59 / 65
第2章
第58話:フィアを迎えに行くと
しおりを挟む
実技授業でそこそこやらかした俺とゼノア。
半日で授業が終わり、フィアは一日授業のようだった。なので先に帰り、クレア共に王城へと戻りフィリップさんにその事を話すと。
「ははは! アキト殿とゼノア殿はやってしまったのか」
盛大に笑われた。
実はあの第一訓練場には、他のクラスの人もおり相当目立っていたのだ。
教室に戻るとクラスメイト達が、俺とゼノアの所に集まり話しかけられた。そのお陰か、当日で俺とゼノア、クレアはクラスに馴染む事ができていたのだ。
「だって先生が全力でやれって言っていたから、威力は相当抑えたんだぞ? まあ、初めて使った魔法だったけども……」
全力でやっていたら王都の一部どころか、王都自体が地図から無くなってはいたのだが。
それを付け加えて話すとフィリップさんは顔を青くしていた。
「ま、魔法は程々に、な? ゼノア殿も」
「分かってる」
「もちろんなのじゃ」
ふぅー、と安堵するフィリップさんとクレア。
「まあでも、クラスに馴染めたのなら良かった」
「そこに関しては本当に良かったと思ってる」
高校だったら恐らく友達はできてはいないだろう。
てかいなかったし。
前の事なんてどうでもいいのだ。
ここは日本ではない。異世界なのだから。
「でもアキトさん。あの魔法って重力魔法、ですよね?」
「ああ。アレンジというか、オリジナルだな。コスパは良いな」
コスパは良いと言うが、それは俺のレベルからするとだ。クレアとかが放つと魔力のほとんどが持っていかれるだろう。
そんなこんなで俺たちは談笑をし、フィアを迎えに行く時間になった。
「そんなじゃフィアを迎えに行ってくるわ。クレアまた明日。フィリップさんもまた今度」
「またなのじゃ」
「はい。また明日」
「いつでも来てくれ」
こうして俺とゼノアはフィアを迎えに学校へと行くのだった。
学校に着き校門で待っていると、俺とゼノアを見つけたフィアが友達と一緒に向かってきた。
「お兄ちゃん! ゼノアお姉ちゃん!」
「おかえりフィア」
「おかえりなのじゃ」
飛び付くフィアを俺は優しく受け止めた。
フィアに続くかのように他の子も寄ってきた。
「フィアちゃん! あ、フィアちゃんのお兄さんとお姉さんだ!」
そう言って来たのは、この前の入学式で会ったフィアの友達であるエミリーであった。
「こんにちはエミリーちゃん」
「こんちはなのじゃ」
他にもう一人おり、その女の子はエミリーの後ろで隠れていた。なので俺は、フィアにその子の事を尋ねるため一度下に降ろした。
「フィアその子は? 新しいお友達かな?」
「そうなの! 名前はネイロちゃんなの!」
フィアによって俺とゼノアの前に連れて来れられたネイロ。
「あ、あの……」
ピンクの髪色が特徴のネイロは緊張なのか、オドオドしていた。
俺はしゃがみ込んで目線を合わせる。
「初めまして。フィアの保護者のアキトだ。こっちはゼノア」
「初めましてなのじゃ。ゼノアなのじゃ」
「は、初めまして。ね、ネイロって言います……」
そう言って直ぐにエミリーの後ろへと隠れてしまった。
「ネイロちゃんは人見知りなんです」
エミリーが説明してくれた。
チラチラと後ろからこちらを覗くネイロ。見ていて可愛らしい。心が浄化されていく気分だ。
「っとそうだ。二人は歩いて帰るのか?」
「違うの。パパが迎えに来てくれるの!」
「わ、私もです……」
二人ともお父さんが迎えに来てくれるようだ。
少しすると俺の後ろから名前を呼ぶ声が聞こえた。
「エミリー、お父さんが迎えに来たぞ~」
「ネイロ、お父さんだぞ~」
俺は立ち上がり声が聞こえた方を振り向いて──
「「って、うちの娘に話しかけてんじゃねぇ!」」
「はぁ!?」
ついそんな声を上げてしまった。
殴りかかる二人の顔をよく見ると、どこかで見た事ある顔であった。
「どこかで……あっ! よく見るとグリファスの所にいる騎士じゃん」
「「死ねぇぇぇってあれ? ……アキトさん!?」」
俺の一メートル手前で何とか踏み留まった二人。
この二人はグリファスの所にいる騎士で、仲良しの二人組みである。金髪の方の名前はカインで、茶髪の方がピーターである。
「てか完全に俺を殴るつもりだったろ……?」
「「い、いやぁ~、何を言っているか分からないですね~」」
とぼける二人。睨むと直ぐに頭を下げた。
「「す、すいませんでした!」」
「まあ、いいけどさ」
ふぅ~、と安堵するカインとピーター。
そんな俺たちに、エミリーが聞きてきた。
「あの、お兄さんはお父さんの事知ってるの?」
「まあね。俺もよく王城に行ってるから。騎士を鍛える側だけど」
「フィアちゃんのお兄さん凄いね!」
ネイロも小さくコクリと頷いていた。
「うん!」と元気に頷くフィアを見て、カインとピーターへと振り返った。
俺はスマイルを作り口を開いた。
「今度の訓練はハードにするか」
「「……え?」」
キョトンとして目を丸くする二人は慌てて口を開いた。だってハードなのだから。
「ま、待って下さいよアキトさん!」
「は、ハードって……あ、あれよりもか?」
二人は想像したのか顔を青くしていた。
「いやぁ~、フィリップさんも喜ぶだろうな~」
「「や、やるとは……」」
「グリファスも喜ぶなぁ~」
「「……」」
真っ青を通り越して白くなる二人。
グリファスから叱られるのを想像したのだろうか?
そんなこんなで回復したカインはエミリーを連れ、ピーターはネイロを連れて各々自宅に帰るであった。
帰り際に「ハードだけは止めて下さい」と言っていたが俺はスルーしておいた。
これでいいのだ。これで。
半日で授業が終わり、フィアは一日授業のようだった。なので先に帰り、クレア共に王城へと戻りフィリップさんにその事を話すと。
「ははは! アキト殿とゼノア殿はやってしまったのか」
盛大に笑われた。
実はあの第一訓練場には、他のクラスの人もおり相当目立っていたのだ。
教室に戻るとクラスメイト達が、俺とゼノアの所に集まり話しかけられた。そのお陰か、当日で俺とゼノア、クレアはクラスに馴染む事ができていたのだ。
「だって先生が全力でやれって言っていたから、威力は相当抑えたんだぞ? まあ、初めて使った魔法だったけども……」
全力でやっていたら王都の一部どころか、王都自体が地図から無くなってはいたのだが。
それを付け加えて話すとフィリップさんは顔を青くしていた。
「ま、魔法は程々に、な? ゼノア殿も」
「分かってる」
「もちろんなのじゃ」
ふぅー、と安堵するフィリップさんとクレア。
「まあでも、クラスに馴染めたのなら良かった」
「そこに関しては本当に良かったと思ってる」
高校だったら恐らく友達はできてはいないだろう。
てかいなかったし。
前の事なんてどうでもいいのだ。
ここは日本ではない。異世界なのだから。
「でもアキトさん。あの魔法って重力魔法、ですよね?」
「ああ。アレンジというか、オリジナルだな。コスパは良いな」
コスパは良いと言うが、それは俺のレベルからするとだ。クレアとかが放つと魔力のほとんどが持っていかれるだろう。
そんなこんなで俺たちは談笑をし、フィアを迎えに行く時間になった。
「そんなじゃフィアを迎えに行ってくるわ。クレアまた明日。フィリップさんもまた今度」
「またなのじゃ」
「はい。また明日」
「いつでも来てくれ」
こうして俺とゼノアはフィアを迎えに学校へと行くのだった。
学校に着き校門で待っていると、俺とゼノアを見つけたフィアが友達と一緒に向かってきた。
「お兄ちゃん! ゼノアお姉ちゃん!」
「おかえりフィア」
「おかえりなのじゃ」
飛び付くフィアを俺は優しく受け止めた。
フィアに続くかのように他の子も寄ってきた。
「フィアちゃん! あ、フィアちゃんのお兄さんとお姉さんだ!」
そう言って来たのは、この前の入学式で会ったフィアの友達であるエミリーであった。
「こんにちはエミリーちゃん」
「こんちはなのじゃ」
他にもう一人おり、その女の子はエミリーの後ろで隠れていた。なので俺は、フィアにその子の事を尋ねるため一度下に降ろした。
「フィアその子は? 新しいお友達かな?」
「そうなの! 名前はネイロちゃんなの!」
フィアによって俺とゼノアの前に連れて来れられたネイロ。
「あ、あの……」
ピンクの髪色が特徴のネイロは緊張なのか、オドオドしていた。
俺はしゃがみ込んで目線を合わせる。
「初めまして。フィアの保護者のアキトだ。こっちはゼノア」
「初めましてなのじゃ。ゼノアなのじゃ」
「は、初めまして。ね、ネイロって言います……」
そう言って直ぐにエミリーの後ろへと隠れてしまった。
「ネイロちゃんは人見知りなんです」
エミリーが説明してくれた。
チラチラと後ろからこちらを覗くネイロ。見ていて可愛らしい。心が浄化されていく気分だ。
「っとそうだ。二人は歩いて帰るのか?」
「違うの。パパが迎えに来てくれるの!」
「わ、私もです……」
二人ともお父さんが迎えに来てくれるようだ。
少しすると俺の後ろから名前を呼ぶ声が聞こえた。
「エミリー、お父さんが迎えに来たぞ~」
「ネイロ、お父さんだぞ~」
俺は立ち上がり声が聞こえた方を振り向いて──
「「って、うちの娘に話しかけてんじゃねぇ!」」
「はぁ!?」
ついそんな声を上げてしまった。
殴りかかる二人の顔をよく見ると、どこかで見た事ある顔であった。
「どこかで……あっ! よく見るとグリファスの所にいる騎士じゃん」
「「死ねぇぇぇってあれ? ……アキトさん!?」」
俺の一メートル手前で何とか踏み留まった二人。
この二人はグリファスの所にいる騎士で、仲良しの二人組みである。金髪の方の名前はカインで、茶髪の方がピーターである。
「てか完全に俺を殴るつもりだったろ……?」
「「い、いやぁ~、何を言っているか分からないですね~」」
とぼける二人。睨むと直ぐに頭を下げた。
「「す、すいませんでした!」」
「まあ、いいけどさ」
ふぅ~、と安堵するカインとピーター。
そんな俺たちに、エミリーが聞きてきた。
「あの、お兄さんはお父さんの事知ってるの?」
「まあね。俺もよく王城に行ってるから。騎士を鍛える側だけど」
「フィアちゃんのお兄さん凄いね!」
ネイロも小さくコクリと頷いていた。
「うん!」と元気に頷くフィアを見て、カインとピーターへと振り返った。
俺はスマイルを作り口を開いた。
「今度の訓練はハードにするか」
「「……え?」」
キョトンとして目を丸くする二人は慌てて口を開いた。だってハードなのだから。
「ま、待って下さいよアキトさん!」
「は、ハードって……あ、あれよりもか?」
二人は想像したのか顔を青くしていた。
「いやぁ~、フィリップさんも喜ぶだろうな~」
「「や、やるとは……」」
「グリファスも喜ぶなぁ~」
「「……」」
真っ青を通り越して白くなる二人。
グリファスから叱られるのを想像したのだろうか?
そんなこんなで回復したカインはエミリーを連れ、ピーターはネイロを連れて各々自宅に帰るであった。
帰り際に「ハードだけは止めて下さい」と言っていたが俺はスルーしておいた。
これでいいのだ。これで。
44
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
スライムに転生した俺はユニークスキル【強奪】で全てを奪う
シャルねる
ファンタジー
主人公は気がつくと、目も鼻も口も、体までもが無くなっていた。
当然そのことに気がついた主人公に言葉には言い表せない恐怖と絶望が襲うが、涙すら出ることは無かった。
そうして恐怖と絶望に頭がおかしくなりそうだったが、主人公は感覚的に自分の体に何かが当たったことに気がついた。
その瞬間、謎の声が頭の中に鳴り響いた。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる