を落とし彼女の横に並んで歩き始める
「マッマ。西の空、月の左斜め下くらい、透明な女、飛んでいる…」
少女は女性の方を向かずに、女性にしか聞こえない程度の小さな声で何かを伝えてきた
「月の左下…振り返らないと見えない位置か。メイアン、破魔の魔法を撃てますか?」
「撃てる、よ…」
早歩きしながら魔法力を貯めていく少女と、腰の剣に手を添えながら闘気を練り上げていく女性
「タイミングは任せます。撃った後は、なるべく見つからないように回避9の支援1でお願いしますね」
「うん、分かった…」
狐科の獣人族で【吹雪王剣(フブキング)】を操る剣士のブリニァン・ホワイトと、狼科の獣人族で退魔系を得意とする精霊魔法使いのメイアン・ホワイトの2人は、静かに離れてその時をうかがった
【森林地帯上空】
「はぁ、たまには楽しいこと無いかしら?……ん!?コレは!?」
「バチィィィィッン!!…パシュー…」
かなりの速さで飛んできた魔法の矢を、瞬時に防御結界を展開し防ごうとしたフュールだったが…その光の矢は結界に衝突すると、大量の粉末のような物を撒き散らした!
「私の認識阻害(ハードゥーン)が消された!?」
その大量の粉は、魔王専属魔女であるフュールの認識阻害魔法を掻き消した!更に!
「後ろからっ!?」
「喰らいなさいっ!!」
宝剣のような立派な剣を握った狐科の獣人族が、空を飛行している彼女目掛けて斬り掛かってきた!
「この私の背後を取るとか…生意気なのよ!」
振り向きざま高温の塊を放ったフュール
「なんて熱量!?防いで【吹雪王剣(フブキング)】!!」
狐科のブリニァンは、握っている剣に闘気を流し込むと…その立派な剣から大量の冷気が吹き出され、ブリニァンを高熱から守った
「迂闊だったわ。この私が奇襲されるなんて…」
一瞬で思考を戦闘モードに切り替えるフュール。彼女は「情け容赦を期待するなよ!」と言わんばかりのキツイ目付きに変わった
「あの超高熱の魔法は…炎と飛行を得意とする渇望の魔女。まさか、このマナティートに出向いて来てるなんて…」
ブリニァンは地上に降りると、大きな湖を見付けた。吹雪王剣の能力なのか?彼女自身のスキルなのか?湖の上をホバリングして高速移動を始めた
「あの熱量では迂闊に近付けませんね…だったら手数で勝負するまでです!」
ブリニァンは再び吹雪王剣に闘気を流し込むと…今度は彼女の周囲に、全く同じ見た目をした9本の吹雪王剣が現れた
「あの女がマナティート人族側最強の剣士【ブリニァン・ホワイト】か?」
(強そうなヤツと出くわしたら、明日の侵攻作戦の前に排除しておこうとは思っていたけど…イキナリ大物を引き当ててしまったみたいね)
ブリニァンの周りに現れた9本の吹雪王剣が浮き上がると…まるで1本1本が個別で意志を持っているかのように、別々の動きをしてフュール目掛けて斬りかかってくる
「くぅ!?…今夜の内に派手な戦闘をして、私たちの存在を認識されるのはマズイ…」
(それに、最初に魔力拡散魔法を撃ってきたヤツが…たぶん、この女とは別に居るハズ)
様々な角度から斬りつけてくる無数の吹雪王剣を、火炎放射のような魔法で焼き払うフュールだが…ブリニァンが吹雪王剣の本体に闘気を流し込むと瞬時に補給されてしまうので、かなりの苦戦を強いられていた
【ヒルドゥルブ砦】
「はぁ…ヒイロ…」
砦をブラブラと歩き続けるカルーア
「なぁに、落ち着かないの~?」
信じてはいるものの、自分と同じエルフ族で自分よりも大人な身体と精神を持つホルンと夜の町でデートしているヒイロの事が、気になって仕方ない様子のカルーアをからかうシャルル
「何だシャルルか…」
「何だとは何よ!?失礼しちゃうわね!」
カルーアからしてみれば、惑星神エリスア様の頼みで派遣されたサーシャを護衛する為に来たマナティートの地
そのクエストも、愛するヒイロと久しぶりに、一緒に遠出していればこそ楽しかった!というのに…その彼を、自分の叔母に貸しているので不機嫌なのだ
「私は…この星で最強を目指して生み出されたエリエスさんのツイとなる超人類の末裔。そんな私を愛してくれるヒイロが大好きなんだ、愛してるんだ…なのに、まさか自分の叔母に彼を貸すことになるなんてさ…」
「カルーア…」
いつもの様に彼女を軽くからかおうと近付いたシャルルだったが、思いのほかカルーアが悲しそうにしているので…
「大丈夫よ。ヒイロは付き合いの長い女を放っておいて、知り合って数日の女に本気になる様なケツの軽い男じゃないわ」
「うん、そうだよね……ん!?アレは!?」
シャルルの優しい言葉に笑顔を魅せたカルーアだが、何かを感知した彼女は急に立ち上がり遠くの空を見つめた
「どうかしたの?」
「トンデモナイ猛者たちが闘っている…あの魔法使いは、何処かで会ったことがあるような…」
「魔族側の魔法使いが攻めて来ているの?」
魔法で何者かを感知しているカルーアだが、まだまだ距離が遠い為なのか?A級魔法使いであるシャルルでも、その存在をまだ感知していなかったのだが…遠くを見つめているカルーアの顔がドンドン青ざめていく
「そうだ。わたしは、この魔法使いを知っている…いや、魔女だね。渇望の魔女だよ、魔王専属の魔女が西の方角で誰かと戦っているよ!」
1度だけ古代13獣神【マルバァス】と、臥龍族の猛者たちと一緒に討伐していた時、負けそうになった際に消去の魔女と共に助けてくれた魔女の片割れ【フュール・アシェスタ】を思い出したカルーア
古代13獣神【マルバァス】にトドメを刺した超高熱魔法を操る彼女が、このマナティートにやって来ている
人族側と魔族側が20年以上も戦争を続けているこの地に、魔族側で最強クラスの彼女が居て戦闘をしている事実に恐怖するカルーア
続く
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