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第二話:友達になろう?
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「翼禮、本当に大丈夫なの?」
出仕当日の朝、姉が義兄と姪を連れて家に押しかけてきた。
相変わらずの美貌。紅梅匂の襲の女房装束がよく似合っている。
「大丈夫でしょ。葦原国の陰陽術師でわたしよりも強い人はいないもの」
「そういうことじゃなくて!」
姉の美しく流れるような青い黒髪がサラサラと装束の上をすべる。
姉妹なのに、わたしとは大違い。わたしは家族の中で一人だけ髪が朱みがかっている。これも魔女の呪のせいなのかもしれない。
「別に、暴れたりしないってば」
「もう……」
姉は昔からとても心配性だ。特に、同性であるわたしがすることに対してはいつも。
大事に思ってくれているのはわかるけれど、少々口うるさいと思うこともある。
双子である兄はあんなにも能天気なのに。
「翼禮なら大丈夫だよ。私怨で皇帝家を壊滅させたりしないよ。今のところは」
「今のところはって……。兄さんは暢気すぎよ」
「だって、まだ今上帝は評価するにも材料が足りないだろう? 高官時代はかなり有能だったみたいだけど、国を治めるのはまた全然違うことだし。今はまだ翼禮も何かをしてやろうとか考えて無いもんな?」
兄から話を向けられ、わたしは大きくうなずきながら答えた。
「まぁ、今はね。だって情報が足りなさすぎるもの。今わかるのは表の顔はかなり評判がいいってことだけ。裏の情報は全然ない。十九歳で王朝一つ解体したんだから、それなりに何かしているとは思うんだけど、何の噂も流れてこないんだよね。だから探るために仕えるんだよ」
「またそんな密偵みたいなことして……」
「だってわたしたちの〈王〉は別にいるじゃない。人間の王、というか皇帝は別物でしょ? 本当に使えている〈王家〉のためにも、しっかり観察しなくちゃね」
「はあ……。しっかりしてるんだか無鉄砲なんだか……」
「まぁ、いいじゃない。姉さんもそろそろなんでしょ? 今上帝のお姉さんに仕え始めるの」
「美綾子長公主に仕えるのは来月からだからまだ時間はあるわ。今大事なのはあなたのことよ」
姉は美綾子長公主が今より地位の低い郡主だった頃からの知り合いで、そのよしみで来月から仕えることになったのだ。
義兄はもともと蔵人だったが、新王朝が開かれたことにより生家の位が上がり、頭の中将という皇帝の側近に出世した。
姉夫婦は今大内裏で話題の渦中にいる夫婦の一組だ。
「お義兄さん、そろそろ出仕しません? これ以上姉の小言を聞いていたら頭が混乱しそう」
「なんですって?」
幼い姪を腕に抱きながら困ったように笑う義兄に話を振り、わたしはそそくさと家を出た。
両親は新しく開く医院のために近所にあいさつ回りに行っている。
午後からは兄が市場に行き、薬草の買い付けに関する契約をまとめてくるという。
みんな忙しいのだ。姉だって、新しい女房装束や魔導具の準備があるはず。
それなのにわたしのために早朝にやってくるのだから、本当におせっかいというか、優しいというか。
姉をなだめるのは義兄に任せるのが一番いい。
「桜吹雪だ……」
爽やかな春の陽気。時折吹く強い風が、桜の花弁を舞い上げ、街中を華やかに彩っている。
「わたしの棘薔薇とは大違いだな」
たまに思う。この身に宿る呪が、もっと可愛くて優しい花ならよかったのに、と。
水干の大きく開いた袖口が風にはためく。
今の季節はまだいいけれど、夏になったら暑くてたまらない女性神職の規定装束。
仙術師は神職ではないけれど、葦原国での役割を考えると、これが妥当な装束なのだ。
雅な女房装束ではいざというときに戦いづらい。
わたしは桜が舞う中、空から長杖を取り出し、跨って空へと飛びあがった。
梅の木から作られた杖は、しなやかで強く、仙力の伝導率もいい。
一部結晶化した部分も朝陽をキラキラと反射し、とても綺麗だ。
西欧に留学した時は、魔法使いたちがみんな箒に乗っているのを見て驚いたものだ。
杖も短く、魔法族は人間とはほとんど交わらずに生きていた。
結婚も交際も、友達になることすら法律で禁じられていた。
とても息苦しい三年間だった。
だからこそ、この葦原国に帰って来た時、とても安心した。
葦原国では種族が違う者でも婚姻には影響しない。共に生きることができる。
互いに静かな牽制をすることはあるし、緊張感のある関係性の種族も存在する。
だが、だからと言って関わらず生きることを強いられたりはしない。
「まぁ、今絶賛緊張感のある関係性だけど。皇帝家とは」
葦原国には仙子族は少ない。
それゆえ杏守一族は重用されてきた。今になって何故解雇されたのか本当のところはまだわからないが、それはおいおい探っていくとする。
十分ほど経った頃、朱雀門が見えてきた。
「ここからは歩かなきゃ」
さすがに大内裏を飛び回るほど非常識ではない。
杖を降り、朱雀門を通り、応天門の右を抜け、紫宸殿のある内裏へ向かうためにその入り口である健礼門を通った。
紫宸殿につくとすぐに今上帝――主上の御前へと通された。
「頭を上げよ」
「はい」
昨日見たばかりの精悍な顔の青年が口元に笑みを浮かべながら座っていた。
珍しく、洋装だ。文明開化の波は皇帝家にまで及んでいるようだ。
「さっそく頼みがある。頼みというか、仕事だな」
「なんなりとお申し付け下さい」
「うむ。仕事というのは、新しく斎宮となる我が妹の護衛だ。私が皇帝の座に就いたことで、斎宮も先帝の妹君から我が妹へと変わることになった。今度行われる玖藻斎院御禊で玖藻の斎王とともに正式に発表となる。その際に、先帝の一派が何かするやもしれん。妹を護ってほしい。期間は玖藻祭の間の三日間と、陽永神宮までの道中だ」
斎宮が変わるのは予想していたが、斎王が変わらないのには少し驚いた。
王座から引きずり降ろしたとはいえ、先帝もその子供たちも、現皇帝にとっては親族だ。
政とは無縁の場所におり、早くに母親を亡くした現斎王に気を使っているのだろうか。
「かしこまりました。謹んでお引き受けいたします」
「頼んだ」
わたしは頭を下げ、そのまま下がってしまおうと「ほかに御用がないようでしたら仕事もありますのでこれで……」と口にしたら、主上から「ちょっと聞きたいことがある」と引き止められてしまった。
「なんでしょう?」
「齢は幾つだ」
「……十八ですが」
「ほう。ならば問題はないな。私の妻にならないか?」
「……御冗談を。失礼します」
「ちょ、ちょっと待て! 待てってば!」
「……お戯れも常識の範囲内でお願いします」
「あはははは! 噂通りのこざっぱりとした性格のようだな。ますます気に入った」
「はい?」
「妻に、というのは半分冗談だ。私にはすでに妻が三人いるし、さらに二人娶らなくてはならない状況だからな。ただ、友人になってはくれないだろうか、という誘いだ」
「友人、ですか。身分が違いすぎます。それに……」
解雇したくせに何を言ってるんだ、と、言ってやりたくなったが、そこはぐっとこらえて言葉を飲み込んだ。
「私には今優秀な部下しかいない。それと、信頼できる家族。はたから見れば充分なのだろうが、こう、なんでも言い合える友人というものがいないのはちと苦しくてな。翼禮ならば私に楯突くことも容易だろう? そもそも、お前は私など指一本で殺せるのだから」
「……否定はしません」
「じゃぁ、考えておいてくれ。私はお前にとって家族を解雇した憎き相手だろうが、嘘はつかないと誓う」
「……わかりました。熟考させていただきます」
わたしはまた深く頭を下げ、皇帝の御前を後にした。
あぶないあぶない。ついイラっとして棘薔薇が出てしまうかと思った。
それにしても、〈友人〉とは……。
「主上は何を考えているんだろう」
わたしは探す気もない答えを薄ぼんやりと考えながら陰陽省へと向かった。
皇帝家に直々に雇われているとはいえ、所属は陰陽省だ。
特に仕事を言いつけられなかったときは、所属先の仕事を手伝わなくてはならない。
例えその所属先のみんなからよく思われていなかったとしても。
出仕当日の朝、姉が義兄と姪を連れて家に押しかけてきた。
相変わらずの美貌。紅梅匂の襲の女房装束がよく似合っている。
「大丈夫でしょ。葦原国の陰陽術師でわたしよりも強い人はいないもの」
「そういうことじゃなくて!」
姉の美しく流れるような青い黒髪がサラサラと装束の上をすべる。
姉妹なのに、わたしとは大違い。わたしは家族の中で一人だけ髪が朱みがかっている。これも魔女の呪のせいなのかもしれない。
「別に、暴れたりしないってば」
「もう……」
姉は昔からとても心配性だ。特に、同性であるわたしがすることに対してはいつも。
大事に思ってくれているのはわかるけれど、少々口うるさいと思うこともある。
双子である兄はあんなにも能天気なのに。
「翼禮なら大丈夫だよ。私怨で皇帝家を壊滅させたりしないよ。今のところは」
「今のところはって……。兄さんは暢気すぎよ」
「だって、まだ今上帝は評価するにも材料が足りないだろう? 高官時代はかなり有能だったみたいだけど、国を治めるのはまた全然違うことだし。今はまだ翼禮も何かをしてやろうとか考えて無いもんな?」
兄から話を向けられ、わたしは大きくうなずきながら答えた。
「まぁ、今はね。だって情報が足りなさすぎるもの。今わかるのは表の顔はかなり評判がいいってことだけ。裏の情報は全然ない。十九歳で王朝一つ解体したんだから、それなりに何かしているとは思うんだけど、何の噂も流れてこないんだよね。だから探るために仕えるんだよ」
「またそんな密偵みたいなことして……」
「だってわたしたちの〈王〉は別にいるじゃない。人間の王、というか皇帝は別物でしょ? 本当に使えている〈王家〉のためにも、しっかり観察しなくちゃね」
「はあ……。しっかりしてるんだか無鉄砲なんだか……」
「まぁ、いいじゃない。姉さんもそろそろなんでしょ? 今上帝のお姉さんに仕え始めるの」
「美綾子長公主に仕えるのは来月からだからまだ時間はあるわ。今大事なのはあなたのことよ」
姉は美綾子長公主が今より地位の低い郡主だった頃からの知り合いで、そのよしみで来月から仕えることになったのだ。
義兄はもともと蔵人だったが、新王朝が開かれたことにより生家の位が上がり、頭の中将という皇帝の側近に出世した。
姉夫婦は今大内裏で話題の渦中にいる夫婦の一組だ。
「お義兄さん、そろそろ出仕しません? これ以上姉の小言を聞いていたら頭が混乱しそう」
「なんですって?」
幼い姪を腕に抱きながら困ったように笑う義兄に話を振り、わたしはそそくさと家を出た。
両親は新しく開く医院のために近所にあいさつ回りに行っている。
午後からは兄が市場に行き、薬草の買い付けに関する契約をまとめてくるという。
みんな忙しいのだ。姉だって、新しい女房装束や魔導具の準備があるはず。
それなのにわたしのために早朝にやってくるのだから、本当におせっかいというか、優しいというか。
姉をなだめるのは義兄に任せるのが一番いい。
「桜吹雪だ……」
爽やかな春の陽気。時折吹く強い風が、桜の花弁を舞い上げ、街中を華やかに彩っている。
「わたしの棘薔薇とは大違いだな」
たまに思う。この身に宿る呪が、もっと可愛くて優しい花ならよかったのに、と。
水干の大きく開いた袖口が風にはためく。
今の季節はまだいいけれど、夏になったら暑くてたまらない女性神職の規定装束。
仙術師は神職ではないけれど、葦原国での役割を考えると、これが妥当な装束なのだ。
雅な女房装束ではいざというときに戦いづらい。
わたしは桜が舞う中、空から長杖を取り出し、跨って空へと飛びあがった。
梅の木から作られた杖は、しなやかで強く、仙力の伝導率もいい。
一部結晶化した部分も朝陽をキラキラと反射し、とても綺麗だ。
西欧に留学した時は、魔法使いたちがみんな箒に乗っているのを見て驚いたものだ。
杖も短く、魔法族は人間とはほとんど交わらずに生きていた。
結婚も交際も、友達になることすら法律で禁じられていた。
とても息苦しい三年間だった。
だからこそ、この葦原国に帰って来た時、とても安心した。
葦原国では種族が違う者でも婚姻には影響しない。共に生きることができる。
互いに静かな牽制をすることはあるし、緊張感のある関係性の種族も存在する。
だが、だからと言って関わらず生きることを強いられたりはしない。
「まぁ、今絶賛緊張感のある関係性だけど。皇帝家とは」
葦原国には仙子族は少ない。
それゆえ杏守一族は重用されてきた。今になって何故解雇されたのか本当のところはまだわからないが、それはおいおい探っていくとする。
十分ほど経った頃、朱雀門が見えてきた。
「ここからは歩かなきゃ」
さすがに大内裏を飛び回るほど非常識ではない。
杖を降り、朱雀門を通り、応天門の右を抜け、紫宸殿のある内裏へ向かうためにその入り口である健礼門を通った。
紫宸殿につくとすぐに今上帝――主上の御前へと通された。
「頭を上げよ」
「はい」
昨日見たばかりの精悍な顔の青年が口元に笑みを浮かべながら座っていた。
珍しく、洋装だ。文明開化の波は皇帝家にまで及んでいるようだ。
「さっそく頼みがある。頼みというか、仕事だな」
「なんなりとお申し付け下さい」
「うむ。仕事というのは、新しく斎宮となる我が妹の護衛だ。私が皇帝の座に就いたことで、斎宮も先帝の妹君から我が妹へと変わることになった。今度行われる玖藻斎院御禊で玖藻の斎王とともに正式に発表となる。その際に、先帝の一派が何かするやもしれん。妹を護ってほしい。期間は玖藻祭の間の三日間と、陽永神宮までの道中だ」
斎宮が変わるのは予想していたが、斎王が変わらないのには少し驚いた。
王座から引きずり降ろしたとはいえ、先帝もその子供たちも、現皇帝にとっては親族だ。
政とは無縁の場所におり、早くに母親を亡くした現斎王に気を使っているのだろうか。
「かしこまりました。謹んでお引き受けいたします」
「頼んだ」
わたしは頭を下げ、そのまま下がってしまおうと「ほかに御用がないようでしたら仕事もありますのでこれで……」と口にしたら、主上から「ちょっと聞きたいことがある」と引き止められてしまった。
「なんでしょう?」
「齢は幾つだ」
「……十八ですが」
「ほう。ならば問題はないな。私の妻にならないか?」
「……御冗談を。失礼します」
「ちょ、ちょっと待て! 待てってば!」
「……お戯れも常識の範囲内でお願いします」
「あはははは! 噂通りのこざっぱりとした性格のようだな。ますます気に入った」
「はい?」
「妻に、というのは半分冗談だ。私にはすでに妻が三人いるし、さらに二人娶らなくてはならない状況だからな。ただ、友人になってはくれないだろうか、という誘いだ」
「友人、ですか。身分が違いすぎます。それに……」
解雇したくせに何を言ってるんだ、と、言ってやりたくなったが、そこはぐっとこらえて言葉を飲み込んだ。
「私には今優秀な部下しかいない。それと、信頼できる家族。はたから見れば充分なのだろうが、こう、なんでも言い合える友人というものがいないのはちと苦しくてな。翼禮ならば私に楯突くことも容易だろう? そもそも、お前は私など指一本で殺せるのだから」
「……否定はしません」
「じゃぁ、考えておいてくれ。私はお前にとって家族を解雇した憎き相手だろうが、嘘はつかないと誓う」
「……わかりました。熟考させていただきます」
わたしはまた深く頭を下げ、皇帝の御前を後にした。
あぶないあぶない。ついイラっとして棘薔薇が出てしまうかと思った。
それにしても、〈友人〉とは……。
「主上は何を考えているんだろう」
わたしは探す気もない答えを薄ぼんやりと考えながら陰陽省へと向かった。
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