41 / 62
第四十一話 激減
しおりを挟む
「沸騰しないように気をつけてね。成分変わっちゃうから」
「わーとるわ」
これはツンデレってやつなのか!?
解ってるって言う割にはかなり火力強めだな。でも手際もそれだけいい。ちょっと冷や冷やする。
自分なら多分もっと火力強めだけどね。
まぁ、慣れてるし。リクはリクで慣れてる俺を見ていたから大丈夫なのだろう。
「おい、これでいーか?」
才能があるんだろな。
見せられた液体は完璧だった。
「完璧」
あとは炭酸だけ。
「風魔法じゃあのシュワシュワは無理?」
ダメ元で聞いてみる。
「無理」
だよなー
炭酸を作るには二酸化炭素で圧力を高めてジャバジャバさせたりブクブクさせたりで完成するが、通常の風魔法は物質を選ぶことはできないし、圧力も直感的には変えられないらしい。
「ならこの工程は俺がする」
もう慣れきったいつも通りの手順でシュワシュワさせる。
「おー」
リクが感心するとは珍しい。
「あとは瓶に入れるだけ」
俺がそういうと、リクは既に知っているのかテキパキと作業をこなす。
「おい、完成したぞ。これでいいだろ?」
詰めが甘いな、これは最後キンキンに冷やさないといけないんだぜ。とは言わない。
「いい感じだね。ありがと」
これで明日の分のエナドリ回復薬は揃った。
他のポーションは表に置かないだけで在庫はある。
多分、調合スキルを持っていないリクでも材料さえ俺が用意すれば、どんなポーションでも作れる。材料をスキル無しでも混ざるように調合してあるからね。これぞチートスキルだと思っている。
とりあえず出来上がったポーションを冷蔵庫で冷やす。
「メシ食って風呂入って寝るぞ」
確かにいい時間になってしまった。
「そうだね。晩御飯はパスタでいい?」
「今日も頑張りますか」
そうんな感じで店を開けた。開けたんだがおかしい、、、
客が激減している。主に冒険者の。
なんだったの?冒険者が転売に関わっていたってこと?
でも嬉しい報告もある。朝早くから業者が取引にきた。
はじめっからそうしてくれれば良かったのにって強く思う。希望小売価格を提示して卸す。
直売店と小売店で差が出ないようにしたい。
そらにしても、冒険者ってギルド以外にも依頼があるのかな?
ギルドに"俺の店の商品を買い占めてこい"なんてクエストがあったらさ、俺でも気づくわ。
でもな、、、冒険者ギルドにこんなこと報告しても何もできないだろな。別に主犯格を捕まえたい訳じゃないし、もういっか。
「あぁもうめんどくせぇな」
客が扉越しに居たのかな?でも流石にその態度はやばいだろう。
「わーとるわ」
これはツンデレってやつなのか!?
解ってるって言う割にはかなり火力強めだな。でも手際もそれだけいい。ちょっと冷や冷やする。
自分なら多分もっと火力強めだけどね。
まぁ、慣れてるし。リクはリクで慣れてる俺を見ていたから大丈夫なのだろう。
「おい、これでいーか?」
才能があるんだろな。
見せられた液体は完璧だった。
「完璧」
あとは炭酸だけ。
「風魔法じゃあのシュワシュワは無理?」
ダメ元で聞いてみる。
「無理」
だよなー
炭酸を作るには二酸化炭素で圧力を高めてジャバジャバさせたりブクブクさせたりで完成するが、通常の風魔法は物質を選ぶことはできないし、圧力も直感的には変えられないらしい。
「ならこの工程は俺がする」
もう慣れきったいつも通りの手順でシュワシュワさせる。
「おー」
リクが感心するとは珍しい。
「あとは瓶に入れるだけ」
俺がそういうと、リクは既に知っているのかテキパキと作業をこなす。
「おい、完成したぞ。これでいいだろ?」
詰めが甘いな、これは最後キンキンに冷やさないといけないんだぜ。とは言わない。
「いい感じだね。ありがと」
これで明日の分のエナドリ回復薬は揃った。
他のポーションは表に置かないだけで在庫はある。
多分、調合スキルを持っていないリクでも材料さえ俺が用意すれば、どんなポーションでも作れる。材料をスキル無しでも混ざるように調合してあるからね。これぞチートスキルだと思っている。
とりあえず出来上がったポーションを冷蔵庫で冷やす。
「メシ食って風呂入って寝るぞ」
確かにいい時間になってしまった。
「そうだね。晩御飯はパスタでいい?」
「今日も頑張りますか」
そうんな感じで店を開けた。開けたんだがおかしい、、、
客が激減している。主に冒険者の。
なんだったの?冒険者が転売に関わっていたってこと?
でも嬉しい報告もある。朝早くから業者が取引にきた。
はじめっからそうしてくれれば良かったのにって強く思う。希望小売価格を提示して卸す。
直売店と小売店で差が出ないようにしたい。
そらにしても、冒険者ってギルド以外にも依頼があるのかな?
ギルドに"俺の店の商品を買い占めてこい"なんてクエストがあったらさ、俺でも気づくわ。
でもな、、、冒険者ギルドにこんなこと報告しても何もできないだろな。別に主犯格を捕まえたい訳じゃないし、もういっか。
「あぁもうめんどくせぇな」
客が扉越しに居たのかな?でも流石にその態度はやばいだろう。
29
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
偽物勇者は愛を乞う
きっせつ
BL
ある日。異世界から本物の勇者が召喚された。
六年間、左目を失いながらも勇者として戦い続けたニルは偽物の烙印を押され、勇者パーティから追い出されてしまう。
偽物勇者として逃げるように人里離れた森の奥の小屋で隠遁生活をし始めたニル。悲嘆に暮れる…事はなく、勇者の重圧から解放された彼は没落人生を楽しもうとして居た矢先、何故か勇者パーティとして今も戦っている筈の騎士が彼の前に現れて……。
運悪く放課後に屯してる不良たちと一緒に転移に巻き込まれた俺、到底馴染めそうにないのでソロで無双する事に決めました。~なのに何故かついて来る…
こまの ととと
BL
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』
ある日、教室中に響いた声だ。
……この言い方には語弊があった。
正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえて来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。
テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。
問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。
*当作品はカクヨム様でも掲載しております。
実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…
彩ノ華
BL
あのぅ、、おれ一応悪役なんですけど〜??
ひょんな事からこの世界に転生したオレは、自分が悪役だと思い出した。そんな俺は…!!ヒロイン(男)と攻略対象者達の恋愛を全力で応援します!断罪されない程度に悪役としての責務を全うします_。
みんなから嫌われるはずの悪役。
そ・れ・な・の・に…
どうしてみんなから構われるの?!溺愛されるの?!
もしもーし・・・ヒロインあっちだよ?!どうぞヒロインとイチャついちゃってくださいよぉ…(泣)
そんなオレの物語が今始まる___。
ちょっとアレなやつには✾←このマークを付けておきます。読む際にお気を付けください☺️
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
俺は北国の王子の失脚を狙う悪の側近に転生したらしいが、寒いのは苦手なのでトンズラします
椿谷あずる
BL
ここはとある北の国。綺麗な金髪碧眼のイケメン王子様の側近に転生した俺は、どうやら彼を失脚させようと陰謀を張り巡らせていたらしい……。いやいや一切興味がないし!寒いところ嫌いだし!よし、やめよう!
こうして俺は逃亡することに決めた。
BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください
わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。
まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!?
悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。
牙を以て牙を制す
makase
BL
王位継承権すら持てず、孤独に生きてきた王子は、ある日兄の罪を擦り付けられ、異国に貢物として献上されてしまう。ところが受け取りを拒否され、下働きを始めることに。一方、日夜執務に追われていた一人の男はは、夜食を求め食堂へと足を運んでいた――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる