129 / 133
番外編章
【番外編】薬の神ショウリクは悩んでいた 前編
しおりを挟む
※本編の第三章後のエピソードです。三章までの内容に触れています
--------------------
わたしは薬さえあればそれでいいと思っていた。
衣食住を整え、その上で調薬をしたり薬効を調べたり、新たな薬の材料になりそうなものを探して回る。そんな生き方が楽しく、他者と接するのは処方したり治験をする時のみ。
だから友達なんていなかったし、これからも作ることはないと思っていた。
しかしある日、旧食事の神を支持する目標を掲げた神――管理の神バージルの派閥に入ったことで転機が訪れた。ただしそれは決して良いことではない。
なぜなら、わたしは罪を犯したからだ。
調薬に適した環境の提供。
過去の薬の神が発見した薬に関する情報提供。
それにつられて、とんでもないことの片棒を担いでしまった。
未だかつて実現した者などいなかった神の力を抑える薬。これは提供された過去の薬の神の情報に案が含まれており、それをベースにわたしが完成させたものだ。
無味無臭で、どんな神でもこれを飲むと神の力を発揮できなくなる。
限られた時間しか効果がないというネックはあるが、これも改良を重ねていけばどんどん延びていくだろう。そう思うとわくわくした。
そう、わたしはこれが罪であるという自覚がありながら楽しんでいたのである。
薬を作ること自体は罰されることではない。人間たちはどうかわからないが、わたしは薬の神なのだから。
しかしそれを悪用し、フードファイトを汚したこと……そして管理の神の真なる目的を手伝ってしまったことは罪に他ならなかった。
今ならわかる。
過去にこの薬を考案した者は、わたしと違い途中で思い止まったのだと。
だから未完成だったし、実現した者などいなかったのだ、と。
(――その結果がとんでもない裁判フードファイトに繋がった。食事の神たちはわたしも、管理の神のことも赦したが……)
前代未聞のフードファイトを繰り広げ、最後には和解するという懐の深さを見せた食事の神たちを目の当たりにし、わたしはようやく自分の過ちに気がついた。
薬は悪事にも人助けにも使える。
そして、そのどちらに使おうが薬は薬だ。
しかし……だからといってわたしが薬を究めるために罪を犯していいわけがなかった。恥ずかしくてもう人前に出ることすらできない。
静かに法廷を去り、日を改めて裁いてもらおうかと考えたが、その時に旧食事の神の巫女がわたしを祭りじみたフードファイトの会場へと連れ出したのである。
彼女もまた被害者だったにも関わらず、一緒に料理を作った仲だからという理由だけで。
そうしてわたしは犯罪の幇助をしたにも関わらず、食事の神たちの意向もあって不問となった。管理の神のように天から罰も与えられていない。
悩んでいるのはそのせいだ。
誰にも罰されていないことが気まずくて仕方ない。
(ど、どんな顔をして会えばいいんだ……!?)
旧食事の神の巫女、コムギはわたしと友達になった。向こうからの申し出だ。
彼女と食事の神の結婚式には祝い事として出席したが、それも恐る恐るである。
だがとても楽しく、受け入れてもらえたことも嬉しかったのを覚えている。だからだろうか、なにか行事がなくても下界へ降りて会いに――遊びに行きたくなったのは。
司っているものによるが、天界の神は基本的に下界への興味が薄い。
それは我々が下界の概念に影響されるのではなく、我々が影響を及ぼす側だという自覚があるからだ。
それ故に下界を侮っている。必要なものはすべて天界にある気さえしてくる。――かつてわたしもそうだった。
だが、食事の神との縁で下界にたびたび降りては様々なものを満喫している神がここのところ散見されていた。
わたしも行きたい。
しかしどの面下げて行けばいいのか!
(首謀者である管理の神は遠慮なく赴いているようだが、あ、あいつは食事の神と打ち解けているようだった。つまり手本にはならない)
友達などいらないと思っていたのに、いざ出来てみるとこの有様である。
こうして悩んでいる間に結婚式から数年が経っていた。これはまずい。人間はすぐに老いて死んでしまうのだ。
コムギに会いに行きたいなら早くしなくては。
(……)
鏡をちらりと見る。
生姜色の髪と目。コムギと異なり貧相だが背丈だけはある体。耳に付けた錠剤型の耳飾りも含め、生まれ落ちた時から一切変わっていない。
しかしコムギは違う。結婚式の時でさえ初めて会った時よりも少し成長していた。
それを怖いと思うなら、それこそ急がねば。
わたしは頭の中で自分の背を叩き、家の外へと一歩踏み出す。
さあ――気が変わらないうちに、と、友達に会いに行こう。
***
「わあ! ショウリク様、いらっしゃいませ!」
「ショウリクが来るなんて珍しいな、どうしたんだ?」
テーブリア村にある食事処デリシア。
その扉を開くとコムギと食事の神が揃って声をかけてきた。
向かいのテーブルでは旧食事の神がツナマヨのホットサンドをこれでもかと両頬に詰め込んでいる。恐らく詰まっているのは一個分ではない。
それにしても……コムギはともかく食事の神とは親しくしていなかったというのに、結婚式以降も顔と名前を憶えていたらしい。
――ということはわたしの黒歴史も覚えているということだ。
ついついそんなことを考えてしまい、回れ右して天界へと帰りたくなる。
しかし蚊の鳴くような声で「少し様子を見にきただけだ」と伝えると、張り切った様子のコムギにイスへと座らされてしまった。
しかもよりにもよって食事の神の向かい側だ。せめて五席は離してほしかった。
「丁度これからお昼ご飯を作るところだったんです、賄いになりますがショウリク様も食べていきませんか?」
「わ、わたしも?」
すでに旧食事の神が食べているホットサンドだろうか、と視線をやると、言いたいことを察したコムギが「あれは間食ですよ」と笑いながら言う。
そしてあれよあれよという間にわたしも昼食を頂くことになった。
あんな楽しげな目で見られて断りきれるはずがないだろう。
しかし待ち時間が気まずすぎる。
なにか話題に出すべきか、それとも大人しく黙っておくべきか。そう迷っている間に食事の神のほうから口を開いた。
「元気にしてたか? 俺たちって天界にあんまり行かないだろ、フライデルたちはしょっちゅう遊びにきてくれるけど天界から出ない神の近況が全然わかってなくてさ」
「ま、まあ、変わらずといったところだ」
折角話しかけてくれたというのに素っ気ない返答になってしまった。
違う、こんな返答ではなくもっと気の利いたことを言いたいというのに……!
必死になって考えていると食事の神が声を潜めて「ちょっと相談があるんだが」と言った。旧食事の神には聞こえているだろうが、そちらは問題ないらしい。
「本人は隠してるみたいだけど、最近コムギの体調が良くないみたいで」
「……!?」
「でもああやって料理は自分で作るって譲らないんだ。それは嬉しいんだけど心配でさ、なにかよく効く薬ってないか?」
それは由々しき事態だ。
季節は夏。下界の――フルーディア王国の夏は暑い。
南国の本格的な暑さと比べればそうでもないかもしれないが、四季がある国なら慣れない暑さで体調を崩すこともままあるだろう。
「先ほど見た感じでは熱にやられたようではない様子だったが……他にも様々な原因が思い浮かぶ。後で本人から話を聞いてもいいだろうか」
「ああ、頼む」
「調薬のために必要な知識でどれほど診れるかわからないが、全力を尽くそう。だが急を要すると判断したら医学の神のもとへ連れていくぞ?」
医学の神アイスレームは引き籠り体質な神で、天界どころか家からも出てこない。
ただし来る者は拒まないので本人を直接連れて行けば診てもらうことが可能だ。わたしとも面識があるので橋渡しもできる。
そう伝えると食事の神は感謝した様子で両手を合わせた。
「ありがとう、恩に着るよ!」
「お、恩など……」
恩を感じてもらえるような立場ではないのに。
思わずそんなことを言いそうになって口を引き結ぶ。困らせるだけだ。
するとそこへコムギが「できましたよ!」と明るい声と共に戻ってきた。
声だけ聞くと体調不良などとはとてもじゃないが思えない。コムギはわたしと食事の神の前へと皿を置く。
それはほうれん草とベーコンを使ったトマトパスタだった。
彩りの鮮やかさだけでなく香りも食欲を刺激する。わたしの皿にはその食欲を満たせるほどの量がのっていたが――食事の神の皿は段違いだ。塔だ。なぜそんなバランスでのせられるんだ。しかもこれを運んできたのか。
曲芸でも見たような気分になっていると、食事の神が向かいの席でにっこりと笑った。美味しそうな料理を前にして心底嬉しそうである。
「よし、それじゃあ食べるか。いただきます!」
「い……いただきます」
こうして、まったく予想していなかった食事の神との昼食が始まったのだった。
--------------------
わたしは薬さえあればそれでいいと思っていた。
衣食住を整え、その上で調薬をしたり薬効を調べたり、新たな薬の材料になりそうなものを探して回る。そんな生き方が楽しく、他者と接するのは処方したり治験をする時のみ。
だから友達なんていなかったし、これからも作ることはないと思っていた。
しかしある日、旧食事の神を支持する目標を掲げた神――管理の神バージルの派閥に入ったことで転機が訪れた。ただしそれは決して良いことではない。
なぜなら、わたしは罪を犯したからだ。
調薬に適した環境の提供。
過去の薬の神が発見した薬に関する情報提供。
それにつられて、とんでもないことの片棒を担いでしまった。
未だかつて実現した者などいなかった神の力を抑える薬。これは提供された過去の薬の神の情報に案が含まれており、それをベースにわたしが完成させたものだ。
無味無臭で、どんな神でもこれを飲むと神の力を発揮できなくなる。
限られた時間しか効果がないというネックはあるが、これも改良を重ねていけばどんどん延びていくだろう。そう思うとわくわくした。
そう、わたしはこれが罪であるという自覚がありながら楽しんでいたのである。
薬を作ること自体は罰されることではない。人間たちはどうかわからないが、わたしは薬の神なのだから。
しかしそれを悪用し、フードファイトを汚したこと……そして管理の神の真なる目的を手伝ってしまったことは罪に他ならなかった。
今ならわかる。
過去にこの薬を考案した者は、わたしと違い途中で思い止まったのだと。
だから未完成だったし、実現した者などいなかったのだ、と。
(――その結果がとんでもない裁判フードファイトに繋がった。食事の神たちはわたしも、管理の神のことも赦したが……)
前代未聞のフードファイトを繰り広げ、最後には和解するという懐の深さを見せた食事の神たちを目の当たりにし、わたしはようやく自分の過ちに気がついた。
薬は悪事にも人助けにも使える。
そして、そのどちらに使おうが薬は薬だ。
しかし……だからといってわたしが薬を究めるために罪を犯していいわけがなかった。恥ずかしくてもう人前に出ることすらできない。
静かに法廷を去り、日を改めて裁いてもらおうかと考えたが、その時に旧食事の神の巫女がわたしを祭りじみたフードファイトの会場へと連れ出したのである。
彼女もまた被害者だったにも関わらず、一緒に料理を作った仲だからという理由だけで。
そうしてわたしは犯罪の幇助をしたにも関わらず、食事の神たちの意向もあって不問となった。管理の神のように天から罰も与えられていない。
悩んでいるのはそのせいだ。
誰にも罰されていないことが気まずくて仕方ない。
(ど、どんな顔をして会えばいいんだ……!?)
旧食事の神の巫女、コムギはわたしと友達になった。向こうからの申し出だ。
彼女と食事の神の結婚式には祝い事として出席したが、それも恐る恐るである。
だがとても楽しく、受け入れてもらえたことも嬉しかったのを覚えている。だからだろうか、なにか行事がなくても下界へ降りて会いに――遊びに行きたくなったのは。
司っているものによるが、天界の神は基本的に下界への興味が薄い。
それは我々が下界の概念に影響されるのではなく、我々が影響を及ぼす側だという自覚があるからだ。
それ故に下界を侮っている。必要なものはすべて天界にある気さえしてくる。――かつてわたしもそうだった。
だが、食事の神との縁で下界にたびたび降りては様々なものを満喫している神がここのところ散見されていた。
わたしも行きたい。
しかしどの面下げて行けばいいのか!
(首謀者である管理の神は遠慮なく赴いているようだが、あ、あいつは食事の神と打ち解けているようだった。つまり手本にはならない)
友達などいらないと思っていたのに、いざ出来てみるとこの有様である。
こうして悩んでいる間に結婚式から数年が経っていた。これはまずい。人間はすぐに老いて死んでしまうのだ。
コムギに会いに行きたいなら早くしなくては。
(……)
鏡をちらりと見る。
生姜色の髪と目。コムギと異なり貧相だが背丈だけはある体。耳に付けた錠剤型の耳飾りも含め、生まれ落ちた時から一切変わっていない。
しかしコムギは違う。結婚式の時でさえ初めて会った時よりも少し成長していた。
それを怖いと思うなら、それこそ急がねば。
わたしは頭の中で自分の背を叩き、家の外へと一歩踏み出す。
さあ――気が変わらないうちに、と、友達に会いに行こう。
***
「わあ! ショウリク様、いらっしゃいませ!」
「ショウリクが来るなんて珍しいな、どうしたんだ?」
テーブリア村にある食事処デリシア。
その扉を開くとコムギと食事の神が揃って声をかけてきた。
向かいのテーブルでは旧食事の神がツナマヨのホットサンドをこれでもかと両頬に詰め込んでいる。恐らく詰まっているのは一個分ではない。
それにしても……コムギはともかく食事の神とは親しくしていなかったというのに、結婚式以降も顔と名前を憶えていたらしい。
――ということはわたしの黒歴史も覚えているということだ。
ついついそんなことを考えてしまい、回れ右して天界へと帰りたくなる。
しかし蚊の鳴くような声で「少し様子を見にきただけだ」と伝えると、張り切った様子のコムギにイスへと座らされてしまった。
しかもよりにもよって食事の神の向かい側だ。せめて五席は離してほしかった。
「丁度これからお昼ご飯を作るところだったんです、賄いになりますがショウリク様も食べていきませんか?」
「わ、わたしも?」
すでに旧食事の神が食べているホットサンドだろうか、と視線をやると、言いたいことを察したコムギが「あれは間食ですよ」と笑いながら言う。
そしてあれよあれよという間にわたしも昼食を頂くことになった。
あんな楽しげな目で見られて断りきれるはずがないだろう。
しかし待ち時間が気まずすぎる。
なにか話題に出すべきか、それとも大人しく黙っておくべきか。そう迷っている間に食事の神のほうから口を開いた。
「元気にしてたか? 俺たちって天界にあんまり行かないだろ、フライデルたちはしょっちゅう遊びにきてくれるけど天界から出ない神の近況が全然わかってなくてさ」
「ま、まあ、変わらずといったところだ」
折角話しかけてくれたというのに素っ気ない返答になってしまった。
違う、こんな返答ではなくもっと気の利いたことを言いたいというのに……!
必死になって考えていると食事の神が声を潜めて「ちょっと相談があるんだが」と言った。旧食事の神には聞こえているだろうが、そちらは問題ないらしい。
「本人は隠してるみたいだけど、最近コムギの体調が良くないみたいで」
「……!?」
「でもああやって料理は自分で作るって譲らないんだ。それは嬉しいんだけど心配でさ、なにかよく効く薬ってないか?」
それは由々しき事態だ。
季節は夏。下界の――フルーディア王国の夏は暑い。
南国の本格的な暑さと比べればそうでもないかもしれないが、四季がある国なら慣れない暑さで体調を崩すこともままあるだろう。
「先ほど見た感じでは熱にやられたようではない様子だったが……他にも様々な原因が思い浮かぶ。後で本人から話を聞いてもいいだろうか」
「ああ、頼む」
「調薬のために必要な知識でどれほど診れるかわからないが、全力を尽くそう。だが急を要すると判断したら医学の神のもとへ連れていくぞ?」
医学の神アイスレームは引き籠り体質な神で、天界どころか家からも出てこない。
ただし来る者は拒まないので本人を直接連れて行けば診てもらうことが可能だ。わたしとも面識があるので橋渡しもできる。
そう伝えると食事の神は感謝した様子で両手を合わせた。
「ありがとう、恩に着るよ!」
「お、恩など……」
恩を感じてもらえるような立場ではないのに。
思わずそんなことを言いそうになって口を引き結ぶ。困らせるだけだ。
するとそこへコムギが「できましたよ!」と明るい声と共に戻ってきた。
声だけ聞くと体調不良などとはとてもじゃないが思えない。コムギはわたしと食事の神の前へと皿を置く。
それはほうれん草とベーコンを使ったトマトパスタだった。
彩りの鮮やかさだけでなく香りも食欲を刺激する。わたしの皿にはその食欲を満たせるほどの量がのっていたが――食事の神の皿は段違いだ。塔だ。なぜそんなバランスでのせられるんだ。しかもこれを運んできたのか。
曲芸でも見たような気分になっていると、食事の神が向かいの席でにっこりと笑った。美味しそうな料理を前にして心底嬉しそうである。
「よし、それじゃあ食べるか。いただきます!」
「い……いただきます」
こうして、まったく予想していなかった食事の神との昼食が始まったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります
はぶさん
ファンタジー
ブラック企業で心をすり減らし過労死した俺が、異世界で手にしたのは『ポイント』を貯めてあらゆるものと交換できるスキルだった。
「今度こそ、誰にも搾取されないスローライフを送る!」
そう誓い、辺境の村で農業を始めたはずが、飢饉に苦しむ人々を見過ごせない。前世の知識とポイントで交換した現代の調味料で「奇跡のプリン」を生み出し、村を救った功績は、やがて王都の知るところとなる。
これは、ポイント稼ぎに執着する元社畜が、温かい食卓を夢見るうちに、うっかり世界の謎と巨大な悪意に立ち向かってしまう物語。最強農民の異世界改革、ここに開幕!
毎日二話更新できるよう頑張ります!
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる