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さらに奥さまはモンバス姉さん編
110 あるモンスターバスターの日記 人生相談いろいろ 男も女もいろいろ2
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「本当なの?!二人ともありがとう!!」
楓ちゃんは満面の笑顔で二人にお礼を言う。
「ま、待て!俺が言ったのではなく、トラミ嬢が楓に気付いたのだよ。トラミ嬢。俺に気を遣ってくれるのはありがたいが、事実を曲げるのはあまり感心しない。」
赤くなりながら、聡君が抗弁します。
「でも、聡は楓ちゃんの状態に気づいたら、同じことをしたのは間違いないにゃ♪
だから、私が根拠のない嘘をついたというわけでもないにゃ♪」
「そ、それはその通りではあるんだが…。」
トラミちゃんの反論?に聡君はしどろもどろになります。
それを見て、楓さんはくすくす笑います。
「今助けてくれたのはトラミちゃんだけれど、いざとなったら聡が助けてくれるとわかったのはとても嬉しいわ♪」
「そ、そうかね…。」
顔を赤らめて聡君は口ごもります。
「今の寒い時期の雨は本来ならあまりうれしくないのだけれど、こんな雨なら歓迎かな?」
ニコニコしながら楓さんが話すのを聡君はちらちら見ていたのですが…。
「あら、雨が止んだ…というか、外の風景がとんでもないことになっているんだけど?!!」
「トラミ嬢!!一体どこを走っているんだ?!!!」
「ふっふっふっふ♪猫娘タクシーの空間を超える能力を使って、タイのプーケット島を走っているのにゃ♪私は急にトムヤンクンが食べたくなったのにゃ♪」
ヤシの木の見える海岸沿いの風景に聡君と楓さんが慌てます。
「おお!!あそこでトムヤンクンを売っているのにゃ♪」
トラミちゃんはタクシーを止めると、海岸で売っていたトムヤンクンを買ってぱくつきます。
「トラミ嬢、何をしているの?!それ以上に、なんで瀬利亜さんがトムヤンクンを売ってるの?!というか、仕組んだのは瀬利亜さんでしょ?!!」
「え?何を言っているのか、さっぱりわからないわ!!私は通りすがりのただのトムヤンクン売りの乙女だわ!」
「日本語で返答して、ばれないわけがないでしょ!!」
ち!聡君はあっさり私が首謀者の一人だと見破ってしまいます。
しかし!ここまで来てしまったらすでに策は完全に成ってしまっています。
「ばれてしまっては仕方ないわね!せっかくだからこのまま猫娘タクシーでもう少しドライブをするというのはどうかしら?」
私が助手席に乗り込むと、再びタクシーは出発する。
「で、ここはどこなんですか?」
物珍しそうに楓さんがきょろきょろしている。
建物は和風の旅館なのですが、周りはアルプス山脈のような壮大な山々に囲まれています。
しかも、山々が様々な色、虹色に光り輝いています。
「以前にみんなで行った竜の谷の近くの渓谷にガルーダ国とニャントロさんが共同で隠れ家温泉宿を作ったの。
完全に孤立した温泉宿で、本人が特殊な交通手段を持っている人しか来れないことが逆にその価値を高めているそうよ。あえて交通の便をなくすことで『秘湯の雰囲気』を出したこと、小さいながらに温泉テーマパークも併設していることが成功の要因かしら。」
私が解説するように、何組かの宿泊客が楽しそうに館内の温泉に向かって歩いている。
「いや、温泉宿にいきなり来られても……ああ?!!トラミ嬢と瀬利亜さんがいなくなっている?!!」
聡君と楓ちゃんが気づいた時には私とトラミちゃんは姿を消しています。
二人が慌ててフロントに行くと、金髪のきれいな女将?が二人にあいさつをする。
「伊集院聡さま、三條院楓様、お待ちしておりました。早速ですが、紅葉の間にご案内させていただきますね。」
「ちょっと待ってくれ!もしかして予約されているのか?」
「はい、二泊三日で予約を頂いております。ご料金はすでにお支払い済みなので、ご安心ください。」
女将さんの返事に聡君と楓さんは顔を見合わせます。
「…はめられたわね…。」
「それから、お二人には手紙を預かっていますので、お読みください。」
二人が手紙を受け取ると、差出人は『伊集院優』と書いてある。
「親父もグルか?!!」
言いながら聡君が封筒を開封します。
「聡、楓ちゃん、ようこそ、ヒトウの湯へ♪
二人の仲がなかなか進展しないことを両家の両親がアルテアさんと瀬利亜さんに相談したところ、 『吊り橋効果』を使うとか、『ロマンチックなシチュエーションに共同参加』してもらうのがいいのではないかという結論に達しました。
二人ともこちらの意図に乗るのは腹が立つかもしれませんが、ぜひ『自分の本心に素直に行動』して貰ったら嬉しいと感じます。
なお、この見解は両家の両親と由美とアルテアさんと瀬利亜さんがほぼ一致しています。
もちろん、二人が『どうしたいかという意思が最優先』なので、反発されるも、くっつかれるも二人の意向に完全に任せます。
お兄ちゃん、頑張れ!BY由美」
「待てい!こういう時、妹は兄が他の女性とくっつくのを阻止しようと動くのが普通ではないのか?!」
「だって、私と由美ちゃんは仲良しだもん。『楓さんがお姉さんになるなら大歓迎だよ♪』とむしろプッシュしてくれているからね…。」
「……。」
脱出する『足のなくなった』二人がとりあえず案内されるまま紅葉の間を開けると……。
「ちょっと待て!!外見は和風だけど、中はホテルのスイートルームではないか!!」
「はい。『和風と言われる』お部屋と我が国の普通に豪華なお部屋の両方を当旅館では用意させていただいております。
なお、お部屋にありますお風呂は『温泉の内湯』です。
かなり広くなっておりますので、お二人で入られてもゆったりと長時間おくつろぎいただけると思います。
お食事はレストランの方で朝昼晩とバイキング形式で用意させていただきますので、ご自由にお召し上がりください。」
女将さんの説明を受けて、二人はややぎこちなく、部屋に入っていきました。
部屋には旅行鞄が用意されており、二人の着替えもちゃんと入ってます。
ため息をつきながら聡君が椅子に腰を下ろすと、机の上に併設のテーマパークのパンフレットが用意されています。
「テーマパークの名称は『わくわく温泉ランドIN異世界』…いいのか?!こんな名前で?!わくわくランドは風流院高校のある街にもあったよな?しかも、このパンフ日本語なんだが…。」
パンフを見ながら聡君が目を丸くしてます。
「こうなってしまったら二泊三日の間に温泉とテーマパークを堪能するしかないわよね。」
妙に嬉しそうな楓さんにさらにため息をつきながら聡君もうなずきます。
もちろん、両想いの若い男女が同室で宿泊し、家族全員が祝福している状況で、歯止めが効くはずがありません。
当然男女間のいろいろがあったようですが、詳細は省略させていただきます。
帰りのタクシーで迎えたお二人の歩く距離は以前よりかなり近かったことをお伝えしておきます。
◎月X日 S.Iさん「モンバスお姉さん、一応の婚約者のことについて相談があります。
ふとした『過ち』で、一線を越えてしまったのですが、日常の言動が完全に『女房気取り』になってしまっていると感じます。
いえ、決して嫌いとかましてや憎いとか言うわけでは全然ないのですが、『外堀がどんどん埋められていく感覚』がかなり束縛感を感じるのです。
ときめくような恋愛も経験してみたいというか…。」
「やはり、まずは『撃ってから考える』のが正解のようですね♪」
額に青筋を立てながら望海ちゃんがコメントします。
「ふ、聡はんは甘いわ!!パートナーとの適切な関係を築ければ、『結婚後の方がむしろ甘々で心ときめく恋愛』を体験できるいうんを知らへんからそんなコメントをされるんやね♪」
ふむふむ、光ちゃんがドヤ顔でコメントし、アルさんもうんうんうなずかれてます。
「瀬利亜はん以前に恋人同士で恋愛しとる時は『相手からいつ別れを切り出せるかわからへん不安』が常に付きまとっとたんや。
しかし!瀬利亜はんと親友兼恋人…みたいな婚約者&夫婦になってからは『人間としてありえへんまずい言動』でもせえへん限り、絶対に別れを切り出されない『絶大な安心感』から、思い切り甘え倒すことができるんや!!
結婚後の恋愛万歳なんや!!!」
「……ええと、こちらも撃ってみたい誘惑に駆られるのはなんとかならないのでしょうか?」
うん、望海ちゃんの気持ちはわからなくもないです。
誰も見ていないと思しき時にダンディーなはずの巧さんがアルさんに『思い切り甘える構図』を見た時は私も『砂糖を吐きそうな気分』に襲われました。
ラブラブいちゃいちゃは悪いことではない、いえ、夫婦ではむしろ推奨すべきことだとは思いますが、『人前で見せる』際はそれなりの配慮が必要なようです。
光ちゃんもその辺をもう少し学んでほしいと思います。
楓ちゃんは満面の笑顔で二人にお礼を言う。
「ま、待て!俺が言ったのではなく、トラミ嬢が楓に気付いたのだよ。トラミ嬢。俺に気を遣ってくれるのはありがたいが、事実を曲げるのはあまり感心しない。」
赤くなりながら、聡君が抗弁します。
「でも、聡は楓ちゃんの状態に気づいたら、同じことをしたのは間違いないにゃ♪
だから、私が根拠のない嘘をついたというわけでもないにゃ♪」
「そ、それはその通りではあるんだが…。」
トラミちゃんの反論?に聡君はしどろもどろになります。
それを見て、楓さんはくすくす笑います。
「今助けてくれたのはトラミちゃんだけれど、いざとなったら聡が助けてくれるとわかったのはとても嬉しいわ♪」
「そ、そうかね…。」
顔を赤らめて聡君は口ごもります。
「今の寒い時期の雨は本来ならあまりうれしくないのだけれど、こんな雨なら歓迎かな?」
ニコニコしながら楓さんが話すのを聡君はちらちら見ていたのですが…。
「あら、雨が止んだ…というか、外の風景がとんでもないことになっているんだけど?!!」
「トラミ嬢!!一体どこを走っているんだ?!!!」
「ふっふっふっふ♪猫娘タクシーの空間を超える能力を使って、タイのプーケット島を走っているのにゃ♪私は急にトムヤンクンが食べたくなったのにゃ♪」
ヤシの木の見える海岸沿いの風景に聡君と楓さんが慌てます。
「おお!!あそこでトムヤンクンを売っているのにゃ♪」
トラミちゃんはタクシーを止めると、海岸で売っていたトムヤンクンを買ってぱくつきます。
「トラミ嬢、何をしているの?!それ以上に、なんで瀬利亜さんがトムヤンクンを売ってるの?!というか、仕組んだのは瀬利亜さんでしょ?!!」
「え?何を言っているのか、さっぱりわからないわ!!私は通りすがりのただのトムヤンクン売りの乙女だわ!」
「日本語で返答して、ばれないわけがないでしょ!!」
ち!聡君はあっさり私が首謀者の一人だと見破ってしまいます。
しかし!ここまで来てしまったらすでに策は完全に成ってしまっています。
「ばれてしまっては仕方ないわね!せっかくだからこのまま猫娘タクシーでもう少しドライブをするというのはどうかしら?」
私が助手席に乗り込むと、再びタクシーは出発する。
「で、ここはどこなんですか?」
物珍しそうに楓さんがきょろきょろしている。
建物は和風の旅館なのですが、周りはアルプス山脈のような壮大な山々に囲まれています。
しかも、山々が様々な色、虹色に光り輝いています。
「以前にみんなで行った竜の谷の近くの渓谷にガルーダ国とニャントロさんが共同で隠れ家温泉宿を作ったの。
完全に孤立した温泉宿で、本人が特殊な交通手段を持っている人しか来れないことが逆にその価値を高めているそうよ。あえて交通の便をなくすことで『秘湯の雰囲気』を出したこと、小さいながらに温泉テーマパークも併設していることが成功の要因かしら。」
私が解説するように、何組かの宿泊客が楽しそうに館内の温泉に向かって歩いている。
「いや、温泉宿にいきなり来られても……ああ?!!トラミ嬢と瀬利亜さんがいなくなっている?!!」
聡君と楓ちゃんが気づいた時には私とトラミちゃんは姿を消しています。
二人が慌ててフロントに行くと、金髪のきれいな女将?が二人にあいさつをする。
「伊集院聡さま、三條院楓様、お待ちしておりました。早速ですが、紅葉の間にご案内させていただきますね。」
「ちょっと待ってくれ!もしかして予約されているのか?」
「はい、二泊三日で予約を頂いております。ご料金はすでにお支払い済みなので、ご安心ください。」
女将さんの返事に聡君と楓さんは顔を見合わせます。
「…はめられたわね…。」
「それから、お二人には手紙を預かっていますので、お読みください。」
二人が手紙を受け取ると、差出人は『伊集院優』と書いてある。
「親父もグルか?!!」
言いながら聡君が封筒を開封します。
「聡、楓ちゃん、ようこそ、ヒトウの湯へ♪
二人の仲がなかなか進展しないことを両家の両親がアルテアさんと瀬利亜さんに相談したところ、 『吊り橋効果』を使うとか、『ロマンチックなシチュエーションに共同参加』してもらうのがいいのではないかという結論に達しました。
二人ともこちらの意図に乗るのは腹が立つかもしれませんが、ぜひ『自分の本心に素直に行動』して貰ったら嬉しいと感じます。
なお、この見解は両家の両親と由美とアルテアさんと瀬利亜さんがほぼ一致しています。
もちろん、二人が『どうしたいかという意思が最優先』なので、反発されるも、くっつかれるも二人の意向に完全に任せます。
お兄ちゃん、頑張れ!BY由美」
「待てい!こういう時、妹は兄が他の女性とくっつくのを阻止しようと動くのが普通ではないのか?!」
「だって、私と由美ちゃんは仲良しだもん。『楓さんがお姉さんになるなら大歓迎だよ♪』とむしろプッシュしてくれているからね…。」
「……。」
脱出する『足のなくなった』二人がとりあえず案内されるまま紅葉の間を開けると……。
「ちょっと待て!!外見は和風だけど、中はホテルのスイートルームではないか!!」
「はい。『和風と言われる』お部屋と我が国の普通に豪華なお部屋の両方を当旅館では用意させていただいております。
なお、お部屋にありますお風呂は『温泉の内湯』です。
かなり広くなっておりますので、お二人で入られてもゆったりと長時間おくつろぎいただけると思います。
お食事はレストランの方で朝昼晩とバイキング形式で用意させていただきますので、ご自由にお召し上がりください。」
女将さんの説明を受けて、二人はややぎこちなく、部屋に入っていきました。
部屋には旅行鞄が用意されており、二人の着替えもちゃんと入ってます。
ため息をつきながら聡君が椅子に腰を下ろすと、机の上に併設のテーマパークのパンフレットが用意されています。
「テーマパークの名称は『わくわく温泉ランドIN異世界』…いいのか?!こんな名前で?!わくわくランドは風流院高校のある街にもあったよな?しかも、このパンフ日本語なんだが…。」
パンフを見ながら聡君が目を丸くしてます。
「こうなってしまったら二泊三日の間に温泉とテーマパークを堪能するしかないわよね。」
妙に嬉しそうな楓さんにさらにため息をつきながら聡君もうなずきます。
もちろん、両想いの若い男女が同室で宿泊し、家族全員が祝福している状況で、歯止めが効くはずがありません。
当然男女間のいろいろがあったようですが、詳細は省略させていただきます。
帰りのタクシーで迎えたお二人の歩く距離は以前よりかなり近かったことをお伝えしておきます。
◎月X日 S.Iさん「モンバスお姉さん、一応の婚約者のことについて相談があります。
ふとした『過ち』で、一線を越えてしまったのですが、日常の言動が完全に『女房気取り』になってしまっていると感じます。
いえ、決して嫌いとかましてや憎いとか言うわけでは全然ないのですが、『外堀がどんどん埋められていく感覚』がかなり束縛感を感じるのです。
ときめくような恋愛も経験してみたいというか…。」
「やはり、まずは『撃ってから考える』のが正解のようですね♪」
額に青筋を立てながら望海ちゃんがコメントします。
「ふ、聡はんは甘いわ!!パートナーとの適切な関係を築ければ、『結婚後の方がむしろ甘々で心ときめく恋愛』を体験できるいうんを知らへんからそんなコメントをされるんやね♪」
ふむふむ、光ちゃんがドヤ顔でコメントし、アルさんもうんうんうなずかれてます。
「瀬利亜はん以前に恋人同士で恋愛しとる時は『相手からいつ別れを切り出せるかわからへん不安』が常に付きまとっとたんや。
しかし!瀬利亜はんと親友兼恋人…みたいな婚約者&夫婦になってからは『人間としてありえへんまずい言動』でもせえへん限り、絶対に別れを切り出されない『絶大な安心感』から、思い切り甘え倒すことができるんや!!
結婚後の恋愛万歳なんや!!!」
「……ええと、こちらも撃ってみたい誘惑に駆られるのはなんとかならないのでしょうか?」
うん、望海ちゃんの気持ちはわからなくもないです。
誰も見ていないと思しき時にダンディーなはずの巧さんがアルさんに『思い切り甘える構図』を見た時は私も『砂糖を吐きそうな気分』に襲われました。
ラブラブいちゃいちゃは悪いことではない、いえ、夫婦ではむしろ推奨すべきことだとは思いますが、『人前で見せる』際はそれなりの配慮が必要なようです。
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