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外伝 ~ヨツバ王国編~
結界魔法
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「家族がお前を裏切ったんじゃない!!お前が家族を裏切ったからこんな事になったんだろうが!!」
「うるさいっ!!お前に私の気持ちが分かるか!!」
「そうやって悪い事を全部、人のせいにして楽になろうとするな!!どんなに辛くても……受け入れなきゃならない事だってあるんだよ!!」
「レナたん……」
レナの言葉にカレハは感情を露わにして怒鳴り返し、そんな二人を見てティナは胸を抑える。彼女は自分のせいでカレハが凶行を犯したと思っていた。しかし、レナはカレハの行為は全てカレハの責任であり、全てを他の人のせいにして自分の悪行を認めようとしないカレハに我慢出来なかった。
最初の頃はレナはカレハがイレアビトのような存在かと思っていた。しかし、イレアビトの場合は悪人ではあったが、自分の行為がどのような結果を生み出すのかを自覚した上で行動していた。決して人のせいにはせず、あくまでも自分の目的のために彼女は最後まで「悪人」として生き抜く。
しかし、カレハの場合は何もかも自分を狂わせたティナの責任にしようとして現実から目を逸らし、どんな悪事も行っても自分をここまで追い込んだ彼女のせいにして楽になろうとしていた。それがレナには許せず、レナは現実を見るように怒鳴りつける。
「この国がこんな事になったのはお前の責任だ!!妹のせいにして楽になろうと思うなよ!!お前は……ただ、責任逃れしようとしているだけだ!!」
「黙れっ……黙れ黙れ黙れっ!!」
「カレハよ、落ち着くのだ……!!」
「…………」
カレハが気が狂ったように頭を掻きむしり、そんな彼女に対してデブリは止めようとするが、それを見ていたマリアが杖を向ける。その瞬間、部屋の至る箇所から緑色の輝きが放たれ、レナ達の足元に魔法陣が誕生した。
「プロテクト・プリズン」
事前に床に設置されていた結界石を発動させ、緑色の障壁によってレナ達は取り囲まれてしまう。上から見たら六角形の形をした結界に閉じ込められたレナ達は動揺するが、そんな彼等に対してカレハは口元から血を流しながらも笑う。
『……長々と話したお陰で準備は出来たわ。哀れね、まるで罠にはまった鼠のようね』
「これは……まずいでござるレナ殿!!これはマリア殿が扱う上級結界魔法、この結界は物理攻撃は受け付けないでござる」
「結界石の障壁かっ!?」
「ブモォオオオッ!!」
障壁に対してミノが真っ先に動くと、拳を振り翳して結界に叩きつける。しかし、衝撃が跳ね返されて逆にミノの右腕の方が吹き飛び、身体を仰け反らせる。
「ブモッ……!?」
「攻撃が跳ね返された……本当に物理攻撃は無効化されるのか」
「この結界を破壊できるのは魔法だけ!!しかし、生半可な魔法では通用しないでござる……最低でも上級の砲撃魔法と同等の威力を誇る攻撃でなければ破壊は出来ないでござる」
「砲撃魔法……誰か扱える?」
レナは念のために全員に顔を向けるが、誰一人として頷かない。当然と言えば当然の話であり、レナ達の中には普通の魔術師はおらず、魔法を得意とする森人族のティナ達も人間が扱う「砲撃魔法」を覚えている者はいない。
完全に結界に封じ込められたレナ達を前にしてカレハは顔色を悪くしながらも余裕の笑みを浮かべ、マリアとキラウに命令を出す。結界で封じ込められている間、二人に確実にレナ達を仕留める準備をさせる。
「安心しなさい、その結界は5分も持たずに切れるわ……だけど、結界が切れた瞬間に貴方達はマリアとキラウの魔法を受ける事になる」
『…………』
マリアは杖を掲げて魔法陣を展開させ、キラウの方も黙って杖を構える。しかし、ここでレナは違和感を感じ取り、どうしてキラウの方は先ほどから黙っているのかと不思議に思う。
カレハに操作されたマリアが言葉を発せないのはともかく、キラウの場合は過去にゲインを殺したレナに対して恨みを抱いているはずだった。そんな彼女がレナを前にしても特に反応を示さない事は気になるが、今はどうやって結界を破るのかが問題だった。
(反鏡剣があれば結界を突破する事は出来たのに……)
ホムラとの戦闘で魔法を跳ね返す性質を持つ反鏡剣を失った事は残念でならず、今のレナには結界を突破する方法はない。一か八か、支援魔法と初級魔法の合成魔術で破壊する事を試みるべきか考えるが、結界を作り出したのはマリアである事を考えると自分の合成魔術で破壊できる自信はない。
結界で外部と隔離された状態では風の聖痕も頼れず、精霊の力を借りようにも結界で隔離された状態だと呼び出す事は出来ない。ならばレナに頼れるのは「剣」だけだった。
(魔刀術で結界を壊せるか試すしかない……!!)
大剣を引き抜き、レナは意識を集中させて「蒼炎刀」を生み出す。刀身に青色の炎が宿したレナに対してカレハは驚き、それを見たデブリ達も動揺する。
「うるさいっ!!お前に私の気持ちが分かるか!!」
「そうやって悪い事を全部、人のせいにして楽になろうとするな!!どんなに辛くても……受け入れなきゃならない事だってあるんだよ!!」
「レナたん……」
レナの言葉にカレハは感情を露わにして怒鳴り返し、そんな二人を見てティナは胸を抑える。彼女は自分のせいでカレハが凶行を犯したと思っていた。しかし、レナはカレハの行為は全てカレハの責任であり、全てを他の人のせいにして自分の悪行を認めようとしないカレハに我慢出来なかった。
最初の頃はレナはカレハがイレアビトのような存在かと思っていた。しかし、イレアビトの場合は悪人ではあったが、自分の行為がどのような結果を生み出すのかを自覚した上で行動していた。決して人のせいにはせず、あくまでも自分の目的のために彼女は最後まで「悪人」として生き抜く。
しかし、カレハの場合は何もかも自分を狂わせたティナの責任にしようとして現実から目を逸らし、どんな悪事も行っても自分をここまで追い込んだ彼女のせいにして楽になろうとしていた。それがレナには許せず、レナは現実を見るように怒鳴りつける。
「この国がこんな事になったのはお前の責任だ!!妹のせいにして楽になろうと思うなよ!!お前は……ただ、責任逃れしようとしているだけだ!!」
「黙れっ……黙れ黙れ黙れっ!!」
「カレハよ、落ち着くのだ……!!」
「…………」
カレハが気が狂ったように頭を掻きむしり、そんな彼女に対してデブリは止めようとするが、それを見ていたマリアが杖を向ける。その瞬間、部屋の至る箇所から緑色の輝きが放たれ、レナ達の足元に魔法陣が誕生した。
「プロテクト・プリズン」
事前に床に設置されていた結界石を発動させ、緑色の障壁によってレナ達は取り囲まれてしまう。上から見たら六角形の形をした結界に閉じ込められたレナ達は動揺するが、そんな彼等に対してカレハは口元から血を流しながらも笑う。
『……長々と話したお陰で準備は出来たわ。哀れね、まるで罠にはまった鼠のようね』
「これは……まずいでござるレナ殿!!これはマリア殿が扱う上級結界魔法、この結界は物理攻撃は受け付けないでござる」
「結界石の障壁かっ!?」
「ブモォオオオッ!!」
障壁に対してミノが真っ先に動くと、拳を振り翳して結界に叩きつける。しかし、衝撃が跳ね返されて逆にミノの右腕の方が吹き飛び、身体を仰け反らせる。
「ブモッ……!?」
「攻撃が跳ね返された……本当に物理攻撃は無効化されるのか」
「この結界を破壊できるのは魔法だけ!!しかし、生半可な魔法では通用しないでござる……最低でも上級の砲撃魔法と同等の威力を誇る攻撃でなければ破壊は出来ないでござる」
「砲撃魔法……誰か扱える?」
レナは念のために全員に顔を向けるが、誰一人として頷かない。当然と言えば当然の話であり、レナ達の中には普通の魔術師はおらず、魔法を得意とする森人族のティナ達も人間が扱う「砲撃魔法」を覚えている者はいない。
完全に結界に封じ込められたレナ達を前にしてカレハは顔色を悪くしながらも余裕の笑みを浮かべ、マリアとキラウに命令を出す。結界で封じ込められている間、二人に確実にレナ達を仕留める準備をさせる。
「安心しなさい、その結界は5分も持たずに切れるわ……だけど、結界が切れた瞬間に貴方達はマリアとキラウの魔法を受ける事になる」
『…………』
マリアは杖を掲げて魔法陣を展開させ、キラウの方も黙って杖を構える。しかし、ここでレナは違和感を感じ取り、どうしてキラウの方は先ほどから黙っているのかと不思議に思う。
カレハに操作されたマリアが言葉を発せないのはともかく、キラウの場合は過去にゲインを殺したレナに対して恨みを抱いているはずだった。そんな彼女がレナを前にしても特に反応を示さない事は気になるが、今はどうやって結界を破るのかが問題だった。
(反鏡剣があれば結界を突破する事は出来たのに……)
ホムラとの戦闘で魔法を跳ね返す性質を持つ反鏡剣を失った事は残念でならず、今のレナには結界を突破する方法はない。一か八か、支援魔法と初級魔法の合成魔術で破壊する事を試みるべきか考えるが、結界を作り出したのはマリアである事を考えると自分の合成魔術で破壊できる自信はない。
結界で外部と隔離された状態では風の聖痕も頼れず、精霊の力を借りようにも結界で隔離された状態だと呼び出す事は出来ない。ならばレナに頼れるのは「剣」だけだった。
(魔刀術で結界を壊せるか試すしかない……!!)
大剣を引き抜き、レナは意識を集中させて「蒼炎刀」を生み出す。刀身に青色の炎が宿したレナに対してカレハは驚き、それを見たデブリ達も動揺する。
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