薬師、奴隷を買う、、、ん?奴隷に襲われるってどういうこと!?

さえ

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第四十二話 来店

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「なんでおめーがいるんだよ」

「いやいや、私は客ですよ?」
そんな会話が聞こえて慌てて店に戻った。

「伯爵、、、」
なんでコイツがいるんだよ。

「やあ、お久しぶりですね。リョウ・ミシマさん」
フィリップはリクの因縁の人だから、裏に下がらせた。

「同業者としての戦場視察ですか?それともギルド関連ですか?」
正直早く帰ってほしい。

「ははは、前者は否定させていただきますよ。ギルドの長として店をちゃんとやっているかみているだけですから。話題の回復薬頂こうかな」
それだけで帰ってくれるなら何本でも持ってけ。あ、金は置いてけ。

「幾つ必要ですか?」
えーぎょースマイル

「一本で十分だ」
パクる為に研究するなら何本か持っていくだろう。それをしないってことは、本当に単に自分で飲むつもりなのだろう。

「どうも」
お金と商品を交換する。

プシュ

早速開け上がったな。

伯爵が俺の目の前でエナドリ回復薬を飲む。
はよ帰れよ。

「ぶぶ漬けでもあがります?」
やべ、小声で言ってしまった。

「なんだい?」

「いやなんでも、、、」
ふー危なかった。

「それにしてもこの商品は味も効果も値段も素晴らしいね。やっぱりウチの暖簾を使わないか?」

またその話かよ。

「素晴らしい提案ですが、辞退します。申し訳ない」

「はは、わかっていたことさ。何度もすまないね。では、代替案とは言わないが、ウチに幾つかの商品を卸すというのはどうだろう?」

見下した関係を、対等にするという条件だろうか?
ただ、既に業者に卸している。俺としても、伯爵にしても業者を挟んでくれた方がやりやすいはずなのに。

「既に業者に卸しているのですが、そちらと契約した方がいいのではないでしょうか?」
専売が良かったのか?

「そうか、先手を打たれてしまったんだね」
どういう意味?

「はい?」

「いや、そうだね。業者から仕入れるとするよ」
何を企んでいたんだ?

「それが一番無難かと思われます」
単に自分の店で俺の商品を置きたいだけならそうすればいい。

「絶対に手に入れよう」
伯爵がボソボソっとなにかを言うが聞き取れない。
コイツの話聞いてもどうでもいいや。何のために薬師してんだって思うばかりだし。

「私はそろそろ失礼させていただくよ」
そうだ帰れ帰れ!

「ありがとーございやしたー」
伯爵が扉から出ていくのを見守る。

「なんでアイツが来るんだよ」
リクが店の奥から戻ってくる。

同感。
ギルドの調査というなら、他の人の店にも顔を出すのだろうか?
流石に伯爵本人が来ることはないだろう。普通職員だろ。しかもバレないように来るだろ。
全くなに考えてんだろ。




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