【R18】溺愛ハッピーエンド

ななこす

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【25】幼なじみに押し倒される理由*

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直くんのお風呂上がりの匂いに、胸が切なくなる。それでも素直になるのは恥ずかしかった。
だって私、さっきまで先生の家に上がって、あんな淫らなことをしていたのに……。

「直くんのバカっ……」

こうして、直くんを責めることしかできない。直くんはそれでも黙って私を抱きしめた。
この初恋に決着をつけないと、前へ進めないのに。

「どうしたら俺の気持ちがわかる? 好きって言っただけじゃ足りないのか?」

どさりとベッドに押し倒される。直くんは私にのしかからないように手をついて膝を立てた。

「わ、ワタナベさんは……」
「知らねえよ。俺に構ってくるけどつきあってはない」

そこまできっぱりと言われるともう何も言い返せない。直くんは私の腕を取るとぎゅっと力を込めた。しかし痛くはない。しっかりと握られているだけで。
見上げていた直くんの顔が悔し気に歪む。

「お前は? 一緒に公園にいたやつは誰? 何してたんだよ」

どきりとした。公園――と言えば、この前先生と一緒にいたあの時の公園しか思い浮かばない。
あの時、直くんがいたのかと想像すると恐ろしかった。

「……見たの? あの日……」

直くんは何も答えない。それが答えだろう。
あの日直くんは私を見たのだ。先生にスカートの中を弄らせていた私を。快楽に溺れて腰を揺らす私を。
急に恥ずかしくなって泣きたい気持ちに襲われる。

「見たよ。公園で、お前が喘いでるところ……」

直くんを唇を噛みしめて言った。なんて場面を見られたんだろう。恥ずかしすぎて消えたい。
私が顔を覆っていると、直くんがその手を解いた。
直くんは――私が初めてイッてたところも見てたんだ。

「誰に触らせてたんだよ。腰振って、あんあん喘いで、俺が見てることにも気づかずにあんな感じて……。俺はお前しかこんなことしてないのに」
「あっ……」

直くんがふたつの胸の膨らみを揉み始めた。やわやわと味わうようにした後は、シャツの上から先端に口づける。
徐々に尖っていく先端を口に含まれ、直くんの唾液がシャツを濡らす。
堪えきれずに直くんの腕に手を添えると、初めてシャツを捲り上げられ、ブラジャーからはみ出した乳房が露わになった。
先の尖りが布からはみ出て、それを見つけた直くんに口づけられる。

「直くん、あ、あ……おっぱい、そんなにしちゃやだぁ」

本音は嫌でもなんでもない。しかし恥ずかしくてどうしようもない。
直くんは私の訴えが本心がしゃないことをわかっているのだろう。ちゅぱちゅぱと音を立てて乳首を愛撫し、ちゅるりと吸い上げた。
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