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第2章 永遠の夏
16.業火に飛びこむ
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サイクルショップたけだで受け取ったクロスバイクは、真っ赤でピカピカでかっこいい。アルバイトとして働いてからしばらく経っているが、どこかへ乗って出かけるのはこれが初めてだ。なんだかもったいなくてここぞというときのために倉庫にしまっていたけれど、今日がまさにそのここぞというときだ。これからあたしは、永遠の夏にとらわれてしまった海というお姫様を救いに行くんだ!
サウナのような状態の倉庫から自転車を出して玄関先に止め、いったん部屋に戻る。たったこれだけの運動でもう汗をかいていた。これから長旅だし、シャツを着替えておこう。
生活に必要な荷物は最小限にとどめてある。だってほかにいろいろと持っていきたいものがあるから。花火とか、うちわとか、ビーチボールとか。一応夏休みの宿題も入れてある。やるかどうか微妙だけど、夏っぽいものには違いないし。その他いろいろ詰め込んだら、リュックサックはパンパンに膨らんだ。入りきらなくて、かき氷機とテントは泣く泣くあきらめることにした。
シャワーを浴びてお気に入りの白いTシャツに着替えたらいざ出発! また外に出るのかと思うとうんざりするくらいの暑さだけど、そこは海との大事な約束があるから、覚悟を決めて日除けのキャップを深くかぶる。
家族には黙って出るつもりだった。両親に言えば進路も決めずに何をフラフラしているのかととがめられるに決まっているし、晴夏は明日誕生日だったので、こんなタイミングで出て行くなんて言うのは気まずい。かわいい妹ではあるけれど、今は友人の一大事だ。少しでも早くかけつけたい。
そんなことを思っていたら、玄関に下りたところで晴夏に見つかってしまった。
「お姉ちゃん、どこに行くの?」
「さあね。行ってみないとわからない」
まさか海の向こう側の世界に行くなんて言えないし。
「ちゃんと帰ってくるよね?」
「まあ、気が向いたらね」
海の問題が解決出来たらの話だけど。
「忘れてるかもしれないけど明日は……」
あたしは耐え切れなくなって、晴夏のほうを振り返った。いつも後をついて来ていた、小さな妹。最近は、足腰に筋肉がついてたくましくなってきた。こうして見下ろせるのも最後かもしれないと思うと急に寂しくなって、あたしはそのフサフサした頭にポンと手をおいた。
「ごめんね、誕生日当日に祝えなくて」
晴夏は口を結んだままうつむいた。
「13歳おめでとう。晴夏はこれからきっともっと大きくなるよ」
それ以上何か言うと動き出せなくなりそうで、振り切るように玄関の扉を開けた。むせかえるような熱気が押し寄せる。
「待ってお姉ちゃん!」
ごめんね、海が待っているから。重たいリュックを背負って、あたしは業火の中へ飛び込む。
「お姉ちゃん!」
自転車に乗ってこぎだそうとしたところで、大事なことを思い出した。
「あ、忘れてた。通学用のギア付き自転車は晴夏にあげるよ。中学生だし、あれじゃもうちっちゃいでしょ」
晴夏はあたしのお古のマウンテンバイクを使っている。誕生日プレゼントとしてはお下がりだからせこいかもしれないけど、せめてもの償いだ。
「いや、そうじゃなくてさ……」
「父さんと母さんによろしく!」
あたしはえいっとクロスバイクをこぎだした。ひとこぎで面白いように進んだ。じゃあね、とベルを鳴らすと、リリーンと気持ちのいい音が鳴った。
振り返らずにこぐ。晴夏は足が速いし持久力もある。絶対に追いつかれないようにぐんぐん加速する。
犬の散歩をしているおじさんとぶつかりそうになり、人気の少ない道へコースを変更した。目指すは紫陽花屋敷。海とこっちで過ごした、思い出の場所。
海、聞こえる? あたし今、家を出たよ。紫陽花屋敷に向かってる。そっちに連れて行って! 誰も見ていないから大丈夫!
民家の少ない田舎道を、自転車はなおも加速する。
やがて雑木林の紫陽花の道にさしかかる。久しぶりに通るそこは、記憶にあった通り涼しくて、鮮やかな紫陽花がまだ咲いている。変なの、もう8月だっていうのに。ここだけ時間が止まっているみたい。
砂利道に入り、あたしは自転車を降りて押して歩いた。あの家は、紫陽花屋敷は、まだあるだろうか。
ちょっとだけのぞいてみよう。好奇心が首をもたげた。最後に行ったのはあの夏の日だから、もう10年以上も経ったことになる。ひょっとしたら取り壊されているかもしれない。当時でさえかなり傷んでいたから。
葉っぱのざわめきが、場違いな自分をくすくす笑っているようだった。
よそ者が 自転車なんかで 何しに来たのかしら
あたしはたまらなくなって、リンリンリーンとベルを鳴らした。まるで魔よけの鈴だ。
怖くない。こんなところに誰もいやしない。ちょっと確かめてくるだけ。紫陽花屋敷は今も存在しているのか。雑草におおわれて、寂しく家主の帰りを待っているのか。2階の窓はあの日あたしが開けたままになっているのか。それとも、もう別の家が建っているのか。別の誰かが住んでいるのか。
「あった……」
ほっとしたような、でも薄気味悪い、変なため息が漏れた。
記憶の中にあるよりも、むしろ息づいて見える。大きくて古めかしい、2階建ての洋館。相変わらず屋根の一部は壊れたままで、壁にはつる草がびっしり。その足元で、紫陽花だけが青々と輝いている。
雑草が生い茂っているけれど玄関までの道筋は何となくできていた。もしかして今も誰かが出入りしている?……
ふと視線を感じて、2階のバルコニーを見上げた。10年前、あそこから足を踏み外した。思い出すと足の裏がヒヤッとする。窓は閉まっていた。
入ろうか、どうしようか。さっきこっちを見ていたのは何だったのか。もし本当に家主がいたのだとしたら、かなり気まずいことになる。
やっぱりやめよう、と決めて回れ右をした瞬間「よう」と声をかけられて心臓が止まりそうになった。
「ひゃっ……なんだ海か。おどかさないでよもう」
「ひどいな、人をお化けみたいに」
まあ実際お化けみたいなもんか、とひとり納得する海。紫陽花みたいな青紫のTシャツを着ていた。
「あれ、ここってもう海の向こう側?」
「そういうこと」
いつの間に切り替わったのか、全然わからなかった。
「こっちにもあるんだ、紫陽花屋敷」
「まあな。思い入れのある数少ない場所だし」
「さっき、窓のところに誰かいたような気がしたけど……」
「幽霊か?」
「い、いるの?」
「知らね」
「海の世界のことなのに!」
「いい自転車だな」
海はあたしの非難を軽く受け流して、クロスバイクを指さした。
「うん。バイトしてもらったの。かっこいいでしょ!」
「ポンコツな働きぶりに見合わないくらい、いいな」
「げっ、なに、見てたの?」
「見たくて見たわけじゃねえけど。あのとき、俺のこと呼んだだろ?」
あたしはサイクルショップたけだで店番していたときのことを思い出す。脚立でぐらついてもう終わりだと思ったとき、心の中で海に助けてと叫んだ。でも、実際に助けてくれたのは達緒さんだった。
恥ずかしさと同時に、怒りがこみ上げてきた。
「そうだよ。聞こえてたならどうしてあのとき助けてくれなかったの!?」
「別に、俺が介入しなくても大丈夫だっただろ?」
「そうだけど……」
「俺は救急隊員でもないしスーパーヒーローでもない。いつでも助けてもらえると思われても困る」
「うん……わかってるよ」
海は紫陽花屋敷と反対の方向へ歩き出した。さっきの人影が気になるけれど、おいていかれたくないので向きを変える。
しばらく、無言で歩く。
ポケットに手を突っこんだままの海は、ときどき砂利道の石ころを蹴っ飛ばした。なんだか、ちょっと怒ってるみたいだ。
沈黙に耐え切れなくなったあたしは、リュックの中身について話した。
「いろいろ持ってきたんだけど、海は何がしたい? とりあえず夏っぽいものがいいかなと思って、花火とかビーチボールは持ってきたよ。あ、でも昼間から花火ってのもつまらないか。砂浜でビーチバレーしよう。せっかくだから、何か賭ける?」
パンパンに膨れたあたしのリュックサックを海はあきれたように見た。
「本気だったのか」
「もちろん。ふたりで海の青春を取り戻そうよ!」
「そんな恥ずかしいセリフ、よく堂々と言えるな……」
「ちょっと、ひとりだけすかすのはやめてよ。こっちが痛いやつみたいになるじゃん」
あんまり乗り気じゃないみたい。まったく、せっかく重たい荷物を背負って来たのにさ。
サウナのような状態の倉庫から自転車を出して玄関先に止め、いったん部屋に戻る。たったこれだけの運動でもう汗をかいていた。これから長旅だし、シャツを着替えておこう。
生活に必要な荷物は最小限にとどめてある。だってほかにいろいろと持っていきたいものがあるから。花火とか、うちわとか、ビーチボールとか。一応夏休みの宿題も入れてある。やるかどうか微妙だけど、夏っぽいものには違いないし。その他いろいろ詰め込んだら、リュックサックはパンパンに膨らんだ。入りきらなくて、かき氷機とテントは泣く泣くあきらめることにした。
シャワーを浴びてお気に入りの白いTシャツに着替えたらいざ出発! また外に出るのかと思うとうんざりするくらいの暑さだけど、そこは海との大事な約束があるから、覚悟を決めて日除けのキャップを深くかぶる。
家族には黙って出るつもりだった。両親に言えば進路も決めずに何をフラフラしているのかととがめられるに決まっているし、晴夏は明日誕生日だったので、こんなタイミングで出て行くなんて言うのは気まずい。かわいい妹ではあるけれど、今は友人の一大事だ。少しでも早くかけつけたい。
そんなことを思っていたら、玄関に下りたところで晴夏に見つかってしまった。
「お姉ちゃん、どこに行くの?」
「さあね。行ってみないとわからない」
まさか海の向こう側の世界に行くなんて言えないし。
「ちゃんと帰ってくるよね?」
「まあ、気が向いたらね」
海の問題が解決出来たらの話だけど。
「忘れてるかもしれないけど明日は……」
あたしは耐え切れなくなって、晴夏のほうを振り返った。いつも後をついて来ていた、小さな妹。最近は、足腰に筋肉がついてたくましくなってきた。こうして見下ろせるのも最後かもしれないと思うと急に寂しくなって、あたしはそのフサフサした頭にポンと手をおいた。
「ごめんね、誕生日当日に祝えなくて」
晴夏は口を結んだままうつむいた。
「13歳おめでとう。晴夏はこれからきっともっと大きくなるよ」
それ以上何か言うと動き出せなくなりそうで、振り切るように玄関の扉を開けた。むせかえるような熱気が押し寄せる。
「待ってお姉ちゃん!」
ごめんね、海が待っているから。重たいリュックを背負って、あたしは業火の中へ飛び込む。
「お姉ちゃん!」
自転車に乗ってこぎだそうとしたところで、大事なことを思い出した。
「あ、忘れてた。通学用のギア付き自転車は晴夏にあげるよ。中学生だし、あれじゃもうちっちゃいでしょ」
晴夏はあたしのお古のマウンテンバイクを使っている。誕生日プレゼントとしてはお下がりだからせこいかもしれないけど、せめてもの償いだ。
「いや、そうじゃなくてさ……」
「父さんと母さんによろしく!」
あたしはえいっとクロスバイクをこぎだした。ひとこぎで面白いように進んだ。じゃあね、とベルを鳴らすと、リリーンと気持ちのいい音が鳴った。
振り返らずにこぐ。晴夏は足が速いし持久力もある。絶対に追いつかれないようにぐんぐん加速する。
犬の散歩をしているおじさんとぶつかりそうになり、人気の少ない道へコースを変更した。目指すは紫陽花屋敷。海とこっちで過ごした、思い出の場所。
海、聞こえる? あたし今、家を出たよ。紫陽花屋敷に向かってる。そっちに連れて行って! 誰も見ていないから大丈夫!
民家の少ない田舎道を、自転車はなおも加速する。
やがて雑木林の紫陽花の道にさしかかる。久しぶりに通るそこは、記憶にあった通り涼しくて、鮮やかな紫陽花がまだ咲いている。変なの、もう8月だっていうのに。ここだけ時間が止まっているみたい。
砂利道に入り、あたしは自転車を降りて押して歩いた。あの家は、紫陽花屋敷は、まだあるだろうか。
ちょっとだけのぞいてみよう。好奇心が首をもたげた。最後に行ったのはあの夏の日だから、もう10年以上も経ったことになる。ひょっとしたら取り壊されているかもしれない。当時でさえかなり傷んでいたから。
葉っぱのざわめきが、場違いな自分をくすくす笑っているようだった。
よそ者が 自転車なんかで 何しに来たのかしら
あたしはたまらなくなって、リンリンリーンとベルを鳴らした。まるで魔よけの鈴だ。
怖くない。こんなところに誰もいやしない。ちょっと確かめてくるだけ。紫陽花屋敷は今も存在しているのか。雑草におおわれて、寂しく家主の帰りを待っているのか。2階の窓はあの日あたしが開けたままになっているのか。それとも、もう別の家が建っているのか。別の誰かが住んでいるのか。
「あった……」
ほっとしたような、でも薄気味悪い、変なため息が漏れた。
記憶の中にあるよりも、むしろ息づいて見える。大きくて古めかしい、2階建ての洋館。相変わらず屋根の一部は壊れたままで、壁にはつる草がびっしり。その足元で、紫陽花だけが青々と輝いている。
雑草が生い茂っているけれど玄関までの道筋は何となくできていた。もしかして今も誰かが出入りしている?……
ふと視線を感じて、2階のバルコニーを見上げた。10年前、あそこから足を踏み外した。思い出すと足の裏がヒヤッとする。窓は閉まっていた。
入ろうか、どうしようか。さっきこっちを見ていたのは何だったのか。もし本当に家主がいたのだとしたら、かなり気まずいことになる。
やっぱりやめよう、と決めて回れ右をした瞬間「よう」と声をかけられて心臓が止まりそうになった。
「ひゃっ……なんだ海か。おどかさないでよもう」
「ひどいな、人をお化けみたいに」
まあ実際お化けみたいなもんか、とひとり納得する海。紫陽花みたいな青紫のTシャツを着ていた。
「あれ、ここってもう海の向こう側?」
「そういうこと」
いつの間に切り替わったのか、全然わからなかった。
「こっちにもあるんだ、紫陽花屋敷」
「まあな。思い入れのある数少ない場所だし」
「さっき、窓のところに誰かいたような気がしたけど……」
「幽霊か?」
「い、いるの?」
「知らね」
「海の世界のことなのに!」
「いい自転車だな」
海はあたしの非難を軽く受け流して、クロスバイクを指さした。
「うん。バイトしてもらったの。かっこいいでしょ!」
「ポンコツな働きぶりに見合わないくらい、いいな」
「げっ、なに、見てたの?」
「見たくて見たわけじゃねえけど。あのとき、俺のこと呼んだだろ?」
あたしはサイクルショップたけだで店番していたときのことを思い出す。脚立でぐらついてもう終わりだと思ったとき、心の中で海に助けてと叫んだ。でも、実際に助けてくれたのは達緒さんだった。
恥ずかしさと同時に、怒りがこみ上げてきた。
「そうだよ。聞こえてたならどうしてあのとき助けてくれなかったの!?」
「別に、俺が介入しなくても大丈夫だっただろ?」
「そうだけど……」
「俺は救急隊員でもないしスーパーヒーローでもない。いつでも助けてもらえると思われても困る」
「うん……わかってるよ」
海は紫陽花屋敷と反対の方向へ歩き出した。さっきの人影が気になるけれど、おいていかれたくないので向きを変える。
しばらく、無言で歩く。
ポケットに手を突っこんだままの海は、ときどき砂利道の石ころを蹴っ飛ばした。なんだか、ちょっと怒ってるみたいだ。
沈黙に耐え切れなくなったあたしは、リュックの中身について話した。
「いろいろ持ってきたんだけど、海は何がしたい? とりあえず夏っぽいものがいいかなと思って、花火とかビーチボールは持ってきたよ。あ、でも昼間から花火ってのもつまらないか。砂浜でビーチバレーしよう。せっかくだから、何か賭ける?」
パンパンに膨れたあたしのリュックサックを海はあきれたように見た。
「本気だったのか」
「もちろん。ふたりで海の青春を取り戻そうよ!」
「そんな恥ずかしいセリフ、よく堂々と言えるな……」
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