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2-3 贋作の製造元を、殴りに行きます
蛇女との決着
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「許さぬ、お前だけは! デーニッツを倒し、私が組織の最強になるはずだった! だがヤツは組織を抜けたばかりか、お前にやつの殺害を邪魔された! だから死ね! お前を倒して、今度こそ私がχの最強戦士になる!」
「お前に比べたら、デーニッツのほうが強い!」
「何をぉ!?」
激昂した唐立が、飛びかかった。
「デーニッツなら、身体を改造などせん! オララララァ!」
「死ねえ!」
父よ、俺に力を貸してくれ!
「オラア!」
上位クラス【サムライ】のスキルを駆使して、カウンターの三連撃【雪月花】を見舞う。
【雪】で相手の攻撃を斬り落とし、【月】で敵の蹴り足を切り裂く。最後は【花】で、首を流し斬った。
父の得意技だった【雪月花】、俺にも使えたか。
しかし、こちらの反動も大きい。
魔力ではなく体力を使ったため、全身が悲鳴を上げている。
ここまで負担の激しい技だったとは。
「な、なぜ、魔法使いごときに我が技が返される?」
全身を切り裂かれ、唐立は事切れた。
「お前が、自分の力を信じなかったせいだ」
哀れだ。歪んだ思想に囚われた人間は。
デーニッツは、こんな者たちのいいなりになどなりたくなかったのだろう。
だから、組織から抜け出したのだ。
「帰ろう。もうここに用などない」
残った人工呪いのアイテムも全て破壊して、ダンジョンを抜ける。
ポーションプラントへ戻ると、シーデーがサピィに提案をしてきた。
「私はオミナスを持って、ペールディネに報告へ向かいましょう」
果実を売りに行くトラックを借りて、シーデーはペールディネへ向かいたいという。
「いいのですか? サドラーへ同行しなくても」
「その代わり、姫にはサドラーへの報告をお願いします」
このようなオミナスは、他のダンジョンでも開発されているかも知れない。シーデーは、それを懸念しているのだ。
「また、サドラーのポータルが修復できれば、ペールディネからそちらへ向かいます」
それまでは、ペールディネのジュエル装備店舗で待機しておくとのこと。
「わーいいなー。あたしも、そっちに行こうかな?」
トウコにとって、サドラーの店は退屈そうだから、それもいいかもしれない。
「私一人で、十分です。私の動向は、姫やランバート殿の使い魔で探れますので」
「わかりました。では、お願いします」
翌朝にシーデーと別行動することが決まったところで、フルーツ農家で夕飯をごちそうになる。
「あんたら魔女さんの弟子かい? よく来なすったなぁ」
この農園は、魔女に頼まれて複数の農家が運営しているという。
また、マッシブフルーツは普通の動植物には害があるそうだ。
栄養を取りすぎてしまうらしい。
「魔女の弟子は、私だけです。他の人は、私に手を貸してくれていて」
フェリシアが代表して、名乗る。
「そうかい、そうかい。森がおとなしかったわけだぁ」
「あなたがたは?」
「ワシラか。難民よぉ」
この森に住んでいる人たちは、戦争や魔物の襲撃で居場所をなくした人ばかりだとか。
数名の家族で、このドーム内に小屋を立てて住んでいるという。
魔女は他にも、各地域で同じようなドーム型果樹園を作っているらしい。
「知りませんでした。クエンの魔女が、そんな事業までなさっていたとは」
「うまいポーションを作るために、初めなさったそうで」
たしかに、この世界でポーションといえば、子ども用シロップのように甘いか、鉄のように苦い。
だから俺は、ポーションと一緒に食う菓子類を大量に持ち歩いている。
マッシブフルーツは、ドームの森みたいな特殊環境下でしか育たない。
取れる数に制限もある。
そのため、村民の誰もケンカしないという。
「魔女がその後どこへ行ったかなんて」
老人は、申し訳無さそうに首を振った。
「ワシらにだけ技術を教えて、領地に送り込むとフッと消えちまった」
ここでも、手がかりなしか。
「サドラーとも取引していると言っていたな? 今までどちらにいたんだ?」
「そのサドラーさね。王女様が得意先なんだよ」
「お前に比べたら、デーニッツのほうが強い!」
「何をぉ!?」
激昂した唐立が、飛びかかった。
「デーニッツなら、身体を改造などせん! オララララァ!」
「死ねえ!」
父よ、俺に力を貸してくれ!
「オラア!」
上位クラス【サムライ】のスキルを駆使して、カウンターの三連撃【雪月花】を見舞う。
【雪】で相手の攻撃を斬り落とし、【月】で敵の蹴り足を切り裂く。最後は【花】で、首を流し斬った。
父の得意技だった【雪月花】、俺にも使えたか。
しかし、こちらの反動も大きい。
魔力ではなく体力を使ったため、全身が悲鳴を上げている。
ここまで負担の激しい技だったとは。
「な、なぜ、魔法使いごときに我が技が返される?」
全身を切り裂かれ、唐立は事切れた。
「お前が、自分の力を信じなかったせいだ」
哀れだ。歪んだ思想に囚われた人間は。
デーニッツは、こんな者たちのいいなりになどなりたくなかったのだろう。
だから、組織から抜け出したのだ。
「帰ろう。もうここに用などない」
残った人工呪いのアイテムも全て破壊して、ダンジョンを抜ける。
ポーションプラントへ戻ると、シーデーがサピィに提案をしてきた。
「私はオミナスを持って、ペールディネに報告へ向かいましょう」
果実を売りに行くトラックを借りて、シーデーはペールディネへ向かいたいという。
「いいのですか? サドラーへ同行しなくても」
「その代わり、姫にはサドラーへの報告をお願いします」
このようなオミナスは、他のダンジョンでも開発されているかも知れない。シーデーは、それを懸念しているのだ。
「また、サドラーのポータルが修復できれば、ペールディネからそちらへ向かいます」
それまでは、ペールディネのジュエル装備店舗で待機しておくとのこと。
「わーいいなー。あたしも、そっちに行こうかな?」
トウコにとって、サドラーの店は退屈そうだから、それもいいかもしれない。
「私一人で、十分です。私の動向は、姫やランバート殿の使い魔で探れますので」
「わかりました。では、お願いします」
翌朝にシーデーと別行動することが決まったところで、フルーツ農家で夕飯をごちそうになる。
「あんたら魔女さんの弟子かい? よく来なすったなぁ」
この農園は、魔女に頼まれて複数の農家が運営しているという。
また、マッシブフルーツは普通の動植物には害があるそうだ。
栄養を取りすぎてしまうらしい。
「魔女の弟子は、私だけです。他の人は、私に手を貸してくれていて」
フェリシアが代表して、名乗る。
「そうかい、そうかい。森がおとなしかったわけだぁ」
「あなたがたは?」
「ワシラか。難民よぉ」
この森に住んでいる人たちは、戦争や魔物の襲撃で居場所をなくした人ばかりだとか。
数名の家族で、このドーム内に小屋を立てて住んでいるという。
魔女は他にも、各地域で同じようなドーム型果樹園を作っているらしい。
「知りませんでした。クエンの魔女が、そんな事業までなさっていたとは」
「うまいポーションを作るために、初めなさったそうで」
たしかに、この世界でポーションといえば、子ども用シロップのように甘いか、鉄のように苦い。
だから俺は、ポーションと一緒に食う菓子類を大量に持ち歩いている。
マッシブフルーツは、ドームの森みたいな特殊環境下でしか育たない。
取れる数に制限もある。
そのため、村民の誰もケンカしないという。
「魔女がその後どこへ行ったかなんて」
老人は、申し訳無さそうに首を振った。
「ワシらにだけ技術を教えて、領地に送り込むとフッと消えちまった」
ここでも、手がかりなしか。
「サドラーとも取引していると言っていたな? 今までどちらにいたんだ?」
「そのサドラーさね。王女様が得意先なんだよ」
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追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
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