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ライム先輩との初めて
紙縒
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アーロンは紙縒を針で風船を突く時の要領で持った。
「準備出来たので、そろそろ紙縒を挿れていきますね。一、二分位で大きくなるそうなので、のろのろしていると途中迄しか入らずに時間が来てしまうかもしれません。申し訳無いのですが、我慢出来ない程痛い時だけ言って頂いて、ちょっとした違和感位の時は我慢して頂いて宜しいでしょうか?」
本当は優しく、先輩に様子を聞きながらゆっくり挿れていこうと思っていたけれど、さっきの言葉ですっかりその気は無くなってしまった。嘘つきだ、とアーロンは怒っている。でもアーロンにお尻を向けている先輩にはそんなアーロンの表情は見えていない。
だからアーロンも嘘をついた。三番目の兄ケビンは、「一、二分で半分位の大きさに膨らむ」と手紙に書いていた。完全に膨らむのはその倍の時間だけれど、わざと誤解させる様な言い方をした。
「心構えは出来ているよ。それに少しずつ膨らむのだろう? 最初はそんなに細いのだ、心配しなくても大丈夫さ」
先輩はこれがどれだけ大きく膨らむか、実物を見てないから余裕の構えだ。だがアーロンはマクマのせいで水を吸って完全に膨らんだのを見た事がある。あれは凶器だった。
(止めて、って言っても止めてあげないんだから!)
流石に怪我をさせるつもりは無いが、ちょっと位意地悪しても良いだろう。先輩は自分の後孔を触ってみた事が無いのだろうか? こんな細い状態の紙縒でさえ自分には無理だ。
「挿れます」
アーロンは紙縒の先を先輩の後孔に近付けた。
「先っぽを先輩の菊紋に当てますね」
わざと狙いを外して、何度か先端で後孔をくすぐる。
「すみません、下手くそで」
「っ……、ああ。だい、大丈夫だ」
「くすぐったいかもしれませんが、動くとまた外してしまうので我慢して下さい」
と言いつつ、何度かわざと失敗してまた謝ると先輩のお尻が動かなくなった。けれど耐えているのだろう、太腿が震えている。可哀想だ、ちゃんと挿れてあげよう。
期待してるみたいに蠢いていた後孔は、紙縒の先端を近づけると素直にどんどんと飲み込んで行く。
「あ、入りました! どんどん入っていきます!」
するすると嘘みたいに入って行くのに夢中になって黙っていたら、また先輩が文句を言い出した。
「……今、どれ、くらい?」
「え? あ、すみません。正確に把握してなかった。確かめてみますね」
一気にずるっと引き抜くと、先輩が「あああっ」と声を上げた。紙縒の先端は少し色が変わり始めていた。
「あ、今ので一センチ位ですかね」
「はあ、はあ。抜いたら、駄目なんじゃないのかっ!」
先輩は枕を抱いたまま、アーロンを責める様な目で睨んでくるが、顔は真っ赤だし、涙目になっているので威厳が無い。けれどアーロンはしおらしくしゅんとして見せる。
「そうでした。申し訳ありません。慣れないもので、つい」
わざとだ。しかも、一センチと言ったのも嘘で、三センチ位色が変わっていた。先輩には見えない様にしているが。思ったより、するする入る。楽しい。
「もう間違え無い様にします! 時間が無いので、再開しますね! 挿れます」
先輩の返事を待たずに、さっと挿れてしまう。だって先輩のお尻は物欲しそうに待っているし。
「んんんっ!」
「一センチ、二センチ、三センチ」
先程まで入っていたので躊躇いは無い。
「どんどん挿れますよー。四センチ、五センチ、六センチ」
深さは正確で無いけれど、何も言わないとまた先輩が文句を言って来そうなので、適当に声を掛けて行く。
「あ、ちょっと引っ掛かって進みが悪いので、紙縒を回しますね。痛かったら言って下さい」
「あ、ああ。……ん」
「大丈夫ですか? あ、進む様になりました。七センチ、八センチ、九センチ」
もう少しで半分だ。ふにゃふにゃだった紙縒の持ち手は硬くなって来ていて挿れやすい。どんどん挿れていたら、先輩が待ったを掛けた。
「あ、あ、待って、止まって。ん、んんんっ……ちょっと待ってくれ!」
「分かりました。でもまだ半分しか入ってません」
アーロンは持ち手から手を離した。先輩は荒い息を吐いている。入りきらない紙縒が先輩の呼吸に合わせてお尻の先で揺れている。まるで犬の尻尾みたいだ。
(先輩は金髪だから、犬なら金色の毛並みだよね。それで大型犬!)
アーロンは宥める様に先輩のお尻を撫でた。少し汗ばんでいるのが可哀想で優しい言葉を掛けてあげたくなる。
「大丈夫ですか? 無理そうなら今日は此処迄にしましょうか?」
アーロンのはそんなに大きく無いから、半分よりもう少し挿れたら下準備は十分だろう。あとちょっとだ。けど、先輩が辛いなら今日は終わりにしてもアーロンは構わない。元々そんなに乗り気でも無かったし。
「無理に今日挿入迄しなくてもいいと思うんです」
先輩は明日から王都のタウンハウスで家族と過ごす予定だ。もし行けなくなったりしたら、アーロンはライム伯爵に悪い印象を持たれてしまうだろう。伯爵にはまだ契約書に署名して貰っていないのに。そんな事は避けたい。
「明日は先輩は移動があるでしょう? 受け入れる方が負担が大きいって兄から聞きました。無理せずに、続きは年明けにしませんか?」
「……わかっている。が、違和感が、おお、きいから。……少しだけ、少しだけ待って欲しい」
「分かりました。でも無理しない方が……」
先輩は答えずに息を整えている。アーロンは待つ。
だいぶ待った気がして、もう止めましょうと言う為に口を開こうとした時、やっと先輩が話し出した。
「大丈夫だ。はあ、はあ。あと、もうちょっとだけ待って欲しい」
「はい。それは」
アーロンは紙縒を見た。色は薄い桃色に染まっている。太さも、アーロンの指一本分位にはなった。
(実際に使ったら、人によって誤差があるのかしら? 思ったより膨らむのゆっくりかも)
今何分経ったのだろうとアーロンが考えていると、先輩が息を整えながらアーロンの方を見ているのに気が付いた。
(?)
「っ……、それに、君だって…、ん……んん。はあ、はあ。は、……君だってそのままじゃ、辛い、だろう?」
「え?」
先輩の目線の先を辿ると、いつの間にかアーロンの男性器はぴんと勃ち上がっていた。
「準備出来たので、そろそろ紙縒を挿れていきますね。一、二分位で大きくなるそうなので、のろのろしていると途中迄しか入らずに時間が来てしまうかもしれません。申し訳無いのですが、我慢出来ない程痛い時だけ言って頂いて、ちょっとした違和感位の時は我慢して頂いて宜しいでしょうか?」
本当は優しく、先輩に様子を聞きながらゆっくり挿れていこうと思っていたけれど、さっきの言葉ですっかりその気は無くなってしまった。嘘つきだ、とアーロンは怒っている。でもアーロンにお尻を向けている先輩にはそんなアーロンの表情は見えていない。
だからアーロンも嘘をついた。三番目の兄ケビンは、「一、二分で半分位の大きさに膨らむ」と手紙に書いていた。完全に膨らむのはその倍の時間だけれど、わざと誤解させる様な言い方をした。
「心構えは出来ているよ。それに少しずつ膨らむのだろう? 最初はそんなに細いのだ、心配しなくても大丈夫さ」
先輩はこれがどれだけ大きく膨らむか、実物を見てないから余裕の構えだ。だがアーロンはマクマのせいで水を吸って完全に膨らんだのを見た事がある。あれは凶器だった。
(止めて、って言っても止めてあげないんだから!)
流石に怪我をさせるつもりは無いが、ちょっと位意地悪しても良いだろう。先輩は自分の後孔を触ってみた事が無いのだろうか? こんな細い状態の紙縒でさえ自分には無理だ。
「挿れます」
アーロンは紙縒の先を先輩の後孔に近付けた。
「先っぽを先輩の菊紋に当てますね」
わざと狙いを外して、何度か先端で後孔をくすぐる。
「すみません、下手くそで」
「っ……、ああ。だい、大丈夫だ」
「くすぐったいかもしれませんが、動くとまた外してしまうので我慢して下さい」
と言いつつ、何度かわざと失敗してまた謝ると先輩のお尻が動かなくなった。けれど耐えているのだろう、太腿が震えている。可哀想だ、ちゃんと挿れてあげよう。
期待してるみたいに蠢いていた後孔は、紙縒の先端を近づけると素直にどんどんと飲み込んで行く。
「あ、入りました! どんどん入っていきます!」
するすると嘘みたいに入って行くのに夢中になって黙っていたら、また先輩が文句を言い出した。
「……今、どれ、くらい?」
「え? あ、すみません。正確に把握してなかった。確かめてみますね」
一気にずるっと引き抜くと、先輩が「あああっ」と声を上げた。紙縒の先端は少し色が変わり始めていた。
「あ、今ので一センチ位ですかね」
「はあ、はあ。抜いたら、駄目なんじゃないのかっ!」
先輩は枕を抱いたまま、アーロンを責める様な目で睨んでくるが、顔は真っ赤だし、涙目になっているので威厳が無い。けれどアーロンはしおらしくしゅんとして見せる。
「そうでした。申し訳ありません。慣れないもので、つい」
わざとだ。しかも、一センチと言ったのも嘘で、三センチ位色が変わっていた。先輩には見えない様にしているが。思ったより、するする入る。楽しい。
「もう間違え無い様にします! 時間が無いので、再開しますね! 挿れます」
先輩の返事を待たずに、さっと挿れてしまう。だって先輩のお尻は物欲しそうに待っているし。
「んんんっ!」
「一センチ、二センチ、三センチ」
先程まで入っていたので躊躇いは無い。
「どんどん挿れますよー。四センチ、五センチ、六センチ」
深さは正確で無いけれど、何も言わないとまた先輩が文句を言って来そうなので、適当に声を掛けて行く。
「あ、ちょっと引っ掛かって進みが悪いので、紙縒を回しますね。痛かったら言って下さい」
「あ、ああ。……ん」
「大丈夫ですか? あ、進む様になりました。七センチ、八センチ、九センチ」
もう少しで半分だ。ふにゃふにゃだった紙縒の持ち手は硬くなって来ていて挿れやすい。どんどん挿れていたら、先輩が待ったを掛けた。
「あ、あ、待って、止まって。ん、んんんっ……ちょっと待ってくれ!」
「分かりました。でもまだ半分しか入ってません」
アーロンは持ち手から手を離した。先輩は荒い息を吐いている。入りきらない紙縒が先輩の呼吸に合わせてお尻の先で揺れている。まるで犬の尻尾みたいだ。
(先輩は金髪だから、犬なら金色の毛並みだよね。それで大型犬!)
アーロンは宥める様に先輩のお尻を撫でた。少し汗ばんでいるのが可哀想で優しい言葉を掛けてあげたくなる。
「大丈夫ですか? 無理そうなら今日は此処迄にしましょうか?」
アーロンのはそんなに大きく無いから、半分よりもう少し挿れたら下準備は十分だろう。あとちょっとだ。けど、先輩が辛いなら今日は終わりにしてもアーロンは構わない。元々そんなに乗り気でも無かったし。
「無理に今日挿入迄しなくてもいいと思うんです」
先輩は明日から王都のタウンハウスで家族と過ごす予定だ。もし行けなくなったりしたら、アーロンはライム伯爵に悪い印象を持たれてしまうだろう。伯爵にはまだ契約書に署名して貰っていないのに。そんな事は避けたい。
「明日は先輩は移動があるでしょう? 受け入れる方が負担が大きいって兄から聞きました。無理せずに、続きは年明けにしませんか?」
「……わかっている。が、違和感が、おお、きいから。……少しだけ、少しだけ待って欲しい」
「分かりました。でも無理しない方が……」
先輩は答えずに息を整えている。アーロンは待つ。
だいぶ待った気がして、もう止めましょうと言う為に口を開こうとした時、やっと先輩が話し出した。
「大丈夫だ。はあ、はあ。あと、もうちょっとだけ待って欲しい」
「はい。それは」
アーロンは紙縒を見た。色は薄い桃色に染まっている。太さも、アーロンの指一本分位にはなった。
(実際に使ったら、人によって誤差があるのかしら? 思ったより膨らむのゆっくりかも)
今何分経ったのだろうとアーロンが考えていると、先輩が息を整えながらアーロンの方を見ているのに気が付いた。
(?)
「っ……、それに、君だって…、ん……んん。はあ、はあ。は、……君だってそのままじゃ、辛い、だろう?」
「え?」
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