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外伝 ~ヨツバ王国編~
使者との対面
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――その頃、玉座の間ではナオとヨツバ王国の使者達が向かい合い、剣呑な雰囲気が漂っていた。ナオが険しい表情を浮かべるのに対して使者として訪れたヨツバ王国の家臣の老人は余裕の態度を取りながら取引という名目の要求を行う。
「いい加減にしてほしいですな、国王陛下?いや、女王陛下と呼ぶべきでしょうか?まあ、そんな事はともかく、我々の要求を受け入れられないと言いうのであれば、ヨツバ王国は明日にでも王国領地に攻め込む準備は整えていますぞ」
「それは脅迫か?ヨツバ王国の使者殿?」
「いえいえ、そういうわけでは……ですが、我々の要求を受け入れられないというのであればバルトロス王国はやはり我々に敵意を抱いていると判断するしかありませんな」
「だからといって、このような条件が受け入れられるはずがないだろう!!」
ナオは自分が手にした書状を広げて見せると、そこにはヨツバ王国側にあまりにも有利な内容の条件が書き記されていた。
『王国内で隔離されているヨツバ王国の王族の即時解放、さら毎年金貨100万枚を収める事、加えてヨツバ王国が所持している聖剣の譲渡、この3つの条件を守護すればヨツバ王国はバルトロス王国に対して不可侵条約を結ぶ』
書状に記されている内容を見てナオは怒りに震え、当初は金貨100万枚を譲渡すればヨツバ王国は条約を結ぶという約束をしていたにも関わらず、年に一度の割合で金貨を要求する条件に変更されていた事に怒りを抑えきれない。
「我が国は現在、先代の国王と王妃の急逝によって国内が乱れている。金貨100万枚を貴殿の国に渡すだけでも難しいというのに何故、前回の時と条件が変更されているのだ!?」
「前回の内に女王陛下が条約を結んでいれば我々も素直に退く予定でした。ですが、女王陛下はそれを受け容れられなかった……この事に我が国で不満を現す者が多数続出し、彼等を納得させるために条件の追加を加えさせて貰いました」
「しかし、この条件はあまりにも……」
「そもそも帰国にて何故、我等がヨツバ王国の王族が隔離されている事に関しての説明をされないのか理解に苦しみますな。我々としても王族の方々を一刻も早く国へ出迎えなければならないのにどうして女王陛下は受け入れられないのですか?これは我が国に対する冒涜ですぞ!!」
「くっ……」
ヨツバ王国側に有利過ぎる条件にナオは言い返そうとしたが、その度に使者達はバルトロス王国内に存在するヨツバ王国の王族たちの事を話に持ち出す。彼等としても自分達の国の王族を何時までも解放しないバルトロス王国に対して不満を抱いていた。
「前にも言っただろう。今現在、ヨツバ王国の王族の方々は……」
「ふん!!メドゥーサなどという神話の化物に襲われて石像に化したという与太話はもう聞き飽きましたぞ!!確かに精巧な石像を拝見しましたが、あんな物が国王様とそのお家族であるという証拠にはなりませんしな!!そもそもティナ様は無事だと聞いていますが、どうしてティナ様だけでも解放しないのか理解に苦しむ!!」
「それは……」
ナオも使者達には石化されたデブリ国王達の姿を見せたが、彼等はあくまでもただの石像としか認めず、本物の人間が石化した状態だとは信じなかった。事情を知らない者からしたら精巧に作り出された石像を利用してこれは本物の人間だと言い張られても信じられるはずがないので無理はない。
だが、使者達が国王の石像を拝見した時に彼等の中で何人かが笑みを浮かべた姿をナオは目撃しており、事前にヨツバ王国の使者達の仲には国王達が石化した事を知っていた者達が存在した事は間違いない。しかし、その事を指摘した所で相手は惚けるだけで話を聞き入れず、使者達は訪れる度に高圧的な態度で接してきた。
「さあ、女王陛下!!今日中に我が国との不可侵条約を結んでもらいますぞ!!もう交渉の余地はない、この条件を受け入れるかどうかお聞きしたい!!」
「女王陛下に対してその口ぶりは何だ!!」
「ふん、女王陛下の腰巾着如きが口出しするか?我々を誰だと心得ている!!貴様の方こそ口に気を付けろ!!」
あまりの使者の態度にナオの側近を務める女騎士が怒鳴り返すが、そんな彼女に対して使者達は見下す態度を取り、それを見た他のバルトロス王国の将兵達は怒りを抱くが、ナオは彼等を抑える。
「……もしもこの条件を受け入れられない場合、ヨツバ王国は本当に我が国に対して戦争を仕掛ける気か?」
「仕掛けるという表現は正しくはありませんな。先に我等の王族を拉致したのは貴国です。挑発をしてきたのはバルトロス王国の方では?」
「だが、いくらなんでもこの条件は……」
「全く、仕方がない……ならば我々も少しだけ譲歩しましょう」
ナオの発言に使者はわざとらしく肩をすくめ、不可侵条約の条件の変更と引き換えに老人は取引を持ち込む。
「この王城内で隔離されているティナ王女様だけでもお返しいただきたい。そうすれば我が国は不可侵条約の内容にある金貨100万枚の譲渡の件に関しては目をつぶりましょう。王族の方々の解放に関しても猶予を与え、聖剣に関してはあの腐敗竜を打ち破ったというカラドボルグだけの譲渡で許してあげましょう」
「何だと……!?」
「事前に言っておきますが、これが最後通告とさせて頂きます!!さあ、この取引を引き受けるか否か、今すぐにお答えください!!」
ティナの身柄と引き換えに条件の内容変更を伝えてきた使者に対してナオは絶句し、当然だがここでティナを引き渡せばカレハは間違いなく彼女を殺すだろう。その事は使者も承知しており、怪しい笑みを浮かべながらナオの返答を待つ。
使者を選抜したのはカレハである事は間違いなく、当然ながら彼等もカレハに従う派閥の者達だろう。ここでティナを引き渡せば即刻に彼等はティナを処分し、そうなればカレハが正式に王位に就く事を邪魔する存在は消えてしまう。石化されたデブリ国王達も元に戻す手段がなければカレハが自動的にヨツバ王国の国王に即位するのは目に見えていた。
(どうする……!?この条件を引き受ければ少なくとも王国の損害は少なくヨツバ王国との戦争は避けられる。しかし、一人の少女を犠牲にして国を守る事が本当に正しい事だと言えるのか?そもそも、ここで引き受けた所で彼等が約束を守る保証はない)
ここでティナを引き渡したところでヨツバ王国がバルトロス王国から手を引く保証はなく、そもそも条件が緩和されたからといってもヨツバ王国に対してバルトロス王国の立場は変わりない。石像にされた国王達を元に戻さなければヨツバ王国側が再び条件を付け足してバルトロス王国に不利益を与える可能性は高く、ここでティナを犠牲にして条件を変更させたとしても将来的にヨツバ王国が不可侵条約を守り続ける保証はない。
しかし、ここで条約を結ばなければヨツバ王国の軍隊がバルトロス王国に差し向けられる。王妃の一件で国内が乱れている状況下でヨツバ王国と敵対すればバルトロス王国に未来はなく、国は滅びてしまう。だからといってティナを犠牲にして不可侵条約を結んだところで問題の先送りに叱らなず、根本的な解決には至らない。
「さあ、女王陛下!!考える時間は十分に与えましたぞ!!今すぐにお答えして欲しい!!」
「私は……」
使者の言葉に対してナオは険しい表情を浮かべ、ゆっくりと口を開いた瞬間、玉座の間の扉が押し開かれ、外から予想外の人物が入り込んできた。
「いい加減にしてほしいですな、国王陛下?いや、女王陛下と呼ぶべきでしょうか?まあ、そんな事はともかく、我々の要求を受け入れられないと言いうのであれば、ヨツバ王国は明日にでも王国領地に攻め込む準備は整えていますぞ」
「それは脅迫か?ヨツバ王国の使者殿?」
「いえいえ、そういうわけでは……ですが、我々の要求を受け入れられないというのであればバルトロス王国はやはり我々に敵意を抱いていると判断するしかありませんな」
「だからといって、このような条件が受け入れられるはずがないだろう!!」
ナオは自分が手にした書状を広げて見せると、そこにはヨツバ王国側にあまりにも有利な内容の条件が書き記されていた。
『王国内で隔離されているヨツバ王国の王族の即時解放、さら毎年金貨100万枚を収める事、加えてヨツバ王国が所持している聖剣の譲渡、この3つの条件を守護すればヨツバ王国はバルトロス王国に対して不可侵条約を結ぶ』
書状に記されている内容を見てナオは怒りに震え、当初は金貨100万枚を譲渡すればヨツバ王国は条約を結ぶという約束をしていたにも関わらず、年に一度の割合で金貨を要求する条件に変更されていた事に怒りを抑えきれない。
「我が国は現在、先代の国王と王妃の急逝によって国内が乱れている。金貨100万枚を貴殿の国に渡すだけでも難しいというのに何故、前回の時と条件が変更されているのだ!?」
「前回の内に女王陛下が条約を結んでいれば我々も素直に退く予定でした。ですが、女王陛下はそれを受け容れられなかった……この事に我が国で不満を現す者が多数続出し、彼等を納得させるために条件の追加を加えさせて貰いました」
「しかし、この条件はあまりにも……」
「そもそも帰国にて何故、我等がヨツバ王国の王族が隔離されている事に関しての説明をされないのか理解に苦しみますな。我々としても王族の方々を一刻も早く国へ出迎えなければならないのにどうして女王陛下は受け入れられないのですか?これは我が国に対する冒涜ですぞ!!」
「くっ……」
ヨツバ王国側に有利過ぎる条件にナオは言い返そうとしたが、その度に使者達はバルトロス王国内に存在するヨツバ王国の王族たちの事を話に持ち出す。彼等としても自分達の国の王族を何時までも解放しないバルトロス王国に対して不満を抱いていた。
「前にも言っただろう。今現在、ヨツバ王国の王族の方々は……」
「ふん!!メドゥーサなどという神話の化物に襲われて石像に化したという与太話はもう聞き飽きましたぞ!!確かに精巧な石像を拝見しましたが、あんな物が国王様とそのお家族であるという証拠にはなりませんしな!!そもそもティナ様は無事だと聞いていますが、どうしてティナ様だけでも解放しないのか理解に苦しむ!!」
「それは……」
ナオも使者達には石化されたデブリ国王達の姿を見せたが、彼等はあくまでもただの石像としか認めず、本物の人間が石化した状態だとは信じなかった。事情を知らない者からしたら精巧に作り出された石像を利用してこれは本物の人間だと言い張られても信じられるはずがないので無理はない。
だが、使者達が国王の石像を拝見した時に彼等の中で何人かが笑みを浮かべた姿をナオは目撃しており、事前にヨツバ王国の使者達の仲には国王達が石化した事を知っていた者達が存在した事は間違いない。しかし、その事を指摘した所で相手は惚けるだけで話を聞き入れず、使者達は訪れる度に高圧的な態度で接してきた。
「さあ、女王陛下!!今日中に我が国との不可侵条約を結んでもらいますぞ!!もう交渉の余地はない、この条件を受け入れるかどうかお聞きしたい!!」
「女王陛下に対してその口ぶりは何だ!!」
「ふん、女王陛下の腰巾着如きが口出しするか?我々を誰だと心得ている!!貴様の方こそ口に気を付けろ!!」
あまりの使者の態度にナオの側近を務める女騎士が怒鳴り返すが、そんな彼女に対して使者達は見下す態度を取り、それを見た他のバルトロス王国の将兵達は怒りを抱くが、ナオは彼等を抑える。
「……もしもこの条件を受け入れられない場合、ヨツバ王国は本当に我が国に対して戦争を仕掛ける気か?」
「仕掛けるという表現は正しくはありませんな。先に我等の王族を拉致したのは貴国です。挑発をしてきたのはバルトロス王国の方では?」
「だが、いくらなんでもこの条件は……」
「全く、仕方がない……ならば我々も少しだけ譲歩しましょう」
ナオの発言に使者はわざとらしく肩をすくめ、不可侵条約の条件の変更と引き換えに老人は取引を持ち込む。
「この王城内で隔離されているティナ王女様だけでもお返しいただきたい。そうすれば我が国は不可侵条約の内容にある金貨100万枚の譲渡の件に関しては目をつぶりましょう。王族の方々の解放に関しても猶予を与え、聖剣に関してはあの腐敗竜を打ち破ったというカラドボルグだけの譲渡で許してあげましょう」
「何だと……!?」
「事前に言っておきますが、これが最後通告とさせて頂きます!!さあ、この取引を引き受けるか否か、今すぐにお答えください!!」
ティナの身柄と引き換えに条件の内容変更を伝えてきた使者に対してナオは絶句し、当然だがここでティナを引き渡せばカレハは間違いなく彼女を殺すだろう。その事は使者も承知しており、怪しい笑みを浮かべながらナオの返答を待つ。
使者を選抜したのはカレハである事は間違いなく、当然ながら彼等もカレハに従う派閥の者達だろう。ここでティナを引き渡せば即刻に彼等はティナを処分し、そうなればカレハが正式に王位に就く事を邪魔する存在は消えてしまう。石化されたデブリ国王達も元に戻す手段がなければカレハが自動的にヨツバ王国の国王に即位するのは目に見えていた。
(どうする……!?この条件を引き受ければ少なくとも王国の損害は少なくヨツバ王国との戦争は避けられる。しかし、一人の少女を犠牲にして国を守る事が本当に正しい事だと言えるのか?そもそも、ここで引き受けた所で彼等が約束を守る保証はない)
ここでティナを引き渡したところでヨツバ王国がバルトロス王国から手を引く保証はなく、そもそも条件が緩和されたからといってもヨツバ王国に対してバルトロス王国の立場は変わりない。石像にされた国王達を元に戻さなければヨツバ王国側が再び条件を付け足してバルトロス王国に不利益を与える可能性は高く、ここでティナを犠牲にして条件を変更させたとしても将来的にヨツバ王国が不可侵条約を守り続ける保証はない。
しかし、ここで条約を結ばなければヨツバ王国の軍隊がバルトロス王国に差し向けられる。王妃の一件で国内が乱れている状況下でヨツバ王国と敵対すればバルトロス王国に未来はなく、国は滅びてしまう。だからといってティナを犠牲にして不可侵条約を結んだところで問題の先送りに叱らなず、根本的な解決には至らない。
「さあ、女王陛下!!考える時間は十分に与えましたぞ!!今すぐにお答えして欲しい!!」
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