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case4. 略奪◇25
しおりを挟む「エルミーユ、あんたの婚約者もこんなフェザーのような感触を持っているのかもね?」
「.....え?」
「でも俺たちから離れることは許さないよ。獣人なんかと結婚なんてさせないから。」
「....獣人?」
「は?.....獣人なの?!」
アーチとエルミーユが交互に言葉を放つとアーサが乳首を責めながらもエルミーユに顔を近付けた。
「....心あたりある?」
じっと艶のある瞳でアーサに見つめられ問い詰められて、エルミーユの唇からは思わずふっと吐息が漏れる。それを見てアーサが興奮したように唇を一舐めするも、またすぐに尋問を始めた。
「獣人はハンターに友好的だとは言われてるけど社交場に招待される獣人なんて限られてるんじゃない?」
エルミーユは撫で回されながらもすぐに思い当たる一人の獣人の名を口にした。
「....れ、レオベルド....教官....。」
「.....教官?」
「で、でも彼は、戦闘での私の指南役でっ....、そんな関係には成り得ないはず.....んッ」
「つまり戦闘力を買われたわけだね。より強い子孫を残すために。」
「えっ?!」
「ああ、師弟関係とかやっぱ深い関係なんじゃん。俺の予想が当たっちゃったなあ。」
「アーサがイライラしてる理由はこれだったのかあ~」
アーチがふわふわとクリトリスの周りを撫でていく。柔らかいフェザーにエルミーユの愛液がつくと糸を引かせた。
「エルミーユはこんな軽い刺激でも大洪水だね。そんな風に責めてるつもりなかったのに、仕方ないなあ。」
フェザーになっていない側面の羽根部分をエルミーユの割れ目に沿って、立てるようにして縦に食い込ませる。
アーチが上下にシュコシュコと羽根を動かすと、秘部に羽根の感触が当たりエルミーユの腰を浮かせた。
「あッああ....んんッ───」
割れ目に分厚い羽根がバラバラと食い込むが、柔らかすぎる感触と濡れすぎた愛液のせいでその刺激はやはり微弱なものだった。
エルミーユは羽根に秘部を擦り付けようと腰を律動させるが、快楽の欲が増すばかりでただ自分を焦らしているに過ぎなかった。
「すっごい、クリトリスがそそり立ってる~。」
「早く羽根で撫でてほしい?」
2人の問い掛けに急ぐようにして頭を縦に振るエルミーユ。ずっと待ち構えた刺激がようやくくると思ったが、それは期待以上のものだった。
アーチが羽根ペンを反対に持ち替え、万年筆のペン先でクリトリスをつつき始めたのだ。
「んああッッそれ、それもっとぉ...」
「エルミーユはいつの間にドMになっちゃったのかなあ。」
「散々針責めしてたのはどこのどいつだよ。」
クリトリスを指で剥き出し、裏側をひたすらペン先でつついていくアーチ。
ツン、ツン、ツク、ちゅくッ....
刺すように、ではなく、あくまで撫でるようにペン先で責めていくと、その間のあるリズムにエルミーユの腰が跳ねる。もっともっと強く速くつついて欲しいのにと身体を捩らせても、アーチは決してリズムを変えない。
「アっやっ、やっ、やんッ」
「ああまたエルミーユ股が開いてきちゃってるよ~?そんなに見て欲しいの??」
「やあっ」
「仕方無いなあ」
乳首を責めていたアーサがアーチの元に移動すると、エルミーユの膝を曲げ足を開かせた。エルミーユのナカは蠢き、すでにパックリと口が開いている状態だった。
「さっき俺が吸血した痕が残ってる...。いやらしいね、俺のエルミーユ。」
アーサが股の間に割って入ると、エルミーユのパクパクと蠢く膣穴に沿って羽根を這わせる。ゾワリとした感触にエルミーユはだらしない声を響かせた。
「ああ~っ、ン、いやあぁ。もっと、もっと強いのがいいのにぃ」
「今は休憩中だよ??俺らも休みたいからこれで我慢しな?」
「い、イやあ」
膣襞がプルプルと震え、その真ん中を羽根のフェザー部分で往復させる。フェザーがエルミーユの愛液であっという間にダマになると、今度は側面の分厚い羽根を立て、膣穴の真ん中を狙ってゾワリゾワリと責めていった。
アーチも横からエルミーユのクリトリスを変わらずペン先で優しくつついている。
愛液がベッドのマットレスに浸透するほど濡れているが、2人は構わずひたすらエルミーユを焦らし続けた。
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