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79 日常(山の幸)
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僕はハルさんとトレイルランニングの大会に参加するため、某県の某山中に向かっている。
僕たちの地元では、山には雪が積もっているが、降雪のほとんどないこの辺りは紅葉でも有名で、古くから霊山とかパワースポットとか言われるいわゆる修験道で開かれた登山道もある。
大会前後はテント泊する。
そのための食料を、近くの道の駅で物色するのも楽しいものです(•᎑•)
ハル「あ、まだリンゴ売ってる♪安い!」
僕「クルミもある。キノコも!もう冬かと思ったけれど、まだまだ山の幸がたくさんだねぇ。春には山菜が出回りそうだしいい所だぁ。」
ハル「山菜もいいですね!春にも来たいですね~」
今夜は明日のレースに備えて山菜そばだ!と、マイタケやヒラタケを買う。
あ、そばはインスタントです。
デザートにリンゴと、ハルさんは大好物だと言って殻付きのクルミを一袋購入していた。
早速二つ取り出して、掌の中でカロカロと転がしている。
ハル「子供のころおじいちゃんにくっついて山に入っては、クルミ拾ってたんです。
部活で握力を鍛えるのに、高校時代までこうして握ってたりしたんですよ(^^♪」
僕「へえ。じゃあ、片手で割れたりす…」
バキッ!
ハル「あ…。」
ハルさんの掌の中には、真っ二つに割れたクルミが。ハルさんは殻の中から実を取って僕にくれた。
ハル「…食べます?」
僕「うん、ありがとう。今でも割れるんだ…。」
ハル「えっと、握力ではなくてですね、コツがあるのです。」
僕はリンゴを手にとって、両手で持つと力を込めた。
ピシッ!
ハル「ふおぉぉ~!(゚Д゚;)」
僕は、半分に割ったリンゴの一片をハルさんに手渡す。
僕「これは純粋に握力(笑)」
二人で顔を見合わせて、笑う。
なんだか楽しくなって、笑いながらリンゴとクルミを食べました。
僕たちの地元では、山には雪が積もっているが、降雪のほとんどないこの辺りは紅葉でも有名で、古くから霊山とかパワースポットとか言われるいわゆる修験道で開かれた登山道もある。
大会前後はテント泊する。
そのための食料を、近くの道の駅で物色するのも楽しいものです(•᎑•)
ハル「あ、まだリンゴ売ってる♪安い!」
僕「クルミもある。キノコも!もう冬かと思ったけれど、まだまだ山の幸がたくさんだねぇ。春には山菜が出回りそうだしいい所だぁ。」
ハル「山菜もいいですね!春にも来たいですね~」
今夜は明日のレースに備えて山菜そばだ!と、マイタケやヒラタケを買う。
あ、そばはインスタントです。
デザートにリンゴと、ハルさんは大好物だと言って殻付きのクルミを一袋購入していた。
早速二つ取り出して、掌の中でカロカロと転がしている。
ハル「子供のころおじいちゃんにくっついて山に入っては、クルミ拾ってたんです。
部活で握力を鍛えるのに、高校時代までこうして握ってたりしたんですよ(^^♪」
僕「へえ。じゃあ、片手で割れたりす…」
バキッ!
ハル「あ…。」
ハルさんの掌の中には、真っ二つに割れたクルミが。ハルさんは殻の中から実を取って僕にくれた。
ハル「…食べます?」
僕「うん、ありがとう。今でも割れるんだ…。」
ハル「えっと、握力ではなくてですね、コツがあるのです。」
僕はリンゴを手にとって、両手で持つと力を込めた。
ピシッ!
ハル「ふおぉぉ~!(゚Д゚;)」
僕は、半分に割ったリンゴの一片をハルさんに手渡す。
僕「これは純粋に握力(笑)」
二人で顔を見合わせて、笑う。
なんだか楽しくなって、笑いながらリンゴとクルミを食べました。
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