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颯田瑞貴の場合
5、結婚式
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「アシュリン、大丈夫?」
「はい、大丈夫です。あの、茅夜姉様」
「本当に? 産婦人科ってこんなに混むのね。私は縁がなかったから知らなかったわ」
嘆息したのは東吾の兄・正人の妻の静江だった。
「静江姉様もお仕事は大丈夫なのですか?」
「ウフフ、有給とったから大丈夫よ。この後、彩さんも合流するからランチに行きましょう。アシュリンも少し悪阻が治まってきたのでしょう? お姉ちゃんが奢っちゃうわあ」
「創作和食のお店でね。魚料理が美味しいお店なのよ。個室を予約しているから、ゆっくりできるわよ」
如何にもキャリアウーマンといった感じの静江はプライベートでもきっちりした薄い紫色のツイードのツーピースを着こなしていた。
一方茅夜はシフォンのふんわりとしたオフホワイトのブラウスにスリットの入った黒レースのタイトスカートの品の良い色気のある姿だった。
その二人が、絶世の美少女を挟んで座っているのはかなり目立っていた。
診療室に入ってきた二人の美女に林田は茫然としていた。
「うちの愚弟がいつもお世話になっております。これからは私たちが交代で可愛い妹の診療に付き添いますので、林田先生にはどうかご安心なさってください」
「え、ええ。アシュリンさんお姉さんたちがついてくださって良かったですね」
「はい。義理の兄が来てくれると言ってくれたのですが、見た目が反社会勢力の人に見えますので……他の妊婦さんにショックを与えてしまうと思います。お姉様たちはお忙しい方たちなのですが、来てくださいました」
「あ、…そう。気遣ってくれてありがとうね」
真顔で結構酷いことを言っているアシュリンに林田は引き攣った笑いを浮かべて礼を言う。
「本当に医者だというのに社会的信用がないってどうなのかしら、あの東吾は」
林田の後ろに並んだケースワーカーとカウンセラー、二人の研修医を見て茅夜は溜息をつく。
「……申し訳ありません」
「もう! アシュリンが謝ることじゃないのよ。お姉ちゃんに任せなさい!」
にこにこ笑いながら、何気に鋭い視線を送ってくる静江にこれはこれで強烈ねと林田は内心嘆息する。
「はい、今日のです。どうぞ」
林田に差し出されたエコー写真を見てアシュリンは口元を綻ばせ、静江と茅夜は無言のまま写真を見つめ、アシュリンに分からないようにそっと目元を拭っていた。
「男の子かしらね、女の子かしら。それとも両方?」
「一卵性ですから、どちらかですよ」
「あら! 素敵ね!」
「……男の子」
そう呟いたアシュリンが視線を上げて、瑞貴の方を見た。
物問いたげな翡翠色の瞳に見つめられ、背中が粟立った。
ほんの一瞬あの頃に戻ったような気がした。
「アシュ」
「さ、もう行きましょう。彩さんが心配しているわ」
「そうね、心配した挙句、騒いじゃうものね、彩さんは」
「……急ぎましょう」
すっとアシュリンは立ち上がると慌てた様に林田に頭を下げて、診察室から出て行った。
静江と茅夜は瑞貴の方を見て、強い視線を送ってくる。
手を出すなと言わんばかりの視線だった。
三人が出て行った後、林田はぐったりとデスクに凭れ掛かって
「申し訳ないけど、お水くれないかしら」
「……お疲れさまです、林田先生」
「高見沢先生も強烈だけど、こっちはこっちで凄いわね。あの子に何かあったら、私殺されるのかしら?」
瑞貴は黙り込んでいた。
そうだろう、あの人に何かあれば、その原因を作った者を決して許さないだろう。
それは自分もだ。
「颯田君?」
看護師に渡された水を飲みながら、俯いた瑞貴に声を掛けた。
「あ、はい」
「大丈夫? なんか睨まれてたみたいだけど」
「前にアシュリンさんに会った時、お一人で帰ろうとしていたので送ろうかと声を掛けたのを誤解されました。妊婦さんなのにヒールの高い靴だったので、心配だったんですけど」
「なるほどね。颯田君イケメンだし、遊んでそうに見えるものね」
「林田先生、酷い誤解ですよ」
「おっと、ごめんなさいね。まあ、関わらないほうがいいわね。君子危うきに近寄らずよ」
「はは、肝に銘じます」
そう言いつつ、そんなことは不可能だろうなと思っていた。
「しかし、すごい顔ぶれだったな」
礼服の首元を緩めながら伊手は溜息をついた。
今日は東吾とアシュリンの結婚披露宴に呼ばれていた。
東吾は身内と最低限呼ばなければならない人達だけと言っていたが、その身内も最低限呼ばれた人々も社会的地位の高い人達だった。
警察官僚、有名弁護士、裁判官、自衛隊の海将、一佐クラスの人間が何人もいた。
アシュリンの実の祖父母である称号持ちの貴族もいて、自分たちも医者であり世間一般では社会的地位の高い方だと思っていたがレベルが違うなと苦笑いする。
「綺麗でしたね。アシュリンさん」
ぼうっとした様子で感嘆の溜息を漏らす。伊手も同意する。
宮廷衣装のようなゴールドの刺繍が施されたプリンセスラインのウェディングドレスはアシュリンにとても似あっていた。
膨らみかけたお腹でも目立たないドレスで来賓にカーテシーで挨拶をする様は絵画のようだった。
色打掛とカラードレスにお色直しをしていたが、どの姿も溜息が出るほど美しかった。
伊手たちの席にも挨拶に来た時、褒めるとアシュリンはげっそりとした顔をしていた。
「三着で許してもらったんです」
隣の東吾が苦笑いしていた。なんでも、アシュリンに何を着せるかで、身内の女性たちが凄まじい攻防になったらしい。
アシュリンを気に入った東吾の曽祖母がいそいそと伝来の色打掛を持ち出して来て、それにトラウマのある祖母の藤子が顔色を変えて反対して、盛大な喧嘩になった。
静江や茅夜が間に入り、髪に牡丹の生花と蝶の髪飾りをして現代風にしてはどうかと提案に藤子もそれならと渋々折れたのだった。
アシュリンの祖母も嫁入りの際に公爵家から持ってきたティアラとネックレスをつけて欲しいと言いだして、見た目に寄らず少女趣味のアシュリンの母親カティはドレスが選べないと泣きだしてしまった。セレクトショップオーナーの梨華が様々なデザインのウェディングドレスを持ってきて、何とかティアラに合う、カティの納得のいくウェディングドレスを選びだした。
カラードレスは更に凄まじく、双方の義姉たちが集結して、梨華のコネでブライダルショップを借り切って、専門のカメラマンを呼び、カタログでも作るのかという勢いで前撮りをして一番似合うカラードレスにしたとのことだ。
「アシュリンさん、自分で選んだものがないじゃないですか。後悔とかしませんか?」
「いえ、特に……。家族が喜んでくれれば」
「女神ですか!」
谷野の叫びに周りは笑い声を上げている。
颯田はその光景を酷く遠く感じていた。
あの時の彼女も母親と縫った婚礼衣装に身を包み、幸せそうに笑っていた。自分の母親も目元を拭い、同僚たちは羨望の眼差しで自分を見ていた。
「颯田さん?」
心配そうにアシュリンが声を掛けてきた。
「ああ、すみません。あんまり綺麗だったから、見惚れてました」
「ありがとうございます」
にこりと花が咲くように笑い、隣にいた東吾はそっとアシュリンの腰に手を回し自分の方へ引き寄せていた。
見せつけるようにアシュリンの頬にキスをする。
自分の顔が強張るのが分かる。
「東吾さん、見せつけないで下さいよぉ。ああ、俺も彼女欲しい」
また笑い声が上がる。
瑞貴はそっと俯いた。視界の片隅で東吾があの傲慢な笑みを浮かべるのが見えた。
「東吾、そういうの止めて」
ひやっとするほど冷たい声だった。
吃驚して顔を上げると冷たい表情でアシュリンが東吾を見上げていた。
「見せつけなくても、いいだろう? そんなに信じられないのか?」
「……すみません」
心底怒りを感じている顔のアシュリンに東吾は少し顔を蒼褪めさせて謝罪していた。
「颯田さんのお姉さんが多胎児だから心配して電話を掛けてきてくれたのも、誤解しているだろう。麻美さんも双子だから、悩みがあったら相談にのるって言ってくれたんだ。無事に産みたいと誰の為に思っているのか少し考えろ」
「……はい」
「あんまり、馬鹿なことを考えていると静江姉様の所に家」
「いつでもいらっしゃい! お姉ちゃん大歓迎してよ!」
「あらあら、うふふふ。アシュリンは私の妹なのよ。静江さんは引っ込んでいて下さるかしら」
アシュリンがしまったという顔をしていたが、沙紀と静江が静かな戦いを初めてしまった。
「すみませんでした、颯田さん。麻美さんと柚香さんによろしくお伝えください」
「いえ、姉さんたちがそんなことをしていたとは知りませんでした。俺も誤解されるような行動をしてすみません」
頭を下げる瑞貴に東吾も「すまない」と小さい声で呟いていた。
アシュリンが瑞貴の目を見てほんの少し悲しげな顔をしたように見えた。
そのまま東吾を促して、義姉たちがいるテーブルに向かった。
「はい、大丈夫です。あの、茅夜姉様」
「本当に? 産婦人科ってこんなに混むのね。私は縁がなかったから知らなかったわ」
嘆息したのは東吾の兄・正人の妻の静江だった。
「静江姉様もお仕事は大丈夫なのですか?」
「ウフフ、有給とったから大丈夫よ。この後、彩さんも合流するからランチに行きましょう。アシュリンも少し悪阻が治まってきたのでしょう? お姉ちゃんが奢っちゃうわあ」
「創作和食のお店でね。魚料理が美味しいお店なのよ。個室を予約しているから、ゆっくりできるわよ」
如何にもキャリアウーマンといった感じの静江はプライベートでもきっちりした薄い紫色のツイードのツーピースを着こなしていた。
一方茅夜はシフォンのふんわりとしたオフホワイトのブラウスにスリットの入った黒レースのタイトスカートの品の良い色気のある姿だった。
その二人が、絶世の美少女を挟んで座っているのはかなり目立っていた。
診療室に入ってきた二人の美女に林田は茫然としていた。
「うちの愚弟がいつもお世話になっております。これからは私たちが交代で可愛い妹の診療に付き添いますので、林田先生にはどうかご安心なさってください」
「え、ええ。アシュリンさんお姉さんたちがついてくださって良かったですね」
「はい。義理の兄が来てくれると言ってくれたのですが、見た目が反社会勢力の人に見えますので……他の妊婦さんにショックを与えてしまうと思います。お姉様たちはお忙しい方たちなのですが、来てくださいました」
「あ、…そう。気遣ってくれてありがとうね」
真顔で結構酷いことを言っているアシュリンに林田は引き攣った笑いを浮かべて礼を言う。
「本当に医者だというのに社会的信用がないってどうなのかしら、あの東吾は」
林田の後ろに並んだケースワーカーとカウンセラー、二人の研修医を見て茅夜は溜息をつく。
「……申し訳ありません」
「もう! アシュリンが謝ることじゃないのよ。お姉ちゃんに任せなさい!」
にこにこ笑いながら、何気に鋭い視線を送ってくる静江にこれはこれで強烈ねと林田は内心嘆息する。
「はい、今日のです。どうぞ」
林田に差し出されたエコー写真を見てアシュリンは口元を綻ばせ、静江と茅夜は無言のまま写真を見つめ、アシュリンに分からないようにそっと目元を拭っていた。
「男の子かしらね、女の子かしら。それとも両方?」
「一卵性ですから、どちらかですよ」
「あら! 素敵ね!」
「……男の子」
そう呟いたアシュリンが視線を上げて、瑞貴の方を見た。
物問いたげな翡翠色の瞳に見つめられ、背中が粟立った。
ほんの一瞬あの頃に戻ったような気がした。
「アシュ」
「さ、もう行きましょう。彩さんが心配しているわ」
「そうね、心配した挙句、騒いじゃうものね、彩さんは」
「……急ぎましょう」
すっとアシュリンは立ち上がると慌てた様に林田に頭を下げて、診察室から出て行った。
静江と茅夜は瑞貴の方を見て、強い視線を送ってくる。
手を出すなと言わんばかりの視線だった。
三人が出て行った後、林田はぐったりとデスクに凭れ掛かって
「申し訳ないけど、お水くれないかしら」
「……お疲れさまです、林田先生」
「高見沢先生も強烈だけど、こっちはこっちで凄いわね。あの子に何かあったら、私殺されるのかしら?」
瑞貴は黙り込んでいた。
そうだろう、あの人に何かあれば、その原因を作った者を決して許さないだろう。
それは自分もだ。
「颯田君?」
看護師に渡された水を飲みながら、俯いた瑞貴に声を掛けた。
「あ、はい」
「大丈夫? なんか睨まれてたみたいだけど」
「前にアシュリンさんに会った時、お一人で帰ろうとしていたので送ろうかと声を掛けたのを誤解されました。妊婦さんなのにヒールの高い靴だったので、心配だったんですけど」
「なるほどね。颯田君イケメンだし、遊んでそうに見えるものね」
「林田先生、酷い誤解ですよ」
「おっと、ごめんなさいね。まあ、関わらないほうがいいわね。君子危うきに近寄らずよ」
「はは、肝に銘じます」
そう言いつつ、そんなことは不可能だろうなと思っていた。
「しかし、すごい顔ぶれだったな」
礼服の首元を緩めながら伊手は溜息をついた。
今日は東吾とアシュリンの結婚披露宴に呼ばれていた。
東吾は身内と最低限呼ばなければならない人達だけと言っていたが、その身内も最低限呼ばれた人々も社会的地位の高い人達だった。
警察官僚、有名弁護士、裁判官、自衛隊の海将、一佐クラスの人間が何人もいた。
アシュリンの実の祖父母である称号持ちの貴族もいて、自分たちも医者であり世間一般では社会的地位の高い方だと思っていたがレベルが違うなと苦笑いする。
「綺麗でしたね。アシュリンさん」
ぼうっとした様子で感嘆の溜息を漏らす。伊手も同意する。
宮廷衣装のようなゴールドの刺繍が施されたプリンセスラインのウェディングドレスはアシュリンにとても似あっていた。
膨らみかけたお腹でも目立たないドレスで来賓にカーテシーで挨拶をする様は絵画のようだった。
色打掛とカラードレスにお色直しをしていたが、どの姿も溜息が出るほど美しかった。
伊手たちの席にも挨拶に来た時、褒めるとアシュリンはげっそりとした顔をしていた。
「三着で許してもらったんです」
隣の東吾が苦笑いしていた。なんでも、アシュリンに何を着せるかで、身内の女性たちが凄まじい攻防になったらしい。
アシュリンを気に入った東吾の曽祖母がいそいそと伝来の色打掛を持ち出して来て、それにトラウマのある祖母の藤子が顔色を変えて反対して、盛大な喧嘩になった。
静江や茅夜が間に入り、髪に牡丹の生花と蝶の髪飾りをして現代風にしてはどうかと提案に藤子もそれならと渋々折れたのだった。
アシュリンの祖母も嫁入りの際に公爵家から持ってきたティアラとネックレスをつけて欲しいと言いだして、見た目に寄らず少女趣味のアシュリンの母親カティはドレスが選べないと泣きだしてしまった。セレクトショップオーナーの梨華が様々なデザインのウェディングドレスを持ってきて、何とかティアラに合う、カティの納得のいくウェディングドレスを選びだした。
カラードレスは更に凄まじく、双方の義姉たちが集結して、梨華のコネでブライダルショップを借り切って、専門のカメラマンを呼び、カタログでも作るのかという勢いで前撮りをして一番似合うカラードレスにしたとのことだ。
「アシュリンさん、自分で選んだものがないじゃないですか。後悔とかしませんか?」
「いえ、特に……。家族が喜んでくれれば」
「女神ですか!」
谷野の叫びに周りは笑い声を上げている。
颯田はその光景を酷く遠く感じていた。
あの時の彼女も母親と縫った婚礼衣装に身を包み、幸せそうに笑っていた。自分の母親も目元を拭い、同僚たちは羨望の眼差しで自分を見ていた。
「颯田さん?」
心配そうにアシュリンが声を掛けてきた。
「ああ、すみません。あんまり綺麗だったから、見惚れてました」
「ありがとうございます」
にこりと花が咲くように笑い、隣にいた東吾はそっとアシュリンの腰に手を回し自分の方へ引き寄せていた。
見せつけるようにアシュリンの頬にキスをする。
自分の顔が強張るのが分かる。
「東吾さん、見せつけないで下さいよぉ。ああ、俺も彼女欲しい」
また笑い声が上がる。
瑞貴はそっと俯いた。視界の片隅で東吾があの傲慢な笑みを浮かべるのが見えた。
「東吾、そういうの止めて」
ひやっとするほど冷たい声だった。
吃驚して顔を上げると冷たい表情でアシュリンが東吾を見上げていた。
「見せつけなくても、いいだろう? そんなに信じられないのか?」
「……すみません」
心底怒りを感じている顔のアシュリンに東吾は少し顔を蒼褪めさせて謝罪していた。
「颯田さんのお姉さんが多胎児だから心配して電話を掛けてきてくれたのも、誤解しているだろう。麻美さんも双子だから、悩みがあったら相談にのるって言ってくれたんだ。無事に産みたいと誰の為に思っているのか少し考えろ」
「……はい」
「あんまり、馬鹿なことを考えていると静江姉様の所に家」
「いつでもいらっしゃい! お姉ちゃん大歓迎してよ!」
「あらあら、うふふふ。アシュリンは私の妹なのよ。静江さんは引っ込んでいて下さるかしら」
アシュリンがしまったという顔をしていたが、沙紀と静江が静かな戦いを初めてしまった。
「すみませんでした、颯田さん。麻美さんと柚香さんによろしくお伝えください」
「いえ、姉さんたちがそんなことをしていたとは知りませんでした。俺も誤解されるような行動をしてすみません」
頭を下げる瑞貴に東吾も「すまない」と小さい声で呟いていた。
アシュリンが瑞貴の目を見てほんの少し悲しげな顔をしたように見えた。
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