1,409 / 2,091
真・最終章 七魔将編
鬼人化の由来
しおりを挟む
「……その程度か?」
「ぐっ……うおおおっ!!」
オウガの言葉を聞いてゴンゾウは反対の拳で彼の腹部を叩き付けるが、そちらも顔面と同様に薄く纏った魔鎧によって阻まれてしまい、攻撃が肉体まで届かない。全身を魔鎧で覆い込んだオウガにはゴンゾウの拳は届かず、何が起きているのかとゴンゾウは戸惑う。
その一方でオウガの方はゴンゾウの顔面に手を伸ばすと、恐ろしい握力で顔を掴み上げ、片腕だけでゴンゾウの巨体を持ち上げる。ゴンゾウは万力の如く締め付けるオウガの握力に呻き声を漏らす。
「ぐぅうっ……」
「少しは期待したが……所詮は子供か」
「なん、だと……!?」
ゴンゾウの気配を感じ取った時にオウガは自分と戦える力を持つ者かと思ったが、彼の攻撃を受けた時にゴンゾウの力量を見抜き、自分が戦うに値する存在ではないと判断する。オウガはゴンゾウをそのまま投げ飛ばそうとしたが、この時にゴンゾウに異変が生じる。
「うおおおっ!!」
「ほう……鬼人化か」
全力を発揮しなければ殺されると判断したゴンゾウは鬼人化を発動させ、自分の顔面を掴むオウガの腕に全力で握りしめる。ゴンゾウが鬼人化を扱える事にオウガは少しだけ感心した表情を浮かべるが、ゴンゾウは自分の頭を掴むオウガの右腕を両手で握りしめる。
魔鎧に覆われていようと関係なく、オウガの右腕を握り潰す勢いでゴンゾウは力を込める。オウガの纏う地属性の魔力の魔鎧は性格には見えない鎧ではなく、外部に向けて重力を常に発し続けている事に等しい。つまり、その重力に逆らう力があればオウガの肉体にも触れる事はできた。
「ぐぅううっ!!」
「中々の力だ……だが、所詮お前達は鬼に成る事はできん!!」
「ぐはぁっ!?」
オウガはゴンゾウに右腕を握りしめられた状態から無理やりに彼の身体を持ち上げ、力強く地面に向けて叩き込む。オウガの怪力で地面に叩き付けられた血反吐を吐き、鬼人化が強制的に解除されてしまう。
(何だ、こいつの力は……!?)
顔面を掴まれた時からゴンゾウはオウガの実力が死であるギガンをも上回ると判断し、その一方でオウガの方は倒れ込んだゴンゾウを見下ろし、彼にとっては衝撃的な一言を告げる。
「鬼人化などという大層な名前を付けているが、お前達のその「技術」は我々に近付くために作り出したいわば紛い物……お前達はどう足搔こうと、真の鬼に成る事はできない」
「な、何だと……」
「鬼人族は常に自分の力を全開まで引き出す事ができる。鬼人化とは非力な巨人族が鬼人族に近付くために作り出した弱者の技術だ」
「弱者、だと……!?」
オウガの言葉にゴンゾウは衝撃を受け、彼がこれまで窮地に陥った時に利用していた「鬼人化」の能力がまさか鬼人族に関係がある事など彼は初めて知った。
――巨人族の中でも特殊な一族にしか発動する事ができない「鬼人化」この能力は元々は鬼人族のような強靭な種族に近付くために作り出された能力だという。巨人族は肉体的な強度は鬼人族には劣るが、その差を埋めるために作り出されたのが「鬼人化」だった。
鬼人化は肉体の限界まで身体能力を引き上げる力であり、人間でいう所の「火事場の馬鹿力」を任意で引き出す能力でもある。但し、一時的に驚異的な力を発揮させる反面、肉体の負荷が大きすぎて解除した途端に激しい筋肉痛に襲われ、最悪の場合は死に至る例もある。
この鬼人化を発動させた巨人族は鬼人族にも劣らぬ力を発揮できるが、この鬼人化はあくまでも鬼人族に近付くための技術でしかなく、本物の鬼人族の場合は常に自分の力を限界まで引き出す事ができる。言ってみれば彼等は常に鬼人化を発動している状態で生きているに等しい。
巨人族が苦労の末に作り出した鬼人化の能力は、鬼人族に近付くための技術にしか過ぎず、しかも数分程度で解除されてしまう欠陥が多い技術だった。だからこそオウガは鬼人化を発動させたゴンゾウに対して言い放つ。
「覚えておけ……巨人は鬼には成れない」
「っ……!?」
オウガはゴンゾウに一言だけ告げると、その言葉を聞いたゴンゾウは何も言い返す事ができない。先の攻撃はオウガの魔鎧は関係なく、ゴンゾウはオウガに力で負けてしまった。そして今の彼は鬼人化の反動で身体が碌に動かず、オウガを引き留める事ができない。
「ま、待て……!!」
「…………」
敷地内に歩み寄ろうとするオウガに対してゴンゾウは引き留めようと必死に手を伸ばしたが、筋肉痛のせいで思うように身体が動かず、オウガを止める事はできなかった。このままでは仲間達が危険に晒されるかもしれないのに何もできない自分にゴンゾウは怒りを抱き、必死に身体を動かそうとするが言う事を聞かない。
(駄目だ、行かせるわけには……動け、動けっ!!)
必死に心の中でゴンゾウは身体に命じるが、彼の意志とは正反対に限界を迎えた肉体は動く事ができず、やがてゴンゾウの意識が薄らぎ始めた――
「ぐっ……うおおおっ!!」
オウガの言葉を聞いてゴンゾウは反対の拳で彼の腹部を叩き付けるが、そちらも顔面と同様に薄く纏った魔鎧によって阻まれてしまい、攻撃が肉体まで届かない。全身を魔鎧で覆い込んだオウガにはゴンゾウの拳は届かず、何が起きているのかとゴンゾウは戸惑う。
その一方でオウガの方はゴンゾウの顔面に手を伸ばすと、恐ろしい握力で顔を掴み上げ、片腕だけでゴンゾウの巨体を持ち上げる。ゴンゾウは万力の如く締め付けるオウガの握力に呻き声を漏らす。
「ぐぅうっ……」
「少しは期待したが……所詮は子供か」
「なん、だと……!?」
ゴンゾウの気配を感じ取った時にオウガは自分と戦える力を持つ者かと思ったが、彼の攻撃を受けた時にゴンゾウの力量を見抜き、自分が戦うに値する存在ではないと判断する。オウガはゴンゾウをそのまま投げ飛ばそうとしたが、この時にゴンゾウに異変が生じる。
「うおおおっ!!」
「ほう……鬼人化か」
全力を発揮しなければ殺されると判断したゴンゾウは鬼人化を発動させ、自分の顔面を掴むオウガの腕に全力で握りしめる。ゴンゾウが鬼人化を扱える事にオウガは少しだけ感心した表情を浮かべるが、ゴンゾウは自分の頭を掴むオウガの右腕を両手で握りしめる。
魔鎧に覆われていようと関係なく、オウガの右腕を握り潰す勢いでゴンゾウは力を込める。オウガの纏う地属性の魔力の魔鎧は性格には見えない鎧ではなく、外部に向けて重力を常に発し続けている事に等しい。つまり、その重力に逆らう力があればオウガの肉体にも触れる事はできた。
「ぐぅううっ!!」
「中々の力だ……だが、所詮お前達は鬼に成る事はできん!!」
「ぐはぁっ!?」
オウガはゴンゾウに右腕を握りしめられた状態から無理やりに彼の身体を持ち上げ、力強く地面に向けて叩き込む。オウガの怪力で地面に叩き付けられた血反吐を吐き、鬼人化が強制的に解除されてしまう。
(何だ、こいつの力は……!?)
顔面を掴まれた時からゴンゾウはオウガの実力が死であるギガンをも上回ると判断し、その一方でオウガの方は倒れ込んだゴンゾウを見下ろし、彼にとっては衝撃的な一言を告げる。
「鬼人化などという大層な名前を付けているが、お前達のその「技術」は我々に近付くために作り出したいわば紛い物……お前達はどう足搔こうと、真の鬼に成る事はできない」
「な、何だと……」
「鬼人族は常に自分の力を全開まで引き出す事ができる。鬼人化とは非力な巨人族が鬼人族に近付くために作り出した弱者の技術だ」
「弱者、だと……!?」
オウガの言葉にゴンゾウは衝撃を受け、彼がこれまで窮地に陥った時に利用していた「鬼人化」の能力がまさか鬼人族に関係がある事など彼は初めて知った。
――巨人族の中でも特殊な一族にしか発動する事ができない「鬼人化」この能力は元々は鬼人族のような強靭な種族に近付くために作り出された能力だという。巨人族は肉体的な強度は鬼人族には劣るが、その差を埋めるために作り出されたのが「鬼人化」だった。
鬼人化は肉体の限界まで身体能力を引き上げる力であり、人間でいう所の「火事場の馬鹿力」を任意で引き出す能力でもある。但し、一時的に驚異的な力を発揮させる反面、肉体の負荷が大きすぎて解除した途端に激しい筋肉痛に襲われ、最悪の場合は死に至る例もある。
この鬼人化を発動させた巨人族は鬼人族にも劣らぬ力を発揮できるが、この鬼人化はあくまでも鬼人族に近付くための技術でしかなく、本物の鬼人族の場合は常に自分の力を限界まで引き出す事ができる。言ってみれば彼等は常に鬼人化を発動している状態で生きているに等しい。
巨人族が苦労の末に作り出した鬼人化の能力は、鬼人族に近付くための技術にしか過ぎず、しかも数分程度で解除されてしまう欠陥が多い技術だった。だからこそオウガは鬼人化を発動させたゴンゾウに対して言い放つ。
「覚えておけ……巨人は鬼には成れない」
「っ……!?」
オウガはゴンゾウに一言だけ告げると、その言葉を聞いたゴンゾウは何も言い返す事ができない。先の攻撃はオウガの魔鎧は関係なく、ゴンゾウはオウガに力で負けてしまった。そして今の彼は鬼人化の反動で身体が碌に動かず、オウガを引き留める事ができない。
「ま、待て……!!」
「…………」
敷地内に歩み寄ろうとするオウガに対してゴンゾウは引き留めようと必死に手を伸ばしたが、筋肉痛のせいで思うように身体が動かず、オウガを止める事はできなかった。このままでは仲間達が危険に晒されるかもしれないのに何もできない自分にゴンゾウは怒りを抱き、必死に身体を動かそうとするが言う事を聞かない。
(駄目だ、行かせるわけには……動け、動けっ!!)
必死に心の中でゴンゾウは身体に命じるが、彼の意志とは正反対に限界を迎えた肉体は動く事ができず、やがてゴンゾウの意識が薄らぎ始めた――
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。