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第三章 生き残る選択を探して
異界の命の器
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優人はすぐにミラフテマに行き斧を持って行った。そして
「ご苦労だったね優人君、そして坂梨君、そしてムクハいやハイドンか。」
と、ミラフが顔を怖くして言った。そして
「うまく行きましたわ姉さま。」
と、テマが言った。
「いやー演技って大変だわ。さあ死んでもらいましょう。超能力組織ブラートの一員高月優人さんよ。」
と、ミラフが言った。かなり別人になっていた。
「誰だ。あんたたちは、少なくともミラフとテマじゃないな。」
と、優人が言った。
「そうよ。あたしらはデルタリカだ。名は
沙世だ。」
と、ミラフの姿の沙世が言った。
「あたしはスイラ。」
と、テマの姿をしたスイラが言った。そして坂梨の方を見た。
「ぷ、親に捨てられ、デルタリカ様に捨てられた、どぶ猫がまさかブラートに助けを求めるなんて本当に笑えるわ。」
と、沙世は言った。そして坂梨は顔を下に向けた。優人は怒った。そして聞きたいことが山ほどあった。
「どうしてお前らがいる。どうして僕のことを知っている。どうして僕がここに来ることを知っているんだ。」
と、優人は言った。
「君の質問は要するに、どうして時間を巻き戻しここに来ることをあたしらが知っているか。それは答えることはできないな。だが一つ教えるとしたら、時間を巻き戻したり改変することは神さまを敵に回す可能性がある。そして出来事や物事、考え、想像、空想、妄想、すべて神が決めている。神を敵にしても尚、時間を巻き戻しブラートを助けるか?」
と、沙世が言った。
「そんなことは無い、神が全て決めるなんてことはない、デルタリカが作りあげた嘘話だ。早く本当のミラフとテマを出せ。」
と、優人は言って構えた。ここでは優人は能力を使えないのにだ。
「やはりその気のようだな。」
と、沙世は言った。そして善の斧を構えた。そして
「戦うなら本気で。」
と、スイラが言った。そして悪の斧を構えた。そしてムクハはなぜか消えていた。
「覚悟しな。優人」
と、沙世は言った。そして斧を振りかざし優人に思いっきり攻撃をした。
「優人君、わたしも戦う」
と、坂梨が言った。
「ここでは、あなたたちに勝てる。」
『極炎のレクイエム』
と、坂梨は言った。そして炎で沙世を包んだ。
「あちちち、バカなここでは超能力が使えないはず。」
と、沙世は言って斧で炎を切り裂いた。だがその炎は坂梨の怒りで、すごく燃え盛っている、まるで坂梨の心のように。
「やめろ、やめてくれ、暑い、暑い
、、暑、、い。」
と、沙世はあまりの炎の暑さで気絶してしまった。
「ひ、ひぃ。」
と、スイラは怯えていた。
「戦う気が無いならその斧をおろせ。」
と、優人が言った。すると
「デルタリカ様失敗してしまいました。死を持って償います。」
と、スイラは言って首筋に斧を当てた。
「バカなことはやめろ。」
と、優人はスイラの震える手を止めた。そして斧は足元に落ちた
「なぜ、なぜ?なぜ、わたしを助けたの?なぜ?」
と、スイラは言った。坂梨は何故か沙世の看病をしだした。そして
「こっちが聞きたい。なぜデルタリカの者は皆、自殺をするんだ。意味がわからない。」
と、優人は言った。優人はあの光景を思いだした。
「デルタリカは任務を失敗した者にはキツイ罰を与えるの、死よりもキツイ辛い罰が。一番軽くても家族を崩壊させる罰よ。
でも死んだら罰は無い、だから身近な人や家族を守る。自分の魂をキレイなまま死ぬのが一番なんだ。」
と、スイラが言った。優人は怒りの気持ちしかなく。なんと言えば良いのか分からなかった。そして
「本当のミラフテマはこっちよ。」
と、スイラが優人を連れて行った。すかさず沙世の看病をしていた坂梨もついて行った。
「これがミラフテマよ」
と、スイラは言った。そこには一体の人形があった。
「これがミラフテマ?」
と、優人が言った。
「これは命の器とも呼ばれているの。あれを見て。」
と、スイラが言った。そして人形の頭を指さした。
「なんだ、あの紙」
と、優人言った。真っ白い紙にぎっしりとブラートの一員の名前が書いてあった。だが優人だけ乗っていなかった。そしてブラートの一員を思いだすうちに最大の異変に気づいた。
「そういえばレネいつの間にどこ行ったんだろう。」
と、優人はぼそぼそと言った。
「高月優人あの紙を剥がせば、デルタリカの技は使えなくなる。さあ行くんだ。」
と、スイラが言った。
「だめだよ。僕にはブラートと関わる資格なんてこれっぽっちも無いんだ。」
と、優人が言った。
「何いきなり言ってんだ。ブラートを助けるんだよね。」
と、スイラが言った。
「僕は全然だめだ。だって一番の友達だったレネをこんなに短い時間で忘れてしまった。それに今名前の紙を見なければいろいろ思い出せなかった。僕にとってブラートはただの家以下の居場所。友達を忘れ仲間を忘れるなんてそう言うことだ。」
と、優人は言った。
「それは違うよ、それにここに名前が乗ってないってことはまだ、入って一ヶ月も経って無いんでしょ。今は少し忘れてただけってのもあるよ。これが成功したら忘れないくらい一緒に居られる。だからさそんな寂しいこと言うなよ。さあ紙を取ってきな。敵同士なのにおかしいな。」
と、スイラが言った。スイラはほんのり笑って優人をうらやましそうにみていた。優人はブラートの紙を取った。
その頃レネは優人の空船の中にいた。
「ご苦労だったね優人君、そして坂梨君、そしてムクハいやハイドンか。」
と、ミラフが顔を怖くして言った。そして
「うまく行きましたわ姉さま。」
と、テマが言った。
「いやー演技って大変だわ。さあ死んでもらいましょう。超能力組織ブラートの一員高月優人さんよ。」
と、ミラフが言った。かなり別人になっていた。
「誰だ。あんたたちは、少なくともミラフとテマじゃないな。」
と、優人が言った。
「そうよ。あたしらはデルタリカだ。名は
沙世だ。」
と、ミラフの姿の沙世が言った。
「あたしはスイラ。」
と、テマの姿をしたスイラが言った。そして坂梨の方を見た。
「ぷ、親に捨てられ、デルタリカ様に捨てられた、どぶ猫がまさかブラートに助けを求めるなんて本当に笑えるわ。」
と、沙世は言った。そして坂梨は顔を下に向けた。優人は怒った。そして聞きたいことが山ほどあった。
「どうしてお前らがいる。どうして僕のことを知っている。どうして僕がここに来ることを知っているんだ。」
と、優人は言った。
「君の質問は要するに、どうして時間を巻き戻しここに来ることをあたしらが知っているか。それは答えることはできないな。だが一つ教えるとしたら、時間を巻き戻したり改変することは神さまを敵に回す可能性がある。そして出来事や物事、考え、想像、空想、妄想、すべて神が決めている。神を敵にしても尚、時間を巻き戻しブラートを助けるか?」
と、沙世が言った。
「そんなことは無い、神が全て決めるなんてことはない、デルタリカが作りあげた嘘話だ。早く本当のミラフとテマを出せ。」
と、優人は言って構えた。ここでは優人は能力を使えないのにだ。
「やはりその気のようだな。」
と、沙世は言った。そして善の斧を構えた。そして
「戦うなら本気で。」
と、スイラが言った。そして悪の斧を構えた。そしてムクハはなぜか消えていた。
「覚悟しな。優人」
と、沙世は言った。そして斧を振りかざし優人に思いっきり攻撃をした。
「優人君、わたしも戦う」
と、坂梨が言った。
「ここでは、あなたたちに勝てる。」
『極炎のレクイエム』
と、坂梨は言った。そして炎で沙世を包んだ。
「あちちち、バカなここでは超能力が使えないはず。」
と、沙世は言って斧で炎を切り裂いた。だがその炎は坂梨の怒りで、すごく燃え盛っている、まるで坂梨の心のように。
「やめろ、やめてくれ、暑い、暑い
、、暑、、い。」
と、沙世はあまりの炎の暑さで気絶してしまった。
「ひ、ひぃ。」
と、スイラは怯えていた。
「戦う気が無いならその斧をおろせ。」
と、優人が言った。すると
「デルタリカ様失敗してしまいました。死を持って償います。」
と、スイラは言って首筋に斧を当てた。
「バカなことはやめろ。」
と、優人はスイラの震える手を止めた。そして斧は足元に落ちた
「なぜ、なぜ?なぜ、わたしを助けたの?なぜ?」
と、スイラは言った。坂梨は何故か沙世の看病をしだした。そして
「こっちが聞きたい。なぜデルタリカの者は皆、自殺をするんだ。意味がわからない。」
と、優人は言った。優人はあの光景を思いだした。
「デルタリカは任務を失敗した者にはキツイ罰を与えるの、死よりもキツイ辛い罰が。一番軽くても家族を崩壊させる罰よ。
でも死んだら罰は無い、だから身近な人や家族を守る。自分の魂をキレイなまま死ぬのが一番なんだ。」
と、スイラが言った。優人は怒りの気持ちしかなく。なんと言えば良いのか分からなかった。そして
「本当のミラフテマはこっちよ。」
と、スイラが優人を連れて行った。すかさず沙世の看病をしていた坂梨もついて行った。
「これがミラフテマよ」
と、スイラは言った。そこには一体の人形があった。
「これがミラフテマ?」
と、優人が言った。
「これは命の器とも呼ばれているの。あれを見て。」
と、スイラが言った。そして人形の頭を指さした。
「なんだ、あの紙」
と、優人言った。真っ白い紙にぎっしりとブラートの一員の名前が書いてあった。だが優人だけ乗っていなかった。そしてブラートの一員を思いだすうちに最大の異変に気づいた。
「そういえばレネいつの間にどこ行ったんだろう。」
と、優人はぼそぼそと言った。
「高月優人あの紙を剥がせば、デルタリカの技は使えなくなる。さあ行くんだ。」
と、スイラが言った。
「だめだよ。僕にはブラートと関わる資格なんてこれっぽっちも無いんだ。」
と、優人が言った。
「何いきなり言ってんだ。ブラートを助けるんだよね。」
と、スイラが言った。
「僕は全然だめだ。だって一番の友達だったレネをこんなに短い時間で忘れてしまった。それに今名前の紙を見なければいろいろ思い出せなかった。僕にとってブラートはただの家以下の居場所。友達を忘れ仲間を忘れるなんてそう言うことだ。」
と、優人は言った。
「それは違うよ、それにここに名前が乗ってないってことはまだ、入って一ヶ月も経って無いんでしょ。今は少し忘れてただけってのもあるよ。これが成功したら忘れないくらい一緒に居られる。だからさそんな寂しいこと言うなよ。さあ紙を取ってきな。敵同士なのにおかしいな。」
と、スイラが言った。スイラはほんのり笑って優人をうらやましそうにみていた。優人はブラートの紙を取った。
その頃レネは優人の空船の中にいた。
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