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最終章 前編 〈王都編〉
感動の再会……ならず
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――どうにか王国兵の追跡を振り切り、人気がない場所まで逃げ伸びたレナとアイラは座り込み、回復薬を飲み込む。特に怪我は負っていないが、ここまでの移動と戦闘で相当な体力を消耗していた。
「はあっ……ふうっ……ここまで逃げれば大丈夫かな」
「そうね……少し休んだら隠れ家の方へ向かいましょうか」
裏路地に逃げ込んだレナはアイラと隣り合わせで地面に座り込み、隣を向けばそこには数年ぶりの再会となるアイラの姿が存在した。正確には闘技場で彼女が戦う場面は見ていたが、ここまで至近距離でアイラと話す事は久しぶりだった。
アイラはレナが自分を見ている事に気付き、彼女も無意識に目元を潤ませる。闘技場では色々とあってゆっくりと話す事も出来ず、アイラは何から話すべきか考えたとき、不意にある事を思い出す。
「そうだったわ。レナ、貴方に渡す物があるの」
「え?」
アイラは自分の胸元に手を伸ばすと、収納石のペンダントを取り出す。そして異空間から木箱を取り出してレナに渡すと、それを見たレナは目を見開く。
「これは……!?」
「それは貴方の物よ。言ったでしょう、大人になった時に開けなさいと」
――レナが渡されたのは子供の頃にアイラから渡された木箱であり、中身を開くとそこにはバルトロス王族の証である「聖光石」が収まっていた。アイラはこの聖光石を肌身離さず隠し持っていたらしく、王国に捕まった時も誰にも渡さずに所持していたという。
こちらの聖光石はアイラが国王と結婚したときに渡された代物だった。彼女が無事に妊娠したときに国王から託され、産まれてくる子供のために預かっていたという。この聖光石を所持する事が許されたのはバルトロス王族のみで追放されたレナにはその権利はないが、それでも彼女はこの聖光石の所有権はレナにあると告げる。
「屋敷から王都に戻った時、アリアが持ってきてくれたのよ。あの子は今は何処に居るのか分からないけど、きっと貴女が生きている事を知れば喜んでくれるわ」
「……アリアとはもう会いました」
「そうなの!?アリアは元気だった?最近は全く姿を見せなかったから心配して……レナ?」
アリアが木箱をアイラに渡したという言葉にレナは目頭が熱くなり、自分を殺すために送り込まれたはずの暗殺者であるアリアが聖光石の存在を知らないはずがなく、アリアがアイラに木箱を託したという事は彼女もレナがいつか戻ってくることを信じていたのだろう。
唐突に泣き始めたレナにアイラは慌てふためくが、そんな二人の前に人影が降り立ち、咄嗟に二人は構えるがそこに立っていたのはラナだった。
「ここにいたか、随分と探したぞ」
「貴女は……」
「あ、大丈夫。この人は味方だよ、緑影のラナさん」
「緑影!?どうしてここに緑影が……それにその顔、もしかしてお母様の!?」
「……お久しぶりです、アイラ様」
ハヅキ家に仕える緑影のラナはアイラとも面識があったらしく、彼女はアイラの前に跪く。レナに対してはハヅキの孫とはいえ人間という理由で後継ぎとは認めなかった彼女だが、流石にハヅキの娘であるアイラには気を遣うらしい。
アイラはどうしてレナが緑影のラナと知り合いなのか驚くが、今は詳しく説明している暇もなく、ラナの案内の元でレナ達は安全な道を移動して隠れ家へ向かう。
「この周辺一帯は王国兵で覆いつくされている。私の後にしっかりと続け、見失うなよ」
「分かった。でも、よく俺達の居場所が分かったね」
「風の精霊に尋ねれば容易い事だ」
「ラナ、貴女少し雰囲気が変わった?子供の頃に会った時よりも少し柔らかくなったような気が……」
「……気のせいですよ」
ラナの後に続いてレナ達は裏道を移動し、やがて革命団の隠れ家に繋がる廃屋まで辿り着く。既に知らせを受けていたのか廃屋にはコタロウと他数名の幹部が待機しており、戻って来たレナ達を見て安堵の表情を抱く。
「戻って来たか……無事で良かった」
「ごめんなさい、心配を掛けたようで……それと、他の人達は残念だけど」
「分かっている。彼等も相応の覚悟をしていた……だが、必ず仇は討つ」
コタロウはアイラの肩を掴んで無事な事を確認すると、レナに振り返って右手を差し出す。その彼の行動にレナは驚くと、コタロウは笑みを浮かべる。
「まさか本当にアイラさんを救い出すとは……君の力を見誤っていたようだ」
「いえ……勝手に行動してすいません」
「気にしなくていい、かわりにこれからはバンバンと働いてもらうよ」
軽い冗談を交えながらコタロウはレナと握手を行い、何時までも地上に残っていると目立つので全員が地下の隠れ家へ入り込む。アイラの救出のために動かしていた地上の部隊も既に退散済みらしく、後は空間魔法で深淵の森の屋敷に避難させたレナ達の仲間を呼び集めれば全員が集まった事になる。
地下一階の酒場に降りるとレナが最初に尋ねたときよりも人気が増している事に気付き、そこには少し前に分かれたヴァルキュリア騎士団の副団長のリノンと見習い騎士のワン子の姿も存在した。
「すんすん……この匂い、お兄さんの匂いです!!」
「何!?本当かワン子?」
「あれ、二人とも……どうしてここに?」
「僕が遣いをやってここへ連れて来たんだ。2人だけじゃない、ヴァルキュリア騎士団に所属している騎士達の殆どがここに集まっている」
二人の姿を見て驚くレナにコタロウが代わりに答え、確かにリノンとワン子以外にも大勢の女性騎士の姿が存在し、彼女達にもナオの救出のために協力して貰うために呼び出したという。
コタロウは全員が酒場に集まった事を確認すると、幹部と共に前に出て全員の注目を浴びる。そして偵察に向かわせた冒険者からの報告書を取り出し、明日の朝に公式に発表されるはずのナオの処刑日の変更を話す。
「皆、聞いてくれ!!調査の結果、ナオ姫の処刑日は明後日の正午に行われることが発覚した!!」
「何だって!?」
「明後日なんて……早すぎるわ」
「くそっ!!」
ナオの処刑日の変更に酒場内に集まった人間達は動揺し、特にヴァルキュリア騎士団の女騎士達は我慢できずに机に拳を叩きつける。だが、そんな彼等にコタロウはナオの救出するための計画を発表した。
「だからこそ革命団は明日の夜に救出作戦を決行する!!我々は一致団結しなければナオ姫を救い出す事も、この腐敗した王国を救う事は出来ない!!」
『うおおおおっ!!』
コタロウの言葉に酒場に集まった人間達が湧き立ち、その様子を見てレナ達も頷く。そしてコタロウは作戦の要となる4つの部隊の発表を行う。
「まず、正門に挑むのはこの僕が率いる第一部隊だ!!民衆を扇動し、彼等を連れて僕達は正門へ押し寄せる。次に冒険者と傭兵で構成した第二部隊は裏門に回り、出来る限り目立つように騒ぎを起こす。そして本命の地下通路から王城内へ忍び込む第三部隊は腕利きの暗殺者を用意している!!」
「待ってくれ!!我々はどうすればいいんだ!?」
「君は……ヴァルキュリア騎士団の副団長か、君達には悪いが僕と行動を共にしてもらう。だが、僕達に協力すれば完全に王国を敵に回す事になるぞ。それでもいいのかい?」
「構わない!!我々の命は姫様のためにある!!」
「わぅんっ!!」
『姫様のために!!』
ヴァルキュリア騎士団の言葉にコタロウは深くうなずき、そして最後にレナの方に視線を向けると、事前に相談した通りに当初は予定していなかった最後の部隊の説明を行う。
「はあっ……ふうっ……ここまで逃げれば大丈夫かな」
「そうね……少し休んだら隠れ家の方へ向かいましょうか」
裏路地に逃げ込んだレナはアイラと隣り合わせで地面に座り込み、隣を向けばそこには数年ぶりの再会となるアイラの姿が存在した。正確には闘技場で彼女が戦う場面は見ていたが、ここまで至近距離でアイラと話す事は久しぶりだった。
アイラはレナが自分を見ている事に気付き、彼女も無意識に目元を潤ませる。闘技場では色々とあってゆっくりと話す事も出来ず、アイラは何から話すべきか考えたとき、不意にある事を思い出す。
「そうだったわ。レナ、貴方に渡す物があるの」
「え?」
アイラは自分の胸元に手を伸ばすと、収納石のペンダントを取り出す。そして異空間から木箱を取り出してレナに渡すと、それを見たレナは目を見開く。
「これは……!?」
「それは貴方の物よ。言ったでしょう、大人になった時に開けなさいと」
――レナが渡されたのは子供の頃にアイラから渡された木箱であり、中身を開くとそこにはバルトロス王族の証である「聖光石」が収まっていた。アイラはこの聖光石を肌身離さず隠し持っていたらしく、王国に捕まった時も誰にも渡さずに所持していたという。
こちらの聖光石はアイラが国王と結婚したときに渡された代物だった。彼女が無事に妊娠したときに国王から託され、産まれてくる子供のために預かっていたという。この聖光石を所持する事が許されたのはバルトロス王族のみで追放されたレナにはその権利はないが、それでも彼女はこの聖光石の所有権はレナにあると告げる。
「屋敷から王都に戻った時、アリアが持ってきてくれたのよ。あの子は今は何処に居るのか分からないけど、きっと貴女が生きている事を知れば喜んでくれるわ」
「……アリアとはもう会いました」
「そうなの!?アリアは元気だった?最近は全く姿を見せなかったから心配して……レナ?」
アリアが木箱をアイラに渡したという言葉にレナは目頭が熱くなり、自分を殺すために送り込まれたはずの暗殺者であるアリアが聖光石の存在を知らないはずがなく、アリアがアイラに木箱を託したという事は彼女もレナがいつか戻ってくることを信じていたのだろう。
唐突に泣き始めたレナにアイラは慌てふためくが、そんな二人の前に人影が降り立ち、咄嗟に二人は構えるがそこに立っていたのはラナだった。
「ここにいたか、随分と探したぞ」
「貴女は……」
「あ、大丈夫。この人は味方だよ、緑影のラナさん」
「緑影!?どうしてここに緑影が……それにその顔、もしかしてお母様の!?」
「……お久しぶりです、アイラ様」
ハヅキ家に仕える緑影のラナはアイラとも面識があったらしく、彼女はアイラの前に跪く。レナに対してはハヅキの孫とはいえ人間という理由で後継ぎとは認めなかった彼女だが、流石にハヅキの娘であるアイラには気を遣うらしい。
アイラはどうしてレナが緑影のラナと知り合いなのか驚くが、今は詳しく説明している暇もなく、ラナの案内の元でレナ達は安全な道を移動して隠れ家へ向かう。
「この周辺一帯は王国兵で覆いつくされている。私の後にしっかりと続け、見失うなよ」
「分かった。でも、よく俺達の居場所が分かったね」
「風の精霊に尋ねれば容易い事だ」
「ラナ、貴女少し雰囲気が変わった?子供の頃に会った時よりも少し柔らかくなったような気が……」
「……気のせいですよ」
ラナの後に続いてレナ達は裏道を移動し、やがて革命団の隠れ家に繋がる廃屋まで辿り着く。既に知らせを受けていたのか廃屋にはコタロウと他数名の幹部が待機しており、戻って来たレナ達を見て安堵の表情を抱く。
「戻って来たか……無事で良かった」
「ごめんなさい、心配を掛けたようで……それと、他の人達は残念だけど」
「分かっている。彼等も相応の覚悟をしていた……だが、必ず仇は討つ」
コタロウはアイラの肩を掴んで無事な事を確認すると、レナに振り返って右手を差し出す。その彼の行動にレナは驚くと、コタロウは笑みを浮かべる。
「まさか本当にアイラさんを救い出すとは……君の力を見誤っていたようだ」
「いえ……勝手に行動してすいません」
「気にしなくていい、かわりにこれからはバンバンと働いてもらうよ」
軽い冗談を交えながらコタロウはレナと握手を行い、何時までも地上に残っていると目立つので全員が地下の隠れ家へ入り込む。アイラの救出のために動かしていた地上の部隊も既に退散済みらしく、後は空間魔法で深淵の森の屋敷に避難させたレナ達の仲間を呼び集めれば全員が集まった事になる。
地下一階の酒場に降りるとレナが最初に尋ねたときよりも人気が増している事に気付き、そこには少し前に分かれたヴァルキュリア騎士団の副団長のリノンと見習い騎士のワン子の姿も存在した。
「すんすん……この匂い、お兄さんの匂いです!!」
「何!?本当かワン子?」
「あれ、二人とも……どうしてここに?」
「僕が遣いをやってここへ連れて来たんだ。2人だけじゃない、ヴァルキュリア騎士団に所属している騎士達の殆どがここに集まっている」
二人の姿を見て驚くレナにコタロウが代わりに答え、確かにリノンとワン子以外にも大勢の女性騎士の姿が存在し、彼女達にもナオの救出のために協力して貰うために呼び出したという。
コタロウは全員が酒場に集まった事を確認すると、幹部と共に前に出て全員の注目を浴びる。そして偵察に向かわせた冒険者からの報告書を取り出し、明日の朝に公式に発表されるはずのナオの処刑日の変更を話す。
「皆、聞いてくれ!!調査の結果、ナオ姫の処刑日は明後日の正午に行われることが発覚した!!」
「何だって!?」
「明後日なんて……早すぎるわ」
「くそっ!!」
ナオの処刑日の変更に酒場内に集まった人間達は動揺し、特にヴァルキュリア騎士団の女騎士達は我慢できずに机に拳を叩きつける。だが、そんな彼等にコタロウはナオの救出するための計画を発表した。
「だからこそ革命団は明日の夜に救出作戦を決行する!!我々は一致団結しなければナオ姫を救い出す事も、この腐敗した王国を救う事は出来ない!!」
『うおおおおっ!!』
コタロウの言葉に酒場に集まった人間達が湧き立ち、その様子を見てレナ達も頷く。そしてコタロウは作戦の要となる4つの部隊の発表を行う。
「まず、正門に挑むのはこの僕が率いる第一部隊だ!!民衆を扇動し、彼等を連れて僕達は正門へ押し寄せる。次に冒険者と傭兵で構成した第二部隊は裏門に回り、出来る限り目立つように騒ぎを起こす。そして本命の地下通路から王城内へ忍び込む第三部隊は腕利きの暗殺者を用意している!!」
「待ってくれ!!我々はどうすればいいんだ!?」
「君は……ヴァルキュリア騎士団の副団長か、君達には悪いが僕と行動を共にしてもらう。だが、僕達に協力すれば完全に王国を敵に回す事になるぞ。それでもいいのかい?」
「構わない!!我々の命は姫様のためにある!!」
「わぅんっ!!」
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