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知らない国から知らない国へ
③
しおりを挟む「峠を越えた先に森がある。森を抜ければ民家がみえるはずだ。」
逃げた馬を1頭、あっという間に捕まえてきたダンさん。私に手綱を手渡して言った。
「え、え?? あ、あの……」
「俺に話しかけるな。とっとと行け。」
私を一瞥したっきり、すぐにそっぽを向いてしまったダンさんが、崖の下に向かって指笛を鳴らす。
ついさっき私に血を『差し出せ』とか言っていたくせに。すでに私には無関心なのか、じっと崖の下を見つめている。
彼の横顔を見ていれば、耳が尖っている事に気がついた。もしかして『吸血鬼』というやつなのだろうか?
(ダンさんも王子様同様、私がなんの魔法も使えない人間だからもういらないってことなのかな?)
ワイバーンという魔物が現れた危機的状況でも、なにも出来なかった私を見て、魔法が使えない人間だと判断したのかもしれない。
それでもダンさんに命を救われたことに変わりはない。
威圧的かと思えば急に素っ気ないし、少し怖い気もするけれど、勇気を出して彼に近づく。
「あの、ダンさん、」
すると、崖の下から風が吹き荒れ始める。小さな竜巻のように吹き上がり、不気味なまでの骨張った羽が大きく開かれる。
今度は目の前に大きなコウモリが現れた。
「きゃあッッっ!!!」
さっきのワイバーンよりは小さいのに、異様な手足の長さと鋭い牙、そしてなによりも白目に驚いてしまう。
とはいえ、姿形はコウモリなのに燕尾服のようなものを着ている。
「騒ぐな人間。こいつは俺の幻獣だ。俺はこいつと共にさっさと宿舎に戻る。」
「えっ……げ、げんじゅう?」
ダンさんが私の方も見ずに言った。
黒目がない瞳で、コウモリがこちらを見ているのが分かった。
恐怖に一瞬後退りしそうになるも、コウモリが長い手足を折り曲げて、私の前で跪いた。
「怖がらせてしまい申し訳ありませんお嬢様。私、ダン様の側近として仕えております、スキュラと申します。以後お見知りおきを。」
大きなコウモリが頭を垂れて、挨拶をした。
まさか言葉が話せるとは思わず。それでも紳士的な対応につい私も返してしまう。
「は、初めまして。ハルと申します。」
「ハル様。」
頭が持ち上がり、白目がじっと私を見据える。
手を胸元に添えるスキュラさんは、黒と赤の燕尾服がけっこう似合っているかもしれない。
「してダン様。このハル様はダン様の新たな餌にあられますか? それとももしや、」
「うるさいぞスキュラ。この薄汚い人間はただのゴミだ。俺には無関係だ。」
「そうでございましたか。」
「行くぞ。」
スキュラさんが再び羽を広げ、絶崖から飛び立つ。ダンさんが彼の背中に飛び乗った。
(ウソ! まさか私、このまま置いてかれる?!)
慌てて彼らに向かって手を伸ばした。
「ま、待って!!!」
でもスキュラさんが軽く会釈したのみで、私は本当にその場に置いてかれてしまったのだ。
やっぱり、私になんの力もないと思って不要になったのだろう。
しばらく呆然とその場に立ちすくし、暗くなってきた空に浮かぶ満月を見上げ、途方に暮れてしまった。
ダンさんの耳もスキュラさんの耳も尖っていたし、牙もあった。
ワイバーンという竜のような魔物もいたし、魔法というものもどうやら存在する世界らしい。
この世界は、人間と人間以外の生き物が共存する世界なのだろうか?
ようやく気を奮い立たせた私は、崖道を下り、森を目指していた。
馬で下ればきっと早いのだろうけど、馬の乗り方なんて知らない。馬は逃がしてしまった。
もう何時間下っただろうか。途方もない道のり。
足元は日本の歩道のように舗装されておらず、でこぼこで歩きずらい。何度もつまずいた。
それでもせめて生きることからは目を背けたくない。
せっかく生きながらえた命なのだから。
(お腹空いたな……そういえば朝からなにも食べていないかも。)
自分のお腹が鳴る。
時計もないから何時かは分からないけれど、もう周りはすっかり暗い。
大きな満月や星がたくさん出ているお陰で足元はよく見えている。
あと少しで森の入口。でも森に入ってしまえば、きっと月や星の明かりが木々に消されてしまう。
今日は崖の下で休んだ方がいいかもしれない。
座り込んで、悲鳴を上げる膝を休ませれば、どっと疲れが全身にのしかかる。
ぼうっとする頭が、次第に真っ白になっていく。意識を手放しそうなところで、どこからか犬の遠吠えが聞こえた。
ワオォォオ"オォオ"オ"オ"オ"オオ"ン"
(え? なに? 野犬? 違う、狼?!)
あちこちから遠吠えが聞こえる。
夜を切り裂くような大きな遠吠え。なにか大きな生き物を彷彿とさせた。
武者震いがして、思わず意識を覚醒させる。
遠吠えの数が増えるに連れ、身体中が震え上がり、涙があふれた。
(いやだ……こわい、怖い怖い怖い……!!!)
ずっと我慢していたのか、涙がとめどなくあふれ出す。
ストーカーも怖いけれど、やっぱり見知らぬ世界で大きな生物に殺されるのも充分怖い!!
走りたくとも、もう走れるほどの気力は残されていない。
ただその場でうずくまり、すすり泣くことしか出来なかった。
しばらくすると、狼の悲鳴のような声が聞こえた。
ギャインギャインッっ
びくりと肩が上がり、そっと森の方を見る。
キャウウンっッ、ギャィンッ
何匹かの狼が、うめき声を上げるみたいに鳴き声を響かせている。
(ちがう、崖の上の方からだ!!)
森から聞こえたと思った鳴き声は、どうやら自分の真上から聞こえてくる。
思わず立ち上がり、真上を見上げる。
すると、一匹の狼が降ってくるのが見えた。
「っ!!! なに?!!」
その場から慌てて離れ、でもすぐに地面に叩きつけられるような音が聞こえた。
もう、何がなんだか。
本当に1分たりとも生きた心地がしない!
とても地面に叩きつけられた狼を見る気にはなれず、一旦木々の影に隠れようと森の方に走る。
でも私を覆う大きな影がビュウッと風を起こし、私の目の前に降り立った。
一瞬おののくも、咄嗟に腕で風を避けようと顔を隠す。
羽の影が、ついさっきも見た形だった。
「ハル様!」
「す、スキュラさん!?!」
目の前には、息を切らすスキュラさんの姿があった。
彼がすぐに間合いを詰め、私の手を取る。取られた手を見れば、人間と同じ5本指だ。
何か様子がおかしい。足を引きずっている? 少し怯えながらも、大きなスキュラさんを見上げた。
すると白目が、困ったように下がった。
「驚かせてしまいすみません! ですがすぐに来ていただきたいのです!」
「ど、どうされたのですか?」
「ダン様が……その、狼の群れと戦った際に、怪我を負ってしまい……」
「スキュラさん!! 足から血が!!」
彼の細まった右足首からは、赤い血が流れている。後ろから噛まれたのだろうか? スキュラさんの後ろには、血の血痕が残っている。
「大変!! すぐに手当しないと!!」
しゃがんで、ジーパンのポケットからハンカチを取り出す。お粗末ながらも、足首に巻いて止血させた。
「……私は幻獣の使い魔にございます。このようなことをしていただかなくとも、」
「すみません、こんなことでしかお役に立つことが出来ず! 私がなんの力もないばっかりに……」
思えば元いた世界でも、私は誰に大して役に立つような人間じゃなかった。
ただ毎日毎日怯えて、本当の自分を偽り、ナンパやストーカーから逃げることばかり考えてきた。
女性ばかりの工場で、全身を覆うような白衣を着て、ただ流れてくる製造ラインで淡々と同じ作業だけをしてきた。
自分の不甲斐なさに嫌気が差す。再び目の前が霞んだ時だった。
「そんなことはございません。と、今はそんな悠長に見惚れている場合では……。と、とにかく私と共に来てください!」
「えっ」
「失礼!」
ふわりとスキュラさんに横向きに抱きかかえられる。温かい毛並の感触に、胸の奥がじんわりと温くなる。
刺々しい真っ黒な羽を広げたスキュラさんが宙を舞った。
「実は、ダン様がアンデッドウルフに襲われ重症でして!」
「あああ、アンデッドウルフ?!」
「はい、一突きでは死なない厄介な狼にございます! 群れで襲ってきたため私も少々手こずってしまい、その隙にダン様が腰を噛み千切られて、」
「か、噛み千切られた……??」
ぞっとするような言葉に、身震いする。それと同時に、自分がダンさんをどう助けられるのかと考えあぐねた。
「あの! それにしてもダンさん、さっきはスキュラさんに乗って飛んでいかれましたよね? なぜまだ崖の上にいるんです?」
「……それは、」
私をふと見下ろすスキュラさん。なにか言いたげな口元で、声を噛み殺す。どうやら返答に躊躇っているようだ。
「あ、あれです!」
スキュラさんに促され目を向ければ、崖を背に、血だらけになって座っているダンさんがいる。
「嘘でしょ?! ダンさんッ!!」
私はスキュラさんの腕から飛び降りるように、ダンさんの元に駆け寄る。
(ひッッっ)
おびただしい血の量と、スキュラさんの言っていた『噛み千切られた』という言葉が本当だと分かり、思わず口元に手をあてた。
腰がえぐれているのだ。思わず凄惨な姿に目を背ける。
私に気付いたダンさんが、そっと私を見上げた。
「……な、なぜ貴様、ここに、」
「ダン様!! 彼女を連れて参りました!! すぐに吸血で治癒を!」
「チっ……余計なことを……」
スキュラさんの言葉に絶句する。
(治癒? もしかして、私の血を飲めばダンさんの怪我が治るってこと?!)
最初は『餌』だと言っていたから、彼らにとって人間の血は食事なのかと思っていた。
でも本当は治癒の効果が目的だったのだろうか?
スキュラさんが私をここまで連れてきたのも頷ける。
今そんなこと考えている暇はないと、しゃがんで、ダンさんの前でパーカーの首周りの裾を引っ張る。
「ダンさん!! 飲んでください!! 私の血でよければ!」
「……い、やだ。」
「ええええ!? な、なぜです?」
「嫌だ。俺は、女の血は飲まないと決めている」
「こんな時になにを言って……!」
(まさか、さっきも飲まなかったのはやっぱり私が『女』だから?! なにか女の人にトラウマでもあるのか……、それとも……)
「ダン様、失礼ながら男の血ばかり飲んでいるから婚期を逃すのですよ?!」
「ちょっ、お、おまえは黙ってろ、スキュラめっ」
ああ、やっぱり。
私は確信してしまった。
ダンさんは男色の気があるのだ。だって、彼ほど美しい男性を女性は放っておかないはず。
それならいくらでも女性の血は飲みたい放題なのに。
きっと男性が好きなのだろう。だから男性の血しか飲みたくないのだ。
「すみません、確かに私は『男』ではありません! でも、私はさっきダンさんに助けてもらいました! そのお返しがしたいんです!」
「……やめろ。どっかいけ。」
それでもダンさんは私を軽く押しやった。
男性が好きなだけでなく、もしや女性嫌いでもある? そうまでして女性が嫌なら、しょうがない。
ダンさんの隣に落ちていた剣を取る。そして自分の首元に刃をあてた。
「おいッ!!! 何をしているふざけるな!!」
「ふざけていません! 女性が嫌いだとしても、今はダンさんの命がかかっているんです!」
「…………は?」
一瞬、呆気に取られた表情になったものの、すぐにダンさんに剣を取り上げられた。
彼の左腰からはドクドクと赤黒い血が流れ、地面に水たまりを作っていく。
あまりの光景に、自分の目に涙がたまる。
「……すみません。私がなにも出来ないばかりに……。でもどうか、どうかお願いですから……わたしの血を、飲んでください……」
ぽろぽろと涙がこぼれると、ダンさんが深いタメ息を吐いた。
「……貴様の泣き顔は酷くそそる。」
ダンさんがグッと私の腕を握り、引き寄せた。
その勢いで、ダンさんの片方の太ももに跨って乗ってしまう。
「いいか? 貴様から血を差し出してきたのだ。貴様がどうなろうが知らんからな」
背中に手を回されて、束ねた髪を握り横に引っ張られる。
首筋がダンさんの唇に触れた瞬間、どっと自分の心臓が大きく一揺れする。
チクリと小さな痛みを感じ、自分の脈が熱くなるのを感じた。
「ん……っんゃ、あ、」
「おい、変な声出すな」
「や、ぁ」
「俺を煽るな……。んっ。……ハア。なんだこれは……っ」
「ああ、そんなに吸っちゃ!」
「美味い、美味すぎるっ……」
吸われては舐められ、吸われては舐められを繰り返されて妙な気持ちになってくる。
牙が刺された痛みはあまりなかった。でもダンさんの熱い舌が首筋に這わされ、仰け反りそうになる。
(ダンさん……女性は嫌いなくせに、無我夢中で私の血、飲んでる……。)
必死に喰らいついてはいるものの、私の背中に回された腕はいつしか私の腰をつかみ、引かれていた髪は離され、いつの間にか私の頭を優しく撫でている。
急に震え上がるほどの気持ちよさを覚え、ダンさんの腕に必死にしがみついた。
「だめ……ダンさん、そんなに舐めちゃぁ、」
「ハア。美味い……。甘い。柔らかい。こんなに甘美で官能を誘う香りの血は初めてだ……んン」
そういって耳を撫でられた。
首筋から降りてくるダンさんの唇が、鎖骨にいくつものキスを落とす。
自分とダンさんの心臓の音が交互に響いてうるさい。
息が荒くなり、次第に頭の中身が沸騰する。
(ダンさんって、ほんとはすごく優しいんじゃ……)
そんなことをぼんやり思いながら、私は意識を失った。
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