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帝都防衛編
総力戦
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「ちょ、これ洒落にならないですよ!!至る所から登ってきます!!」
「分かってる!!俺の魔法で……」
「いえ、ちょっと待ってください!!あそこを見てください!!」
穴の底で岩人形の囲まれた状況の中、リーリスは岩壁を指さす。そこには巨大な横穴が存在し、そこから新たな岩人形が出現していた。
「あの穴から岩人形が出ているという事は、やっぱりこいつらは地中を進んで帝都に向かっているんす!!つまりあの穴の奥には……」
「魔王軍がいるわけか!!」
「ゴロロロロッ!!」
話している間にも岩人形の一体が土竜の頭部を登り、ルノ達の前に現れる。それを見たルノは魔法を発動しようとしたが、土竜を操作している間は土塊の魔法を解除出来ない事を思い出す。
「ゴロロッ!!」
「わあっ!?こ、こっちに来ましたよ!!」
「くっ……」
「リーリス様、下がって!!アイスランス!!」
「ゴガァッ!?」
二人の背後からドリアの声が響き渡り、登り切ろうとしていた岩人形の頭部に青色の光線が衝突し、岩人形の全身が凍り付いた状態で地上に落下する。二人が振り返るとそこには杖を構えた状態のドリアの姿があり、どうやら彼の砲撃魔法で岩人形を仕留めたらしい。
「た、助かりましたよ!!流石は帝国で二番目に強い魔術師ですね!!」
「そんな事を言っている場合ではないですよ!!既に背中側でも戦闘が始まっています!!」
ドリアの言葉に呼応するように土竜の背中側には大多数の岩人形が登っており、少しでもルノが土竜の操作を止めると、隙を逃さずに岩人形の大群が押し寄せる。
「ゴォオオオッ!!」
「うわっ!?また来たっ!!」
「ルノ様は操作に集中して下さい!!ここは僕が……アイスランス!!」
「ゴガッ!?」
新たに登ってきた岩人形をドリアは水属性の砲撃魔法で撃ち抜き、撃たれた岩人形は全身を凍り付いた状態で地上に吹き飛ばされる。氷結化されるとどうやら再生は出来ないらしく、先に倒した個体と同様に粉々に砕け散ったまま動かなくなった。
「あんまり無茶しちゃ駄目ですよ!!魔法が使えなくなったら困りますからね!!」
「そういうのならリーリス様も手伝ってほしいのですが……」
「ふっふっふっ……私も何時までも非戦闘員じゃないんですよ!!」
「あ、それって……」
リーリスはアイテムボックスのスキルを利用して異空間から大きな物体を取り出し、それを見たルノは王城の倉庫で確認した「ショットガン」と酷似した銃である事に気付く。リーリスは銃を握りしめると、更に青色に輝く弾丸を取り出す。
「これぞ私の奥の手!!マジックガンです!!」
「そのネーミングセンスはどうかと思うけど……」
「ま、また帝国の予算でそんな物を作ったんですか……」
「そんな物とは何ですか!!本当に凄いんですって!!」
喋りながらもリーリスはマジックガンに弾丸を装填し、そして土竜の顔面をよじ登ろうとする岩人形に発砲した。
「ファイアッ!!」
「ゴロォッ!?」
「「おおっ!!」」
マジカルガンの銃口から撃ち込まれた弾丸が的中した瞬間、岩人形の肉体が撃ち込まれた箇所から氷結化し、地上に墜落した。予想外の威力にルノとドリアは感心するが、いくら倒しても地上から新手が押し寄せてくる――
ゴォオオオオオッ――!!
――数体を倒した所で地上を覆い尽くす程の数の岩人形が健在であり、既に土竜の背中側でも激しい戦闘が起きていた。
「ゴロロッ!!!」
「ひ、ひいいっ!?」
「ぬんっ!!」
「ゴガァッ!?」
兵士に襲い掛かろうとしていた岩人形にギリョウが仕込み杖から刃を引き抜き、岩人形の頭部と胴体を切り裂く。通常の岩石よりも硬い岩人形の外殻をギリョウは豆腐のように切り裂き、怖気付いている兵士達に発破をかける。
「怯えるな!!お前達は帝国の精鋭なのだ!!この程度の土人形に臆する出ない!!」
『っ……!?』
ギリョウの言葉に混乱を起こしていた兵士達は立ち止まり、それを見たバルトスが兵士達に指示を出す。
「魔法を扱える者は岩人形を食い止めろっ!!魔法を扱えない人間は水大砲の用意を行えっ!!準備が整ったら合図を待たずに迎撃せよ!!」
「おらっ!!てめえらの相手は俺だっ!!」
「ゴロォッ!?」
ダンテは両手に大盾を構えて岩人形を突き飛ばす。残念な事にダンテは守備の特化した戦士なので岩人形を打ち倒す事は出来ず、相手の体勢を崩して兵士達が準備を整える時間を稼ぐ事しか出来ない。
「あまり無理をするでないぞダンテ!!」
「はっ!!爺さんの方こそ病み上がりで無茶すんなよ!!」
「ふふふっ……血が滾るのう!!昔を思い出す!!」
危機的状況の中、ダンテとギリョウは背中を合わせて岩人形を牽制し、バルトスは冷静に兵士達に指示を与える。
「分かってる!!俺の魔法で……」
「いえ、ちょっと待ってください!!あそこを見てください!!」
穴の底で岩人形の囲まれた状況の中、リーリスは岩壁を指さす。そこには巨大な横穴が存在し、そこから新たな岩人形が出現していた。
「あの穴から岩人形が出ているという事は、やっぱりこいつらは地中を進んで帝都に向かっているんす!!つまりあの穴の奥には……」
「魔王軍がいるわけか!!」
「ゴロロロロッ!!」
話している間にも岩人形の一体が土竜の頭部を登り、ルノ達の前に現れる。それを見たルノは魔法を発動しようとしたが、土竜を操作している間は土塊の魔法を解除出来ない事を思い出す。
「ゴロロッ!!」
「わあっ!?こ、こっちに来ましたよ!!」
「くっ……」
「リーリス様、下がって!!アイスランス!!」
「ゴガァッ!?」
二人の背後からドリアの声が響き渡り、登り切ろうとしていた岩人形の頭部に青色の光線が衝突し、岩人形の全身が凍り付いた状態で地上に落下する。二人が振り返るとそこには杖を構えた状態のドリアの姿があり、どうやら彼の砲撃魔法で岩人形を仕留めたらしい。
「た、助かりましたよ!!流石は帝国で二番目に強い魔術師ですね!!」
「そんな事を言っている場合ではないですよ!!既に背中側でも戦闘が始まっています!!」
ドリアの言葉に呼応するように土竜の背中側には大多数の岩人形が登っており、少しでもルノが土竜の操作を止めると、隙を逃さずに岩人形の大群が押し寄せる。
「ゴォオオオッ!!」
「うわっ!?また来たっ!!」
「ルノ様は操作に集中して下さい!!ここは僕が……アイスランス!!」
「ゴガッ!?」
新たに登ってきた岩人形をドリアは水属性の砲撃魔法で撃ち抜き、撃たれた岩人形は全身を凍り付いた状態で地上に吹き飛ばされる。氷結化されるとどうやら再生は出来ないらしく、先に倒した個体と同様に粉々に砕け散ったまま動かなくなった。
「あんまり無茶しちゃ駄目ですよ!!魔法が使えなくなったら困りますからね!!」
「そういうのならリーリス様も手伝ってほしいのですが……」
「ふっふっふっ……私も何時までも非戦闘員じゃないんですよ!!」
「あ、それって……」
リーリスはアイテムボックスのスキルを利用して異空間から大きな物体を取り出し、それを見たルノは王城の倉庫で確認した「ショットガン」と酷似した銃である事に気付く。リーリスは銃を握りしめると、更に青色に輝く弾丸を取り出す。
「これぞ私の奥の手!!マジックガンです!!」
「そのネーミングセンスはどうかと思うけど……」
「ま、また帝国の予算でそんな物を作ったんですか……」
「そんな物とは何ですか!!本当に凄いんですって!!」
喋りながらもリーリスはマジックガンに弾丸を装填し、そして土竜の顔面をよじ登ろうとする岩人形に発砲した。
「ファイアッ!!」
「ゴロォッ!?」
「「おおっ!!」」
マジカルガンの銃口から撃ち込まれた弾丸が的中した瞬間、岩人形の肉体が撃ち込まれた箇所から氷結化し、地上に墜落した。予想外の威力にルノとドリアは感心するが、いくら倒しても地上から新手が押し寄せてくる――
ゴォオオオオオッ――!!
――数体を倒した所で地上を覆い尽くす程の数の岩人形が健在であり、既に土竜の背中側でも激しい戦闘が起きていた。
「ゴロロッ!!!」
「ひ、ひいいっ!?」
「ぬんっ!!」
「ゴガァッ!?」
兵士に襲い掛かろうとしていた岩人形にギリョウが仕込み杖から刃を引き抜き、岩人形の頭部と胴体を切り裂く。通常の岩石よりも硬い岩人形の外殻をギリョウは豆腐のように切り裂き、怖気付いている兵士達に発破をかける。
「怯えるな!!お前達は帝国の精鋭なのだ!!この程度の土人形に臆する出ない!!」
『っ……!?』
ギリョウの言葉に混乱を起こしていた兵士達は立ち止まり、それを見たバルトスが兵士達に指示を出す。
「魔法を扱える者は岩人形を食い止めろっ!!魔法を扱えない人間は水大砲の用意を行えっ!!準備が整ったら合図を待たずに迎撃せよ!!」
「おらっ!!てめえらの相手は俺だっ!!」
「ゴロォッ!?」
ダンテは両手に大盾を構えて岩人形を突き飛ばす。残念な事にダンテは守備の特化した戦士なので岩人形を打ち倒す事は出来ず、相手の体勢を崩して兵士達が準備を整える時間を稼ぐ事しか出来ない。
「あまり無理をするでないぞダンテ!!」
「はっ!!爺さんの方こそ病み上がりで無茶すんなよ!!」
「ふふふっ……血が滾るのう!!昔を思い出す!!」
危機的状況の中、ダンテとギリョウは背中を合わせて岩人形を牽制し、バルトスは冷静に兵士達に指示を与える。
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