悪の組織のイケメンたちに捕まったのですが、全員から愛されてしまったようです。

絶頂 ※R-18

私の上に乗る、大我たいがの美しい黒髪。
彼の腰の動きに合わせて、髪先が私の顔に当たる。

目の前にある、イケメンの悩ましげな表情。
私は、彼の官能的な表情を目にした瞬間、絶頂に上り詰めた。


「あっ・・・大我・・く・・ん・・っ・・・！！」

イク時の正しい声の出し方って・・・？と、初めて特有の疑問が頭に浮かんでは消えていく。
答えを得る暇もなく、そんな疑問は快感が無かったことにする。
彼が体内に入り込んできた瞬間の、引きちぎられるような痛みは、すでに快感に置き換わっていた。

初めては痛いと聞いていたが、痛かったのは彼が入ってきた瞬間だけだ。
恥ずかしいほどに溢れていた愛液のおかげで、彼の大きなペニスを何度激しく出し入れされても、気持ちイイ以外の感覚は生まれなかった。

（セックスって・・・こんなに・・・気持ちイイの・・・っ！？）


肌を重ねると、相手への感情が急激に深くなる。
噂には聞いていたけれど、ここまでとは。

今までと同じように彼を見ることは、もう二度とないだろうという予感がした。

好きで、好きで、たまらない。
そんな激しい情欲が、私の身体を淫らに開く。

私は生まれて初めて知る感情に、胸が熱くなっていた。


「どうした？ユミ・・・痛いか？」

私の目からはいつの間にか、涙が溢れていたらしい。
いい歳して初めてのセックスで泣くなんて・・・・と、あまりに純情な自分自身に驚いた。

大我は、私が痛くて泣いていると思ったようだ。
心配そうな顔で、私の目をじっと見つめている。


「違うの・・・っ・・気持ち良くて・・っ」

駆け引きなんて出来るはずもない、経験値ゼロのモテない女。
それでも切羽詰まった私が吐き出したド直球な本音に、彼はひどく興奮したようだった。


「ユミ・・っ、可愛い。絶対ぇ誰にも渡したくねぇよ。」

私の胸を鷲掴みにした彼は、辱めるようにジュルジュルと音を立てながら乳首にしゃぶりつく。
彼の腰はもっと奥へ入り込もうと、深く激しく打ち込まれた。


「本当に惚れてる女とヤるのって・・・こんなに・・っ・・気持ちがイイもんなんだな。」

最奥に彼の先端が深く差し込まれ、イッたばかりだというのに、私はまたすぐに絶頂を迎えた。

つま先がプルプルと痙攣したように、震える。
身体中が彼を感じて、気持ちイイ。


「全然持ちそうにねぇわ、お前の中、、気持ち・・・良すぎだろ・・・っ」

私の内側は快楽に震え、キュウっと激しく収縮する。
その瞬間、彼が私の最奥で果てたのがわかった。