血迷わないでください義兄さん!悪役令息の弟に転生したので、兄と一緒に冒険者になります

さえ

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21 家

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「ここはオーシャンビュ「却下!」」

「兄さん、、、」
さっきから案内される部屋を次々と却下している。
ただ不動産屋のハゲのおっさんも負けじと次々と用意してくる。

「この部屋は角部屋で、防音「いいだろう、次だ」」
初めてOKが出た。ただ、まだ候補の一つに過ぎない。これから内見に行かないといけない。

「防音がいいんですか?それならこの辺りも音には気を使った「却下」」
何が基準なのか僕にもわからない。

「この部屋、建物自体が曰く付きなので周りに人が住んでな「いいだろう」」
え?ほんと何が基準なんだ?


『一軒目』~

「どうです?紙で見るのと実際に見るのは違う「却下」」
さっき言っていた曰く付き物件に来た。今から後二軒まわるのだが、却下までが早すぎるのではないだろうか?確かに日当たりも悪くて、何よりボロい。そら見えないものも見えてまうわって感じだ。

『二軒目』~

「おー海」
海沿いに建っているので当たり前だが海が見える。ただちょっと狭い。自分の部屋~なんてことはできそうになく、どの部屋も兄と共有することになるだろう。そして防音らしい。
波がうるさいのだろう。

「気に入ったのかよ」
兄の印象も悪くないようだ。

「とりあえず次も見てみたい」

『三軒目』~

冒険者ギルドから近い。飲食店が多くてガヤガヤした街の中にあるようだ。
だから防音なのか。

「狭!」
都会の家って感じだ。立地は最高なんだけどな。狭いわりに家賃は高い。

「ここだな」
何かが兄のお気に召したみたいだ。
この部屋はちょっと広いワンルームみたいな感じだ。キッチンがあってダイニングがあってリビング兼寝室があって感じで、それぞれは狭くなく必要にして十分な広さはあるのだが、それぞれに仕切りがない。やはり、ワンルームなのだ。

「ここに住むの、、、?」
兄さんはまあ、家族だし?物理的な距離が近くても?、、、いいはずなんだけど、やっぱりプライベートも欲しい。

「あ?なんか文句あっか?」

立地の問題さえ目を瞑れば絶対に海沿いの家の方がいいだろう。
「海沿い「あそこは潮風もひどいし、洗濯物もそうだが、ベタベタするのが嫌」」

確かにそうだけど、、、

「ここで」
兄が不動産屋にそう伝えた。

「毎度あり。契約書は店で書きましょう。今月分の家賃は日で割って請求しますね」
この国には敷金礼金みたいなのはなさそうだ。、、、あるのかもしれないが、それを冒険者に請求しないだけかもしれない。

「家具とか生活必需品を揃えなきゃね」
自分の意見よりも兄の意見を尊重したいのだ。だからか、もう海はどうでも良くなった。




ーーーーーーーーーーーーーー
作者のさえです。
☆が書きたくなりました。次回☆書くかも。
唐突に☆!前触れなく☆!

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