135 / 167
三章 棘の迷宮
第30話 失われた時間
しおりを挟む
31
絹の夜具にカイムはぐったりと身を任せて動かない。ただ、こんこんと眠り――と、いうより殆ど意識を失っている状態だった。元々、身体的に色味の強くないカイムは、調子を崩せば更に顔色が青く、どこかヘルレアの膚色を思わせる。
ようやく本当の眠りに変わる頃、寝返りを打ち、カイムは瞼を上げる。頭痛に眉を歪めて、こめかみを押さえた。ベッドの程好い弾力に身を任せるまま寝返りを打って、小さく呻いた。
――なんとも、愚かしい。
これ程、馬鹿らしい悪手を取るとは、主人として失格ではないだろうか。幾ら歳月を理由にしようとも、限度があるというもの。
カイムが無意識に、猟犬を求める働きかけをすると、激しい頭痛に襲われて、脂汗が浮く。苦痛に縮こまって、胎児のような姿で身体を強張らせて、頭痛が過ぎ去るのを待った。そうして自分の中に意識を強く追いやっていると、純黒の闇が足元から立ち昇る感覚が襲ってくる。
全ては心のうちなのに。
――ああ、闇が来る。
星の瞬かない、本当の闇が。
見渡す先に果ては無く、落ちて行く底も、見上げる天も、また無い。本当に何も無い闇に独り立たされて、予感に叫び出したくなる。
――赦してくれ。
――ただ、護りたくて。
――永遠に褪せて消えなくても。
何も無かった闇に、捉えられ無い程細やかな煌めきが浮上を始める。それはいつしか、霧のように深くなりカイムを溺れさせる。
凄まじい記憶の閃光が、カイムを切り裂いた。記憶に絡み付く感情は、何時でも彼へ鮮やかな痛みをもたらす。
――それでも、弱い君達が傷付くのを見ていられなかったから。
……噛み合わないものが、正しくいられましょうか。
カイムは記憶の反芻を止められないまま、現実へ意識を戻す。壊れないという意味が、未だ実感出来なくて、何を表すのか――真実、判らない。
言葉では知っていても、経験すらできないと言われているのだから、そもそもが、理解できるものではなくて。カイムでは無く、他の誰かではこの痛みに、耐えられないものなのか。壊れるとどうなるのか。精神病者になるのか。
――母さんのようになるのか。
「……ヘルレイア、あなたはやはり酷だ。どうして、いつも、希望を抱かせてくれるのだろう」
王のする事、全てが人を傷付ける。深い絶望の中で瞬く小さな光は、諦める事を許してはくれない。夢幻に等しい希望でも、見出だせれば惑う。
「猟犬は……誰か。そう、チェスカルが居る」
カイムはつい、意識のうちで呼ぼうとして、今はできないのだと強く目を閉じる。
「カイム様、聴こえております。ご心配なさらないでください。守護のお許しが下りました」
チェスカルが、失礼しますと言いながら、カーテンを開いて現れた。
「守護か、そこまで。本当に僕は愚か者だ。僕の猟犬が、なんて哀れな……精神が蝕まれてしまう。早く禁じなければ」
「今はお待ちください。猟犬へ触れてはなりません」
「何が起こっているのか、何も判らないのか」
「女王蜂のお力がお利きにならない今、現状把握は我ら猟犬がしておりましたから、何が起こっているのか、残念ながら判りません」
「僕は……あの十年を捨ててしまった」
どうしようもなく、やるせなくて、カイムは顔を覆うしかなかった。主人が猟犬へ、これ程情け無い姿を見せるのは、本来哀れな事ではあったが、カイムの心身が弱っている為か、感情の吐露を抑えられなかった。
「捨てたなどと……酷い事を仰らないでください。猟犬は、とても幸せでした。カイム様がくださったものは、夢でも幻でもありませんでした。主人に愛されるがこそ人になったのだと、我らは――私は誇らしかった」
「チェスカル……僕は、そうか。ごめんよ。僕だけの十年ではなかった。あの十年を誇らしいと言ってくれる君に、なんて事を言ったのだろう」
チェスカルは、カイムと初めて会った、あの日の幼い顔で主人を見つめていた。彼は今も、カイムの隣で嬉しそうに笑う、名も無き子犬のままだった。
カイムは自分の熱に浮かされた心が、微かに落ち着いて、一つ言葉が生まれた。
守らなければ、と。
「こちらへ来なさい」カイムは重たい身体を起こして座る。
チェスカルがカイムの求めに、そっと床へ上がり、主人の側へ迷う素振りで腰を下ろした。彼は遠慮しているどころか、身を竦めて怯えているようにさえ見える。そうして、酷く落ち着かない様子だったが、主人と同じ床にいるのだから、当然だろう。
カイムには歴代主人のような趣味は無いので、正直、子供をベッドに上げた、親のような気分程度でしかない。だから、何を意識するものでもなかったのだが。
しかし、カイムはこうして猟犬を床へ呼ばわる行為が、猟犬へ、特に緊張を強いる事になるのは解っていた。カイムは、猟犬を誰も特別扱いした事はない。だから、猟犬の添い寝を許すはずもなくて、猟犬を床へ上げるなど初めてだったのだ。これで、動揺するなと言うのは、土台無理な話だろう。
主人が猟犬を愛せば、必ず悦ぶが、カイムの愛し方とは違う。猟犬は皆、等しくカイムを恋しく想うものだが、身体を重ねるような、過剰な触れ合いは、カイムの中では禁忌だった。だから、猟犬との性的な接触はクロエが初めてで、それでもカイムには、欲望を掻き立てられるものではなかった。
チェスカルは、主人の性質的にも、状況的にも、愛を求められるわけではないと、解っているだろう。それでも、何かぎこちない様子が、微笑ましい。
カイムが手を伸ばすと、本能なのか、自然チェスカルは頭を垂れた。主人は猟犬の頭に一触れ添える。
「女王蜂のお側へ行きなさい。ご助成して差し上げられるのならば、全力で闘うんだ。掟で下されるのでは無い――僕が許す」
「主命のままに」
カイムは顔を綻ばせ、手を下ろす。すると、チェスカルが直ぐに床から離れようと、主人に頭を向けたまま、もたつきながら後退する。ベッドの弾力は、いかに鍛えた猟犬であっても、動作を阻む。
本当は主人の許可も得ずに下るのは、あまりよろしくないものなのだが。カイムは、チェスカルのそうした、普段ではあまり無い、拙い失敗に、つい、くすりと笑む。
「早く館へ帰ろう……僕はお腹が空いてしまったよ」
「……カイム様、そろそろ青年期も過ぎますので、暴食はなさらないでくださいね。いつまでも、どうか、お元気であらせられますように」
「はい、はい」
いつも一言多いチェスカルだが、この時ばかりは、どこか故意に言葉を探しているような色をしていて、カイムは彼のはにかみを感じた。
ベッドから下りると、猟犬はカーテンを引いた。だが、カーテンに隠れる子供のようにして、立ち止まる気配がする。護衛しているというより、本当に隠れんぼをする子供のようだ。
「……ずっとお傍におりますから。おいていかないで下さい。どこにもいかないで下さい。独りにしないで……下さい」
「どこにもいかない。僕も傍に居るよ。いつも、見ているから」
カイムは猟犬達を、酷く傷付けてしまっていたことに気付く。戦いばかりに目が向いて、猟犬の心が見えなくなっていた。猟犬達は今、皆独りだ。そして何よりも、その原因はカイムが倒れた事に始まる。それがどれだけ、猟犬を苦しめ、悲しませたか。
チェスカルはカーテンの間から、すっと居なくなってしまう。彼はカイムの言葉によって、これから女王蜂に従属する。場合によっては、生命も懸ける事を許した。
猟犬の主人となった事に後悔が無いとは言えない。それでもこうして、全身全霊を持って愛してくれる、猟犬といる幸福は、カイムだけが知り得る世界だ。
だから、送り出す時――また、誰かが去り行くのかと、自分の選択をいつも呪うのだ。
絹の夜具にカイムはぐったりと身を任せて動かない。ただ、こんこんと眠り――と、いうより殆ど意識を失っている状態だった。元々、身体的に色味の強くないカイムは、調子を崩せば更に顔色が青く、どこかヘルレアの膚色を思わせる。
ようやく本当の眠りに変わる頃、寝返りを打ち、カイムは瞼を上げる。頭痛に眉を歪めて、こめかみを押さえた。ベッドの程好い弾力に身を任せるまま寝返りを打って、小さく呻いた。
――なんとも、愚かしい。
これ程、馬鹿らしい悪手を取るとは、主人として失格ではないだろうか。幾ら歳月を理由にしようとも、限度があるというもの。
カイムが無意識に、猟犬を求める働きかけをすると、激しい頭痛に襲われて、脂汗が浮く。苦痛に縮こまって、胎児のような姿で身体を強張らせて、頭痛が過ぎ去るのを待った。そうして自分の中に意識を強く追いやっていると、純黒の闇が足元から立ち昇る感覚が襲ってくる。
全ては心のうちなのに。
――ああ、闇が来る。
星の瞬かない、本当の闇が。
見渡す先に果ては無く、落ちて行く底も、見上げる天も、また無い。本当に何も無い闇に独り立たされて、予感に叫び出したくなる。
――赦してくれ。
――ただ、護りたくて。
――永遠に褪せて消えなくても。
何も無かった闇に、捉えられ無い程細やかな煌めきが浮上を始める。それはいつしか、霧のように深くなりカイムを溺れさせる。
凄まじい記憶の閃光が、カイムを切り裂いた。記憶に絡み付く感情は、何時でも彼へ鮮やかな痛みをもたらす。
――それでも、弱い君達が傷付くのを見ていられなかったから。
……噛み合わないものが、正しくいられましょうか。
カイムは記憶の反芻を止められないまま、現実へ意識を戻す。壊れないという意味が、未だ実感出来なくて、何を表すのか――真実、判らない。
言葉では知っていても、経験すらできないと言われているのだから、そもそもが、理解できるものではなくて。カイムでは無く、他の誰かではこの痛みに、耐えられないものなのか。壊れるとどうなるのか。精神病者になるのか。
――母さんのようになるのか。
「……ヘルレイア、あなたはやはり酷だ。どうして、いつも、希望を抱かせてくれるのだろう」
王のする事、全てが人を傷付ける。深い絶望の中で瞬く小さな光は、諦める事を許してはくれない。夢幻に等しい希望でも、見出だせれば惑う。
「猟犬は……誰か。そう、チェスカルが居る」
カイムはつい、意識のうちで呼ぼうとして、今はできないのだと強く目を閉じる。
「カイム様、聴こえております。ご心配なさらないでください。守護のお許しが下りました」
チェスカルが、失礼しますと言いながら、カーテンを開いて現れた。
「守護か、そこまで。本当に僕は愚か者だ。僕の猟犬が、なんて哀れな……精神が蝕まれてしまう。早く禁じなければ」
「今はお待ちください。猟犬へ触れてはなりません」
「何が起こっているのか、何も判らないのか」
「女王蜂のお力がお利きにならない今、現状把握は我ら猟犬がしておりましたから、何が起こっているのか、残念ながら判りません」
「僕は……あの十年を捨ててしまった」
どうしようもなく、やるせなくて、カイムは顔を覆うしかなかった。主人が猟犬へ、これ程情け無い姿を見せるのは、本来哀れな事ではあったが、カイムの心身が弱っている為か、感情の吐露を抑えられなかった。
「捨てたなどと……酷い事を仰らないでください。猟犬は、とても幸せでした。カイム様がくださったものは、夢でも幻でもありませんでした。主人に愛されるがこそ人になったのだと、我らは――私は誇らしかった」
「チェスカル……僕は、そうか。ごめんよ。僕だけの十年ではなかった。あの十年を誇らしいと言ってくれる君に、なんて事を言ったのだろう」
チェスカルは、カイムと初めて会った、あの日の幼い顔で主人を見つめていた。彼は今も、カイムの隣で嬉しそうに笑う、名も無き子犬のままだった。
カイムは自分の熱に浮かされた心が、微かに落ち着いて、一つ言葉が生まれた。
守らなければ、と。
「こちらへ来なさい」カイムは重たい身体を起こして座る。
チェスカルがカイムの求めに、そっと床へ上がり、主人の側へ迷う素振りで腰を下ろした。彼は遠慮しているどころか、身を竦めて怯えているようにさえ見える。そうして、酷く落ち着かない様子だったが、主人と同じ床にいるのだから、当然だろう。
カイムには歴代主人のような趣味は無いので、正直、子供をベッドに上げた、親のような気分程度でしかない。だから、何を意識するものでもなかったのだが。
しかし、カイムはこうして猟犬を床へ呼ばわる行為が、猟犬へ、特に緊張を強いる事になるのは解っていた。カイムは、猟犬を誰も特別扱いした事はない。だから、猟犬の添い寝を許すはずもなくて、猟犬を床へ上げるなど初めてだったのだ。これで、動揺するなと言うのは、土台無理な話だろう。
主人が猟犬を愛せば、必ず悦ぶが、カイムの愛し方とは違う。猟犬は皆、等しくカイムを恋しく想うものだが、身体を重ねるような、過剰な触れ合いは、カイムの中では禁忌だった。だから、猟犬との性的な接触はクロエが初めてで、それでもカイムには、欲望を掻き立てられるものではなかった。
チェスカルは、主人の性質的にも、状況的にも、愛を求められるわけではないと、解っているだろう。それでも、何かぎこちない様子が、微笑ましい。
カイムが手を伸ばすと、本能なのか、自然チェスカルは頭を垂れた。主人は猟犬の頭に一触れ添える。
「女王蜂のお側へ行きなさい。ご助成して差し上げられるのならば、全力で闘うんだ。掟で下されるのでは無い――僕が許す」
「主命のままに」
カイムは顔を綻ばせ、手を下ろす。すると、チェスカルが直ぐに床から離れようと、主人に頭を向けたまま、もたつきながら後退する。ベッドの弾力は、いかに鍛えた猟犬であっても、動作を阻む。
本当は主人の許可も得ずに下るのは、あまりよろしくないものなのだが。カイムは、チェスカルのそうした、普段ではあまり無い、拙い失敗に、つい、くすりと笑む。
「早く館へ帰ろう……僕はお腹が空いてしまったよ」
「……カイム様、そろそろ青年期も過ぎますので、暴食はなさらないでくださいね。いつまでも、どうか、お元気であらせられますように」
「はい、はい」
いつも一言多いチェスカルだが、この時ばかりは、どこか故意に言葉を探しているような色をしていて、カイムは彼のはにかみを感じた。
ベッドから下りると、猟犬はカーテンを引いた。だが、カーテンに隠れる子供のようにして、立ち止まる気配がする。護衛しているというより、本当に隠れんぼをする子供のようだ。
「……ずっとお傍におりますから。おいていかないで下さい。どこにもいかないで下さい。独りにしないで……下さい」
「どこにもいかない。僕も傍に居るよ。いつも、見ているから」
カイムは猟犬達を、酷く傷付けてしまっていたことに気付く。戦いばかりに目が向いて、猟犬の心が見えなくなっていた。猟犬達は今、皆独りだ。そして何よりも、その原因はカイムが倒れた事に始まる。それがどれだけ、猟犬を苦しめ、悲しませたか。
チェスカルはカーテンの間から、すっと居なくなってしまう。彼はカイムの言葉によって、これから女王蜂に従属する。場合によっては、生命も懸ける事を許した。
猟犬の主人となった事に後悔が無いとは言えない。それでもこうして、全身全霊を持って愛してくれる、猟犬といる幸福は、カイムだけが知り得る世界だ。
だから、送り出す時――また、誰かが去り行くのかと、自分の選択をいつも呪うのだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~
仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる