149 / 182
とこしえの恋路
7
しおりを挟む
「おお、なんかいろりに似合いそうな服もたくさんあるぜ」
「本当ですか?」
「ん? なんだこれ」
押し入れの床に置かれた小冊子を手に取る蛇珀。
「し、じゅう、は、って……?」
意味もわからず中を見た蛇珀は毛が逆立つほど驚いた。
“四十八手”……それは男女が睦み合う際の様々な体位を記したものである。
「い、いろり! 今は来るなそこにいろ!」
「え? でもお洋服が……あれ? それはなんですか?」
「ななななんでもねええ!!」
思わず閉じた小冊子の裏には、『百恋より♡』とご丁寧に語尾にハートマークまでつけた頭に来るほど綺麗な字が並んでいた。
なぜ現代にあえてこの浮世絵くさいものを選んだのか、それはまあ、百恋が五百年前の生まれだと考えれば納得であったが。
「――あんっっのエロ神があ!!」
「蛇珀様!!??」
怒りのままそれを押し入れ内に叩きつけた蛇珀だったが、いろりがいない時にこっそり見てみようとも思っていた。
「本当ですか?」
「ん? なんだこれ」
押し入れの床に置かれた小冊子を手に取る蛇珀。
「し、じゅう、は、って……?」
意味もわからず中を見た蛇珀は毛が逆立つほど驚いた。
“四十八手”……それは男女が睦み合う際の様々な体位を記したものである。
「い、いろり! 今は来るなそこにいろ!」
「え? でもお洋服が……あれ? それはなんですか?」
「ななななんでもねええ!!」
思わず閉じた小冊子の裏には、『百恋より♡』とご丁寧に語尾にハートマークまでつけた頭に来るほど綺麗な字が並んでいた。
なぜ現代にあえてこの浮世絵くさいものを選んだのか、それはまあ、百恋が五百年前の生まれだと考えれば納得であったが。
「――あんっっのエロ神があ!!」
「蛇珀様!!??」
怒りのままそれを押し入れ内に叩きつけた蛇珀だったが、いろりがいない時にこっそり見てみようとも思っていた。
0
あなたにおすすめの小説
幽霊だって怖いものはコワイ ~うちの幽霊ちゃんは怖がり~
みやび
ホラー
新しく住み始めた家は訳アリ物件だった。
幽霊が出ると評判のアパートである。
安いが毎日女性の泣き声が聞こえるが……
幽霊と同居する男性のコメディな日常。
掌編連作なのでお好きなところからどうぞ
毎日午後6時更新
再会した幼馴染は××オタクになっていました。
星空永遠
恋愛
小さい頃から幼なじみの黒炎(こくえん)くんのことが好きな朱里(あかり)。そんな彼は引っ越してしまい、気持ちは伝えられず。しかし、高校で再会することができ、それを喜ぶ朱里だったが、彼は以前とは変わっていて……。
だけど、黒炎くんのお家にお泊りしたり、遊園地では朱里にとっては驚くハプニングが!?二人の距離はどんどん近づいて……。イケメンの幼なじみにドキドキが止まらない!じれったい二人の恋の行方は……?
この恋は本気なんです……!
表紙絵=友人作。
婚約破棄されたうえ何者かに誘拐されたのですが、人違いだったようです。しかも、その先では意外な展開が待っていて……!?
四季
恋愛
王子オーウェン・ディル・ブリッジから婚約破棄を告げられたアイリーン・コレストは、城から出て帰宅していたところ何者かに連れ去られた。
次に目覚めた時、彼女は牢にいたのだが、誘拐されたのはオーウェンの妹と間違われたからだったようで……?
【アルファポリス版は転載中止中・ノクターンノベルズ版へどうぞ】会社の女上司と一緒に異世界転生して幼馴染になった
思考機械
ファンタジー
注)ノクターンにて連載中のものをこちらに再掲載しています。というか、あちらが先行で内容的にも完全版ですm(_ _)m
現代商社の新人サラリーマンである浩哉は会社の上司・和美と共に異世界に6歳の子供として転生する。
そこは剣と魔法、モンスターが跋扈するファンタジー世界。
都市から遠く離れた田舎町の領主の次男として生活するヒロヤと、その町の守護騎士のひとり娘として生活するカズミ。ふたりのふれあいをつづるファンタジー。
エロは当分ありませんごめんなさい。物語が進むにつれてそういう濡れ場は出るだろうとR18にしました。
なるべく細部に拘ろうとは思ってますが、色々とご都合主義があるのはご了承ください。
(追記)
60話が便宜上第二部開始となりますが、それ以降は吹っ切れたようにエロエロになっております。m(_ _)m
サブタイトルに「微エロ▲エロ★」を付けるようにしました。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
うっかり結婚を承諾したら……。
翠月るるな
恋愛
「結婚しようよ」
なんて軽い言葉で誘われて、承諾することに。
相手は女避けにちょうどいいみたいだし、私は煩わしいことからの解放される。
白い結婚になるなら、思う存分魔導の勉強ができると喜んだものの……。
実際は思った感じではなくて──?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる