44 / 47
第七章 愛の歌
44. 夫夫の愛 ※
しおりを挟む
馬上から望む景色は、平和そのものだった。
ゼガルド領が誇る湖は青空を写し取り、水面に光の粒をきらめかせている。頬を撫でていく風からは、ほんのりと草の匂いがした。
魔族との戦争が起きた際、悲劇の舞台になった場所とはとても思えない。
俺は馬から降りると、戦争の犠牲者のために祈った。
アレス様も地面に立ち、胸に手を当てて黙祷を捧げた。
「私はこの景色を守らなければなりません」
「アレス様はひとりではないです! 俺もいるんですから、無理はしないでくださいね」
「ありがとうございます。あなたの気分転換になればと思って連れ出したのに、気を遣わせてしまいましたね」
「俺、アレス様といられるだけで幸せです」
「私もですよ。フィーラン殿がいれば、他の何も要らない……」
俺たちは丘の上でキスを交わした。
アレス様が舌を絡めようとしたので、俺はたくましい腕の中から逃げ出した。
「お嫌でしたか?」
「まだ日が高いですよ」
「夜ならばいいのですか?」
「……それは」
俺は言葉を濁した。
あまりにも情事に積極的だと、淫乱だと思われてしまうかもしれない。アレス様は清らかな処女が大好きだったお方だ。俺は貞淑な夫でいる必要がある。
「照れておられるのですか。本当に可愛らしい方だ」
アレス様が笑いながら追いかけてくる。
俺もまた満面の笑みを浮かべながら、追いかけっこに興じた。
夫夫揃って、童心に帰って丘の上をぐるぐると走り回る。ふたりの笑い声が青空に吸い込まれていった。
だいぶ体が温まってきた瞬間、俺はアレス様の懐に抱きとめられた。
「もう逃しませんよ」
「濃厚なキスは、今夜のお楽しみにしてください」
「それは……あなたの素肌に触れてもいいということですか?」
「……もちろん。俺はアレス様のものですから」
「嬉しいことを言ってくれる……。ときに、気分は晴れましたか?」
「追いかけっこをして汗をかいたら、なんだか頭がすっきりしました。お屋敷に戻ったら、また譜面とにらめっこをしたいと思います」
「そういう前向きなところ、大好きですよ」
軽く唇を合わせるだけのキスをすると、アレス様は爽やかに笑った。
「私も原稿を頑張れそうです」
「アレス様も締め切りをかかえていたのですか?」
「出版社から新作をせがまれております」
「今度はどんなお話になる予定ですか」
「そうですね。健気なオメガが、愚かなアルファを救う話にしようかな……」
アレス様が俺を抱きしめた。
「フィーラン殿がいなければ、私の人生に光が差すことはなかったでしょう」
「そんな。勿体無いお言葉です」
「相変わらず謙虚ですね。私はあなたにベタ惚れなのだから、もっとわがままになってもいいんですよ?」
「……じゃあ、おねだりをしてもいいですか」
「大歓迎です。何をご所望ですか?」
俺はアレス様の耳元でそっと囁いた。
アレス様の形のいい耳が、赤く染まった。
◆◆◆
夜になった。
湯浴みを終えた俺とアレス様は、夫夫の寝室で抱き合った。ふたりの肌を覆うものはすでに脱ぎ去られている。
俺はアレス様の立派すぎるペニスを咥えた。
アレス様に気持ちよくなってもらうため、ちろちろと細かく舌を動かす。先走りがじゅわりと滲み出てきて、俺の唾液と混ざり合った。唇のはしから透明な糸を垂らしながら、俺は口淫を続けた。
「大好きです、アレス様」
「どんなおねだりかと思えば……私のものをしゃぶりたいだなんて。フィーラン殿、無理をしていませんか?」
「分かってないですね。俺はアレス様にご奉仕したいんです。それに、俺の後ろ……もうびしょびしょですよ?」
俺は足を大きく開いて、アレス様に秘所を見せた。愛液でじゅくじゅくになったいやらしい孔を、アレス様がじっとのぞき込む。俺は指で入り口を拡げて、ひくついたナカをアレス様の眼前に晒した。
「すごく綺麗なピンク色ですね……」
「本当はアレス様のおっきいのが欲しいけど、赤ちゃんができちゃうから。指でナカをかき混ぜてください」
「……その前に、あなたの蜜を味わわせてください」
「あっ」
アレス様が俺の愛液をすすった。
ぬるついた舌が、俺の後孔を舐める。指で入り口を拡げられたあと、尖った舌を差し込まれれば、俺のナカがきゅうんと収縮した。
「アレス様っ! 辺境伯の嫡男ともあろうお方が、口淫なんて。おやめください」
「伴侶を愛して何が悪いのです。ああ、すごい……。蜜があふれてくる……」
「俺、そのっ。ドスケベですみませんっ」
「私も大概ですよ」
アレス様はひとしきり俺の秘所を舐めたあと、顔を離した。形のいい唇がてらりと濡れている。いつもは穏やかな藍色の瞳も、情欲の炎が灯って妖しく燃えている。
俺はアレス様の雄々しい屹立を喉奥まで飲み込んだ。
ちゅぷっ、ちゅぷぷっという水音が夫夫の寝室に響く。
「フィーラン殿は床上手ですね」
「……ついこのあいだまで処女だったのにこんな調子じゃ、軽蔑しますか?」
「まさか。愛情を一生懸命伝えてくれて嬉しいですよ」
「アレス様……。ありがとうございます」
俺はアレス様が放った濃厚なものを、口で受け止めた。
ごくんと喉を鳴らして飲み込めば、アレス様に抱きしめられた。
「本当にあなたは頑張り屋さんですね」
「頑張ってなんかいません! 俺はアレス様の味を知りたかったから、ごっくんしただけです!」
「ああ、私の伴侶はどうしてこんなにも可愛らしいのか……」
アレス様の雄芯がふたたび兆し始めた。
俺はどんどん硬くなっていく肉棒にしゃぶりついた。
ゼガルド領が誇る湖は青空を写し取り、水面に光の粒をきらめかせている。頬を撫でていく風からは、ほんのりと草の匂いがした。
魔族との戦争が起きた際、悲劇の舞台になった場所とはとても思えない。
俺は馬から降りると、戦争の犠牲者のために祈った。
アレス様も地面に立ち、胸に手を当てて黙祷を捧げた。
「私はこの景色を守らなければなりません」
「アレス様はひとりではないです! 俺もいるんですから、無理はしないでくださいね」
「ありがとうございます。あなたの気分転換になればと思って連れ出したのに、気を遣わせてしまいましたね」
「俺、アレス様といられるだけで幸せです」
「私もですよ。フィーラン殿がいれば、他の何も要らない……」
俺たちは丘の上でキスを交わした。
アレス様が舌を絡めようとしたので、俺はたくましい腕の中から逃げ出した。
「お嫌でしたか?」
「まだ日が高いですよ」
「夜ならばいいのですか?」
「……それは」
俺は言葉を濁した。
あまりにも情事に積極的だと、淫乱だと思われてしまうかもしれない。アレス様は清らかな処女が大好きだったお方だ。俺は貞淑な夫でいる必要がある。
「照れておられるのですか。本当に可愛らしい方だ」
アレス様が笑いながら追いかけてくる。
俺もまた満面の笑みを浮かべながら、追いかけっこに興じた。
夫夫揃って、童心に帰って丘の上をぐるぐると走り回る。ふたりの笑い声が青空に吸い込まれていった。
だいぶ体が温まってきた瞬間、俺はアレス様の懐に抱きとめられた。
「もう逃しませんよ」
「濃厚なキスは、今夜のお楽しみにしてください」
「それは……あなたの素肌に触れてもいいということですか?」
「……もちろん。俺はアレス様のものですから」
「嬉しいことを言ってくれる……。ときに、気分は晴れましたか?」
「追いかけっこをして汗をかいたら、なんだか頭がすっきりしました。お屋敷に戻ったら、また譜面とにらめっこをしたいと思います」
「そういう前向きなところ、大好きですよ」
軽く唇を合わせるだけのキスをすると、アレス様は爽やかに笑った。
「私も原稿を頑張れそうです」
「アレス様も締め切りをかかえていたのですか?」
「出版社から新作をせがまれております」
「今度はどんなお話になる予定ですか」
「そうですね。健気なオメガが、愚かなアルファを救う話にしようかな……」
アレス様が俺を抱きしめた。
「フィーラン殿がいなければ、私の人生に光が差すことはなかったでしょう」
「そんな。勿体無いお言葉です」
「相変わらず謙虚ですね。私はあなたにベタ惚れなのだから、もっとわがままになってもいいんですよ?」
「……じゃあ、おねだりをしてもいいですか」
「大歓迎です。何をご所望ですか?」
俺はアレス様の耳元でそっと囁いた。
アレス様の形のいい耳が、赤く染まった。
◆◆◆
夜になった。
湯浴みを終えた俺とアレス様は、夫夫の寝室で抱き合った。ふたりの肌を覆うものはすでに脱ぎ去られている。
俺はアレス様の立派すぎるペニスを咥えた。
アレス様に気持ちよくなってもらうため、ちろちろと細かく舌を動かす。先走りがじゅわりと滲み出てきて、俺の唾液と混ざり合った。唇のはしから透明な糸を垂らしながら、俺は口淫を続けた。
「大好きです、アレス様」
「どんなおねだりかと思えば……私のものをしゃぶりたいだなんて。フィーラン殿、無理をしていませんか?」
「分かってないですね。俺はアレス様にご奉仕したいんです。それに、俺の後ろ……もうびしょびしょですよ?」
俺は足を大きく開いて、アレス様に秘所を見せた。愛液でじゅくじゅくになったいやらしい孔を、アレス様がじっとのぞき込む。俺は指で入り口を拡げて、ひくついたナカをアレス様の眼前に晒した。
「すごく綺麗なピンク色ですね……」
「本当はアレス様のおっきいのが欲しいけど、赤ちゃんができちゃうから。指でナカをかき混ぜてください」
「……その前に、あなたの蜜を味わわせてください」
「あっ」
アレス様が俺の愛液をすすった。
ぬるついた舌が、俺の後孔を舐める。指で入り口を拡げられたあと、尖った舌を差し込まれれば、俺のナカがきゅうんと収縮した。
「アレス様っ! 辺境伯の嫡男ともあろうお方が、口淫なんて。おやめください」
「伴侶を愛して何が悪いのです。ああ、すごい……。蜜があふれてくる……」
「俺、そのっ。ドスケベですみませんっ」
「私も大概ですよ」
アレス様はひとしきり俺の秘所を舐めたあと、顔を離した。形のいい唇がてらりと濡れている。いつもは穏やかな藍色の瞳も、情欲の炎が灯って妖しく燃えている。
俺はアレス様の雄々しい屹立を喉奥まで飲み込んだ。
ちゅぷっ、ちゅぷぷっという水音が夫夫の寝室に響く。
「フィーラン殿は床上手ですね」
「……ついこのあいだまで処女だったのにこんな調子じゃ、軽蔑しますか?」
「まさか。愛情を一生懸命伝えてくれて嬉しいですよ」
「アレス様……。ありがとうございます」
俺はアレス様が放った濃厚なものを、口で受け止めた。
ごくんと喉を鳴らして飲み込めば、アレス様に抱きしめられた。
「本当にあなたは頑張り屋さんですね」
「頑張ってなんかいません! 俺はアレス様の味を知りたかったから、ごっくんしただけです!」
「ああ、私の伴侶はどうしてこんなにも可愛らしいのか……」
アレス様の雄芯がふたたび兆し始めた。
俺はどんどん硬くなっていく肉棒にしゃぶりついた。
23
あなたにおすすめの小説
夫には好きな相手がいるようです。愛されない僕は針と糸で未来を縫い直します。
伊織
BL
裕福な呉服屋の三男・桐生千尋(きりゅう ちひろ)は、行商人の家の次男・相馬誠一(そうま せいいち)と結婚した。
子どもの頃に憧れていた相手との結婚だったけれど、誠一はほとんど笑わず、冷たい態度ばかり。
ある日、千尋は誠一宛てに届いた女性からの恋文を見つけてしまう。
――自分はただ、家からの援助目当てで選ばれただけなのか?
失望と涙の中で、千尋は気づく。
「誠一に頼らず、自分の力で生きてみたい」
針と糸を手に、幼い頃から得意だった裁縫を活かして、少しずつ自分の居場所を築き始める。
やがて町の人々に必要とされ、笑顔を取り戻していく千尋。
そんな千尋を見て、誠一の心もまた揺れ始めて――。
涙から始まる、すれ違い夫婦の再生と恋の物語。
※本作は明治時代初期~中期をイメージしていますが、BL作品としての物語性を重視し、史実とは異なる設定や表現があります。
※誤字脱字などお気づきの点があるかもしれませんが、温かい目で読んでいただければ嬉しいです。
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
回帰したシリルの見る夢は
riiko
BL
公爵令息シリルは幼い頃より王太子の婚約者として、彼と番になる未来を夢見てきた。
しかし王太子は婚約者の自分には冷たい。どうやら彼には恋人がいるのだと知った日、物語は動き出した。
嫉妬に狂い断罪されたシリルは、何故だかきっかけの日に回帰した。そして回帰前には見えなかったことが少しずつ見えてきて、本当に望む夢が何かを徐々に思い出す。
執着をやめた途端、執着される側になったオメガが、次こそ間違えないようにと、可愛くも真面目に奮闘する物語!
執着アルファ×回帰オメガ
本編では明かされなかった、回帰前の出来事は外伝に掲載しております。
性描写が入るシーンは
※マークをタイトルにつけます。
物語お楽しみいただけたら幸いです。
***
2022.12.26「第10回BL小説大賞」で奨励賞をいただきました!
応援してくれた皆様のお陰です。
ご投票いただけた方、お読みくださった方、本当にありがとうございました!!
☆☆☆
2024.3.13 書籍発売&レンタル開始いたしました!!!!
応援してくださった読者さまのお陰でございます。本当にありがとうございます。書籍化にあたり連載時よりも読みやすく書き直しました。お楽しみいただけたら幸いです。
もう一度君に会えたなら、愛してると言わせてくれるだろうか
まんまる
BL
王太子であるテオバルトは、婚約者の公爵家三男のリアンを蔑ろにして、男爵令嬢のミランジュと常に行動を共にしている。
そんな時、ミランジュがリアンの差し金で酷い目にあったと泣きついて来た。
テオバルトはリアンの弁解も聞かず、一方的に責めてしまう。
そしてその日の夜、テオバルトの元に訃報が届く。
大人になりきれない王太子テオバルト×無口で一途な公爵家三男リアン
ハッピーエンドかどうかは読んでからのお楽しみという事で。
テオバルドとリアンの息子の第一王子のお話を《もう一度君に会えたなら~2》として上げました。
※画像は男の子メーカーpicrewさんよりお借りしました。
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
【完結】末っ子オメガ
鉾田 ほこ
BL
「晴にいさま、大好き」
アルファばかりのエリート一家の四人兄弟の末っ子に生まれた 亜季。
思春期の第二性検査を受けるまで、誰もがアルファだと信じて疑っていなかったが、結果は「オメガ」だった。確かに他の息子たちに比べて、身体も小さく、性格もおっとりしていた末っ子オメガ。親戚を含めてアルファばかりで、オメガがいないゆえに扱いがわからない。
だが、はじめは家族の誰一人として末っ子がオメガであることを疎むことなく可愛がっていた。
ある日、転機が訪れる──
末っ子オメガに発情期(ヒート)が訪れ、事故が起こってしまう。それを理由に亜季はひとり家族と離れて暮らすことになった。
そして末っ子は──男娼になって……長男 晴臣と再会する。
すれ違いオメガバース。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる