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駆け巡る普天率土の章
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荒い息を整えていると、ローブの隙間からこちらをチラリとみている視線を感じていたが視線は合っていない。
足元の水たまりや匂いを見られてしまって恥ずかしさに包まれながらも、美味しそうな匂いがしてきて、お腹が空いてきた。
そんな事を考えていたら、足音は去り、ヒクヒクとイッた後の疼きが終わり、お腹の空いていたから、被っていたローブを取払った。
テーブルの方を見ると汁気の無い野菜や肉が煮込まれたスパイスの匂いがする食物があり、それに私は目を見開いた。
「これが食べたかったからさ。その白い綿菓子みたいなゼリーも美味しいよ。それが腐りやすいからこの国以外では食べられないから……シアにも食べて欲しくてね。」
「ユリウス、ありがとう!美味しそうだわ。」
私はまるで目の前の食事がカレーの様で、席に座り、下半身はべちゃべちゃしてて冷たくて気持ち悪いけれど、それを忘れるくらい、目の前の食事が興味を惹かれた。
ユリウスも席に座り、カラトリーを取りながら、私達は食事へと進んだ。
一口、スプーンを使い口に含むと、深みある濃厚な味わいとスパイスが口の中に広がり、鼻を突き抜けていく様なスパイスに私は頬に手を当てて堪能した。
なんて美味しいのだろう。
久しぶりのカレーに私はユリウスの方を向くと、彼も美味しそうに食べていて、私と目が合うと嬉しそうに笑ってくれて、言葉無くても美味しいねと通じ合い、笑い合う。
食べ終わり、残りはデザートであり、私は白い綿菓子みたいなゼリーを食べようした。
「シアこれは美味しいけど、これは大量に摂取すると、余り身体に良くないから、おかわりはダメだからな?」
「うん?……わかったわ。」
上の方は綿菓子の様になっていて、底の方は白いゼリーの様な見た目だ。
ユリウスが何故か、口元が弧を描いて、頬杖をつきながら私を見ていて、なぜか伏せ目の彼の様子が色っぽいなと感じていて、私が食べ始めるのを待っていた。
うん?と思いながらも、私はデザート用の小さなスプーンを取り、綿菓子の様な部分はまるでメレンゲを焼いた様な菓子の様にサクリと千切れて、下のゼリーも共にすくうと中からはピンク色のソースが出てきた。
可愛らしいデザートだなと思いながら、口に含むと、ミルクの様な甘さとソースがチョコレートの様な味わいだった。
もう一口と食べ始めると、止まらなくて、先程食べたスパイスのある少し辛めの味わいの後だったからか、身体に浸透していく様な癒しにすっかりと食べ終えてしまった。
「これっ美味しかった……」
「だろ?最初食べた時はびっくりしたよ……色々とね。」
「ユリウス?」
彼の方をみるとすっかり彼も食べ終わり、彼が席を立ったのを見ていたら、なぜか下半身からムズッとする様な感覚がきて、ゾクゾクと駆け巡る様な痺れが来て、肌が粟を生じる様だった。
「ッぁ……なにぃこれっ」
「これはね……副作用というか、この店が宿屋も併設している理由の一つで……媚薬にも使われる成分が含まれているんだ。自然物質による物でさ。今日はお仕置きだから、まだ寝かせられないよ。」
「……ユリウスっ」
抱えられて、彼にズルズルとベッドの方へと運ばれていった。
「もうっ……あんなにっ、したからぁ」
「シアにはわかって身体に刻み込まないとな。それに俺だけに尽くしてくれれば良い……」
「ユリウスわかっているからぁ……」
「シアもしたいだろ?俺もデザートの効果が出てきて……今すぐ床に押し倒したいのを我慢……してるから……」
「……………ぅん……」
終わらないお仕置きに私は無理だと思いながらも、疼く身体は正直でヒクヒクとさせてトロトロとすっかりと滑っている下半身は正直だった。
ベッドに優しくおかれて、彼が荒々しくスラックスのボタンを外して、下着と共に脱ぎ捨て、私はぼおっとその光景を眺めながら、ハッとして、ムラムラする身体だけど、責められるのがわかっているから私は逃げたそうと思った。
ベッドから出ようと右手の方へ手を伸ばして立ちあがろうとうつ伏せにした瞬間、背後からヒシッと抱きしめられる。
「シアは、いつも我慢しようとしてるよな、こういう時には素直に身体の本能のままになって良い……」
「でもっ……ユリウスはなんで注文したのよ、わかっていたでしょ?こうなるって。」
「あぁ、前はシアが婚約者になるまえで居なかった時だったから、いつかは一緒に食べたかった。美味しかっただろ?」
「そうだけどっ、でもこれはっ………ひぁんっ」
「その時は、まだ成長した姿を見ぬ君を思って、一人でその時は…………シコッたけれどな。」
「………ぅん……」
「なんだ、シアの顔が赤くなってるけど……想像したのか?」
引き寄せられて、ふんふんと耳の後ろから匂いを嗅がれて吐息がかかりくすぐったい。
ふと、ユリウスが一人でしている光景を考えてしまいなんとも言えない恥ずかしい様な嬉しい様な心の中だった。
おかずにしたとユリウスに、正直にあっけらかんと言われて、むしろ私が恥ずかしいくらいで、一瞬でも考え込んだのが恥ずかしい。
ぼおっと上がってくる頬の熱を感じて、手で顔を覆って見られない様に隠した。
チロチロと首後ろなどを舐められたり吸われたりして、ビクッと揺れた身体は正直で、私はしゅるしゅるとホルターネックを解かれてはだけていく。
「ぁ、はぁっ……」
「シア……俺達は種族の体質で出来にくいだろ?だから気長で良いから。思い詰めないでくれ。」
「ッ……な、んで」
私は彼が欲しがっていた事を知っていたし、周りからも薄々とそれを求められていたのは知っていたし、聞いた事もあるし感じている。
だから声を大にしてまだ?とは言われてないけれど、求められていた事に雪だるま式の如く、薄らと少しずつ積み重なりふくらんでいた期待に応えたいと思ってしまい、私は月の障りが来る度にダメだったと少しずつ重荷に感じていた。
「この前も少し……泣きそうな表情をしていたから気になってて。俺は欲しいけど、出来にくいのは正直わかっているからさ。それにそろそろだろ?」
「………うん、ありがとう。」
少し嬉しくて涙が少し流れて、カリカリと両の乳首を弄られた事でハッとすると、摘まれた。
「ひゃぁっ……ちょっとっ」
「今の声良いな……いつもの声も好きだけど。」
突然予想にもしてなかった強い快感に思わず、私は自身ですら驚く様な甘い声が出て、ピクピクと与えられている快楽に足を震わせる。
ギシッとベッドの音が鳴り、服を完全に彼に解かれて、脱がせられ彼の腰がお尻にあたり、硬く熱い。
「カレーとデザートを食べさせたかったのもあるけど、一番は俺の故郷だと君が本音を言い出しにくいかって。」
「……それはないからっ……あっんんっ、今はもう……」
「それはっ良かった……ッ」
喋り終わり、彼が押し当て、ずぶずぶと身体にペニスを挿入してきて私はすんなりと入ってきたそれに震えた。
乳首を摘んでいた彼の手が動き、緩やかに彼が腰を動かして、私は抱えられた。
彼の上に私は寝そべり、突かれて、気持ちの良い場所を擦られながら、さっきまでとは段違いの快楽が私に来て、ズンズンと小刻みにくる動きに足を大きく開きながらもピクピクと震える。
ギュッと彼の手が股を開くに様に逃げられそうにも無い程に支えられていた。
彼の私を思っている優しさと、私が他人に向けた時の責める事の対応の差で、すっかりと身体に染み付いていく。
「シアが一番だからッ……俺はッ」
「そこはっ、らめっ、おくう……」
「シアが好きっだから」
「私もユリウスがすきっ」
奥を何度も何度も突いては引いて、じわじわと入り口付近を責められた。
「もっとおくっ、ユリウスの熱いのっ欲しい…ひゃんっっ」
次第にあのデザートの効果のせいか、思考にモヤがかかり、もっと気持ち良くなりたいとしか考えられなくなり、自ら腰を振りながら、彼に強請りながら快楽を求めてしまっていった。
足元の水たまりや匂いを見られてしまって恥ずかしさに包まれながらも、美味しそうな匂いがしてきて、お腹が空いてきた。
そんな事を考えていたら、足音は去り、ヒクヒクとイッた後の疼きが終わり、お腹の空いていたから、被っていたローブを取払った。
テーブルの方を見ると汁気の無い野菜や肉が煮込まれたスパイスの匂いがする食物があり、それに私は目を見開いた。
「これが食べたかったからさ。その白い綿菓子みたいなゼリーも美味しいよ。それが腐りやすいからこの国以外では食べられないから……シアにも食べて欲しくてね。」
「ユリウス、ありがとう!美味しそうだわ。」
私はまるで目の前の食事がカレーの様で、席に座り、下半身はべちゃべちゃしてて冷たくて気持ち悪いけれど、それを忘れるくらい、目の前の食事が興味を惹かれた。
ユリウスも席に座り、カラトリーを取りながら、私達は食事へと進んだ。
一口、スプーンを使い口に含むと、深みある濃厚な味わいとスパイスが口の中に広がり、鼻を突き抜けていく様なスパイスに私は頬に手を当てて堪能した。
なんて美味しいのだろう。
久しぶりのカレーに私はユリウスの方を向くと、彼も美味しそうに食べていて、私と目が合うと嬉しそうに笑ってくれて、言葉無くても美味しいねと通じ合い、笑い合う。
食べ終わり、残りはデザートであり、私は白い綿菓子みたいなゼリーを食べようした。
「シアこれは美味しいけど、これは大量に摂取すると、余り身体に良くないから、おかわりはダメだからな?」
「うん?……わかったわ。」
上の方は綿菓子の様になっていて、底の方は白いゼリーの様な見た目だ。
ユリウスが何故か、口元が弧を描いて、頬杖をつきながら私を見ていて、なぜか伏せ目の彼の様子が色っぽいなと感じていて、私が食べ始めるのを待っていた。
うん?と思いながらも、私はデザート用の小さなスプーンを取り、綿菓子の様な部分はまるでメレンゲを焼いた様な菓子の様にサクリと千切れて、下のゼリーも共にすくうと中からはピンク色のソースが出てきた。
可愛らしいデザートだなと思いながら、口に含むと、ミルクの様な甘さとソースがチョコレートの様な味わいだった。
もう一口と食べ始めると、止まらなくて、先程食べたスパイスのある少し辛めの味わいの後だったからか、身体に浸透していく様な癒しにすっかりと食べ終えてしまった。
「これっ美味しかった……」
「だろ?最初食べた時はびっくりしたよ……色々とね。」
「ユリウス?」
彼の方をみるとすっかり彼も食べ終わり、彼が席を立ったのを見ていたら、なぜか下半身からムズッとする様な感覚がきて、ゾクゾクと駆け巡る様な痺れが来て、肌が粟を生じる様だった。
「ッぁ……なにぃこれっ」
「これはね……副作用というか、この店が宿屋も併設している理由の一つで……媚薬にも使われる成分が含まれているんだ。自然物質による物でさ。今日はお仕置きだから、まだ寝かせられないよ。」
「……ユリウスっ」
抱えられて、彼にズルズルとベッドの方へと運ばれていった。
「もうっ……あんなにっ、したからぁ」
「シアにはわかって身体に刻み込まないとな。それに俺だけに尽くしてくれれば良い……」
「ユリウスわかっているからぁ……」
「シアもしたいだろ?俺もデザートの効果が出てきて……今すぐ床に押し倒したいのを我慢……してるから……」
「……………ぅん……」
終わらないお仕置きに私は無理だと思いながらも、疼く身体は正直でヒクヒクとさせてトロトロとすっかりと滑っている下半身は正直だった。
ベッドに優しくおかれて、彼が荒々しくスラックスのボタンを外して、下着と共に脱ぎ捨て、私はぼおっとその光景を眺めながら、ハッとして、ムラムラする身体だけど、責められるのがわかっているから私は逃げたそうと思った。
ベッドから出ようと右手の方へ手を伸ばして立ちあがろうとうつ伏せにした瞬間、背後からヒシッと抱きしめられる。
「シアは、いつも我慢しようとしてるよな、こういう時には素直に身体の本能のままになって良い……」
「でもっ……ユリウスはなんで注文したのよ、わかっていたでしょ?こうなるって。」
「あぁ、前はシアが婚約者になるまえで居なかった時だったから、いつかは一緒に食べたかった。美味しかっただろ?」
「そうだけどっ、でもこれはっ………ひぁんっ」
「その時は、まだ成長した姿を見ぬ君を思って、一人でその時は…………シコッたけれどな。」
「………ぅん……」
「なんだ、シアの顔が赤くなってるけど……想像したのか?」
引き寄せられて、ふんふんと耳の後ろから匂いを嗅がれて吐息がかかりくすぐったい。
ふと、ユリウスが一人でしている光景を考えてしまいなんとも言えない恥ずかしい様な嬉しい様な心の中だった。
おかずにしたとユリウスに、正直にあっけらかんと言われて、むしろ私が恥ずかしいくらいで、一瞬でも考え込んだのが恥ずかしい。
ぼおっと上がってくる頬の熱を感じて、手で顔を覆って見られない様に隠した。
チロチロと首後ろなどを舐められたり吸われたりして、ビクッと揺れた身体は正直で、私はしゅるしゅるとホルターネックを解かれてはだけていく。
「ぁ、はぁっ……」
「シア……俺達は種族の体質で出来にくいだろ?だから気長で良いから。思い詰めないでくれ。」
「ッ……な、んで」
私は彼が欲しがっていた事を知っていたし、周りからも薄々とそれを求められていたのは知っていたし、聞いた事もあるし感じている。
だから声を大にしてまだ?とは言われてないけれど、求められていた事に雪だるま式の如く、薄らと少しずつ積み重なりふくらんでいた期待に応えたいと思ってしまい、私は月の障りが来る度にダメだったと少しずつ重荷に感じていた。
「この前も少し……泣きそうな表情をしていたから気になってて。俺は欲しいけど、出来にくいのは正直わかっているからさ。それにそろそろだろ?」
「………うん、ありがとう。」
少し嬉しくて涙が少し流れて、カリカリと両の乳首を弄られた事でハッとすると、摘まれた。
「ひゃぁっ……ちょっとっ」
「今の声良いな……いつもの声も好きだけど。」
突然予想にもしてなかった強い快感に思わず、私は自身ですら驚く様な甘い声が出て、ピクピクと与えられている快楽に足を震わせる。
ギシッとベッドの音が鳴り、服を完全に彼に解かれて、脱がせられ彼の腰がお尻にあたり、硬く熱い。
「カレーとデザートを食べさせたかったのもあるけど、一番は俺の故郷だと君が本音を言い出しにくいかって。」
「……それはないからっ……あっんんっ、今はもう……」
「それはっ良かった……ッ」
喋り終わり、彼が押し当て、ずぶずぶと身体にペニスを挿入してきて私はすんなりと入ってきたそれに震えた。
乳首を摘んでいた彼の手が動き、緩やかに彼が腰を動かして、私は抱えられた。
彼の上に私は寝そべり、突かれて、気持ちの良い場所を擦られながら、さっきまでとは段違いの快楽が私に来て、ズンズンと小刻みにくる動きに足を大きく開きながらもピクピクと震える。
ギュッと彼の手が股を開くに様に逃げられそうにも無い程に支えられていた。
彼の私を思っている優しさと、私が他人に向けた時の責める事の対応の差で、すっかりと身体に染み付いていく。
「シアが一番だからッ……俺はッ」
「そこはっ、らめっ、おくう……」
「シアが好きっだから」
「私もユリウスがすきっ」
奥を何度も何度も突いては引いて、じわじわと入り口付近を責められた。
「もっとおくっ、ユリウスの熱いのっ欲しい…ひゃんっっ」
次第にあのデザートの効果のせいか、思考にモヤがかかり、もっと気持ち良くなりたいとしか考えられなくなり、自ら腰を振りながら、彼に強請りながら快楽を求めてしまっていった。
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