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第二十九話 帰還報告と、ソフィアの処遇
エネローワに着くと、様々な情報を衛兵より伝えられ、マリアは困惑した。
「え?ソフィアとハルト様が投獄?わたし、まだ何もしていないのですが……。」
「何でも、当局の密偵によって、もう調べはついていたようだな……あ、あと、私の暗殺者未遂も追加な!」
「アドレーさん、そんなお料理を追加するみたいに罪状を追加しなくても……。」
「ん?面白かったか?ハハハハハハハ!」
「もう、あの時はアドレーさんが死んでしまうかと必死だったんですからね!」
「悪い、悪い、と言うことだから頼むよ!衛兵君!」
「は、はい!承りました!」
こうして、二人は王宮に入り、謁見の間にて、帰還の報告をする。
「………と言うことで、暗殺者を退け、ランシッグ王との友好を深め、只今帰還いたしました。」
アドレーは、ドルイダスの事や、婚約の事を省き、王へとの報告とした。
「ん、よくぞ戻った。」
「は、陛下、後程、お耳に入れたいこともありますので、別室にてお時間頂けますでしょうか?」
「うむ、では、アドレー大義であった。」
こうして帰還の挨拶を終えたアドレーは王にマリアとのことを話すのだった。
「そうか、やはりマリアはドルイダスの血を継いでいたのだな」
「え、やはりって!父上、ご存知だったのですか?」
「ほっ、ほっ、書庫の書物を読んだのであろう?当時の王の子、ジョージは、マリアの母方の先祖にあたる。……しかし、ドルイダスの力を継いでいるかは不明であったから、伏せておったのだ。」
「な、なんだよ……知っていたのか………。でも、そこまで知っていてなぜ、教会をそのままにしていたり、ドルイダスについてそのままなんだ?」
「マリアには、悪いが、簡単に言って、見返りがないから、労力に見合わないからだな。教会を解体するにも国民の信ずるものを過去の皇太后の勝手によって作られたらなどとバラして、見ても、損以外ないのが現実だからのぅ。」
「そ、そうですね。王子にもそう言われています。」
「うむ、しかし、婚約は何事もなく進められるから安心せい、何より、最初にあったときに婚約して欲しいと話したじゃろ?」
「そ、そうでしたね……。よろしくお願いいたします。」
「うむ、まぁ、あの時の大臣も専属侍女?と勘ぐっていたしの。不自然なものが自然なものになるだけじゃ。」
「あ、でも、そうなると、私の婚約破棄と、その相手と、義理の妹の投獄など……ややこしくなってます。……すみません。」
「義理の妹、では助けたいか?」
「い、いえ、……彼女にはたくさん煮え湯を飲まされましたから、怨みはありますが、………ただ父の事を思いますと……。一応義理でも父の娘にあたりますので……。」
「ほっ、ほっ、そうか、まぁ、ライオネルには話してあるから、心配しなくてよい、それに、全ては明日、終わるからのぅ。」
「え?明日?」
「ああ、明日、朝一に処刑じゃ!そこで全ては終わることとなる。」
マリアは、国王の恐ろしい部分を見た思いをして、身震いするのでした。
「え?ソフィアとハルト様が投獄?わたし、まだ何もしていないのですが……。」
「何でも、当局の密偵によって、もう調べはついていたようだな……あ、あと、私の暗殺者未遂も追加な!」
「アドレーさん、そんなお料理を追加するみたいに罪状を追加しなくても……。」
「ん?面白かったか?ハハハハハハハ!」
「もう、あの時はアドレーさんが死んでしまうかと必死だったんですからね!」
「悪い、悪い、と言うことだから頼むよ!衛兵君!」
「は、はい!承りました!」
こうして、二人は王宮に入り、謁見の間にて、帰還の報告をする。
「………と言うことで、暗殺者を退け、ランシッグ王との友好を深め、只今帰還いたしました。」
アドレーは、ドルイダスの事や、婚約の事を省き、王へとの報告とした。
「ん、よくぞ戻った。」
「は、陛下、後程、お耳に入れたいこともありますので、別室にてお時間頂けますでしょうか?」
「うむ、では、アドレー大義であった。」
こうして帰還の挨拶を終えたアドレーは王にマリアとのことを話すのだった。
「そうか、やはりマリアはドルイダスの血を継いでいたのだな」
「え、やはりって!父上、ご存知だったのですか?」
「ほっ、ほっ、書庫の書物を読んだのであろう?当時の王の子、ジョージは、マリアの母方の先祖にあたる。……しかし、ドルイダスの力を継いでいるかは不明であったから、伏せておったのだ。」
「な、なんだよ……知っていたのか………。でも、そこまで知っていてなぜ、教会をそのままにしていたり、ドルイダスについてそのままなんだ?」
「マリアには、悪いが、簡単に言って、見返りがないから、労力に見合わないからだな。教会を解体するにも国民の信ずるものを過去の皇太后の勝手によって作られたらなどとバラして、見ても、損以外ないのが現実だからのぅ。」
「そ、そうですね。王子にもそう言われています。」
「うむ、しかし、婚約は何事もなく進められるから安心せい、何より、最初にあったときに婚約して欲しいと話したじゃろ?」
「そ、そうでしたね……。よろしくお願いいたします。」
「うむ、まぁ、あの時の大臣も専属侍女?と勘ぐっていたしの。不自然なものが自然なものになるだけじゃ。」
「あ、でも、そうなると、私の婚約破棄と、その相手と、義理の妹の投獄など……ややこしくなってます。……すみません。」
「義理の妹、では助けたいか?」
「い、いえ、……彼女にはたくさん煮え湯を飲まされましたから、怨みはありますが、………ただ父の事を思いますと……。一応義理でも父の娘にあたりますので……。」
「ほっ、ほっ、そうか、まぁ、ライオネルには話してあるから、心配しなくてよい、それに、全ては明日、終わるからのぅ。」
「え?明日?」
「ああ、明日、朝一に処刑じゃ!そこで全ては終わることとなる。」
マリアは、国王の恐ろしい部分を見た思いをして、身震いするのでした。
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