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第二章 新婚生活
12. 永遠の処女!? 冗談じゃない!
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程なくしてアレス様が部屋に戻ってきた。前開きのガウン姿である。雄々しく盛り上がった胸筋がガウンの合わせ目からのぞいている。俺は思わずゴクリと喉を鳴らした。
湯上がりのアレス様はお顔が紅潮していて、目元もほんのりと赤かった。心なしか俺に向けられた視線が粘っこい。アレス様も初夜を待ち望んでいてくれたのかな。
「フィーラン殿。お待たせしました」
「では、俺も入ってきます」
「ごゆっくりどうぞ」
俺は寝室の隣にある浴室に足を踏み入れた。何やらいい匂いがする。メイドが気を利かせて、香油を垂らしてくれたらしい。熟れた果実のような濃厚な匂いを嗅いでいるうちに、俺はその気になっていった。
石鹸を泡立てて全身を洗う。
秘所を清めることも忘れなかった。指を一本入れただけで締まってしまうのに、アレス様の雄々しいモノを受け入れることができるだろうか。
アレス様に組み敷かれたり、アレス様に後ろから突かれたりするんだろうか。俺が上になってアレス様にまたがるよう命じられるかもしれない。どんな行為を要求されても俺は拒まないと決めた。
だって相手は大好きなアレス様だから。アレス様のものになるためならば、なんだってする。フェラチオも……。ちゃんとできるか自信はないけれども、アレス様に気持ちよくなってもらいたい。
俺はキリのいいところでバスタブから立ち上がった。
お湯で温まった体を木綿の布で拭く。胸元の突起を見た時、俺の心は沈んだ。どうして俺の乳首はレナートみたいに可愛らしいピンク色じゃないんだろう。ベージュ色の乳首なんてアレス様のお好みではないかもしれない。
お尻だってどうしてこんなに薄いんだ。もうちょっと肉がついていて、ぷりっとしている方がそそるだろう。
俺が自己嫌悪に浸っていると、浴室のドアがノックされた。
「フィーラン殿? のぼせてはいませんか」
「あ、ごめんなさい。長湯になってしまって」
「無事ならば問題ないですよ」
きっとアレス様は待ち侘びていることだろう。
俺は覚悟を決めた。アレス様とお揃いの前開きのガウンを羽織る。そして帯をぎゅっと締めた。ガウンがはだけた姿を見せたら、淫乱なオメガだと呆れられるかもしれない。
浴室を出て、寝室に戻る。
アレス様が優しい微笑みを浮かべていた。
「フィーラン殿。今日は疲れたでしょう」
「そうですね。緊張しました」
そういえば、男の人はお疲れマラという現象があるんだっけ。疲労が溜まっているとあちらの方が活発になるという俗説だ。来賓の相手をして疲れているのはアレス様も同じだ。お疲れマラになっているかもしれない。
どうしよう。
アレス様のおち×ぽ、ちゃんと喉の奥まで咥えることができるかな? 先走りってどんな味がするんだろう。
俺の頭はこれから起こることでいっぱいで、破裂しそうだった。
「湯冷めをするとよくない。ベッドに来てください」
ついにこの時がやってきたのか。俺はこれからアレス様とエッチなことをする。アレス様に乳首をつままれて、秘所を覗き込まれて、ナカに指やおち×ぽを入れられるんだ。
「失礼します……」
俺がベッドに横たわると、アレス様に髪を撫でられた。至近距離なのでアレス様のフェロモンの匂いが漂ってくる。俺は目を閉じた。唇が震える。始まりの合図はきっとディープキスだ。
「私の天使。愛しています」
アレス様は俺の額にキスをすると、ベッドに寝転んだ。そして穏やかな声で言った。
「おやすみなさい」
「……お、おやすみなさい」
返事をしたものの、俺の頭は混乱していた。今日はエッチなしってこと? 初夜なのに? アレス様はその気じゃないってことなのか。
「本当はフィーラン殿と同衾するなど畏れ多いのですが、私のわがままを許してください。あなたのぬくもりを感じながら眠りにつきたい」
「アレス様、その……」
「安心してください。私の卑しい獣欲をあなたに向けたりはしませんよ。だってあなたは清らかな天使なのですから。天使の処女を奪うわけにはいきません」
アレス様が明かりを消した。
暗闇の中、コトが起こるかもしれないと思い、待機していた俺だが、アレス様の寝息が聞こえてきた。
えっ、もう寝ちゃったの?
俺はアレス様の腕にぎゅっとしがみついた。でもアレス様が起きる気配はない。
これは一体どういうことだろう。アレス様は白い結婚をお望みなのだろうか。それか、俺の性的魅力が乏しいから?
悶々としていると、アレス様の寝言が聞こえた。
「私の天使……。絶対に汚さない」
よしてください! 俺は天使なんかじゃありません。エッチなことに興味津々なただのオメガです。アレス様の赤ちゃんだって欲しいし、永遠の処女だなんて冗談じゃない。
アレス様の腕が伸びてきて、俺を懐に抱いた。
逞しくて力強い腕。こんなに近くにいるのに、俺は今夜求めてもらえなかった。俺に魅力がないからだろう。
目が潤んできた。
俺はアレス様のぬくもりを感じながら、眠れぬ夜を過ごした。
湯上がりのアレス様はお顔が紅潮していて、目元もほんのりと赤かった。心なしか俺に向けられた視線が粘っこい。アレス様も初夜を待ち望んでいてくれたのかな。
「フィーラン殿。お待たせしました」
「では、俺も入ってきます」
「ごゆっくりどうぞ」
俺は寝室の隣にある浴室に足を踏み入れた。何やらいい匂いがする。メイドが気を利かせて、香油を垂らしてくれたらしい。熟れた果実のような濃厚な匂いを嗅いでいるうちに、俺はその気になっていった。
石鹸を泡立てて全身を洗う。
秘所を清めることも忘れなかった。指を一本入れただけで締まってしまうのに、アレス様の雄々しいモノを受け入れることができるだろうか。
アレス様に組み敷かれたり、アレス様に後ろから突かれたりするんだろうか。俺が上になってアレス様にまたがるよう命じられるかもしれない。どんな行為を要求されても俺は拒まないと決めた。
だって相手は大好きなアレス様だから。アレス様のものになるためならば、なんだってする。フェラチオも……。ちゃんとできるか自信はないけれども、アレス様に気持ちよくなってもらいたい。
俺はキリのいいところでバスタブから立ち上がった。
お湯で温まった体を木綿の布で拭く。胸元の突起を見た時、俺の心は沈んだ。どうして俺の乳首はレナートみたいに可愛らしいピンク色じゃないんだろう。ベージュ色の乳首なんてアレス様のお好みではないかもしれない。
お尻だってどうしてこんなに薄いんだ。もうちょっと肉がついていて、ぷりっとしている方がそそるだろう。
俺が自己嫌悪に浸っていると、浴室のドアがノックされた。
「フィーラン殿? のぼせてはいませんか」
「あ、ごめんなさい。長湯になってしまって」
「無事ならば問題ないですよ」
きっとアレス様は待ち侘びていることだろう。
俺は覚悟を決めた。アレス様とお揃いの前開きのガウンを羽織る。そして帯をぎゅっと締めた。ガウンがはだけた姿を見せたら、淫乱なオメガだと呆れられるかもしれない。
浴室を出て、寝室に戻る。
アレス様が優しい微笑みを浮かべていた。
「フィーラン殿。今日は疲れたでしょう」
「そうですね。緊張しました」
そういえば、男の人はお疲れマラという現象があるんだっけ。疲労が溜まっているとあちらの方が活発になるという俗説だ。来賓の相手をして疲れているのはアレス様も同じだ。お疲れマラになっているかもしれない。
どうしよう。
アレス様のおち×ぽ、ちゃんと喉の奥まで咥えることができるかな? 先走りってどんな味がするんだろう。
俺の頭はこれから起こることでいっぱいで、破裂しそうだった。
「湯冷めをするとよくない。ベッドに来てください」
ついにこの時がやってきたのか。俺はこれからアレス様とエッチなことをする。アレス様に乳首をつままれて、秘所を覗き込まれて、ナカに指やおち×ぽを入れられるんだ。
「失礼します……」
俺がベッドに横たわると、アレス様に髪を撫でられた。至近距離なのでアレス様のフェロモンの匂いが漂ってくる。俺は目を閉じた。唇が震える。始まりの合図はきっとディープキスだ。
「私の天使。愛しています」
アレス様は俺の額にキスをすると、ベッドに寝転んだ。そして穏やかな声で言った。
「おやすみなさい」
「……お、おやすみなさい」
返事をしたものの、俺の頭は混乱していた。今日はエッチなしってこと? 初夜なのに? アレス様はその気じゃないってことなのか。
「本当はフィーラン殿と同衾するなど畏れ多いのですが、私のわがままを許してください。あなたのぬくもりを感じながら眠りにつきたい」
「アレス様、その……」
「安心してください。私の卑しい獣欲をあなたに向けたりはしませんよ。だってあなたは清らかな天使なのですから。天使の処女を奪うわけにはいきません」
アレス様が明かりを消した。
暗闇の中、コトが起こるかもしれないと思い、待機していた俺だが、アレス様の寝息が聞こえてきた。
えっ、もう寝ちゃったの?
俺はアレス様の腕にぎゅっとしがみついた。でもアレス様が起きる気配はない。
これは一体どういうことだろう。アレス様は白い結婚をお望みなのだろうか。それか、俺の性的魅力が乏しいから?
悶々としていると、アレス様の寝言が聞こえた。
「私の天使……。絶対に汚さない」
よしてください! 俺は天使なんかじゃありません。エッチなことに興味津々なただのオメガです。アレス様の赤ちゃんだって欲しいし、永遠の処女だなんて冗談じゃない。
アレス様の腕が伸びてきて、俺を懐に抱いた。
逞しくて力強い腕。こんなに近くにいるのに、俺は今夜求めてもらえなかった。俺に魅力がないからだろう。
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俺はアレス様のぬくもりを感じながら、眠れぬ夜を過ごした。
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