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9 異世界召喚勇者でチートで…(以下略)…後日談その2
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「はーっはっはっは!!また異世界から勇者を呼んだのか?
今度は前よりは少しはましなのかね?」
身長5メートルくらいはある、角の生えたごついおっさん魔族(悪魔系)の大魔王が骸骨騎士だの、一つ目巨人だの、蝙蝠の翼の生えた巨大な悪魔などのそうそうたる『凶悪な魔物たち』魔王親衛隊が鑑定ショックから立ち直った私たちを待ち構えていました。
私は大魔王軍主力に単身突っこんでいき……あっさり粉砕しました♪(笑)
強敵と言われた親衛隊ですか?もちろん、あっさり粉砕です♪
え?大魔王ですか?さすがに一撃とはいきませんでしたが、右回し蹴りと正拳突きのラッシュでぼろきれと化しました。
それを見た大魔王軍は散りぢりに逃げていき、後に残ったのは『元大魔王』の残骸…あ、まだ生きてますね♪ちゃんと『峰打ち』にしてますから♪
「ふっふっふ。それで勝ったつもりか…。わしなどはあの方の前座に過ぎん…。せいぜい、今のうちは勝ち誇るがいい!!」
ズタボロになり、息も絶え絶えながらも大魔王はにやりと笑います。
「うん、そのことで質問があるんだけど、『鑑定』したら、あなたは『実は◎◎魔王の部下』て出てたんだけど…。その◎◎魔王さんについて『いろいろ教えて』いただけるかしら♪」
顔だけにっこり笑って大魔王に近づいていきます。
ええ、『シードラゴンモード』別名『無敵モード』に入ってますから、戦闘オーラがびしばし出ております。『大魔女』アルさん曰く『その状態の瀬利亜ちゃんが近づいたら海の大怪獣ゴメラがはだしで逃げ出すね。』のだとか…。
笑っていた大魔王の顔が一気に引きつり、ぶるぶる震えだします。
「◎◎魔王様!(※◎◎の部分になぜか『ピー!と音声』が入り聞き取れない)
話が違うじゃないですか!!こんな化け物が出てくるなんて聞いてません!!」
「あのね。仕事の現場が聞いていたのと違う…それはプロの仕事の場合は日常茶飯事だから。アマチュアみたいなことを言っていないで、ちゃんとプロの大魔王になりなさい♪
そして……『いろいろお話してくれる』覚悟はできたかしら♪」
「ひいいいいいい!助けてーーーー!!!」
ええと、残念ながら大魔王は恐怖のあまり髪が真っ白になり、完全に抜け殻になってしまったようです。ちっ!こうなってしまっては話が聞けないじゃないですか!!
親衛隊も何人か『完全に粉砕』してしまわないで、『峰打ち』にとどめておくべきであったか?!
「アリス姫どうする?黒幕の◎◎魔王を粉砕してしまわないと、事件は完全には解決しないようなんだけど…アリス姫?」
ええと…光ちゃんは青を基調とした『電脳マジシャン』のヒーロースーツに着替えていつものようにタブレットを操作し続けてますが、アリス姫、サーヤさん、ミーシャさん、勇者ズたちは固まってしまっているようです。
「瀬利亜はん、前回はまだ『全開のシードラゴンモード』見せておらへんかったんやね。みなはん瀬利亜はんのあまりの凄まじい戦いっぷりに呆然とされてはったで。」
「…ええと……それはそれとして、◎◎魔王の居場所をどうやって突き止めようか?どうせ『臆病魔王』とかが本名だろうから『隠れてしまっている』のを見つけるのは難しそうだよね。」
「せやな…あるいは『変態魔王』とか言うのが本名で、あまりの『不細工さ』で人前によう出てきいてへんかもしれへんね♪」
「そんなわけあるか!!!!俺は『特大魔王』だ!!!」
なぜか、空中に黒い影が浮かんで、男性の叫ぶ声が聞こえてくる。
どうやら我々の様子を監視しており、私と光ちゃんがボロクソに言うのを聞いていたようだ。
「うわあ、なんて『ダサい名前』なのかしら!!それじゃあ『変人魔王』の方がマシなくらいだわ…。」
私が肩をすくめて見せる。
「せやな…。それから顔もよう見せられへんいうんは、よほど『不細工な顔』なんやろね。
『奇面魔王』いうんが本名ちゃうん??」
光ちゃんも呆れたような口調で言う。
「そんなわけあるか!!この顔を見ろ!!」
宙に浮かんで見えた黒い人影の顔がはっきり見えた。青白い顔をした冷酷そうな美形の男だった。ちなみにやはり頭に鬼のような二本の角が生えている。
「あら、一応まともな顔をしていたのね。で、『特大魔王』というえらそうな名前なのだったら、『特大魔王城』に王者らしくでんと構えていて、『勇者よ、我を正々堂々と打ち破って見よ』とか言うのかしら。ま・さ・か・せせこましく『奇襲をかける』とか言ったりはしないわよね?」
「当たりまえだ!!我の住む魔界にある『特大魔王城』まで来れるものなら来てみるがいい!!これが地図だ!途中でのたれ死なないことを祈ってやろう!」
特大魔王がそう言うと、私たちの前に羊皮紙に書かれた地図が落ちてきて、特大魔王の幻覚は姿を消した。
私はさっと地図を拾うと振り返って光ちゃんを見た。
「特大魔王のデータは取れた?」
「バッチリや!黒い影の状態じゃあ、この機械の『鑑定』が効かへんからね。瀬利亜はんがいろいろ言いだしはるんで、ピンときてよかったわ。」
そして、私は地図をじっと見つめると私の頭の中に『特大魔王の城などの情景』が見えてきた。
これは私の透視能力のようなもので、どこへ行ったらいいかとか、どこに危険があるかとかが『感覚的にわかる』能力で、時々その場所の情景などが見えたりする。
白昼の予知夢のようなものを見ることも多々あり、私のスーパーヒロイン活動に大きく役に立ってくれているのだ。
「光ちゃん、これで大丈夫。この地図さえあれば…いえ、もうなくても一人で突入して特大魔王を粉砕するくらいなら楽勝だわ!」
「いや、それがな、瀬利亜はん……。」
光ちゃんが言いにくそうにタブレットの画面で『鑑定結果』を見せてくれる。
……はーーーっ??!!マジですか??!!
「えーーと、アリス姫。大変申し訳ないのですが、もう一人か二人追加で召喚お願いできますか?」
「それは一体どういう…。」
魔法的に見る者の使う言語を表示してくれるタブレットの『特大魔王の鑑定結果』を見てアリス姫が固まる。
戦闘能力自体は『大魔王のさらに5倍程度』で、私一人で十分対応できるくらいなのだが、『特記事項』に非常に嫌なことが記してあった。
破れた後『わしなどはあの方の前座に過ぎん』と言いだして、真なる首領のXX魔神が現れる。
はい、大魔王にも同様の『特記事項』があったので、私はとっとと粉砕して次に備えたのでしたが、特大魔王すら『中間管理職』だったわけです。
XX魔神までは『私の正義の直観』によれば私一人で問題なく粉砕できそうなのですが、その後がもし、控えていたら…考えるだけでもめんどくさいです!!
「はい、なんとかご要望にお応えします!」
「じゃあ、今日はとりあえず、みんなでお城に戻りましょうか?
今晩はお城で一泊して明日の朝一で、私はひとっ走り『特大魔王を粉砕』してくるわ。」
「瀬利亜さん、散歩にでも行ってくるように軽く言われるのですね…。」
サーヤさんが呆然としながら話に入ってきた。
すると、それまで固まっていた勇者ズ、岩清水君と大山君が近づいてきた。
「「瀬利亜さんはもしかして、あの『シードラゴンマスク様』ですよね♪♪」」
二人とも目をきらきらさせているんですが??!!
えーーーーと……シードラゴンマスク…『様』ですか??
「その通りや!ちなみにわては時々サポートさせていただく『電脳マジシャン』や♪」
「「やっぱりそうなんですね!!シードラゴンマスク様くらいすごいスーパーヒロインになると、『サポート専門』のヒーローまで付いてくれるようになるんですね!!」」
……ええと……お二人さんが異様にテンションが高くなってきているのですが…。
「「ぜひ、握手とサインをお願いします!!」」
お二人さんが思い切り頭を下げてきました……。
~~☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆~~
光ちゃんがなぜか所持していた色紙にサインをしてあげたら勇者ズ達は家宝にするとか言って大喜びでした。
前回の『親の仇を見るような目』から完全に『アイドルを見る目』に変わってしまってます。
「ええと、コウイチ。瀬利亜って、そっちの世界じゃそんなに有名なのか?」
ミーシャさんが光ちゃんに囁くように聞く。
「そうなんや。実力で言えば世界のトップファイブに入る…くらいなんやけど、知名度は現在スーパーヒロイン(ヒーロー)としてもモンスターバスターとしても世界で『ダントツでナンバーワン』やね。」
「いやいや、光ちゃん、いくらなんでもそれはないでしょ?!」
「んん。そうでもないんや。去年の夏くらいまででも瀬利亜はんが思うてはるよりはずっと有名やったんけんど、去年の秋の『巨大ヒーローザップマンセブンと合体事件』が決め手になったんやね。
シードラゴンザップマンセブンいう『変身巨大スーパーヒロイン』として大活躍されはって、しかも『テレビで活躍シーンがいくつも放映』されてもうたから、知名度が一気に世界一になってもうたんや。」
……えーと…去年の秋は巨大怪獣を何十体と粉砕し続けた記憶があるよね…。
「そ、それじゃあ私たちはそんな『すご過ぎる人』を読んでしまったわけなんだ…。」
アリス姫が呆然としながらつぶやく。
「いえ、私自体がそんなにすごいわけじゃないし…。」
「能力は確かにすごいねんけんど、個人としては優しい普通の……一応普通の女の子やし、今回の召喚は友達特典いうことでええんやない♪」
光ちゃん、言い方には引っかかる部分がありますが、とりあえずフォローありがとう。
「さて、そろそろ夜も遅くなってきたわね。ところで、泊まる部屋なんだけど」
「「一緒の部屋でお願いします!!」」
アリス姫の問いに私と光ちゃんの答えがはもる。
で、翌朝親しくなっていた侍女さんがこっそり耳打ちしてくれました。
「昨夜はお楽しみでしたね♪」
そんなテンプレいらないからね!!!
さて、早速特大魔王城へ出発なのですが、一人で行くか、万が一に備えて光ちゃんも一緒に行くかを少し悩みました。
阿吽の呼吸で動ける上に一番足手まといにならないのですが、城に残っておいてもらった方が守りがより安心なのと、召喚された人を案内するのが光ちゃんがいてくれた方が都合がいいのです。
ちなみに召喚する人は…呼んでみないとどの人が来るかわからないそうです…。
光ちゃんは「瀬利亜はんの直観込みの判断に任せるで」と言ってくれているのですが……。
待てよ?!!光ちゃんは三日離れると『寂しくて死んでしまう』のでは??!!
「瀬利亜はん、大丈夫や。サイバーヒーロー電脳マジシャンはそんなにやわやあらへん!」
「じゃあ、個人錦織光一さんは?」
「……ぜひ一緒に同行させておくんなはれ!!!」
……特大魔王城には二人で行くことになりました。
今度は前よりは少しはましなのかね?」
身長5メートルくらいはある、角の生えたごついおっさん魔族(悪魔系)の大魔王が骸骨騎士だの、一つ目巨人だの、蝙蝠の翼の生えた巨大な悪魔などのそうそうたる『凶悪な魔物たち』魔王親衛隊が鑑定ショックから立ち直った私たちを待ち構えていました。
私は大魔王軍主力に単身突っこんでいき……あっさり粉砕しました♪(笑)
強敵と言われた親衛隊ですか?もちろん、あっさり粉砕です♪
え?大魔王ですか?さすがに一撃とはいきませんでしたが、右回し蹴りと正拳突きのラッシュでぼろきれと化しました。
それを見た大魔王軍は散りぢりに逃げていき、後に残ったのは『元大魔王』の残骸…あ、まだ生きてますね♪ちゃんと『峰打ち』にしてますから♪
「ふっふっふ。それで勝ったつもりか…。わしなどはあの方の前座に過ぎん…。せいぜい、今のうちは勝ち誇るがいい!!」
ズタボロになり、息も絶え絶えながらも大魔王はにやりと笑います。
「うん、そのことで質問があるんだけど、『鑑定』したら、あなたは『実は◎◎魔王の部下』て出てたんだけど…。その◎◎魔王さんについて『いろいろ教えて』いただけるかしら♪」
顔だけにっこり笑って大魔王に近づいていきます。
ええ、『シードラゴンモード』別名『無敵モード』に入ってますから、戦闘オーラがびしばし出ております。『大魔女』アルさん曰く『その状態の瀬利亜ちゃんが近づいたら海の大怪獣ゴメラがはだしで逃げ出すね。』のだとか…。
笑っていた大魔王の顔が一気に引きつり、ぶるぶる震えだします。
「◎◎魔王様!(※◎◎の部分になぜか『ピー!と音声』が入り聞き取れない)
話が違うじゃないですか!!こんな化け物が出てくるなんて聞いてません!!」
「あのね。仕事の現場が聞いていたのと違う…それはプロの仕事の場合は日常茶飯事だから。アマチュアみたいなことを言っていないで、ちゃんとプロの大魔王になりなさい♪
そして……『いろいろお話してくれる』覚悟はできたかしら♪」
「ひいいいいいい!助けてーーーー!!!」
ええと、残念ながら大魔王は恐怖のあまり髪が真っ白になり、完全に抜け殻になってしまったようです。ちっ!こうなってしまっては話が聞けないじゃないですか!!
親衛隊も何人か『完全に粉砕』してしまわないで、『峰打ち』にとどめておくべきであったか?!
「アリス姫どうする?黒幕の◎◎魔王を粉砕してしまわないと、事件は完全には解決しないようなんだけど…アリス姫?」
ええと…光ちゃんは青を基調とした『電脳マジシャン』のヒーロースーツに着替えていつものようにタブレットを操作し続けてますが、アリス姫、サーヤさん、ミーシャさん、勇者ズたちは固まってしまっているようです。
「瀬利亜はん、前回はまだ『全開のシードラゴンモード』見せておらへんかったんやね。みなはん瀬利亜はんのあまりの凄まじい戦いっぷりに呆然とされてはったで。」
「…ええと……それはそれとして、◎◎魔王の居場所をどうやって突き止めようか?どうせ『臆病魔王』とかが本名だろうから『隠れてしまっている』のを見つけるのは難しそうだよね。」
「せやな…あるいは『変態魔王』とか言うのが本名で、あまりの『不細工さ』で人前によう出てきいてへんかもしれへんね♪」
「そんなわけあるか!!!!俺は『特大魔王』だ!!!」
なぜか、空中に黒い影が浮かんで、男性の叫ぶ声が聞こえてくる。
どうやら我々の様子を監視しており、私と光ちゃんがボロクソに言うのを聞いていたようだ。
「うわあ、なんて『ダサい名前』なのかしら!!それじゃあ『変人魔王』の方がマシなくらいだわ…。」
私が肩をすくめて見せる。
「せやな…。それから顔もよう見せられへんいうんは、よほど『不細工な顔』なんやろね。
『奇面魔王』いうんが本名ちゃうん??」
光ちゃんも呆れたような口調で言う。
「そんなわけあるか!!この顔を見ろ!!」
宙に浮かんで見えた黒い人影の顔がはっきり見えた。青白い顔をした冷酷そうな美形の男だった。ちなみにやはり頭に鬼のような二本の角が生えている。
「あら、一応まともな顔をしていたのね。で、『特大魔王』というえらそうな名前なのだったら、『特大魔王城』に王者らしくでんと構えていて、『勇者よ、我を正々堂々と打ち破って見よ』とか言うのかしら。ま・さ・か・せせこましく『奇襲をかける』とか言ったりはしないわよね?」
「当たりまえだ!!我の住む魔界にある『特大魔王城』まで来れるものなら来てみるがいい!!これが地図だ!途中でのたれ死なないことを祈ってやろう!」
特大魔王がそう言うと、私たちの前に羊皮紙に書かれた地図が落ちてきて、特大魔王の幻覚は姿を消した。
私はさっと地図を拾うと振り返って光ちゃんを見た。
「特大魔王のデータは取れた?」
「バッチリや!黒い影の状態じゃあ、この機械の『鑑定』が効かへんからね。瀬利亜はんがいろいろ言いだしはるんで、ピンときてよかったわ。」
そして、私は地図をじっと見つめると私の頭の中に『特大魔王の城などの情景』が見えてきた。
これは私の透視能力のようなもので、どこへ行ったらいいかとか、どこに危険があるかとかが『感覚的にわかる』能力で、時々その場所の情景などが見えたりする。
白昼の予知夢のようなものを見ることも多々あり、私のスーパーヒロイン活動に大きく役に立ってくれているのだ。
「光ちゃん、これで大丈夫。この地図さえあれば…いえ、もうなくても一人で突入して特大魔王を粉砕するくらいなら楽勝だわ!」
「いや、それがな、瀬利亜はん……。」
光ちゃんが言いにくそうにタブレットの画面で『鑑定結果』を見せてくれる。
……はーーーっ??!!マジですか??!!
「えーーと、アリス姫。大変申し訳ないのですが、もう一人か二人追加で召喚お願いできますか?」
「それは一体どういう…。」
魔法的に見る者の使う言語を表示してくれるタブレットの『特大魔王の鑑定結果』を見てアリス姫が固まる。
戦闘能力自体は『大魔王のさらに5倍程度』で、私一人で十分対応できるくらいなのだが、『特記事項』に非常に嫌なことが記してあった。
破れた後『わしなどはあの方の前座に過ぎん』と言いだして、真なる首領のXX魔神が現れる。
はい、大魔王にも同様の『特記事項』があったので、私はとっとと粉砕して次に備えたのでしたが、特大魔王すら『中間管理職』だったわけです。
XX魔神までは『私の正義の直観』によれば私一人で問題なく粉砕できそうなのですが、その後がもし、控えていたら…考えるだけでもめんどくさいです!!
「はい、なんとかご要望にお応えします!」
「じゃあ、今日はとりあえず、みんなでお城に戻りましょうか?
今晩はお城で一泊して明日の朝一で、私はひとっ走り『特大魔王を粉砕』してくるわ。」
「瀬利亜さん、散歩にでも行ってくるように軽く言われるのですね…。」
サーヤさんが呆然としながら話に入ってきた。
すると、それまで固まっていた勇者ズ、岩清水君と大山君が近づいてきた。
「「瀬利亜さんはもしかして、あの『シードラゴンマスク様』ですよね♪♪」」
二人とも目をきらきらさせているんですが??!!
えーーーーと……シードラゴンマスク…『様』ですか??
「その通りや!ちなみにわては時々サポートさせていただく『電脳マジシャン』や♪」
「「やっぱりそうなんですね!!シードラゴンマスク様くらいすごいスーパーヒロインになると、『サポート専門』のヒーローまで付いてくれるようになるんですね!!」」
……ええと……お二人さんが異様にテンションが高くなってきているのですが…。
「「ぜひ、握手とサインをお願いします!!」」
お二人さんが思い切り頭を下げてきました……。
~~☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆~~
光ちゃんがなぜか所持していた色紙にサインをしてあげたら勇者ズ達は家宝にするとか言って大喜びでした。
前回の『親の仇を見るような目』から完全に『アイドルを見る目』に変わってしまってます。
「ええと、コウイチ。瀬利亜って、そっちの世界じゃそんなに有名なのか?」
ミーシャさんが光ちゃんに囁くように聞く。
「そうなんや。実力で言えば世界のトップファイブに入る…くらいなんやけど、知名度は現在スーパーヒロイン(ヒーロー)としてもモンスターバスターとしても世界で『ダントツでナンバーワン』やね。」
「いやいや、光ちゃん、いくらなんでもそれはないでしょ?!」
「んん。そうでもないんや。去年の夏くらいまででも瀬利亜はんが思うてはるよりはずっと有名やったんけんど、去年の秋の『巨大ヒーローザップマンセブンと合体事件』が決め手になったんやね。
シードラゴンザップマンセブンいう『変身巨大スーパーヒロイン』として大活躍されはって、しかも『テレビで活躍シーンがいくつも放映』されてもうたから、知名度が一気に世界一になってもうたんや。」
……えーと…去年の秋は巨大怪獣を何十体と粉砕し続けた記憶があるよね…。
「そ、それじゃあ私たちはそんな『すご過ぎる人』を読んでしまったわけなんだ…。」
アリス姫が呆然としながらつぶやく。
「いえ、私自体がそんなにすごいわけじゃないし…。」
「能力は確かにすごいねんけんど、個人としては優しい普通の……一応普通の女の子やし、今回の召喚は友達特典いうことでええんやない♪」
光ちゃん、言い方には引っかかる部分がありますが、とりあえずフォローありがとう。
「さて、そろそろ夜も遅くなってきたわね。ところで、泊まる部屋なんだけど」
「「一緒の部屋でお願いします!!」」
アリス姫の問いに私と光ちゃんの答えがはもる。
で、翌朝親しくなっていた侍女さんがこっそり耳打ちしてくれました。
「昨夜はお楽しみでしたね♪」
そんなテンプレいらないからね!!!
さて、早速特大魔王城へ出発なのですが、一人で行くか、万が一に備えて光ちゃんも一緒に行くかを少し悩みました。
阿吽の呼吸で動ける上に一番足手まといにならないのですが、城に残っておいてもらった方が守りがより安心なのと、召喚された人を案内するのが光ちゃんがいてくれた方が都合がいいのです。
ちなみに召喚する人は…呼んでみないとどの人が来るかわからないそうです…。
光ちゃんは「瀬利亜はんの直観込みの判断に任せるで」と言ってくれているのですが……。
待てよ?!!光ちゃんは三日離れると『寂しくて死んでしまう』のでは??!!
「瀬利亜はん、大丈夫や。サイバーヒーロー電脳マジシャンはそんなにやわやあらへん!」
「じゃあ、個人錦織光一さんは?」
「……ぜひ一緒に同行させておくんなはれ!!!」
……特大魔王城には二人で行くことになりました。
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