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巨人国 侵攻編
サムカの疑問
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「サムカ、今はそんな事をしている場合じゃない。ルノも離れる」
「うわっ……」
「おっと、悪かったね。あんたの男だったのかい?悪いね坊主、どうもいい男を見ると手を出さなくてはいられなくてね、あはははっ!!」
サムカからルノをコトネが引き剥がすと、彼女は盛大な笑い声をあげ、次にリディアの方に視線を向ける。唐突に自分に顔を向けてきたサムカにリディアは警戒気味にルノの背中に隠れると、サムカは不思議そうな表情を浮かべた。
「そっちのあんたは何だい?坊主の方は何となく正体は察しが付くけど、あんたの事はちょいと分からないね。何者だい?」
「つ、付添人みたいなものよ……」
「……この子はリディア、元魔王軍の幹部」
「ちょっと!?」
「魔王軍……?ああ、帝都の方で騒動を引き起こしている例の組織かい。こっちの方ではあまり噂を耳にしないからどういう組織なのかよく知らないけどね」
リディアの正体をあっさりとコトネがばらすが、サムカはそもそも魔王軍の存在自体をよく理解していないらしく、せいぜい帝都近辺で騒ぎを起こす犯罪者集団としか認識していない。魔王軍は主に帝都近辺でしか活動しておらず、帝国領地の中で最も帝都から遠方であるこの場所には彼等の噂はあまり流れてこないらしい。
サムカは降りてきた3人を見て氷飛行機の中に人間が乗っている事を確認し、それならば他に浮上している巨大な氷塊の中にも人間がいるのかと思い、天空に視線を向けて目を細める。
「ふむ……窓の方からこちらを見下ろしているのは巨人族の奴等だね。それに兵士の恰好をしている、あの装備は巨人国の兵士、それもギルスの奴の配下かい?」
「えっ!?ここから見えるんですか!?」
「嘘でしょ!?どんな視力をしてんのよあんた!?」
「……サムカは「鷹の目」と呼ばれる特別な固有スキルを持っている。だから普通の人間よりも視力がずば抜けて高い。私達の観察眼や遠視のスキルをさらに強化して組み合わせたような能力だと思えばいい」
「あはははっ!!あんまりにも目が良すぎて疲れるからね!!普段は能力を解除しているんだけど、ちょっと気になる物を見るとすぐに能力が発動して困りもんだけどね!!」
「はあ……」
サムカはルノ達が降りた氷飛行機よりもさらに離れた位置に存在し、しかも窓から覗き込む兵士の背格好を見ただけで正体を見抜く。巨人国の兵士と見抜いただけではなく、敵対している将軍の一角の配下である事を見抜くなど並外れた視力の他に観察能力も持ち合わせ、正にコトネの言う通りにルノも扱う「観察眼」と「遠視」のスキルを組合せ、極限に高めたような優れたスキルを所有していた。
他の氷飛行機の中に敵国の兵士が乗り込んでいる事に気付いたサムカだが、特に取り乱した様子も見せず、コトネにこの城に訪れた理由を尋ねる。
「それで、今日は一体何の用事でここに来たんだい?遊びに来たわけでもないんだろ?」
「当たり前……こんな寒い所、命令されても寄りたくない。ぶるぶる……」
「なんかスラミンみたいな声を上げてるよコトネ……」
寒いのは苦手なのかコトネはルノの身体に寄り添い、身体を震わせる。一応は防寒着は装備しているが、想像以上に気温が低く、しかも高山の高所に立っているのでより環境も悪い。吐く息が凍り付き、あまりに長居していると凍死しそうなほどに寒い場所に流石のルノも寒気を覚える。
「うう、寒い……あの、火球の魔法で温まってもいいですか?」
「ん?別に構いやしないけど、わざわざそんな事を聞くなんて変わってるねあんた……」
「ありがとうございます。じゃあ、遠慮なく……火球」
「おおっ!?」
『な、何だ!?』
許可を得たルノは早速掌を構えて火球の魔法を発動させると、大きさが1メートルを超える炎の球体を生み出す。それでいながらストーブのように適度な熱を放出させ、ルノ達は温まるために掌を翳す。
「う~……生き返る」
「あったかい……」
「こういう時はあんたの魔法は便利よね……」
「はあ……なるほど、やっぱりあんたが噂の初級魔術師の英雄なんだね」
「あ、あの有名な!?」
「帝国最強の破壊魔導士!!」
生活魔法とさえ表現されている初級魔法だが、ルノが生み出した火球の規模は尋常ではなく、しかも温度まで操作して熱し過ぎずに周囲を温めさせる光景にサムカはルノの正体を見抜き、兵士達も動揺を隠せない。どうやら魔王軍の事はあまり知らない彼等でもルノに関する噂は耳にしているらしく、興味を抱いたサムカはルノとコトネに肩を回して事情を問う。
「それで!!今日は本当に何しに来たんだい?帝都の方で何か問題でも起きたのかい?」
「うわっ!?」
「むうっ……苦しい、話すから離れて」
「ん?離すのに離れる?あんたが離すのにあたしが離れるのかい?」
「違う……そういう意味じゃない」
天然なのかサムカはコトネの言葉に首を傾げ、そんな彼女の反応にコトネはため息を吐きながらもこの城に訪れた理由を話す。
「うわっ……」
「おっと、悪かったね。あんたの男だったのかい?悪いね坊主、どうもいい男を見ると手を出さなくてはいられなくてね、あはははっ!!」
サムカからルノをコトネが引き剥がすと、彼女は盛大な笑い声をあげ、次にリディアの方に視線を向ける。唐突に自分に顔を向けてきたサムカにリディアは警戒気味にルノの背中に隠れると、サムカは不思議そうな表情を浮かべた。
「そっちのあんたは何だい?坊主の方は何となく正体は察しが付くけど、あんたの事はちょいと分からないね。何者だい?」
「つ、付添人みたいなものよ……」
「……この子はリディア、元魔王軍の幹部」
「ちょっと!?」
「魔王軍……?ああ、帝都の方で騒動を引き起こしている例の組織かい。こっちの方ではあまり噂を耳にしないからどういう組織なのかよく知らないけどね」
リディアの正体をあっさりとコトネがばらすが、サムカはそもそも魔王軍の存在自体をよく理解していないらしく、せいぜい帝都近辺で騒ぎを起こす犯罪者集団としか認識していない。魔王軍は主に帝都近辺でしか活動しておらず、帝国領地の中で最も帝都から遠方であるこの場所には彼等の噂はあまり流れてこないらしい。
サムカは降りてきた3人を見て氷飛行機の中に人間が乗っている事を確認し、それならば他に浮上している巨大な氷塊の中にも人間がいるのかと思い、天空に視線を向けて目を細める。
「ふむ……窓の方からこちらを見下ろしているのは巨人族の奴等だね。それに兵士の恰好をしている、あの装備は巨人国の兵士、それもギルスの奴の配下かい?」
「えっ!?ここから見えるんですか!?」
「嘘でしょ!?どんな視力をしてんのよあんた!?」
「……サムカは「鷹の目」と呼ばれる特別な固有スキルを持っている。だから普通の人間よりも視力がずば抜けて高い。私達の観察眼や遠視のスキルをさらに強化して組み合わせたような能力だと思えばいい」
「あはははっ!!あんまりにも目が良すぎて疲れるからね!!普段は能力を解除しているんだけど、ちょっと気になる物を見るとすぐに能力が発動して困りもんだけどね!!」
「はあ……」
サムカはルノ達が降りた氷飛行機よりもさらに離れた位置に存在し、しかも窓から覗き込む兵士の背格好を見ただけで正体を見抜く。巨人国の兵士と見抜いただけではなく、敵対している将軍の一角の配下である事を見抜くなど並外れた視力の他に観察能力も持ち合わせ、正にコトネの言う通りにルノも扱う「観察眼」と「遠視」のスキルを組合せ、極限に高めたような優れたスキルを所有していた。
他の氷飛行機の中に敵国の兵士が乗り込んでいる事に気付いたサムカだが、特に取り乱した様子も見せず、コトネにこの城に訪れた理由を尋ねる。
「それで、今日は一体何の用事でここに来たんだい?遊びに来たわけでもないんだろ?」
「当たり前……こんな寒い所、命令されても寄りたくない。ぶるぶる……」
「なんかスラミンみたいな声を上げてるよコトネ……」
寒いのは苦手なのかコトネはルノの身体に寄り添い、身体を震わせる。一応は防寒着は装備しているが、想像以上に気温が低く、しかも高山の高所に立っているのでより環境も悪い。吐く息が凍り付き、あまりに長居していると凍死しそうなほどに寒い場所に流石のルノも寒気を覚える。
「うう、寒い……あの、火球の魔法で温まってもいいですか?」
「ん?別に構いやしないけど、わざわざそんな事を聞くなんて変わってるねあんた……」
「ありがとうございます。じゃあ、遠慮なく……火球」
「おおっ!?」
『な、何だ!?』
許可を得たルノは早速掌を構えて火球の魔法を発動させると、大きさが1メートルを超える炎の球体を生み出す。それでいながらストーブのように適度な熱を放出させ、ルノ達は温まるために掌を翳す。
「う~……生き返る」
「あったかい……」
「こういう時はあんたの魔法は便利よね……」
「はあ……なるほど、やっぱりあんたが噂の初級魔術師の英雄なんだね」
「あ、あの有名な!?」
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生活魔法とさえ表現されている初級魔法だが、ルノが生み出した火球の規模は尋常ではなく、しかも温度まで操作して熱し過ぎずに周囲を温めさせる光景にサムカはルノの正体を見抜き、兵士達も動揺を隠せない。どうやら魔王軍の事はあまり知らない彼等でもルノに関する噂は耳にしているらしく、興味を抱いたサムカはルノとコトネに肩を回して事情を問う。
「それで!!今日は本当に何しに来たんだい?帝都の方で何か問題でも起きたのかい?」
「うわっ!?」
「むうっ……苦しい、話すから離れて」
「ん?離すのに離れる?あんたが離すのにあたしが離れるのかい?」
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