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帝都防衛編
強硬突破
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「た、大砲の準備が終了しました!!」
「良し、ならば放て!!敵は何処にでもいる!!外すことはない!!」
『はっ!!』
バルトスの言葉に急いで水大砲の装填を行った兵士達は地上に存在する岩人形に砲口を構え、冷気の砲弾を発射させる。合計で200を数える冷気の大砲が発射され、地上から迫りくる岩人形を撃ち抜く。
ゴォオオオオッ……!?
冷気の砲弾が着弾した瞬間、強烈な冷気が四散して地上を埋め尽くす岩人形を凍り付かせる。大砲の砲弾を真面に受けた岩人形は完全に凍り付き、やがて粉々に砕け散る。その威力はドリアのアイスランスの比ではなく、一度の砲撃で数体の岩人形を巻き込む。
「す、凄い……これなら!!」
「呆けている場合か!!次の吸魔石を用意しろ!!」
「あ、ああっ!!」
兵士達が数人がかりで水大砲の装弾を行い、その間に土竜の身体をよじ登る岩人形を四天王が防ぐ。。
「おらっ!!近付くんじゃねえっ!!」
「ここから先は通さんぞ!!」
「アイス・アロー!!」
「ちょ、弾丸の装填の間は襲わないでくれます!?」
ダンテは盾で岩人形を押し返し、ギリョウは盾に衝突して体勢を崩した岩人形の肉体を切り裂き、ドリアは魔力回復薬で魔力を補給しながら砲撃魔法で岩人形を打ち倒す。その一方で土竜の頭部に存在するルノを守る為にリーリスはマジックガンを撃つが、発砲する度に新しい弾丸を装填しなければならず、攻撃を免れた岩人形に追い掛け回される。
「リーリス!!俺も一緒に……」
「駄目です!!土竜を動かないように固定してくれないと水大砲の照準がずれます!!ルノさんは土竜が岩人形に押し返されないようにしてください!!」
「けど……」
「ルノ殿!!ここは我等を信じるのだ!!この程度の土人形に遅れはとらんぞ!!」
「先帝!?」
先帝が杖を構えながら号令を行い、彼は土竜の首元に張り付いていた岩人形に杖先を構え、魔法を放つ。
「生憎と儂はこの魔法ぐらいしか扱えんが……セイントランス!!」
「ゴォアッ!?」
『おおっ!!』
岩人形の肉体に「光の砲弾」が衝突し、首にしがみついていた岩人形が地上に落下する。水属性でなければ致命傷を与える事は出来ないが、それでも土竜の肉体にしがみつく岩人形を吹き飛ばす事には成功した。その光景に兵士達は歓声を上げるが、バルトスは怒鳴り散らす。
「この程度の事で騒ぐでない!!このまま一気に岩人形を打ち倒すぞ!!」
「はっ!!先代ばかりに無理をさせるんじゃねえっ!!暇な奴は俺の後に続けっ!!」
「ダンテよ!!無暗に陣形を崩すなっ!!ここは防ぐことに集中せんか!!」
バルトスの言葉に帝国軍の士気が上昇し、ルノの力を借りずとも彼等は無数の岩人形を相手に善戦する。水大砲は装填に時間が掛かるが威力は申し分なく、一度の砲撃で数体の岩人形を氷結化させて戦闘不能に追い込む。土竜の肉体を上り詰める岩人形は四天王とバルトスが対応し、ルノは土竜が岩人形に押しかかられて傾かないように固定する。
――ゴォオオオオッ!!
しかし、洞穴から次々と新手の岩人形が出現し、既に1000体近くは打ち倒しているはずだが一向に攻撃は止まず、徐々に形成が帝国軍側の不利に傾く。
「まだこれほどの数がいるのか……もしや、我々は罠に嵌められていたのか!?」
「状況的にそう考えるのが妥当かと……これ程の数の岩人形が待ち構えている事を考えても、敵はこちらがここに乗り込むことを想定していたとしか考えられません!!」
「待ち伏せか!!くそがっ!!」
「くうっ……流石に無理をし過ぎたか」
岩人形を相手に善戦していた帝国軍だが、敵と違って彼等には体力の限界が存在し、徐々に押されていく。いくら水大砲で砲撃を行っても新手の岩人形が出現し、全方向から土竜に押し寄せる。このままでは犠牲者が生まれてしまうが、ここで諦めたら帝国は魔王軍に滅ぼされてしまう。
「踏ん張るのじゃ!!ここで諦めたら帝国は魔王軍に蹂躙されてしまうぞ!!」
「は、はい!!」
「へっ……人使いの荒い皇帝様だぜ!!」
「ふっ……今はもう皇帝ではないぞ」
「うるせいっ!!」
バルトスが指示を出す度に士気は上昇するが、それでも休む暇もなく襲い掛かる岩人形に全員が徐々に体力を削られていき、ついに兵士の悲鳴が上がる。
「ゴォオオオッ!!」
「うわあああっ!?」
「に、逃げろっ!!」
「しまった!?間に合わなかったか!!」
「くそっ!!」
四天王が討ち漏らした岩人形が水大砲の装填を行っていた兵士に襲い掛かり、彼等は慌てて退避すると岩人形は固定された大砲を掴み取り、力尽くで引き剥がす。
「ゴオオッ!!」
「そんなっ!?」
岩人形は持ち上げた水大砲を地上に向けて放り投げ、地面に衝突した瞬間に大砲は砕け、更に地上に存在した岩人形が踏み潰す。自分達の脅威になる物を本能的に理解しているのか岩人形は兵士ではなく、水大砲を狙う。
「良し、ならば放て!!敵は何処にでもいる!!外すことはない!!」
『はっ!!』
バルトスの言葉に急いで水大砲の装填を行った兵士達は地上に存在する岩人形に砲口を構え、冷気の砲弾を発射させる。合計で200を数える冷気の大砲が発射され、地上から迫りくる岩人形を撃ち抜く。
ゴォオオオオッ……!?
冷気の砲弾が着弾した瞬間、強烈な冷気が四散して地上を埋め尽くす岩人形を凍り付かせる。大砲の砲弾を真面に受けた岩人形は完全に凍り付き、やがて粉々に砕け散る。その威力はドリアのアイスランスの比ではなく、一度の砲撃で数体の岩人形を巻き込む。
「す、凄い……これなら!!」
「呆けている場合か!!次の吸魔石を用意しろ!!」
「あ、ああっ!!」
兵士達が数人がかりで水大砲の装弾を行い、その間に土竜の身体をよじ登る岩人形を四天王が防ぐ。。
「おらっ!!近付くんじゃねえっ!!」
「ここから先は通さんぞ!!」
「アイス・アロー!!」
「ちょ、弾丸の装填の間は襲わないでくれます!?」
ダンテは盾で岩人形を押し返し、ギリョウは盾に衝突して体勢を崩した岩人形の肉体を切り裂き、ドリアは魔力回復薬で魔力を補給しながら砲撃魔法で岩人形を打ち倒す。その一方で土竜の頭部に存在するルノを守る為にリーリスはマジックガンを撃つが、発砲する度に新しい弾丸を装填しなければならず、攻撃を免れた岩人形に追い掛け回される。
「リーリス!!俺も一緒に……」
「駄目です!!土竜を動かないように固定してくれないと水大砲の照準がずれます!!ルノさんは土竜が岩人形に押し返されないようにしてください!!」
「けど……」
「ルノ殿!!ここは我等を信じるのだ!!この程度の土人形に遅れはとらんぞ!!」
「先帝!?」
先帝が杖を構えながら号令を行い、彼は土竜の首元に張り付いていた岩人形に杖先を構え、魔法を放つ。
「生憎と儂はこの魔法ぐらいしか扱えんが……セイントランス!!」
「ゴォアッ!?」
『おおっ!!』
岩人形の肉体に「光の砲弾」が衝突し、首にしがみついていた岩人形が地上に落下する。水属性でなければ致命傷を与える事は出来ないが、それでも土竜の肉体にしがみつく岩人形を吹き飛ばす事には成功した。その光景に兵士達は歓声を上げるが、バルトスは怒鳴り散らす。
「この程度の事で騒ぐでない!!このまま一気に岩人形を打ち倒すぞ!!」
「はっ!!先代ばかりに無理をさせるんじゃねえっ!!暇な奴は俺の後に続けっ!!」
「ダンテよ!!無暗に陣形を崩すなっ!!ここは防ぐことに集中せんか!!」
バルトスの言葉に帝国軍の士気が上昇し、ルノの力を借りずとも彼等は無数の岩人形を相手に善戦する。水大砲は装填に時間が掛かるが威力は申し分なく、一度の砲撃で数体の岩人形を氷結化させて戦闘不能に追い込む。土竜の肉体を上り詰める岩人形は四天王とバルトスが対応し、ルノは土竜が岩人形に押しかかられて傾かないように固定する。
――ゴォオオオオッ!!
しかし、洞穴から次々と新手の岩人形が出現し、既に1000体近くは打ち倒しているはずだが一向に攻撃は止まず、徐々に形成が帝国軍側の不利に傾く。
「まだこれほどの数がいるのか……もしや、我々は罠に嵌められていたのか!?」
「状況的にそう考えるのが妥当かと……これ程の数の岩人形が待ち構えている事を考えても、敵はこちらがここに乗り込むことを想定していたとしか考えられません!!」
「待ち伏せか!!くそがっ!!」
「くうっ……流石に無理をし過ぎたか」
岩人形を相手に善戦していた帝国軍だが、敵と違って彼等には体力の限界が存在し、徐々に押されていく。いくら水大砲で砲撃を行っても新手の岩人形が出現し、全方向から土竜に押し寄せる。このままでは犠牲者が生まれてしまうが、ここで諦めたら帝国は魔王軍に滅ぼされてしまう。
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「は、はい!!」
「へっ……人使いの荒い皇帝様だぜ!!」
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「ゴォオオオッ!!」
「うわあああっ!?」
「に、逃げろっ!!」
「しまった!?間に合わなかったか!!」
「くそっ!!」
四天王が討ち漏らした岩人形が水大砲の装填を行っていた兵士に襲い掛かり、彼等は慌てて退避すると岩人形は固定された大砲を掴み取り、力尽くで引き剥がす。
「ゴオオッ!!」
「そんなっ!?」
岩人形は持ち上げた水大砲を地上に向けて放り投げ、地面に衝突した瞬間に大砲は砕け、更に地上に存在した岩人形が踏み潰す。自分達の脅威になる物を本能的に理解しているのか岩人形は兵士ではなく、水大砲を狙う。
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