43 / 56
第2章 永遠の夏
▽高速の風になる
しおりを挟む
もう見て見ぬふりをするはやめにしよう。
彼がそう決心したのは、千夏という少女が高校3年生になった頃のことだった。進路に悩んでいる彼女を見て、自分も成長しなければいけないと思ったらしい。
そっちはいばらの道だが、彼が望むならば私も応援しよう。
彼は今生の別れのつもりで、勇気をもって少女に決意を表明した。しかし彼女は彼の想定よりも激しく怒って砂を蹴散らした。死を受け入れようとしている彼に向かって、彼女は何か心残りがあるからずっとここにとどまっていたのではないかと問いかけた。
心残りならたしかにある。
彼は夕闇の水平線に流れていく星を見て、どうかあと少しだけこの時間が長く続きますようにと願った。
それを叶えるのは私にとって難しいことだったが、気持ちは痛いほど伝わった。私は空にいくつもの星を投げ飛ばし、美しい景色を見た少女が少しでも長く見ていたいと思うように努めた。
すると彼女は、私と彼の思惑を軽く飛び越えて、一緒に青春をしようと言い出し、半ば強引に彼に約束をさせた。
彼は本当にいいのだろうかとためらいながらも、少女の提案を受け入れることにした。これが最後の思い出になるかもしれないと思うと、時間感覚のずれによるリスクがあるとわかっていても断り切れなかった。
それから彼は老婦人のところへ行き、ついに紫陽花屋敷の2階の扉を開く覚悟を決めたことを話した。少女のことを託し、結果がどうなったかは天候で合図をして伝える約束をした。老婦人はとても寂しがったがそれは表に出さず、彼の行く末を案じて、応援するわと笑顔で見送った。
少女がリュックサックにたくさんの青春的なものを詰めこんで再びやってきてから、彼は久しぶりに本当に心から楽しんでいた。私も微力ながら彼らの思い出が最高のものになるようにところどころアシストした。軽い悪ふざけのつもりが少女を必要以上に怯えさせてしまったことが何度かあり、やりすぎだったと反省している。
翌日紫陽花屋敷へ向かうバスの中で、少女は彼の意思を確認した。彼ははっきり、生きて現実世界に戻りたいと言った。それは私が知るかぎりここへ来て初めてのことだった。彼らの思いをくみ、バスになった私はなるべくゆっくりと走った。つかの間の夏休みだったが、これがどれほど彼に勇気を与えたことか。私は少女に拍手を送りたい。
少女がしぶしぶ彼の言うことをきいて紫陽花畑に向かったあと、私は暗い気持ちで彼についていった。屋敷の階段を一段上がるごとに苦痛に顔を歪める彼を見て、余計なお世話だとわかっていながらも、そんなに嫌なら無理をしなくていい、今ならまだ引き返せる、と語りかけずにはいられなかった。遠い昔に私が縫い合わせた胸の辺りの傷口が再び開きかけていた。
そしてついに扉の向こうの失われた記憶と対面したとき、彼の心の内側で嵐が吹き荒れた。堤防が決壊し、ずっと忘れていた心の穴の暗闇が、キャンバスの黒い絵に反応して完全に呼び覚まされた。まずいことに、その反応は強烈で彼にもコントロールできないようだ。今にも膝から崩れてしまいそうな彼を支えてやりたくても、私には見守ることしかできなった。
若い頃の彼の母親は、異様な黒い靄に怯えていた。彼が必死につむいだ言葉を容赦なく突き放し、自分は何も知らないと泣き叫んだ。
彼は完全に自分の形を保てなくなり、キャンバスの暗い闇の中へと引きずりこまれていく。
だめだ、そっちへ行ったら戻れなくなるぞ!! もう少し踏ん張るんだ!!
私はどうにかして彼を引きとめようとしたが、こんな声援は何の役にも立たなかった。どうすることもできないまま、彼は闇に飲みこまれていく。ならば私もあとを追おうと思ったが、彼を飲みこんだキャンバスはもう満腹だといわんばかりに私をはじき返した。
あとには、縮こまって震えている彼の母親だけが残った。
くそっ、こんな絵に彼の希望を奪われるとは。私のせいだ……どうして彼の根源的な深い闇の部分を部屋の真ん中に、それもでかでかとしたキャンバスにして置いてしまったんだ。どうすれば彼を取り戻すことができる?……
……そうだ、忘れていた。紫陽花畑にいる老婦人と少女に、このことを伝えなければ。彼女なら、彼を助け出せるかもしれない!
私は高速の風になり、屋敷から紫陽花畑へすっ飛んでいった。
おーい!! 彼が大変なことになった!! 早く来てくれ!!
急いでいたあまりいろいろなものを吹き飛ばしながら、私は彼女たちのもとへ駆けこんだ。二人ともびっくりしていたが、私の意図は伝わったようだ。
『ちょっと落ち着きなさい』
暴れ馬のように渦巻く私を見かねて、チョウ氏が大声で呼びかけた。
『落ち着いてなどいられない!! 彼の一大事なんだ!!』
『気持ちはわかりますが、そんなに強く風を起こされても私や紫陽花の花びらが吹き飛ばされるだけです。私の管理下でそのような暴挙は許しませんよ』
『ああ、そうだ、ここはチョウ氏の絵の中だ……申し訳ない』
そよ風モードに切り替え、私はチョウ氏に謝罪した。
『よろしい。あの少年に何かあったのですね?』
『私にもよくわからないのだが、黒い絵の中に彼が吸いこまれてしまったのだ』
『ほう、絵の中に……』
チョウ氏は数秒間パタパタと思案するようにホバリングした。
『それは、彼にとってはこちらの紫陽花畑に来ることと似たようなものではありませんか?』
『……言われてみれば、たしかに』
あまりに気が動転していたため気がつかなかった。
『そうでしょう。彼の意思ではなかったという点は気になりますが、以前は写真であれ絵であれ、意のままに出入りしていた彼のことです。もしかすると、そのうちひょっこりと帰ってくるかもしれませんよ』
『おお……十分にありそうな気がしてきたぞ』
彼はそんなにやわなやつじゃない。きっと自分でもどうにか対処しようとするはずだ。
『落ち着いてきたようですね』
『おかげ様で。しかし、ただ手をこまねいているわけにもいかない。彼のために、私は私のできることをしたいんだ』
『わかりました。私もできることは協力しましょう』
『ありがとう。私はとりあえず、紫陽花屋敷へ戻る。うっかりしていたのだが、彼の母親を放置してきてしまった。勝手に出歩いたら何をしでかすかわからない』
『母親ですか』
チョウ氏は私の思考を読み取った。
『なるほど、少々厄介なことになっているようですね。でもあまり乱暴に扱ってはいけませんよ。その方もまた、あの少年にとっては大切な人なのでしょう?』
『困ったことに、そうなんだ。まったく、人間というのは複雑すぎる』
『私は常々思っていましたが、あなたももとは人間なのでは?』
『どうだろうな。いまだに何も思い出せないんだ……』
千夏という少女がもしも彼の世界に戻ることに決めたらその時は頼むとチョウ氏に伝えて、私は紫陽花畑を後にした。彼女ならきっとすぐに戻ると言い張るだろう。
冷静さを取り戻しつつも急いで紫陽花屋敷に戻ると、彼の母親はまだ2階の奥の部屋にいた。膝をついて胸に手を当て、過呼吸ぎみになっていた息を整えるのにずいぶん時間がかかっていた。呼吸が落ち着くと、床に落ちた黒いキャンバスをにらみつけ、恐る恐る指でつついた。私は固唾をのんで観察していたが、特に何も起きなかった。
彼女はキャンバスを裏返して部屋の隅っこに立てかけた。もう二度と見たくないというように。
そして「最悪」とつぶやいた。それには私も同感だ。
彼の所在がわからなくなってしまった以上、彼女が彼に危害を加えることはないだろうが、私はこのまま彼女の監視を続けるとしよう。
どうか無事でいてくれ。
私は切に祈った。
彼がそう決心したのは、千夏という少女が高校3年生になった頃のことだった。進路に悩んでいる彼女を見て、自分も成長しなければいけないと思ったらしい。
そっちはいばらの道だが、彼が望むならば私も応援しよう。
彼は今生の別れのつもりで、勇気をもって少女に決意を表明した。しかし彼女は彼の想定よりも激しく怒って砂を蹴散らした。死を受け入れようとしている彼に向かって、彼女は何か心残りがあるからずっとここにとどまっていたのではないかと問いかけた。
心残りならたしかにある。
彼は夕闇の水平線に流れていく星を見て、どうかあと少しだけこの時間が長く続きますようにと願った。
それを叶えるのは私にとって難しいことだったが、気持ちは痛いほど伝わった。私は空にいくつもの星を投げ飛ばし、美しい景色を見た少女が少しでも長く見ていたいと思うように努めた。
すると彼女は、私と彼の思惑を軽く飛び越えて、一緒に青春をしようと言い出し、半ば強引に彼に約束をさせた。
彼は本当にいいのだろうかとためらいながらも、少女の提案を受け入れることにした。これが最後の思い出になるかもしれないと思うと、時間感覚のずれによるリスクがあるとわかっていても断り切れなかった。
それから彼は老婦人のところへ行き、ついに紫陽花屋敷の2階の扉を開く覚悟を決めたことを話した。少女のことを託し、結果がどうなったかは天候で合図をして伝える約束をした。老婦人はとても寂しがったがそれは表に出さず、彼の行く末を案じて、応援するわと笑顔で見送った。
少女がリュックサックにたくさんの青春的なものを詰めこんで再びやってきてから、彼は久しぶりに本当に心から楽しんでいた。私も微力ながら彼らの思い出が最高のものになるようにところどころアシストした。軽い悪ふざけのつもりが少女を必要以上に怯えさせてしまったことが何度かあり、やりすぎだったと反省している。
翌日紫陽花屋敷へ向かうバスの中で、少女は彼の意思を確認した。彼ははっきり、生きて現実世界に戻りたいと言った。それは私が知るかぎりここへ来て初めてのことだった。彼らの思いをくみ、バスになった私はなるべくゆっくりと走った。つかの間の夏休みだったが、これがどれほど彼に勇気を与えたことか。私は少女に拍手を送りたい。
少女がしぶしぶ彼の言うことをきいて紫陽花畑に向かったあと、私は暗い気持ちで彼についていった。屋敷の階段を一段上がるごとに苦痛に顔を歪める彼を見て、余計なお世話だとわかっていながらも、そんなに嫌なら無理をしなくていい、今ならまだ引き返せる、と語りかけずにはいられなかった。遠い昔に私が縫い合わせた胸の辺りの傷口が再び開きかけていた。
そしてついに扉の向こうの失われた記憶と対面したとき、彼の心の内側で嵐が吹き荒れた。堤防が決壊し、ずっと忘れていた心の穴の暗闇が、キャンバスの黒い絵に反応して完全に呼び覚まされた。まずいことに、その反応は強烈で彼にもコントロールできないようだ。今にも膝から崩れてしまいそうな彼を支えてやりたくても、私には見守ることしかできなった。
若い頃の彼の母親は、異様な黒い靄に怯えていた。彼が必死につむいだ言葉を容赦なく突き放し、自分は何も知らないと泣き叫んだ。
彼は完全に自分の形を保てなくなり、キャンバスの暗い闇の中へと引きずりこまれていく。
だめだ、そっちへ行ったら戻れなくなるぞ!! もう少し踏ん張るんだ!!
私はどうにかして彼を引きとめようとしたが、こんな声援は何の役にも立たなかった。どうすることもできないまま、彼は闇に飲みこまれていく。ならば私もあとを追おうと思ったが、彼を飲みこんだキャンバスはもう満腹だといわんばかりに私をはじき返した。
あとには、縮こまって震えている彼の母親だけが残った。
くそっ、こんな絵に彼の希望を奪われるとは。私のせいだ……どうして彼の根源的な深い闇の部分を部屋の真ん中に、それもでかでかとしたキャンバスにして置いてしまったんだ。どうすれば彼を取り戻すことができる?……
……そうだ、忘れていた。紫陽花畑にいる老婦人と少女に、このことを伝えなければ。彼女なら、彼を助け出せるかもしれない!
私は高速の風になり、屋敷から紫陽花畑へすっ飛んでいった。
おーい!! 彼が大変なことになった!! 早く来てくれ!!
急いでいたあまりいろいろなものを吹き飛ばしながら、私は彼女たちのもとへ駆けこんだ。二人ともびっくりしていたが、私の意図は伝わったようだ。
『ちょっと落ち着きなさい』
暴れ馬のように渦巻く私を見かねて、チョウ氏が大声で呼びかけた。
『落ち着いてなどいられない!! 彼の一大事なんだ!!』
『気持ちはわかりますが、そんなに強く風を起こされても私や紫陽花の花びらが吹き飛ばされるだけです。私の管理下でそのような暴挙は許しませんよ』
『ああ、そうだ、ここはチョウ氏の絵の中だ……申し訳ない』
そよ風モードに切り替え、私はチョウ氏に謝罪した。
『よろしい。あの少年に何かあったのですね?』
『私にもよくわからないのだが、黒い絵の中に彼が吸いこまれてしまったのだ』
『ほう、絵の中に……』
チョウ氏は数秒間パタパタと思案するようにホバリングした。
『それは、彼にとってはこちらの紫陽花畑に来ることと似たようなものではありませんか?』
『……言われてみれば、たしかに』
あまりに気が動転していたため気がつかなかった。
『そうでしょう。彼の意思ではなかったという点は気になりますが、以前は写真であれ絵であれ、意のままに出入りしていた彼のことです。もしかすると、そのうちひょっこりと帰ってくるかもしれませんよ』
『おお……十分にありそうな気がしてきたぞ』
彼はそんなにやわなやつじゃない。きっと自分でもどうにか対処しようとするはずだ。
『落ち着いてきたようですね』
『おかげ様で。しかし、ただ手をこまねいているわけにもいかない。彼のために、私は私のできることをしたいんだ』
『わかりました。私もできることは協力しましょう』
『ありがとう。私はとりあえず、紫陽花屋敷へ戻る。うっかりしていたのだが、彼の母親を放置してきてしまった。勝手に出歩いたら何をしでかすかわからない』
『母親ですか』
チョウ氏は私の思考を読み取った。
『なるほど、少々厄介なことになっているようですね。でもあまり乱暴に扱ってはいけませんよ。その方もまた、あの少年にとっては大切な人なのでしょう?』
『困ったことに、そうなんだ。まったく、人間というのは複雑すぎる』
『私は常々思っていましたが、あなたももとは人間なのでは?』
『どうだろうな。いまだに何も思い出せないんだ……』
千夏という少女がもしも彼の世界に戻ることに決めたらその時は頼むとチョウ氏に伝えて、私は紫陽花畑を後にした。彼女ならきっとすぐに戻ると言い張るだろう。
冷静さを取り戻しつつも急いで紫陽花屋敷に戻ると、彼の母親はまだ2階の奥の部屋にいた。膝をついて胸に手を当て、過呼吸ぎみになっていた息を整えるのにずいぶん時間がかかっていた。呼吸が落ち着くと、床に落ちた黒いキャンバスをにらみつけ、恐る恐る指でつついた。私は固唾をのんで観察していたが、特に何も起きなかった。
彼女はキャンバスを裏返して部屋の隅っこに立てかけた。もう二度と見たくないというように。
そして「最悪」とつぶやいた。それには私も同感だ。
彼の所在がわからなくなってしまった以上、彼女が彼に危害を加えることはないだろうが、私はこのまま彼女の監視を続けるとしよう。
どうか無事でいてくれ。
私は切に祈った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
痩せたがりの姫言(ひめごと)
エフ=宝泉薫
青春
ヒロインは痩せ姫。
姫自身、あるいは周囲の人たちが密かな本音をつぶやきます。
だから「姫言」と書いてひめごと。
別サイト(カクヨム)で書いている「隠し部屋のシルフィーたち」もテイストが似ているので、混ぜることにしました。
語り手も、語られる対象も、作品ごとに異なります。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる