18 / 62
第十八話 家探し
しおりを挟む
「どうしても風呂とトイレは別がいい。っていうか風呂が欲しい!湯船に浸かりたい!」
これだけは譲れない。
「どんだけ贅沢したいんだ」
リクが呆れたって顔をする。
「風呂は贅沢品じゃない!生活必需品だ!」
日本人が風呂のない生活を考えられるだろうか?
「オレは不動産屋じゃねぇから知らねぇけど、貴族の屋敷でもねぇとシャワーしかねぇぞ」
ガーン
「プハッ」
声に出てたらしい。
「なんとしても探し出す!いくらでも出そう」
「そこまで言うなら建てりゃいいんじゃ、、」
そうだな。確かにリクの言う通りだ。
「いつかはね。王都の外、薬屋がないような田舎に建てたい」
数分後、不動産屋のおじさんと同じ会話をすることになる。
「少なくとも若い冒険者が一人で住むような物件に湯船はないわい。貴族とは言わんでも、商会を持ってるとかそれなりの家柄の人が住むような家になるやろな。ま、探せばある」
うーん。多分一軒家になるってことだよね。
まぁ店やるし、一軒家はありか。
「できれば一階部分が店みたいになってるところがいいな」
「兄ちゃんそりゃ難易度がぁがるぜ?」
とか言いながらおじさんが資料をペラペラめくる。
「将来的に薬屋のないような田舎で店をやりたいんだけど、いい土地知らないですか?」
暇だったのでおじさんに聞く。
「そりゃ王都からでりゃそんなところで溢れかえっとるわい。でもおすすめはこっから東にいって2日ぐらいのところかな。俺の出身地だ。先日、領主が失踪したとか聞いたがな」
「っ!」
リクが少し驚いたように見える。
「どうかした?」
「いや、なんでもねー」
リクも知っている場所なのだろうか?
「じゃいつかはそこに行こうかなぁ」
まずは薬師、錬金術師としてノウハウを身につけないとダメだよな。
「お?これなんてどうだい」
おじさんがある一枚の紙を渡してくる。
「王都の外側で若干所得が低い人たちが多いが、自然も豊かでのんびり店をやるならいいんじゃないか?」
おじさんが横から言ってくる。
「見に行ってみたい」
まぁみてからじゃないと流石に決めれないよね。
「リクはどう思う?」
「別にいいんじゃないか?」
「よっしゃーじゃ今から内見に行くか」
おじさんが椅子から立ち上がり伸びをした。
王都の外側、不動産屋から大体2、30分ぐらい歩いた所。
今いる場所だ。
「この家、、、ですか?」
人が住んでないと家ってこうなるんだな。
「オレはここの掃除するの嫌だぞ」
リクに頼もうとしたことをあらかじめ断られる。
「、、、わかった。ただ、手伝っては欲しい」
「チッ、」
ねぇ舌打ちした?
別に倒壊してるとかそんなわけでは無いが、埃が積もっていて窓もくすんでいる。
「今からここに入るんだよなぁ、、、」
これだけは譲れない。
「どんだけ贅沢したいんだ」
リクが呆れたって顔をする。
「風呂は贅沢品じゃない!生活必需品だ!」
日本人が風呂のない生活を考えられるだろうか?
「オレは不動産屋じゃねぇから知らねぇけど、貴族の屋敷でもねぇとシャワーしかねぇぞ」
ガーン
「プハッ」
声に出てたらしい。
「なんとしても探し出す!いくらでも出そう」
「そこまで言うなら建てりゃいいんじゃ、、」
そうだな。確かにリクの言う通りだ。
「いつかはね。王都の外、薬屋がないような田舎に建てたい」
数分後、不動産屋のおじさんと同じ会話をすることになる。
「少なくとも若い冒険者が一人で住むような物件に湯船はないわい。貴族とは言わんでも、商会を持ってるとかそれなりの家柄の人が住むような家になるやろな。ま、探せばある」
うーん。多分一軒家になるってことだよね。
まぁ店やるし、一軒家はありか。
「できれば一階部分が店みたいになってるところがいいな」
「兄ちゃんそりゃ難易度がぁがるぜ?」
とか言いながらおじさんが資料をペラペラめくる。
「将来的に薬屋のないような田舎で店をやりたいんだけど、いい土地知らないですか?」
暇だったのでおじさんに聞く。
「そりゃ王都からでりゃそんなところで溢れかえっとるわい。でもおすすめはこっから東にいって2日ぐらいのところかな。俺の出身地だ。先日、領主が失踪したとか聞いたがな」
「っ!」
リクが少し驚いたように見える。
「どうかした?」
「いや、なんでもねー」
リクも知っている場所なのだろうか?
「じゃいつかはそこに行こうかなぁ」
まずは薬師、錬金術師としてノウハウを身につけないとダメだよな。
「お?これなんてどうだい」
おじさんがある一枚の紙を渡してくる。
「王都の外側で若干所得が低い人たちが多いが、自然も豊かでのんびり店をやるならいいんじゃないか?」
おじさんが横から言ってくる。
「見に行ってみたい」
まぁみてからじゃないと流石に決めれないよね。
「リクはどう思う?」
「別にいいんじゃないか?」
「よっしゃーじゃ今から内見に行くか」
おじさんが椅子から立ち上がり伸びをした。
王都の外側、不動産屋から大体2、30分ぐらい歩いた所。
今いる場所だ。
「この家、、、ですか?」
人が住んでないと家ってこうなるんだな。
「オレはここの掃除するの嫌だぞ」
リクに頼もうとしたことをあらかじめ断られる。
「、、、わかった。ただ、手伝っては欲しい」
「チッ、」
ねぇ舌打ちした?
別に倒壊してるとかそんなわけでは無いが、埃が積もっていて窓もくすんでいる。
「今からここに入るんだよなぁ、、、」
36
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
俺は北国の王子の失脚を狙う悪の側近に転生したらしいが、寒いのは苦手なのでトンズラします
椿谷あずる
BL
ここはとある北の国。綺麗な金髪碧眼のイケメン王子様の側近に転生した俺は、どうやら彼を失脚させようと陰謀を張り巡らせていたらしい……。いやいや一切興味がないし!寒いところ嫌いだし!よし、やめよう!
こうして俺は逃亡することに決めた。
偽物勇者は愛を乞う
きっせつ
BL
ある日。異世界から本物の勇者が召喚された。
六年間、左目を失いながらも勇者として戦い続けたニルは偽物の烙印を押され、勇者パーティから追い出されてしまう。
偽物勇者として逃げるように人里離れた森の奥の小屋で隠遁生活をし始めたニル。悲嘆に暮れる…事はなく、勇者の重圧から解放された彼は没落人生を楽しもうとして居た矢先、何故か勇者パーティとして今も戦っている筈の騎士が彼の前に現れて……。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
運悪く放課後に屯してる不良たちと一緒に転移に巻き込まれた俺、到底馴染めそうにないのでソロで無双する事に決めました。~なのに何故かついて来る…
こまの ととと
BL
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』
ある日、教室中に響いた声だ。
……この言い方には語弊があった。
正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえて来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。
テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。
問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。
*当作品はカクヨム様でも掲載しております。
実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…
彩ノ華
BL
あのぅ、、おれ一応悪役なんですけど〜??
ひょんな事からこの世界に転生したオレは、自分が悪役だと思い出した。そんな俺は…!!ヒロイン(男)と攻略対象者達の恋愛を全力で応援します!断罪されない程度に悪役としての責務を全うします_。
みんなから嫌われるはずの悪役。
そ・れ・な・の・に…
どうしてみんなから構われるの?!溺愛されるの?!
もしもーし・・・ヒロインあっちだよ?!どうぞヒロインとイチャついちゃってくださいよぉ…(泣)
そんなオレの物語が今始まる___。
ちょっとアレなやつには✾←このマークを付けておきます。読む際にお気を付けください☺️
牙を以て牙を制す
makase
BL
王位継承権すら持てず、孤独に生きてきた王子は、ある日兄の罪を擦り付けられ、異国に貢物として献上されてしまう。ところが受け取りを拒否され、下働きを始めることに。一方、日夜執務に追われていた一人の男はは、夜食を求め食堂へと足を運んでいた――
BLゲームの悪役に転生したら攻略対象者が全員ヒロインに洗脳されてた
さ
BL
主人公のレオンは、幼少期に前世の記憶を思い出し、この世界がBLゲームで、自身は断罪される悪役だと気づく。
断罪を回避するため、極力攻略対象者たちと関わらないように生きてきた。
ーーそれなのに。
婚約者に婚約は破棄され、
気づけば断罪寸前の立場に。
しかも理由もわからないまま、
何もしていないはずの攻略対象者達に嫌悪を向けられてーー。
※最終的にハッピーエンド
※愛され悪役令息
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる