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第四章 王都の闇のあとしまつ
第23話 宇宙人に襲われているお姫様を助けた
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外を見ると、僕たちとは別の馬車が、倒されているではないか。
大ケガをした執事風の老人の側には、豪華なドレスを着た女性が。女性は杖を執事にかざして、治療を行っているようだ。
そんな女性たちをあざ笑うかのように、魔族風のモンスターがにじり寄ってくる。
片方は、身体中にシャボン玉をつけたような、目のないバケモノだ。
もう片方は、頭頂部の一本角が特徴的な、マッシブな怪物である。こちらは言語を話さず、グオオ! と吠えるだけ。
「ケラケラ、シルヴェーヌ王女殿下。我々魔王軍及びファルカ星人の花嫁となる気はありませんのですね?」
シャボン玉宇宙人はファルカ星人と名乗り、王女に問いかけた。
シルヴェーヌ王女と呼ばれた女性が、顔を歪めて宇宙人を睨む。
「こんなことをする魔族なんかに、わたくしが従うとでも思っているのですか!」
「おやおや、これだけで済んでいるのが不思議なくらいなのですぞ」
宇宙人が、姫の護衛をしている兵士に、腕のシャボン玉を飛ばす。
シャボン玉が、兵士の頭をすっぽりと覆った。
「ふおおおお!?」
兵士が、一瞬で窒息死する。
配下を殺されて、シルヴェーヌ王女が悲鳴をあげた。
「いかがでしょう? あなたもああなりたくなければ、おとなしくついていらっしゃいな」
「ゲスめ……っ!」
「うーむ。あなたの強気な姿勢、嫌いではありませぬ。魔王様もさぞかしお喜びになることでしょう」
これは、止めに入らないとね。
「マルちゃんは、あの怪獣をぶっ飛ばして。エリちゃんは、煙幕を」
二人は同時に動く。
僕も、シャボン玉ヤロウを狙った。
「むっ!? 何ヤツです!?」
「通りすがりのものです!」
エリちゃん特製の煙幕に隠れながら、僕はシャボン玉に斬りかかる。
「こしゃくな!」
相手が、シャボン玉を複数個、投げつけた。
「くらえ【シールドバッシュ】!」
僕は、円盤状のシールドを敵に投げつける。
盾を相手に叩き込む打撃技だ。僕はそれを発展させ、盾を飛び道具として応用している。
円盤が、シャボン玉を次々と破壊していった。
「うご!?」
星人が飛ばそうとしたシャボン玉も、発射する前に潰される。
宇宙人にダメージを与えて、シールドが戻ってきた。
油断さえしなければ、恐るるに足らないようである。
「おのれ。ゆけ、わが同胞よ!」
「ぐええ……」
胴体を縦一文字に切り裂かれ、モンスターはうつ伏せに倒れた。
さすがマルちゃんだ。一瞬で相手の懐に飛び込んで、小刀で一発である。
「残ったのは、お前だけだ!」
「やりますね。ですが」
宇宙人が、身体中のシャボン玉を再生させた。また投げつけようとする。
「みんな、目をつぶって!」
しかし、そのことごとくが破裂していった。
「な。なに!?」
一旦宇宙人から離れて、僕は敵の周りを観察する。
これは、砂? 違う、花粉だ。先端の尖った花粉が、宇宙人の周りだけを取り囲んでいる。
「けえいっ、忌々しいですね!」
ムキになって、星人が花粉を払う。
「アユム、今よ!」
「よし、炎の魔法をエンチャント。からの、シールドバッシュ!」
宇宙人が花粉に気を取られている間に、僕はシールドバッシュを再度見舞う。
「ダメ押しファイアーボール!」
エリちゃんの魔法が、僕の盾に上乗せされた。
僕の盾に込めた炎魔法と、エリちゃんの火球のダブルパンチによって、宇宙人が火だるまに。花粉に燃え移って、さらにエゲツナイ状態となる。
「あぎゃあああ!」
「くらえ!」
身悶える宇宙人に、僕はトドメを刺した。心臓をショートソードで突き刺す。
木に叩きつけられた宇宙人は、絶命してアイテムとなる。
エリちゃんが、執事風の男性にエリクサーを飲ませた。
執事さんが回復していく。
「大丈夫ですか?」
僕は、女性に声をかける。
「危ないところを、ありがと……あら、あなたは、エリアーヌ!」
シルヴェーヌ王女が、エリちゃんの顔を見て驚いていた。
大ケガをした執事風の老人の側には、豪華なドレスを着た女性が。女性は杖を執事にかざして、治療を行っているようだ。
そんな女性たちをあざ笑うかのように、魔族風のモンスターがにじり寄ってくる。
片方は、身体中にシャボン玉をつけたような、目のないバケモノだ。
もう片方は、頭頂部の一本角が特徴的な、マッシブな怪物である。こちらは言語を話さず、グオオ! と吠えるだけ。
「ケラケラ、シルヴェーヌ王女殿下。我々魔王軍及びファルカ星人の花嫁となる気はありませんのですね?」
シャボン玉宇宙人はファルカ星人と名乗り、王女に問いかけた。
シルヴェーヌ王女と呼ばれた女性が、顔を歪めて宇宙人を睨む。
「こんなことをする魔族なんかに、わたくしが従うとでも思っているのですか!」
「おやおや、これだけで済んでいるのが不思議なくらいなのですぞ」
宇宙人が、姫の護衛をしている兵士に、腕のシャボン玉を飛ばす。
シャボン玉が、兵士の頭をすっぽりと覆った。
「ふおおおお!?」
兵士が、一瞬で窒息死する。
配下を殺されて、シルヴェーヌ王女が悲鳴をあげた。
「いかがでしょう? あなたもああなりたくなければ、おとなしくついていらっしゃいな」
「ゲスめ……っ!」
「うーむ。あなたの強気な姿勢、嫌いではありませぬ。魔王様もさぞかしお喜びになることでしょう」
これは、止めに入らないとね。
「マルちゃんは、あの怪獣をぶっ飛ばして。エリちゃんは、煙幕を」
二人は同時に動く。
僕も、シャボン玉ヤロウを狙った。
「むっ!? 何ヤツです!?」
「通りすがりのものです!」
エリちゃん特製の煙幕に隠れながら、僕はシャボン玉に斬りかかる。
「こしゃくな!」
相手が、シャボン玉を複数個、投げつけた。
「くらえ【シールドバッシュ】!」
僕は、円盤状のシールドを敵に投げつける。
盾を相手に叩き込む打撃技だ。僕はそれを発展させ、盾を飛び道具として応用している。
円盤が、シャボン玉を次々と破壊していった。
「うご!?」
星人が飛ばそうとしたシャボン玉も、発射する前に潰される。
宇宙人にダメージを与えて、シールドが戻ってきた。
油断さえしなければ、恐るるに足らないようである。
「おのれ。ゆけ、わが同胞よ!」
「ぐええ……」
胴体を縦一文字に切り裂かれ、モンスターはうつ伏せに倒れた。
さすがマルちゃんだ。一瞬で相手の懐に飛び込んで、小刀で一発である。
「残ったのは、お前だけだ!」
「やりますね。ですが」
宇宙人が、身体中のシャボン玉を再生させた。また投げつけようとする。
「みんな、目をつぶって!」
しかし、そのことごとくが破裂していった。
「な。なに!?」
一旦宇宙人から離れて、僕は敵の周りを観察する。
これは、砂? 違う、花粉だ。先端の尖った花粉が、宇宙人の周りだけを取り囲んでいる。
「けえいっ、忌々しいですね!」
ムキになって、星人が花粉を払う。
「アユム、今よ!」
「よし、炎の魔法をエンチャント。からの、シールドバッシュ!」
宇宙人が花粉に気を取られている間に、僕はシールドバッシュを再度見舞う。
「ダメ押しファイアーボール!」
エリちゃんの魔法が、僕の盾に上乗せされた。
僕の盾に込めた炎魔法と、エリちゃんの火球のダブルパンチによって、宇宙人が火だるまに。花粉に燃え移って、さらにエゲツナイ状態となる。
「あぎゃあああ!」
「くらえ!」
身悶える宇宙人に、僕はトドメを刺した。心臓をショートソードで突き刺す。
木に叩きつけられた宇宙人は、絶命してアイテムとなる。
エリちゃんが、執事風の男性にエリクサーを飲ませた。
執事さんが回復していく。
「大丈夫ですか?」
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