79 / 119
79.アンナとリタの出産と新領地の港湾整備
しおりを挟む
アンナとリタが出産した。ともに生まれた子は女子であった。アンナの子が先に生まれ、3日してリタが出産したとのこと。母子ともに元気である。
アンナの子はマーサと名付けた。リタの子はルナと名付けた。次女と三女である。これで俺は4人の子持ちになった。
マーサとルナはたぶん美人である。色白でマーサが金髪でルナが銀髪である。目の色はどちらも俺に似てスカイブルー、ザ・異世界人。そんな感じである。
クララに
「お前の妹だよ」
と言うと
「私の妹」
と言って、リヒトにしたように頬をつんつんしている。癒される。見ていて飽きない。
親子は同じ部屋で寝る。これが俺の流儀である。それで、俺の土魔法で部屋を大きくして、アンナとマーサ、リタとルナも一緒に寝るようにした。
レンが何か言いたそうだったが、
「これが俺の奴隷ハーレム計画だ」
と言ったら何も言わなかった。
レンは相変わらず自分で育てている。それで、アンナとリタにも
「乳母は雇わない。」
と言った。これは納得していたようである。
それはいいのだが、リヒトの夜泣きとマーサとルナの授乳で夜がよく眠れない。結局部屋の中に仕切りを作って防音の魔道具をセットした。これにはレンに笑われた。
それから、12月に挨拶に行った時にユリアーネお義姉様が
「リヒトが女子だったら息子さんの嫁に欲しそうにしていた」
と言ったら
「3人目頑張る。」
と言い出した。元気である。
「お前に似ていたらどうする」
と言ったら、
「その時は私の男爵領を継がせる」
とのこと。
「それはそれでいいか」
と思った。
今までアンナとリズのしていた仕事がすべて俺に来る。忙しすぎる。人を雇うことにした。従士の中で少し年を取った人を兵士から文官にして5人にヤマユリ商会の仕事をさせることにした。
「ほんとは若い娘さんがいいのだけど」
と言ったら
「却下」
これはレンだけでなくアンナとリタにも言われた。
領主の仕事とヤマユリ商会の仕事で、なかなか、新領地フグ町の港湾整備ができない。そこで多少の事務仕事の遅滞には目をつむることにして、水曜と木曜は1泊2日で新領地に行って港湾整備をすることにした。
今日は、新領地の港湾のあるフグ町に来ている。魔道馬車で寝泊まりするから、護衛はいらないと断った。護衛がいると転移魔法が使えない。時間は節約しないといけない。
空に鳥型の監視装置を飛ばして空から眺めて、それをアイテムボックスの中の用紙に転写している。地形測量である。同時に立体模型も製作している。この測量図に計画を入れていく。
フグ町の港はアンゼン川の河口にできた河川港である。そしてフグ町はアンゼン川の水運と外洋の帆船の交点として栄えた港町である。しかし、アンゼン川の堆積物で大型の喫水の深い船が接岸できず、最近は貨物の取扱量が減少傾向にあるとのこと。
帆船の大型化に対応するためには、河川の浚渫をするか。しかし、毎年これをするのも疲れる。結局3kmほど離れた海岸に掘り込み港湾を作り、そこと既存の河川港との間を街道で結ぶことにした。
しかし、外洋に面するということは絶えず吹いてくる偏西風により港内静穏度が確保できるのか。それも問題である。これについては山奥の大きな木をそのまま植えて樹林帯を作ることにした。
1日目、外港を作る場所を周辺の村人に周知して立ち入り禁止にし、周りを柵で覆って、村人が入れないようにした。また、兵士が巡回するよう新領地の兵士に通達した。
2日目、その区域の中の土砂を掘削して、外洋に面した場所に築山を作った。これで今週の作業は終わり。
次の週の1日目、築山に山奥の木を植えて樹林帯を作る。
2日目、掘削した泊地の護岸整備。これで今週の作業は終わり。
次の週の1日目、外洋からの波が港内に侵入しないように防波堤を作る。
2日目、泊地の後ろに荷物の積み下ろし用のエプロンを作った。これで今週の仕事は終わり。
次の週の1日目、エプロンに倉庫を作った。
2日目、護岸やエプロンの周りを柵で覆って船から降りた人が領民と接触できないようにした。これは疫病の感染対策である。船員に病気の感染者がいるとすぐに疫病が広まってしまう。
俺の前世の記憶では中世ヨーロッパにペストが伝播したのは、ペストに感染した船員と船に紛れ込んだネズミが原因だったはず。これで今月の仕事は終わり。
アンナの子はマーサと名付けた。リタの子はルナと名付けた。次女と三女である。これで俺は4人の子持ちになった。
マーサとルナはたぶん美人である。色白でマーサが金髪でルナが銀髪である。目の色はどちらも俺に似てスカイブルー、ザ・異世界人。そんな感じである。
クララに
「お前の妹だよ」
と言うと
「私の妹」
と言って、リヒトにしたように頬をつんつんしている。癒される。見ていて飽きない。
親子は同じ部屋で寝る。これが俺の流儀である。それで、俺の土魔法で部屋を大きくして、アンナとマーサ、リタとルナも一緒に寝るようにした。
レンが何か言いたそうだったが、
「これが俺の奴隷ハーレム計画だ」
と言ったら何も言わなかった。
レンは相変わらず自分で育てている。それで、アンナとリタにも
「乳母は雇わない。」
と言った。これは納得していたようである。
それはいいのだが、リヒトの夜泣きとマーサとルナの授乳で夜がよく眠れない。結局部屋の中に仕切りを作って防音の魔道具をセットした。これにはレンに笑われた。
それから、12月に挨拶に行った時にユリアーネお義姉様が
「リヒトが女子だったら息子さんの嫁に欲しそうにしていた」
と言ったら
「3人目頑張る。」
と言い出した。元気である。
「お前に似ていたらどうする」
と言ったら、
「その時は私の男爵領を継がせる」
とのこと。
「それはそれでいいか」
と思った。
今までアンナとリズのしていた仕事がすべて俺に来る。忙しすぎる。人を雇うことにした。従士の中で少し年を取った人を兵士から文官にして5人にヤマユリ商会の仕事をさせることにした。
「ほんとは若い娘さんがいいのだけど」
と言ったら
「却下」
これはレンだけでなくアンナとリタにも言われた。
領主の仕事とヤマユリ商会の仕事で、なかなか、新領地フグ町の港湾整備ができない。そこで多少の事務仕事の遅滞には目をつむることにして、水曜と木曜は1泊2日で新領地に行って港湾整備をすることにした。
今日は、新領地の港湾のあるフグ町に来ている。魔道馬車で寝泊まりするから、護衛はいらないと断った。護衛がいると転移魔法が使えない。時間は節約しないといけない。
空に鳥型の監視装置を飛ばして空から眺めて、それをアイテムボックスの中の用紙に転写している。地形測量である。同時に立体模型も製作している。この測量図に計画を入れていく。
フグ町の港はアンゼン川の河口にできた河川港である。そしてフグ町はアンゼン川の水運と外洋の帆船の交点として栄えた港町である。しかし、アンゼン川の堆積物で大型の喫水の深い船が接岸できず、最近は貨物の取扱量が減少傾向にあるとのこと。
帆船の大型化に対応するためには、河川の浚渫をするか。しかし、毎年これをするのも疲れる。結局3kmほど離れた海岸に掘り込み港湾を作り、そこと既存の河川港との間を街道で結ぶことにした。
しかし、外洋に面するということは絶えず吹いてくる偏西風により港内静穏度が確保できるのか。それも問題である。これについては山奥の大きな木をそのまま植えて樹林帯を作ることにした。
1日目、外港を作る場所を周辺の村人に周知して立ち入り禁止にし、周りを柵で覆って、村人が入れないようにした。また、兵士が巡回するよう新領地の兵士に通達した。
2日目、その区域の中の土砂を掘削して、外洋に面した場所に築山を作った。これで今週の作業は終わり。
次の週の1日目、築山に山奥の木を植えて樹林帯を作る。
2日目、掘削した泊地の護岸整備。これで今週の作業は終わり。
次の週の1日目、外洋からの波が港内に侵入しないように防波堤を作る。
2日目、泊地の後ろに荷物の積み下ろし用のエプロンを作った。これで今週の仕事は終わり。
次の週の1日目、エプロンに倉庫を作った。
2日目、護岸やエプロンの周りを柵で覆って船から降りた人が領民と接触できないようにした。これは疫病の感染対策である。船員に病気の感染者がいるとすぐに疫病が広まってしまう。
俺の前世の記憶では中世ヨーロッパにペストが伝播したのは、ペストに感染した船員と船に紛れ込んだネズミが原因だったはず。これで今月の仕事は終わり。
2
あなたにおすすめの小説
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
召喚獣スライムに転生したが、美少女召喚士が自分のすごさにまったく気づかない
椎名 富比路
ファンタジー
美少女召喚士リップルに召喚される形で、スライムの【ロピ】ちゃんとして転生したヒロミ。
リップルは誰しも認める天才美少女召喚士で、召喚獣からも慕われている。
なのに、本人はまったく無自覚で、自分の力より召喚獣のほうが優秀だと思っている。
だが、ロピちゃん本人も、自分が最強だと気がついていなかったのである……。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
{完結保証}規格外の最強皇子、自由に生きて無双する〜どこへ行っても、後世まで語られる偉業を残していく、常識外れの皇子〜
Saioonji
ファンタジー
母に殴られ、命を奪われた――そのはずだった。
だが目を覚ました先は、白く豪奢な王城の一室。
赤子の身体、仕えるメイド、そして“皇子”という立場。
前世では愛されず、名前すら価値を持たなかった少年が、
今度は世界の中心に生まれ落ちてしまった。
記憶を失ったふりをしながら、
静かに、冷静に、この世界を観察する皇子。
しかし彼の中には、すでに常識外れの思考と力が芽生えていた。
――これは復讐でも、救済でもない。
自由を求めただけの少年が、
やがて国を、歴史を、価値観そのものを揺るがしていく物語。
最強であることすら、彼にとってはただの前提条件だった。
重複投稿作品です
小説家になろうとカクヨムにも投稿しています。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
貞操逆転世界の「内助の功」~掃除と料理を極めた俺が、脳筋幼馴染を女王にするまで~
ありゃくね
ファンタジー
前世の記憶が目覚めたそこは、男女の貞操が逆転した異世界だった。
彼が繰り出すのは、現代知識を活かした「お掃除アイテム」、そして胃袋を掴む「絶品手料理」。 ただ快適に暮らしたいだけのマシロの行動は、男に飢えた女騎士たちを狂わせ、国の常識さえも変える一大革命へと繋がっていく。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
2025/09/12(金)5巻発売!同日コミカライズ開始!
2026/03/16(月)コミカライズ1巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる