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駆け巡る普天率土の章
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「お、く…ぅっ……む、むりっ」
「シア……ごめっ」
遠くの大通りから賑やかな喧騒と吟遊詩人が奏でる笛やラバーブや太鼓が聞こえた。
そんな路地裏で私達は立ちながら、腰を密着させてずちゅずちゅと小刻みに揺れて営みをしていた。
「も……もっとぉっ」
「っく、しめすきだっ……」
さっきまで、異国の街を眺めながら歩いていたのに、路地裏でして感じてしまって、もっとと彼にせがんでいる事実に自己嫌悪とやましい気持ちに心は乱れた。
私はダメなのに、感じてしまっている己を恥じながらも、口から出るのは喘ぎ声と彼を求める声を出していた。
「なまえ、よんでっ、俺だけを求めてくれっ」
「んあぁ、ユリウスもっ、としてぇ……」
口が近付いて舌を絡めながら、布越しの乳首を彼の胸に押し付けそれすらも気持ち良い。
「他の男をずっと見ないでくれ……わかったか?」
「しないっからぁ……」
「ならッ、良いがっ」
「またイっちゃうっのっ、いぐっいぐっ」
がぐがくと揺れて、中のペニスを締まり、青姦の悦びに目覚めた私は背徳心の中、達した。
コツンと奥へ熱い物が注ぎ込まれ、ドピュッと生温かい感触に彼の背中を掴みながら魔力が混ざり合い、その感覚にヒクヒクと耐えていた。
ぬぷっと抜かれた感覚に私はぼおっとしながらかれにもたれかかった。
「シア、気持ち良かった?」
「……良かった」
ダメなのに………
私の中のなにかが崩れ去る様に、イケナイ事なのに楽しんでしまった自身が憎い。
……でも彼を責める事はできない。途中からは私が求めてしまったし。
絶対歩き出したら色々溢れそうな予感しかしなくて、私は半目でユリウスを見上げたが、ユリウスは私を抱える位置を高く持ち、顔を近づけてなすがまま彼とチュッと与えられるキスをされながら、ぐったりとイッた後の疲れに微睡んだ。
パサりと垂れ幕をぐくり、香辛料のツンとした匂いと甘たるい匂いがする店内は異質で、眠りかけていた意識が覚醒する。
どこか懐かしい様な気さえする香りに、私は目をパシパシとさせて、入り口のカウンターで降ろされる。
カウンターに居た青い肌の角が生えている青年は私達を見て、カウンターの上に書いてある貨幣の表を指していた。
「いらっしゃい、泊まりカ?それとも食堂ノミ?」
「泊まりで……夕食を部屋まで運んできてもらう事はできるか?」
「そういうお客様多くてネ……少し割高にナルヨ、二人分のこれネ。」
「それで構わない。」
「宿、お湯ある。身体拭くダケも良イ。食事終わったらお湯配るイル?」
こぷんっとした感覚に震えて、驚いてしまい、私は二人が会話してなにかを取引しているがもじもじとしない様に耐えていた。
「そうですね、それで。」
「………ぁ」
流れてくる感覚がして、震える。
垂れてしまうと思いつつも、払い終えたユリウスにエスコートされて私は垂れていない事を祈った。
がちゃりと扉が開かれて、少し後に料理持ってくるらしく、待っていてとの事だった。
「……ユリウス泊まる為の服を用意してないけれど……」
「俺が持ってきて置いたから、気にしないで。それよりシアどうした?さっきから、なんか変だけど……お手洗い我慢していたのか?」
「ううん、これが出てきちゃってっ……」
「……ッ……シア」
私は扉が閉まっている事を確認した後、スカートをたくし上げるとちょうどぽたんと白濁が床に滴り置ちた所だった。
顔を少し赤くして、口元を抑えたユリウスが珍しく、ずりずりと寄ってきてくる所が怖い。
「ユリウス?なんでそんなに、近寄ってくるの?」
「いや、別にいいだろ?」
「だってっ……なんでっそんなにボタン外しているのっ……これから食事くるでしょ!」
彼はクッと堪えた表情をして、スラックスのボタンを少し外していたが、言われて気がついたらしく、悔しそうにドアをチラ見している。
「……あんなにシタでしょ。まだ足りないの?」
「俺はまだできるから……それに君に煽られて、勃たない男はいない。」
「煽ってないけど……」
「そんな扇状的な光景を見せてくれたらな。」
「これはっ……その口に出すより見せた方が早いから……」
ずるずると背後に下がろうとしたが、それよりもがしっと彼に引き寄せてられてしまい、抱っこされてソファーに座る。
ソファーが汚れるからと、どこうと思ったが、ユリウスに待っててと言われて、私はそこで待つ事にした。
備え付けの水差しからコップに注いで飲んで待っていた。
彼が手を洗ったのか、少しさっぱりしたと言いながら備え付けのタオルで拭かれる。
「ここにいっぱい俺のが……出てきて良いな、シア足を抱えて大きく開いて。拭きにくいから。」
「う、うん。これで良い?」
まるで赤ちゃんがおしめを変える様に秘所を彼にじっくりと見られた。
かちゃかちゃと彼がポケットから何かをとりだして首と足輪を私に嵌めていて、なんで?と思いながらも、コプっと溢れ出てきている白濁を拭かれていた。
「はひゃっ……さわっちゃだめって。」
「中から掻き出さないとだろ。まだ溢れ出てきてる。」
「んっあっ……そこはっ」
「シア感じてるのか?ダメだろ。これは掻き出さすのが目的だから。」
ぐちゅぐちゅと彼の指が入り込み、奥から白濁を出してきてくれて、タオルで拭かれている。
「んっ……もういいってっもうだめっ」
「イキそうなのか?イキそうならイッた方が良い。」
「らめって……むりっいやぁぁんんっ」
「イキそうなシアは可愛いな、俺の指で感じて……ほら、もっと声を出してイッて良いよ。」
「だめだめぇっ、ひぎィい、いぁっきちゃ……ゆるひれ、もういぐっなんかれちゃっんんん」
ユリウスの指が私の秘所に、ぐちゅぐちゅと音を立て、指の腹で手前の気持ちの良い所を擦られ押し上げられる。
クリトリスも同時に押されて、目の前でユリウスの顔が股の間から見えていて、私はそんな秘所を見られていると言う事に、少しムラムラとする情熱がもえさかる。
もう少しで、料理が来ると言うのに致している事に私は、なんでこうなってしまったのかと思いながら達した。
びゅびゅっとサラサラして無色透明な体液が飛び出ていく。
「ひやぁぁっ、イチャったぁ……」
「潮吹きできたな、良い子だ。潮吹いてるシアも良い、可愛いよ。」
そう言いながら、ぬぷっと指を抜かれた。
彼の顔を近づいてきて、唇が重なり、私は欲に呑まれていた。
キスしたり、些細な目が合い笑い合う事でその度に好きだと自覚する。
もっと、したいなと欲に呑まれた私はぼんやりと思っていたが、コンコンとノックされたドアの音がした。
くちゅっと舌を絡まっているのを外そうとすると、名残惜しげに彼がなかなか離してくれずに、難儀しながらもようやく離されてホッとして慌ただしく、私はスカートを下ろして、ローブを被り顔を隠しているが、派手に濡らしている床など悲惨な光景だ。
……恥ずかしすぎる。
「ぁあ、そこに置いてくれ。」
考えていたら、空いたドアの音の後、テーブルの方へ誘導したらしく、香辛料の匂いがふぁっと漂ってきた。
「シア……ごめっ」
遠くの大通りから賑やかな喧騒と吟遊詩人が奏でる笛やラバーブや太鼓が聞こえた。
そんな路地裏で私達は立ちながら、腰を密着させてずちゅずちゅと小刻みに揺れて営みをしていた。
「も……もっとぉっ」
「っく、しめすきだっ……」
さっきまで、異国の街を眺めながら歩いていたのに、路地裏でして感じてしまって、もっとと彼にせがんでいる事実に自己嫌悪とやましい気持ちに心は乱れた。
私はダメなのに、感じてしまっている己を恥じながらも、口から出るのは喘ぎ声と彼を求める声を出していた。
「なまえ、よんでっ、俺だけを求めてくれっ」
「んあぁ、ユリウスもっ、としてぇ……」
口が近付いて舌を絡めながら、布越しの乳首を彼の胸に押し付けそれすらも気持ち良い。
「他の男をずっと見ないでくれ……わかったか?」
「しないっからぁ……」
「ならッ、良いがっ」
「またイっちゃうっのっ、いぐっいぐっ」
がぐがくと揺れて、中のペニスを締まり、青姦の悦びに目覚めた私は背徳心の中、達した。
コツンと奥へ熱い物が注ぎ込まれ、ドピュッと生温かい感触に彼の背中を掴みながら魔力が混ざり合い、その感覚にヒクヒクと耐えていた。
ぬぷっと抜かれた感覚に私はぼおっとしながらかれにもたれかかった。
「シア、気持ち良かった?」
「……良かった」
ダメなのに………
私の中のなにかが崩れ去る様に、イケナイ事なのに楽しんでしまった自身が憎い。
……でも彼を責める事はできない。途中からは私が求めてしまったし。
絶対歩き出したら色々溢れそうな予感しかしなくて、私は半目でユリウスを見上げたが、ユリウスは私を抱える位置を高く持ち、顔を近づけてなすがまま彼とチュッと与えられるキスをされながら、ぐったりとイッた後の疲れに微睡んだ。
パサりと垂れ幕をぐくり、香辛料のツンとした匂いと甘たるい匂いがする店内は異質で、眠りかけていた意識が覚醒する。
どこか懐かしい様な気さえする香りに、私は目をパシパシとさせて、入り口のカウンターで降ろされる。
カウンターに居た青い肌の角が生えている青年は私達を見て、カウンターの上に書いてある貨幣の表を指していた。
「いらっしゃい、泊まりカ?それとも食堂ノミ?」
「泊まりで……夕食を部屋まで運んできてもらう事はできるか?」
「そういうお客様多くてネ……少し割高にナルヨ、二人分のこれネ。」
「それで構わない。」
「宿、お湯ある。身体拭くダケも良イ。食事終わったらお湯配るイル?」
こぷんっとした感覚に震えて、驚いてしまい、私は二人が会話してなにかを取引しているがもじもじとしない様に耐えていた。
「そうですね、それで。」
「………ぁ」
流れてくる感覚がして、震える。
垂れてしまうと思いつつも、払い終えたユリウスにエスコートされて私は垂れていない事を祈った。
がちゃりと扉が開かれて、少し後に料理持ってくるらしく、待っていてとの事だった。
「……ユリウス泊まる為の服を用意してないけれど……」
「俺が持ってきて置いたから、気にしないで。それよりシアどうした?さっきから、なんか変だけど……お手洗い我慢していたのか?」
「ううん、これが出てきちゃってっ……」
「……ッ……シア」
私は扉が閉まっている事を確認した後、スカートをたくし上げるとちょうどぽたんと白濁が床に滴り置ちた所だった。
顔を少し赤くして、口元を抑えたユリウスが珍しく、ずりずりと寄ってきてくる所が怖い。
「ユリウス?なんでそんなに、近寄ってくるの?」
「いや、別にいいだろ?」
「だってっ……なんでっそんなにボタン外しているのっ……これから食事くるでしょ!」
彼はクッと堪えた表情をして、スラックスのボタンを少し外していたが、言われて気がついたらしく、悔しそうにドアをチラ見している。
「……あんなにシタでしょ。まだ足りないの?」
「俺はまだできるから……それに君に煽られて、勃たない男はいない。」
「煽ってないけど……」
「そんな扇状的な光景を見せてくれたらな。」
「これはっ……その口に出すより見せた方が早いから……」
ずるずると背後に下がろうとしたが、それよりもがしっと彼に引き寄せてられてしまい、抱っこされてソファーに座る。
ソファーが汚れるからと、どこうと思ったが、ユリウスに待っててと言われて、私はそこで待つ事にした。
備え付けの水差しからコップに注いで飲んで待っていた。
彼が手を洗ったのか、少しさっぱりしたと言いながら備え付けのタオルで拭かれる。
「ここにいっぱい俺のが……出てきて良いな、シア足を抱えて大きく開いて。拭きにくいから。」
「う、うん。これで良い?」
まるで赤ちゃんがおしめを変える様に秘所を彼にじっくりと見られた。
かちゃかちゃと彼がポケットから何かをとりだして首と足輪を私に嵌めていて、なんで?と思いながらも、コプっと溢れ出てきている白濁を拭かれていた。
「はひゃっ……さわっちゃだめって。」
「中から掻き出さないとだろ。まだ溢れ出てきてる。」
「んっあっ……そこはっ」
「シア感じてるのか?ダメだろ。これは掻き出さすのが目的だから。」
ぐちゅぐちゅと彼の指が入り込み、奥から白濁を出してきてくれて、タオルで拭かれている。
「んっ……もういいってっもうだめっ」
「イキそうなのか?イキそうならイッた方が良い。」
「らめって……むりっいやぁぁんんっ」
「イキそうなシアは可愛いな、俺の指で感じて……ほら、もっと声を出してイッて良いよ。」
「だめだめぇっ、ひぎィい、いぁっきちゃ……ゆるひれ、もういぐっなんかれちゃっんんん」
ユリウスの指が私の秘所に、ぐちゅぐちゅと音を立て、指の腹で手前の気持ちの良い所を擦られ押し上げられる。
クリトリスも同時に押されて、目の前でユリウスの顔が股の間から見えていて、私はそんな秘所を見られていると言う事に、少しムラムラとする情熱がもえさかる。
もう少しで、料理が来ると言うのに致している事に私は、なんでこうなってしまったのかと思いながら達した。
びゅびゅっとサラサラして無色透明な体液が飛び出ていく。
「ひやぁぁっ、イチャったぁ……」
「潮吹きできたな、良い子だ。潮吹いてるシアも良い、可愛いよ。」
そう言いながら、ぬぷっと指を抜かれた。
彼の顔を近づいてきて、唇が重なり、私は欲に呑まれていた。
キスしたり、些細な目が合い笑い合う事でその度に好きだと自覚する。
もっと、したいなと欲に呑まれた私はぼんやりと思っていたが、コンコンとノックされたドアの音がした。
くちゅっと舌を絡まっているのを外そうとすると、名残惜しげに彼がなかなか離してくれずに、難儀しながらもようやく離されてホッとして慌ただしく、私はスカートを下ろして、ローブを被り顔を隠しているが、派手に濡らしている床など悲惨な光景だ。
……恥ずかしすぎる。
「ぁあ、そこに置いてくれ。」
考えていたら、空いたドアの音の後、テーブルの方へ誘導したらしく、香辛料の匂いがふぁっと漂ってきた。
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