本編完結R18)メイドは王子に喰い尽くされる

ハリエニシダ・レン

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if レオン&サイラスルート

眠り 〜エピローグ〜

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「母上」

今日も来てくれた…。

寝室に顔を出したサイラスにほっとする。
毎日ではないけれど、私が不安にならない程度。その程度の間隔を空けて、サイラスは私の寝室を訪れる。
大抵はレオンも一緒だけれど、稀にサイラスだけの時もある。

「今日は兄上は王宮に泊まりだから」

そう言ったサイラスにコクリと頷いた。
音もなく近づいてきたサイラスは、ベッドに腰を下ろすと私の頭を抱き寄せた。
そっと彼の肩に頭を預ける。
サイラスは何も言わない。

そのまま穏やかな時間が流れる。
時折サイラスの指先が、私の頬や髪を撫でる。もう少し近くへと、サイラスに頭を擦り寄せた。サイラスの腕が私を軽く引き寄せて、私の行為が受け入れられていることを知らせてくれた。

規則的な鼓動と温もり、それと微かな体臭に包まれて、だんだん眠くなってくる。サイラスの手が、寝かしつけるかのようにトントンと私の背中を叩く。
繰り返されるうちに、本当に眠くなってきてしまった。

サイラスは、そんな私をぎゅっと抱きしめてベッドに横になりシーツを被った。温かい腕の中に包み込まれて安心する。

「おやすみ、母上」

落ちついたその声に促されるようにして、明かりの消えた部屋の中、眠りに落ちていった。


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重いルートだったので、口直しに(なるのかどうか)ちょっとふざけた軽い話「不思議なものを見てしまいました」をおまけ2にアップしました。

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感想 110

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