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第一章:元聖女と渡鴉旅団
シャルロットの願い出
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冒険者として活動出来ることを説明したシャルロット─────しかしシドはそんな彼女に対し、冒険者になっても直ぐには依頼を受けられないと告げる。
その事にシャルロットがどういうことかと尋ねてきたので、シドは冒険者の仕組みについて説明してやることにしたのだった。
「先ず冒険者について教える前に一つ、ある事案について話そうと思う」
「事案……ですか?」
〝事案〟とは法的もしくは政治的に問題として着目するべき出来事を指すもので、この場合は冒険者の仕組みの前置きとなる話である。
その事案は今の冒険者の仕組みが生まれるきっかけであり、シャルロットには先ずそれを知っていて欲しいとシドは判断し、その事案を話す事にしたのである。
その事案とは─────
「昔……それこそ冒険者なんてものが生まれたばかりの頃の話らしいんだが、当時の冒険者の致死率はどの職業よりも遥かに高かったらしくてな。というのもその原因は当時の冒険者の仕組みだったそうだ」
「当時の仕組みとは……今とは違うのですか?」
「随分違うぞ?それこそ当時は色々と杜撰で相当酷いものだったらしい」
「それ程ですか……」
「何せ冒険者になって直ぐに依頼を受けれたんだが、そのうちの何人かが自分よりも上の魔物に挑んで返り討ちに会うって事例が後を絶たなかったんだそうだ」
「そ、その方達は……」
シャルロットの質問にシドは僅かに視線を逸らす事で答えた。
言葉にはしなかったが、その行為が何よりも物語っており、シャルロットは悲痛な表情で口を抑える。
「まぁ……そういう事もあって立ち上げられたのが冒険者協会だ。協会は先ず冒険者ギルドの運営方針の統一化を始めた」
「ギルドの運営方針の統一化ですか?」
「それまではギルドそれぞれに様々な決められ事があって、そのせいでギルド同士での衝突も度々起こっていたらしい……協会が運営方針を統一化させる事によって、先ずはギルド同士での衝突を無くし、無駄な犠牲を生まないようにしたってわけだ」
「つまり人同士の争いを無くし、魔物討伐に専念させるようにしたというわけですね?」
「理解が早くて助かる。とは言っても統一化したのは運営方針の基本中の基本だけでな。その中の一つが新人冒険者に関する要項なんだよ」
「先程話して頂いた〝直ぐには依頼を受けられない〟というものですね?」
「そうだ。概要としては〝新たに冒険者となった者は定められた期間を教育期間とし、それを受けてギルドより認可を受ける事が出来た者のみ依頼の受注を許可するものとする〟と言うやつだ」
「教育期間ですか……」
「教育期間中の内容としては、先ず初日は冒険者についての座学だ。次に現時点での実力を測る技能測定を受ける事になる」
「技能測定とは?」
「簡単に言えば冒険者に適した能力を持っているか。またはどのような依頼が受けられるのかを調べる為のものだな。これを受けてから三ヶ月間、実習期間に移る」
「その実習期間はどのような事をなさるのでしようか?」
「先輩……もしくはベテランの冒険者と共に行動し、冒険者という仕事がどのようなものか学ぶ期間だな。まぁその時に受ける依頼はごくごく簡単なものばかりだから、そこで冒険者とはどういったものか理解させるようにするんだ」
「その中には討伐以来も……」
「もちろんある。だが初心者でもこなせる依頼ばかりだから安心していい。そして最後に……」
「最後に?」
「その新人達だけで依頼を受けてもらう事になる」
「新人達だけでですか?!」
最後には自分達だけで依頼を受けねばならないと知り、シャルロットは大きく目を見開いた。
それを見てシドは苦笑を浮かべ、シャルロットの不安を拭うようにこう告げた。
「そんな不安にならずとも。これは最終試験のようなものだからな……当然、そこに一人もしくは二人ベテラン冒険者が同伴する」
「な、なるほど……ちなみに冒険者と認められない事があるのでしょうか?」
シャルロットがそう問いかけると、シドはひとつ頷いてそれを肯定した。
「ある」
「それはどういった……?」
「実習期間中、同行する冒険者の言うことを聞かなかった者。単独行動が目立つ者。そして人間性に問題ありと判断された者だ」
「それは……冒険者にするには危険だからですか?」
「本当にシャルは理解が早いな。そうだ。冒険者ってのは常に集団で行動する。それこそたった一人で依頼をこなせる奴なんてほんのひと握りだ。なのに単独行動はするわ、仲間の言うことは聞かないわ、そんな奴が一人でもいれば必ず仲間達を危険に晒す事になるからな」
シドはそこまで話し終えると、一旦息をついてから話を続ける。
「まぁシャルについてはそこは問題では無いが、そこん所は常に心に留めて置いた方が身の為だな」
「き、気をつけます……」
「ははっ、そんなに気負わんでも余程の事がねぇ限り落とされる事はねぇよ」
そう言われ少しだけ安心するシャルロット。
そしてふと、ある疑問を抱きそれをシドに尋ねた。
「同伴してくれる冒険者についてはシドさん達も選ばれるのですか?」
「あ~、いや……俺達は選ばれんだろうな」
「何故でしょうか?」
バツの悪そうな表情を浮かべるシドに、シャルロットは少しばかり不安そうな表情で尋ねる。
「俺達は万年Eランクのチームだからな……それに規定人数を満たしてねぇからその権限がねぇのよ。まぁでも、信頼出来そうにねぇ所に任すのも不安だな」
「どうしましょうか?」
「ん~……ガントさんに頼んで俺が最も信頼しているチームに任せるようにしてみるよ」
「その方達は優しいのですか?」
「ん~、どうだろうな。チームリーダーをしている奴とは仲が良いんだが、そのメンバー達からは嫌われてるからなぁ」
「それはやはり……悪評とやらが原因で……」
「まぁそうだが、でもアイツはその悪評なんざ信じてねぇ奴だから、決してシャルを悪く扱う事はねぇはずだ。ところで何でそんな事を聞くんだ?俺達の方が良かったか?」
「あ、いえ……冒険者になったらシドさんのチームに入りたいなと思っていたので」
その答えにキョトンとするシド。
どうやらその答えは彼にとっては意外なものであったらしい。
「俺達のチームにか?嬉しい限りだが……そりゃまたどうして?」
「それは……」
それはシド達に助けられ、エルナの話を聞いた事で抱いた思い─────
かつて聖女に認定されたばかりの頃に抱いていた……月日を経るにつれて徐々に忘れかけていた〝誰かを助けたい。誰かの役に立ちたい〟という思いであった。
その思いは今はシド達に向けられ、シャルロットはシド達のチームを救いたいと思うようになっていたのである。
シャルロットは静かに口を開いたあと、シドを真っ直ぐに見据えてこう言った。
「私がシドさん達に助けられたように、今度は私がシドさん達を助けたいんです!」
シャルロットの言葉にシドは呆気に取られていたが、その表情を訝しげなものに変えると彼女に向けてこう言った。
「チームなんざ人が集まりゃ何度でも作れる。このギルドで無理なら他のギルドに移れば良い……シャルが気にかける事では無いと思うんだが?」
「でも、シドさんにとって大切なチームなんですよね!」
「─────!!」
図星を突かれたように目を見開くシド。
シャルロットは止まらずに言葉を続けてゆく。
「シドさんはそう仰っておりますが……本音ではチームを失いたくないんですよね!こうして今日、お話をしたばかりの私でも、シドさんが今のチームをどれだけ大切にしているかは分かります!私はそんなシドさんに……いえ、シドさん達に諦めて欲しくは無い─────諦めなければならない目には遭わせたくはないんです!」
シャルロットはそう話すと、徐ろにベッドの上で正座となり、両手をついて……そして頭を深々と下げてシドに懇願した。
「お願いします……私を、シドさん達のチームに入れて下さい!」
「……」
シャルロットの姿に言葉を失うシド。
暫く黙っていたシドはやがて呆れたような笑みを浮かべると、頭を下げるシャルロットの頭を撫でてこう言った。
「くくっ……そこまでお願いされちゃあな。断りゃシド・ヴァイナーの名が廃るし、ロンとエルナに怒られっちまう」
「それでは……」
「あぁ、教育期間が終わったら宜しく頼むわ」
顔を上げるシャルロット─────そんな彼女にシドは笑みを浮かべながら、その願い出を引き受けたのだった。
その事にシャルロットがどういうことかと尋ねてきたので、シドは冒険者の仕組みについて説明してやることにしたのだった。
「先ず冒険者について教える前に一つ、ある事案について話そうと思う」
「事案……ですか?」
〝事案〟とは法的もしくは政治的に問題として着目するべき出来事を指すもので、この場合は冒険者の仕組みの前置きとなる話である。
その事案は今の冒険者の仕組みが生まれるきっかけであり、シャルロットには先ずそれを知っていて欲しいとシドは判断し、その事案を話す事にしたのである。
その事案とは─────
「昔……それこそ冒険者なんてものが生まれたばかりの頃の話らしいんだが、当時の冒険者の致死率はどの職業よりも遥かに高かったらしくてな。というのもその原因は当時の冒険者の仕組みだったそうだ」
「当時の仕組みとは……今とは違うのですか?」
「随分違うぞ?それこそ当時は色々と杜撰で相当酷いものだったらしい」
「それ程ですか……」
「何せ冒険者になって直ぐに依頼を受けれたんだが、そのうちの何人かが自分よりも上の魔物に挑んで返り討ちに会うって事例が後を絶たなかったんだそうだ」
「そ、その方達は……」
シャルロットの質問にシドは僅かに視線を逸らす事で答えた。
言葉にはしなかったが、その行為が何よりも物語っており、シャルロットは悲痛な表情で口を抑える。
「まぁ……そういう事もあって立ち上げられたのが冒険者協会だ。協会は先ず冒険者ギルドの運営方針の統一化を始めた」
「ギルドの運営方針の統一化ですか?」
「それまではギルドそれぞれに様々な決められ事があって、そのせいでギルド同士での衝突も度々起こっていたらしい……協会が運営方針を統一化させる事によって、先ずはギルド同士での衝突を無くし、無駄な犠牲を生まないようにしたってわけだ」
「つまり人同士の争いを無くし、魔物討伐に専念させるようにしたというわけですね?」
「理解が早くて助かる。とは言っても統一化したのは運営方針の基本中の基本だけでな。その中の一つが新人冒険者に関する要項なんだよ」
「先程話して頂いた〝直ぐには依頼を受けられない〟というものですね?」
「そうだ。概要としては〝新たに冒険者となった者は定められた期間を教育期間とし、それを受けてギルドより認可を受ける事が出来た者のみ依頼の受注を許可するものとする〟と言うやつだ」
「教育期間ですか……」
「教育期間中の内容としては、先ず初日は冒険者についての座学だ。次に現時点での実力を測る技能測定を受ける事になる」
「技能測定とは?」
「簡単に言えば冒険者に適した能力を持っているか。またはどのような依頼が受けられるのかを調べる為のものだな。これを受けてから三ヶ月間、実習期間に移る」
「その実習期間はどのような事をなさるのでしようか?」
「先輩……もしくはベテランの冒険者と共に行動し、冒険者という仕事がどのようなものか学ぶ期間だな。まぁその時に受ける依頼はごくごく簡単なものばかりだから、そこで冒険者とはどういったものか理解させるようにするんだ」
「その中には討伐以来も……」
「もちろんある。だが初心者でもこなせる依頼ばかりだから安心していい。そして最後に……」
「最後に?」
「その新人達だけで依頼を受けてもらう事になる」
「新人達だけでですか?!」
最後には自分達だけで依頼を受けねばならないと知り、シャルロットは大きく目を見開いた。
それを見てシドは苦笑を浮かべ、シャルロットの不安を拭うようにこう告げた。
「そんな不安にならずとも。これは最終試験のようなものだからな……当然、そこに一人もしくは二人ベテラン冒険者が同伴する」
「な、なるほど……ちなみに冒険者と認められない事があるのでしょうか?」
シャルロットがそう問いかけると、シドはひとつ頷いてそれを肯定した。
「ある」
「それはどういった……?」
「実習期間中、同行する冒険者の言うことを聞かなかった者。単独行動が目立つ者。そして人間性に問題ありと判断された者だ」
「それは……冒険者にするには危険だからですか?」
「本当にシャルは理解が早いな。そうだ。冒険者ってのは常に集団で行動する。それこそたった一人で依頼をこなせる奴なんてほんのひと握りだ。なのに単独行動はするわ、仲間の言うことは聞かないわ、そんな奴が一人でもいれば必ず仲間達を危険に晒す事になるからな」
シドはそこまで話し終えると、一旦息をついてから話を続ける。
「まぁシャルについてはそこは問題では無いが、そこん所は常に心に留めて置いた方が身の為だな」
「き、気をつけます……」
「ははっ、そんなに気負わんでも余程の事がねぇ限り落とされる事はねぇよ」
そう言われ少しだけ安心するシャルロット。
そしてふと、ある疑問を抱きそれをシドに尋ねた。
「同伴してくれる冒険者についてはシドさん達も選ばれるのですか?」
「あ~、いや……俺達は選ばれんだろうな」
「何故でしょうか?」
バツの悪そうな表情を浮かべるシドに、シャルロットは少しばかり不安そうな表情で尋ねる。
「俺達は万年Eランクのチームだからな……それに規定人数を満たしてねぇからその権限がねぇのよ。まぁでも、信頼出来そうにねぇ所に任すのも不安だな」
「どうしましょうか?」
「ん~……ガントさんに頼んで俺が最も信頼しているチームに任せるようにしてみるよ」
「その方達は優しいのですか?」
「ん~、どうだろうな。チームリーダーをしている奴とは仲が良いんだが、そのメンバー達からは嫌われてるからなぁ」
「それはやはり……悪評とやらが原因で……」
「まぁそうだが、でもアイツはその悪評なんざ信じてねぇ奴だから、決してシャルを悪く扱う事はねぇはずだ。ところで何でそんな事を聞くんだ?俺達の方が良かったか?」
「あ、いえ……冒険者になったらシドさんのチームに入りたいなと思っていたので」
その答えにキョトンとするシド。
どうやらその答えは彼にとっては意外なものであったらしい。
「俺達のチームにか?嬉しい限りだが……そりゃまたどうして?」
「それは……」
それはシド達に助けられ、エルナの話を聞いた事で抱いた思い─────
かつて聖女に認定されたばかりの頃に抱いていた……月日を経るにつれて徐々に忘れかけていた〝誰かを助けたい。誰かの役に立ちたい〟という思いであった。
その思いは今はシド達に向けられ、シャルロットはシド達のチームを救いたいと思うようになっていたのである。
シャルロットは静かに口を開いたあと、シドを真っ直ぐに見据えてこう言った。
「私がシドさん達に助けられたように、今度は私がシドさん達を助けたいんです!」
シャルロットの言葉にシドは呆気に取られていたが、その表情を訝しげなものに変えると彼女に向けてこう言った。
「チームなんざ人が集まりゃ何度でも作れる。このギルドで無理なら他のギルドに移れば良い……シャルが気にかける事では無いと思うんだが?」
「でも、シドさんにとって大切なチームなんですよね!」
「─────!!」
図星を突かれたように目を見開くシド。
シャルロットは止まらずに言葉を続けてゆく。
「シドさんはそう仰っておりますが……本音ではチームを失いたくないんですよね!こうして今日、お話をしたばかりの私でも、シドさんが今のチームをどれだけ大切にしているかは分かります!私はそんなシドさんに……いえ、シドさん達に諦めて欲しくは無い─────諦めなければならない目には遭わせたくはないんです!」
シャルロットはそう話すと、徐ろにベッドの上で正座となり、両手をついて……そして頭を深々と下げてシドに懇願した。
「お願いします……私を、シドさん達のチームに入れて下さい!」
「……」
シャルロットの姿に言葉を失うシド。
暫く黙っていたシドはやがて呆れたような笑みを浮かべると、頭を下げるシャルロットの頭を撫でてこう言った。
「くくっ……そこまでお願いされちゃあな。断りゃシド・ヴァイナーの名が廃るし、ロンとエルナに怒られっちまう」
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