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第十九話 新居
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「お邪魔しまーす」
誰かが住んでいるわけでは無いが、つい言ってしまう。
扉を入ってすぐはファストフード店みたいになっており、目の前にカウンターがある。そんな間取りだ。
「兄ちゃんごめんな?今窓開けるから」
埃っぽい部屋でおじさんが窓を開ける。
外から明るい陽光が差し、埃で霧のようになった部屋が目に映る。
「前のオーナーは老夫婦だったようで、家具も幾つかは置いていってある。自由に使っていいそうだ」
風呂好きの老夫婦だったのか。
あーマスク欲しい。
立ち止まっていても意味がないので、どんどん進む。
「ここが御目当ての風呂ですね。家の大きさの割にかなり広めになっております。前のオーナーさんのこだわりだそうです」
やっぱり老夫婦わかってるじゃんか。
「広いねー」
正直結構広い。多分日本の一軒家の風呂の倍ぐらいはあるだろう。
これだけでこの家はかなり魅力的だ。
埃や汚れは掃除すればなんとかなるし、建物自体にガタはあまりきていないように見える。
決定だな。
「こちらの部屋がリビング、ダイニング、キッチンですね」
おーやっぱり異世界はLDKは同じ部屋になるんだね。
ソファ、机、椅子などは既に置いてあった。カーペットも埃をかぶっているがひょっとしなくても良いものなんじゃないだろうか?
「後は上の階に二部屋ほどあります。その上、つまり屋根裏は物置ですね」
「ここにします!」
「えっちょっ」
リク、ごめんよ。掃除手伝ってね、、、
「家賃は金貨20枚ほど頂いていますが大丈夫ですか?」
うん。お金的には大丈夫だが、少し吹っかけられてる気もする。
「おじさんも掃除手伝ってくれる??」
薬剤師の時、患者さんの前で作っていた笑顔をして聞いてみる。
「そ、そうですね、、、16枚でいかがでしょう?」
やっぱりな。前世で月20万の部屋って都心駅近だもんな。
まだ高い気もするが、これ以上値切るとこれからこのおじさんと上手くやっていけなくなるだろう。
「決まりですね」
「ああ。兄ちゃんよろしくな!」
不動産屋さんに戻って契約の書類を書く。
「兄ちゃんがポーション作ったら一回飲ませろよ」
そんなことを言いながら書類にハンコを押していく。
「はい。即入居可だから。鍵と契約書」
おーさすが異世界。早いなぁ。
一旦宿に戻る。
「ちょ、ごめんって。掃除手伝って」
特に意味はないかもしれないが、少し上目遣いをして頼む。
「あーもう。しゃーねーな」
リクに目を逸らされたが、了解してくれた。
宿は明日チェックアウトだから、早速入居の準備を始める。
誰かが住んでいるわけでは無いが、つい言ってしまう。
扉を入ってすぐはファストフード店みたいになっており、目の前にカウンターがある。そんな間取りだ。
「兄ちゃんごめんな?今窓開けるから」
埃っぽい部屋でおじさんが窓を開ける。
外から明るい陽光が差し、埃で霧のようになった部屋が目に映る。
「前のオーナーは老夫婦だったようで、家具も幾つかは置いていってある。自由に使っていいそうだ」
風呂好きの老夫婦だったのか。
あーマスク欲しい。
立ち止まっていても意味がないので、どんどん進む。
「ここが御目当ての風呂ですね。家の大きさの割にかなり広めになっております。前のオーナーさんのこだわりだそうです」
やっぱり老夫婦わかってるじゃんか。
「広いねー」
正直結構広い。多分日本の一軒家の風呂の倍ぐらいはあるだろう。
これだけでこの家はかなり魅力的だ。
埃や汚れは掃除すればなんとかなるし、建物自体にガタはあまりきていないように見える。
決定だな。
「こちらの部屋がリビング、ダイニング、キッチンですね」
おーやっぱり異世界はLDKは同じ部屋になるんだね。
ソファ、机、椅子などは既に置いてあった。カーペットも埃をかぶっているがひょっとしなくても良いものなんじゃないだろうか?
「後は上の階に二部屋ほどあります。その上、つまり屋根裏は物置ですね」
「ここにします!」
「えっちょっ」
リク、ごめんよ。掃除手伝ってね、、、
「家賃は金貨20枚ほど頂いていますが大丈夫ですか?」
うん。お金的には大丈夫だが、少し吹っかけられてる気もする。
「おじさんも掃除手伝ってくれる??」
薬剤師の時、患者さんの前で作っていた笑顔をして聞いてみる。
「そ、そうですね、、、16枚でいかがでしょう?」
やっぱりな。前世で月20万の部屋って都心駅近だもんな。
まだ高い気もするが、これ以上値切るとこれからこのおじさんと上手くやっていけなくなるだろう。
「決まりですね」
「ああ。兄ちゃんよろしくな!」
不動産屋さんに戻って契約の書類を書く。
「兄ちゃんがポーション作ったら一回飲ませろよ」
そんなことを言いながら書類にハンコを押していく。
「はい。即入居可だから。鍵と契約書」
おーさすが異世界。早いなぁ。
一旦宿に戻る。
「ちょ、ごめんって。掃除手伝って」
特に意味はないかもしれないが、少し上目遣いをして頼む。
「あーもう。しゃーねーな」
リクに目を逸らされたが、了解してくれた。
宿は明日チェックアウトだから、早速入居の準備を始める。
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