282 / 300
待ち続けた先生
しおりを挟む
学園に付くとすぐに空気が変わった。
人の話し声が聞こえ、戻って来たんだと実感する。たった十分ほどの移動。それでも人のいない街並みは寂しく見えた。
便利だけど頻繁に使いたいものではない。そう考えると私に助け出されたユリウス殿下が異空間で逃げ回っていたのはとても寂しかっただろうなと思う。
私は無意識にユリウス殿下を見ていたようで、目が合って「どうしたの?」といったように首を傾げられた。
「あ、いえ、なんでも。行きましょうか」
私が先導して三人で歩く。少し前まで追い続けていたユリウス殿下とこうして一緒に歩くことに強い違和感を覚えた。
少し歩いただけでたくさんの視線がこちらに向いた。もちろん今の学生たちのほとんどが私のことを知っている。在学期間がかぶっているだけでなく、自分で言うのもなんだけど私は有名だから。
顔見知りの子達は笑顔で会釈してくれる。しかしその視線は興味を帯びてユリウス殿下へと向いていることが分かった。
こんなにかっこよくて目立つ人だ。気になるのも仕方がない。しかし今は何も言うことはできない。
私はできるだけ誰とも目を合わせず、少しだけ足を速めた。
「こちらです」
目的の場所についてそう言うとユリウス殿下は懐かしそうにその扉を見た。何度も通い、長い時間を過ごした場所だろう。思い出も想いもたくさん詰まっているに違いない。
私が扉を開けようと手を伸ばすと、その手が届く前に開いた。そして誰よりも先にユリウス殿下が中へと入る。
図書室のベルメール先生。ベルメール先生だけはユリウス殿下を忘れていないんじゃないかと思っている。女の勘。
ユリウス殿下が足を止める。後ろからではよく分からないけどその視線はベルメール先生へと向いているだろう。ベルメール先生は顔を上げない。本に夢中になっているのだ。
少しの間静かな時間が流れた。
「……先生」
優しい、柔らかな声だった。その声だけでユリウス殿下にとってベルメール先生は特別なのだと分かる。それはきっと私とは別の形。
ベルメール先生の本をめくる手がピタッと止まった。そしてゆっくりと顔を上げる。その目が涙ぐんでいるのは気のせいではないだろう。
「……殿下」
「すみません、待たせてしまいましたね」
ベルメール先生の目から一気に涙がこぼれた。立ち上がって何度も首を縦に振る。
「ええ、ええ……お待ちしておりました。やっと、お渡しできます」
ベルメール先生が手元の紙を束をユリウス殿下に差し出した。
あ、あれ、ベルメール先生がずっと持っていたやつ。いつ来ても必ず先生の手元にある紙の束。中を見たことはなかったけど、ユリウス殿下に渡すやつだったんだ。
「こんなにも……ありがとうございます」
紙の束を受けとったユリウス殿下が噛みしめるようにお礼を言った。
……会わせて良かった。連れてきてよかった。
二人で話したいこともあるかもしれない。私はクリスの手を引いて図書室の奥へと向かった。この図書室は広い。置くまで行けば会話は聞こえないだろう。
適当に本を手に取って読んだことがないことを確認して椅子に座る。クリスは本を持たずに私の隣に座った。
ぺら、と紙をめくる音がして、向こうから話し声が聞こえる。何を話しているかまでは聞こえない。丁度いい位だ。
「ベルメール先生は忘れていなかったの?」
「そうみたいね」
本から視線をはずさずにそれだけ言う。あの感じを見るとヴェルナー様のように会ったから思い出した、とういうわけではないだろう。
「そうみたい、って……知っていたから連れて来たんでしょ?」
「まあ、そうね」
学生時代のほとんどを図書室で過ごしたユリウス殿下。ベルメール先生ともたくさんの時間を過ごしただろう。忘れていないのは思い出の深さなのか、強い意志なのか、分からないけど。
「どうしてエレナはそれが分かったの?」
「口ぶりと態度、かしら……?」
はっきりと根拠をあげることはできない。ただ私がベルメール先生を見ていてそう思っただけ。そしてベルメール先生が待っていたのはあの本を読める人間ではなくユリウス殿下本人なのではないか、と。
なんとなくそう思っただけ。
「ほら、クリスも本を読んで待っているといいわよ。これなんか結構興味深そうよ」
私が呼んでいる本をクリスに勧めると、クリスはため息を吐いて立ち上がった。
「読めないよ」
「あら、どうして?」
本を読む気分ではないのかな、なんて思って首を傾げると、クリスは本棚の本を一冊手に取って言った。
「古語だから」
ああ、なるほど。
声がかけられたのはそう時間が経たない内だった。まだ序盤の方しか読んでいないというのに。そう思って顔を上げるとユリウス殿下は和らかな笑みを浮かべていた。ベルメール先生は隣にはいない。
どうやらお話は終わったようだ。
「もう戻られますか?」
「うん、戻ろう」
まあユリウス殿下がいいって言うならいいけど。本を閉じ、魔法で本棚へと戻すと、ユリウス殿下が「君は古語も読めるんだね」と笑った。
「ええ、優秀な側仕えがいますので」
すごいのは私ではなくアリア。古語だけでなくこの世界の全てを私に教えてくれたアリア。
……いつか私が結婚してお城に入ることになった時にアリアを連れて行けるように手を回しておかなければいけないな。
人の話し声が聞こえ、戻って来たんだと実感する。たった十分ほどの移動。それでも人のいない街並みは寂しく見えた。
便利だけど頻繁に使いたいものではない。そう考えると私に助け出されたユリウス殿下が異空間で逃げ回っていたのはとても寂しかっただろうなと思う。
私は無意識にユリウス殿下を見ていたようで、目が合って「どうしたの?」といったように首を傾げられた。
「あ、いえ、なんでも。行きましょうか」
私が先導して三人で歩く。少し前まで追い続けていたユリウス殿下とこうして一緒に歩くことに強い違和感を覚えた。
少し歩いただけでたくさんの視線がこちらに向いた。もちろん今の学生たちのほとんどが私のことを知っている。在学期間がかぶっているだけでなく、自分で言うのもなんだけど私は有名だから。
顔見知りの子達は笑顔で会釈してくれる。しかしその視線は興味を帯びてユリウス殿下へと向いていることが分かった。
こんなにかっこよくて目立つ人だ。気になるのも仕方がない。しかし今は何も言うことはできない。
私はできるだけ誰とも目を合わせず、少しだけ足を速めた。
「こちらです」
目的の場所についてそう言うとユリウス殿下は懐かしそうにその扉を見た。何度も通い、長い時間を過ごした場所だろう。思い出も想いもたくさん詰まっているに違いない。
私が扉を開けようと手を伸ばすと、その手が届く前に開いた。そして誰よりも先にユリウス殿下が中へと入る。
図書室のベルメール先生。ベルメール先生だけはユリウス殿下を忘れていないんじゃないかと思っている。女の勘。
ユリウス殿下が足を止める。後ろからではよく分からないけどその視線はベルメール先生へと向いているだろう。ベルメール先生は顔を上げない。本に夢中になっているのだ。
少しの間静かな時間が流れた。
「……先生」
優しい、柔らかな声だった。その声だけでユリウス殿下にとってベルメール先生は特別なのだと分かる。それはきっと私とは別の形。
ベルメール先生の本をめくる手がピタッと止まった。そしてゆっくりと顔を上げる。その目が涙ぐんでいるのは気のせいではないだろう。
「……殿下」
「すみません、待たせてしまいましたね」
ベルメール先生の目から一気に涙がこぼれた。立ち上がって何度も首を縦に振る。
「ええ、ええ……お待ちしておりました。やっと、お渡しできます」
ベルメール先生が手元の紙を束をユリウス殿下に差し出した。
あ、あれ、ベルメール先生がずっと持っていたやつ。いつ来ても必ず先生の手元にある紙の束。中を見たことはなかったけど、ユリウス殿下に渡すやつだったんだ。
「こんなにも……ありがとうございます」
紙の束を受けとったユリウス殿下が噛みしめるようにお礼を言った。
……会わせて良かった。連れてきてよかった。
二人で話したいこともあるかもしれない。私はクリスの手を引いて図書室の奥へと向かった。この図書室は広い。置くまで行けば会話は聞こえないだろう。
適当に本を手に取って読んだことがないことを確認して椅子に座る。クリスは本を持たずに私の隣に座った。
ぺら、と紙をめくる音がして、向こうから話し声が聞こえる。何を話しているかまでは聞こえない。丁度いい位だ。
「ベルメール先生は忘れていなかったの?」
「そうみたいね」
本から視線をはずさずにそれだけ言う。あの感じを見るとヴェルナー様のように会ったから思い出した、とういうわけではないだろう。
「そうみたい、って……知っていたから連れて来たんでしょ?」
「まあ、そうね」
学生時代のほとんどを図書室で過ごしたユリウス殿下。ベルメール先生ともたくさんの時間を過ごしただろう。忘れていないのは思い出の深さなのか、強い意志なのか、分からないけど。
「どうしてエレナはそれが分かったの?」
「口ぶりと態度、かしら……?」
はっきりと根拠をあげることはできない。ただ私がベルメール先生を見ていてそう思っただけ。そしてベルメール先生が待っていたのはあの本を読める人間ではなくユリウス殿下本人なのではないか、と。
なんとなくそう思っただけ。
「ほら、クリスも本を読んで待っているといいわよ。これなんか結構興味深そうよ」
私が呼んでいる本をクリスに勧めると、クリスはため息を吐いて立ち上がった。
「読めないよ」
「あら、どうして?」
本を読む気分ではないのかな、なんて思って首を傾げると、クリスは本棚の本を一冊手に取って言った。
「古語だから」
ああ、なるほど。
声がかけられたのはそう時間が経たない内だった。まだ序盤の方しか読んでいないというのに。そう思って顔を上げるとユリウス殿下は和らかな笑みを浮かべていた。ベルメール先生は隣にはいない。
どうやらお話は終わったようだ。
「もう戻られますか?」
「うん、戻ろう」
まあユリウス殿下がいいって言うならいいけど。本を閉じ、魔法で本棚へと戻すと、ユリウス殿下が「君は古語も読めるんだね」と笑った。
「ええ、優秀な側仕えがいますので」
すごいのは私ではなくアリア。古語だけでなくこの世界の全てを私に教えてくれたアリア。
……いつか私が結婚してお城に入ることになった時にアリアを連れて行けるように手を回しておかなければいけないな。
11
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【完結】ヒロインに転生しましたが、モブのイケオジが好きなので、悪役令嬢の婚約破棄を回避させたつもりが、やっぱり婚約破棄されている。
樹結理(きゆり)
恋愛
「アイリーン、貴女との婚約は破棄させてもらう」
大勢が集まるパーティの場で、この国の第一王子セルディ殿下がそう宣言した。
はぁぁあ!? なんでどうしてそうなった!!
私の必死の努力を返してー!!
乙女ゲーム『ラベルシアの乙女』の世界に転生してしまった日本人のアラサー女子。
気付けば物語が始まる学園への入学式の日。
私ってヒロインなの!?攻略対象のイケメンたちに囲まれる日々。でも!私が好きなのは攻略対象たちじゃないのよー!!
私が好きなのは攻略対象でもなんでもない、物語にたった二回しか出てこないイケオジ!
所謂モブと言っても過言ではないほど、関わることが少ないイケオジ。
でもでも!せっかくこの世界に転生出来たのなら何度も見たイケメンたちよりも、レアなイケオジを!!
攻略対象たちや悪役令嬢と友好的な関係を築きつつ、悪役令嬢の婚約破棄を回避しつつ、イケオジを狙う十六歳、侯爵令嬢!
必死に悪役令嬢の婚約破棄イベントを回避してきたつもりが、なんでどうしてそうなった!!
やっぱり婚約破棄されてるじゃないのー!!
必死に努力したのは無駄足だったのか!?ヒロインは一体誰と結ばれるのか……。
※この物語は作者の世界観から成り立っております。正式な貴族社会をお望みの方はご遠慮ください。
※この作品は小説家になろう、カクヨムで完結済み。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる