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第21話 二度目のトウキョウダンジョンへ
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翌朝、俺は久しぶりにスマホのアラームを使い七時に目覚めた。
ベッドから下りて伸びをする。幸いなことに昨日の筋肉痛はすっかりなくなっていた。
一階に下りてポチと一緒に早めの朝ご飯を食べる。
そして洗面所とトイレで用を済ますとスウェットを脱ぎ全裸になった。
ポチが「くぅん?」と首をひねるが、写し鏡の門を通ったらまた服が消えてなくなってしまうのだから全裸のまま家を出た方が経済的だ。
「じゃあ行ってくるよポチ。できるだけ早めに帰ってくるからな」
昼までに帰れなかった時のことを考えポチの昼ご飯を一応準備してから俺は全裸で庭に出た。
石造りの階段を下りていき大きな鏡の前に立つと「ふぅ」と一つ息を吐く。
「行ってきます」
誰にともなくつぶやくと俺は鏡に手をかざした。
その瞬間吸い込まれるようにして俺は二度目のトウキョウダンジョンへと足を踏み入れたのだった。
ベッドから下りて伸びをする。幸いなことに昨日の筋肉痛はすっかりなくなっていた。
一階に下りてポチと一緒に早めの朝ご飯を食べる。
そして洗面所とトイレで用を済ますとスウェットを脱ぎ全裸になった。
ポチが「くぅん?」と首をひねるが、写し鏡の門を通ったらまた服が消えてなくなってしまうのだから全裸のまま家を出た方が経済的だ。
「じゃあ行ってくるよポチ。できるだけ早めに帰ってくるからな」
昼までに帰れなかった時のことを考えポチの昼ご飯を一応準備してから俺は全裸で庭に出た。
石造りの階段を下りていき大きな鏡の前に立つと「ふぅ」と一つ息を吐く。
「行ってきます」
誰にともなくつぶやくと俺は鏡に手をかざした。
その瞬間吸い込まれるようにして俺は二度目のトウキョウダンジョンへと足を踏み入れたのだった。
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